12月26日 公演情報 劇団フルタ丸「12月26日」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    胸に沁みた素敵なストーリー
     「僕は12月24日でも12月25日でもなく12月26日のファンです」とのフルタジュン氏の一言が、作品を通して私の胸に沁み入ってきた。

     私はクリスマスが持つ雰囲気が大好きだが、この12月26日の感覚もまた分かる。クリスマスと、その翌日の明らかな「違い」が、クリスマスをして人々をいろんな思いや行動に走らせるんだろうな、なんて少々おセンチに考えてしまった(笑)。

     脚本や演出の一部分には「あれ?」と思うこともあったけど、全体としては、素敵な、もう一つのクリスマス・ストーリーだったと思えた。

    ネタバレBOX

     クリスマスに向けて高揚感が高まるのは、どうしてなんだろう。街が煌びやかな電飾に魅せられたり、ケーキや大切な人とともに味わったり……。私自身、今より若い頃は、妻とNYまで行き、市民がスケートに興じる姿を眺めながら、あのロックフェラーセンターの巨大クリスマスツリーを楽しんだり、いくつかの国のクリスマスを現地で味わったりもしてきた大のクリスマス好きなのだが、そんなクリスマスの翌日にスポットを当てた点が、まず素晴らしいと思う。

     筍のアイドルモデルではない主婦モデル、自らには「実」を持たず他人の土俵で勝負する広告業界、食べる側ではなく作る側としてのケーキ工場の作業員、食べて行くために幾つものバイトをこなすフリーカメラマン……そんな人々の設定が、舞い散った後の桜のような、いかにもクリスマスの翌日の「哀しさ」「切なさ」を群像として表現していたのが胸に響いた。

     だた、細かな点では、たしかに「拉致」はどうかな? というより、拉致したい心境は分かるのだが、その後の行動や展開が「雑」に処理されすぎて、この部分は完全に浮き上がってしまっていた点は残念だった。

     そんな点を除けば、そても素敵なストーリーだと好感が持てる作品だった。


     

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    2011/12/23 12:00

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  • そうそうさん

    コメントどうもです。
    はい、とても素敵なストーリーでしたよ。
    フルタ丸、今後も大いに期待しています。

    2011/12/24 11:01

    tetorapackさま フルタ丸公演をご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
    「素敵」をはじめとしたお褒めのお言葉、とても嬉しく思います。
    今後とも劇団フルタ丸をよろしくお願いいたします!!

    2011/12/24 02:22

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