愛せ、讃えよ、我は幻覚の王 公演情報 レティクル座「愛せ、讃えよ、我は幻覚の王」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★

    鑑賞日2016/03/21 (月)

    マチネにメメントCの「安全区/Nanjing」という濃密な空気感をもった舞台を観ての後だけに、ユルさを否応なく感じさせる。 

    出演者数がまず多い。劇中で父王役の高麗哲也が「誰が誰だかわからないから出てきたら最初に自己紹介することにしよう」とギャグにしているが、なぜこんなに多くの人間が必要なのか。こんな程度の内容しかない芝居の上演時間がどうして2時間10分も必要なのか。
    はっきり言ってしまえば、d-倉庫で公演するためには観客動員を役者のオトモダチに頼らざるをえず、それで出る役者の数を増やし、各人にそれなりに見せ場を作ってやらねばならぬから、無駄なシーンが多くなって上演時間が長くなり、テンポも悪く、締まりのない作品になったのではないか。 

    無論のこと公演は経済活動であるから、そういう理由も認めないでもないが、それで作品の質やレベルが低下するのではどうしようもない。そういうことをやっているから小劇場演劇全体がレベルの低いものと看做されてしまうのだ。
    役者のオトモダチ頼りの公演しかできないのだったら、もっと小さな劇場でこじんまりとやるか、いっそのこと公演など考えぬほうがいい。 

    ストーリー的にも薄っぺらで、今のままだったらオトモダチに見せて自己満足しているだけで、小劇場演劇のレベル向上にとっては害であるばかりだ。 

    大体、この題名からしてネタバレだ。

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    2016/12/21 06:04

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