棒になった男 公演情報 笛井事務所「棒になった男」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    芝居の「完成形」を拒否しているような戯曲。
    安部公房の短編戯曲「鞄」「時の崖」「棒になった男」の3作品を上演。

    奇を衒うことのない、正面から取り組んで創り上げられた舞台。見応えあって、楽しめました。

    以下、ネタばれ。

    ネタバレBOX

    「鞄」は、中井理恵(劇団桟敷童子)、奥村飛鳥のお二人も素晴らしい演技だったが、それ以上に「鞄」役の埜本幸良(範宙遊泳)の演技が秀逸。


    「時の崖」は、ボクサーの独白、といった感じの作品。ある種、想定内の話でしたが、鈴木太一が好演。肉体が、ちゃんとボクサーらしく締まっていたのが印象的だった。


    三作品の中では、「棒になった男」が一番難しい戯曲で、取り組みも大変だったと思われる。今回の芝居も、果たしてこれでいいのか、というと失礼だが、よく分からない感じが残った。

    これは、作り手の皆さんの責任、というよりも、安部公房の戯曲そのものが「完成形」を拒否しているのではないか、そんな印象をもった。

    これは、上演されたら、そのたびに観に行きたい。そう思わせる作品だと感じました。

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    2013/09/29 09:49

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  • この度はご観劇頂き、ありがとうございました。細かな評価も、新団体である私たちには有難い限りです。
    3月の第一回公演から安倍公房作品に取り組んできて、今回は特に難しい作品に挑戦したので
    一歩前進できたのか、或いは前回がビギナーズラックだったのかという緊張がありましたが
    温かい目で見守ってくださるお客様が沢山いらしたことに心より感謝しています。
    是非、次回公演にも足を運んで頂ければ幸いです。

    2013/10/07 17:34

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