上海奇兵隊 公演情報 大輪塾「上海奇兵隊」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    苦いストーリーで重厚感ある舞台に
    大輪塾の塾生企画 第一回公演とあれば、ほとんど舞台経験はない人たちであろうと思われるが、堂々たる演技ぶりの、重厚な舞台だった。

    以下、ネタばれ。


    ネタバレBOX


    この芝居は、歴史上の事実や人物から想を得たフィクションだが、私が何よりもいいと感じたのは、単なる英雄譚にしなかった点だ。

    主人公の高杉は、ある意味残酷な策謀を練り、実行し、十全な結果を出すこともなく(ここは出した、ともいえるが微妙)、自らも傷つき、「もう二度と中国の土はふまないでくれ」と言われて日本へ帰っていくのである。



    こういう苦いストーリーのため、ドラマとして深みが増している。さすが、宇野正久の脚本である。


    演技、演出は、素晴らしいと思った。

    ただ、最初の踊りの部分、あれはちょっと長すぎたと思うが、いかが。永遠に続くのかとおもってしまった(笑)。

    演劇塾の塾生公演というと、たわいのない芝居が多いが、この大輪塾は、今後もぜひ「毒のある」芝居を見せてほしい。


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    2012/11/26 08:13

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