ぞめきの消えた夏2016 公演情報 アトリエッジ「ぞめきの消えた夏2016」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    鑑賞日2016/05/20 (金)

    このアトリエッジという劇団、「流れる雲よ」やこの「ぞめきの消えた夏」などを毎年のように上演している団体である。はっきり言って私は「流れる雲よ」を観て、この団体が好きではなくなった。その理念や訴えようとしていることは立派だし、共感できる。

    が、「流れる雲よ」は特攻兵を扱っていながら特攻隊員や整備塀を演じる役者の髪が長いし、あろうことか座長で主演の市川博樹は肩下にまで及ぶほどの長髪なのだ。しかも市川は母親が米国人で父親が中将という役であり、そういう背景があれば己の言動が軍規に触れぬよう人一倍注意を払うはずなのに、市川は外見からしてそうしていない。
    そんな心構えで終演後の挨拶でどんな立派なことを言っても白けるだけだ。己のそうした姿勢がどれほど特攻で散った人々、戦争で辛苦を舐めた人々を軽視していることになるか、どうして気づかないのか。舞台で坊主頭にして普段の活動に差し支えるのなら、髪が伸びるまで鬘でも被っていればいい。髪ひとつ刈る覚悟、刈らせる覚悟もないくせに、口先だけで立派なことを言いながらこうした舞台を続けること自体に腹が立つのだ。
    例えば日本の戦記映画で長髪の若者がいるかどうか考えればすぐにわかる。長髪で戦記ものを上演している事実こそ、舞台というものや当時の人々を軽く考えている証左だ。口先だけで「日本の正しい歴史を知り、自国に誇りを持って生きてほしい」などと言ってほしくない。そういう正しい理念がかえって軽く思われてしまう。本当はこいつらサヨクで、日本のアイデンティティを地に落とすためにこういうことをやってるのでは、なんて疑ってしまう。

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    2017/01/05 12:17

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