秋心SUMMER 公演情報 宰団紡人企画「秋心SUMMER」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    とても面白かったです。
    高校生が考えたとか凄いですね。
    楽しめましたし気楽に観られてお勧めです。

    ネタバレBOX

    高校生が書いてブロック大会とか十分凄いです。その上で…

    審査員に不謹慎だと言われたと。
    けど不謹慎ってのは守るべき建て前の裏に本音があるってことで、そこを表現するのが演劇だし、全然構わないですよね。実際お葬式出ると形だけの焼香とか弔辞とか、ああ死ぬとこんなもんかって思うことはあるし、演劇にして気付かされることもある。でも形だけじゃない家族や友達がいて心が打たれたり。

    で、高校生らしくない問題。これはホントかな。理由になるのか。高校生離れってほめ言葉とするべきですよね。

    ただ、大会は他校との兼ね合いもあるしこれより良い作品があったかもしれないし分からないですが、面白かったのだけど見終えた後何か考えさせるとか何か考えを変えさせるとか、そういったものが強くないと少ない日程では多すぎる作品の中で評価してもらうのは難しいのかなと思うことがあります。
    つまり、ああ面白かった。じゃあ次の面白い別の作品観よう、ではなくて、見終えてその作品を思い出させ、後から考えさせるような何かが強い方が残るみたいな。

    自分が死んで、その死んでいる自分をまだ生きている他人が見ていてって状況は、これ自体はそれ程斬新ではないかもしれません。その状況が沢山色々な小ネタには活かされているのだけど、それを通じての大きな本質的気付きとか、新しい仕掛けがあって欲しかったかと思いました。
    例えば死んでから知ったことによって生前の不完全な自分が死後に成長するとか、生前ずっと引っかかっていた生きる上での本質とか、周囲の思いとか、生きることの素晴らしさとか。
    特に後半何かあるのかなと思ってたんだけど、で、いくつか個人個人ではあったんだけど、ちょっと一人一人バラバラとしてそれが伏線になって何かにまとまるということではなく、大きな転機がハッキリあったわけでもないのに途中までは突っ込んで笑いを誘ってたのに何故か終盤だからしんみりして、普通に運ばれてお終いだった印象。
    コメディらしくそれぞれ個性は強いのだけど、一つ何かに向けてのそれぞれの役割としてはハッキリしなかったかも。

    なんとなく、というのは自分が死んだという特殊な状況の扱いも、気付き、否定、受容等の段階があると思うのだけど、これもなんとなく流れてしまった。

    周囲からはバカな死に方をしてと言われて守った黒猫のぬいぐるみは何かの象徴?
    だとして、大切なものなら葬儀の最初バカにされて怒ってもいいし、ヤケで死んでやるとか言ったりして。でも家族の様子を見ているうちに最後はバカな死に方したことを謝ったり、後悔して猫に生き返らせろと迫ったり、とかどうでしょう。

    まだまだ色々出来ることがあるし、2時間でもおかしくないネタでもありチケット代でもあるので、更に作り込んで頂きまた是非観たいです。

    とにかく面白かったです。

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    2017/08/19 23:05

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