たらいの観てきた!クチコミ一覧

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ダムウェイター

ダムウェイター

Prayers Studio

Prayers Studio(東京都)

2018/11/02 (金) ~ 2018/11/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

ぷち俳優体験ワークショップもあることだし、一応台本は読んでいくか。と思って一読して、あー、なんだろうなあ、これが不条理ってやつですか、ちょっとわからんという気持ちを抱いて、舞台のほう拝見していましたところ、拝見している途中で気づくことがたくさんあり、公演後のワークショップで理解が深まったような気もするし、すごく充実した気持ちに。これはよかったです。これはもう芝居とワークショップがワンセットですね。ピンターさんの他の台本も読んでみたい。不条理、とか言われてるけど、全然不条理じゃないってことですよね? 設定が、隠されているだけというか。次のやつも、ぜひ観たいかも。

黴-かび-

黴-かび-

BuzzFestTheater

ザ・ポケット(東京都)

2018/10/31 (水) ~ 2018/11/11 (日)公演終了

満足度★★★★

結婚なんてさ、そんなに深く考えず、イヤになったら離婚すればいいんだよ。下手にずるずるいっしょにいるから、家庭内で喧嘩したり殺人が起こったりするんだよ。がまんして一緒にいることないんだよ。と、離婚経験者のわたくしは思う。
重苦しい雰囲気に、のけぞる。途中たすけてー、逃げ出したかった。重苦しいテーマだけど、もっと軽くやる手もあったのでは。雰囲気が重いので、お笑い担当のあの人が面白くても、なんとなくおおっぴらに笑ってはいけないような雰囲気が客席にあって、それがなんとも。

ネタバレBOX

ちがう、ちがう、あれは他人の眼を意識した着替え方。ひとりで部屋のなかで着替えるときは、もっとちがうでしょ! 、、、すいません。
最初、怖かった弟が、途中からなんだほんとはいいヤツなんじゃんって。最後まで、怖い存在であってほしかった。しゅっしゅっが説明的で、余計なんじゃないかなあ。
長男がショックを受けたとき、じゃじゃじゃーんみたいなそれっぽい音楽が流れて、いやいやいやそういうのを音楽で表現しちゃうのは安っぽくない? と思ったり。
最後に、向こうのお母さんが謝りに来るところも、おいしいコメディになるのになあと思ったけど、そういう方向には行かず。そりゃそうだろうけど。そういうのもアリだったかもとも、、
少年が死んでるけど、この芝居のなかでは記号でしかなくて、そこに感情移入はできなくて、なんでこの人たちはこんなに重いのって。死んだ少年ももっと出すべきでは。ただそうすると話が変わってしまいそうだけど。
いろいろ文句いってごめんなさい。でも、よく出来てて、飽きずに観ることができて面白かったです。

お笑い担当の人が、長男役だったら、全然違う芝居になったのかなあ。想像すると面白い。
山の声

山の声

オフィスコットーネ

Space早稲田(東京都)

2018/10/26 (金) ~ 2018/10/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

後半の迫力は、すさまじいものがありました。欲をいえば、前半がちょっと変化に乏しく、退屈を感じないでもなかったかなあと。でも、そんな細かいこと抜きに、お二人の演技は素晴らしかったです。今年観たなかではいちばんでした。ぼくはそんなに芝居観てないので、あれですが。

ネタバレBOX

ラッセル泥棒以降は文句ないし、加藤さんがひとりで奮闘しているラストシーンは感涙でした。
前半は、最初はもっと楽しい雰囲気にでもしたらどうなのかなあと思ったり。ずっと思いで語りで、あんまり変化がなかったような気がしたので。
紙吹雪、惜しげなく使われていて、それも素晴らしかった。
最後は、加藤さんも死んでしまったのかとも思ったけど、そんなことないんですよね? シーンの時間的な前後関係で、混乱しました。
中年の歩み『Comings and Goings(カミングス アンド ゴーイングス)』

中年の歩み『Comings and Goings(カミングス アンド ゴーイングス)』

第0楽章

SPACE EDGE(東京都)

2018/10/20 (土) ~ 2018/10/21 (日)公演終了

満足度★★★

中年ていくつからいくつまでを指すのかわからないけど、中年というのはもっとバイタリティーがある世代だと思ってた。ちょっぴりくたびれたところもあるかもしれないけれど、もちっと元気なんじゃないのかなあと。老年側にちょっと転びすぎてた?老年だって最近はもっと元気だけどね。

ネタバレBOX

アンドロイドがずっと気がかりな感じで隠れていたけど、出てきたらあんまり活躍せずに終わったので、もうちょっと観たかったかもと思ったり思わなかったり。意味がよくわかんない部分なんかもあって。何をやりたかったのかあと思わなくもなく。
白雪姫という女

白雪姫という女

ライオン・パーマ

駅前劇場(東京都)

2018/08/23 (木) ~ 2018/08/26 (日)公演終了

満足度★★★

いつものライオンパーマでしたが、なんとなーく物足りないと思わないでもなく。物語のほうもなんとなーく腑に落ちなかった。

ネタバレBOX

チラシの絵だと、白雪姫がピストルもって暗躍する、みたいなのをイメージしてたんだけど、そんな感じじゃなかったのが肩透かしを食らったような。鏡さんがもっと活躍するのかと思ったら、そうでもなかったのが残念。
笑いを取ろうとしなくたって、演技で魅せられる人たちだと思う。だからそういう方向へももう少し行って欲しい。でもそういうわけにも行かないのかなー。
ラーメン

ラーメン

宇宙論☆講座

スタジオ空洞(東京都)

2018/04/27 (金) ~ 2018/04/30 (月)公演終了

ラーメン屋でラーメンをすする短い時間のあいだに起きる冒険活劇でした。濃密な演技空間を望んでいる方には向かないかもしれません。写真を撮るインスタ映えチャンスが何度かありましたが、暗いし、煙でもくもくしてるので、なかなかいい写真は撮れませんでした。前回とおなじく眠くなったときに食べようと思って、コンビニで柿の種買ってきましたが、途中それほど食べたいとは思いませんでした。せっかく買ってきたんだからと、小袋一個だけ食べました。これは退屈せずに最後まで観られたということなんでしょうか。どうなんでしょう。自分でもなぜかよくわかりません。何やってるのかわからなくて、ぽかんとして観てる時間もけっこうあったと思うので。それは心奪われてたということなんでしょうか。どうなんでしょう。やっぱりよくわかりません。
飲酒回も見てみたいと思うけど、もう予約は満席ですか。
よくわからなかったけど、次回公演もあればまた観たいです。

青春超特急

青春超特急

20歳の国

サンモールスタジオ(東京都)

2018/04/19 (木) ~ 2018/04/29 (日)公演終了

満足度★★★★

ま、まぶしい。まぶしくて、こそばゆくて、見てられなくて、目をそむけちゃうけど、でもやっぱり気になって横目で見ちゃう、みたいな。舞台ちかくの席でみちゃったけど、遠くの高い席のほうが全体を見渡せてよかったかも。

ネタバレBOX

テーマは希望と挫折、それからその後の復活ですかね。ま、いろいろありますよ。彼女が転校してったぐらいで、いつまでもめそめそしてんじゃねーよ!と、喝を入れたくなる。
卒業後公演があるのかと思ったらなくて、あれーと思った。
桎梏ブランコ

桎梏ブランコ

露と枕

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2018/04/19 (木) ~ 2018/04/23 (月)公演終了

満足度★★★

最初からみなさんトゲトゲした感じ。心の休まるシーンがもっと欲しかったかも。
普段、わたくし芝居を見るとき、ストーリーとかそういうのにあんまり興味がなく、役者の演技やリアクションを楽しむほうで。そういう意味であんまり楽しめなかったかも。なんか面白いことやれっていう意味ではないですが。
でもその代わり、ミステリーのほうに引っ張られて、最後まで興味深く拝見できたことはできたかも。

ネタバレBOX

図書室のまんなかにブランコが。おお、なんか斬新。と思ったけど、あれは芝居のお約束で、ブランコがあるのは公園で、図書室にはブランコは見えない設定なんですね。これはお約束なんだーと思いながらも。それにしては違和感が。ブランコの存在感がありすぎて。そこまでして真ん中にもっていったブランコ。でもその必然性も、ぼくには特に感じられなくて。
ブランコは鎖が細くて、乗ったらすぐに切れちゃいそうで、観ながらおいおいそれにぶらさがるの?あぶねーよと心配に。
仲のよかっためがねの彼が彼女をブランコの鎖にまきつけて刺すところが、演劇的なクライマックス。でも、なんというか、盛り上げるために無理やりねじこみましたー、みたいな感じで。違和感も。
あと、シーンの場所的には公園と図書室とあと別の教室みたいなのがあったんですよね?その区別があんまりつかなくて。とまどった。
熱海殺人事件2018 〜ビューティフルドリーマー〜

熱海殺人事件2018 〜ビューティフルドリーマー〜

明治大学演劇研究部

アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)

2018/04/12 (木) ~ 2018/04/15 (日)公演終了

満足度★★★

終盤はよかった。でも中盤が。台詞の機微みたいなのが感じられなかったです。すべての台詞をきめ台詞みたいなふうにポーズをきめていっても面白くはないかも。

異邦人

異邦人

東京演劇集団風

レパートリーシアターKAZE(東京都)

2018/03/01 (木) ~ 2018/03/05 (月)公演終了

風ふうの演出、面白かったです。主人公も雰囲気ありました。
ただ異邦人のテーマに関しては、やっぱりなんだかぴんと来なくて。その部分の掘り下げが、小説以上のところはなかったかもと。もう一度読んでみなくちゃなりませんね!そうしたら見方もまた変わるかも。

転職生

転職生

ウンゲツィーファ

王子スタジオ1(東京都)

2018/02/28 (水) ~ 2018/03/04 (日)公演終了

満足度★★★★

途中から居心地が悪くなったのは、ぼくが比較的歳を取ってるほうだったからかも。若イナアって思ったり。スタジオに時計が掛かっていて、上演中つい見てしまって。上演中に時計が目に入っちゃうとちょっとよくないです。ここまでで一時間かあとか考えてしまうので。できれば時計はずしてほしかった。あるいは隠すとか。
演技は自然で、素直に拝見できました。「私はうんこだから!」とかいってた人が、ぼくには特に面白かったかも。

ネタバレBOX

最初の場面にはどんな意味が?動物園かなんかのアルバイトの面接に行ったけど、やっぱりやめて帰った?あとのお話とどう関係してたのか?
銀河鉄道の夜なのかなあと思ってたら、風の又三郎でしたか。あるいは台風クラブ?新しい風さんが最後に高い場所に立って、パソコンの台本を読んでる?とき、その後ろの、天井と壁の隅の部分に、鉄パイプが面白い感じにむき出しになっていましたのが、照明に照らされて綺麗で、面白い感じでございました。不思議と宇宙を感じないこともなく。
楽屋ー流れ去るものはやがてなつかしきー

楽屋ー流れ去るものはやがてなつかしきー

Selah Japan

Geki地下Liberty(東京都)

2018/02/15 (木) ~ 2018/02/19 (月)公演終了

満足度★★★★★

いやあ、よかったです。最後は涙しました。かんどー。電熱灯っていうんですかね、上からたくさんぶらさがってたやつ、あれも雰囲気よかったなーと。
ちょうど下北沢では路上演劇祭ってのをやってましたけど、こちらを見た後では、あちらは見る気にならないですよね、演劇空間の密度っていうんですか、なんていうのかわからないけど、そういうのが違いすぎて。ま、比べるのがアレですが。

夜、ナク、鳥

夜、ナク、鳥

オフィスコットーネ

吉祥寺シアター(東京都)

2018/02/17 (土) ~ 2018/02/24 (土)公演終了

満足度★★★★★

え?もう終わり?もっと殺ってー、みたいな。心の闇を垣間見ました。変なところで笑う観客が近くにいて、集中をそがれたのが残念でした。でも大竹野正典さんの世界、堪能できたかと。もっと他のも堪能したいなー。事件を語るための構成に苦心されたのかも。工夫を感じました。

『タバコの害について』ほか1篇

『タバコの害について』ほか1篇

劇団夢現舎

新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)

2018/02/13 (火) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

どう考えればいいんだろう。小道具がたくさん出てきて。それが講演っぽくない感じもあるんだけど、小道具がたくさん出てくると、それはそれで変化も出て、面白いのかも。

ネタバレBOX

ただ最初から屏風とかマネキンはやりすぎでは。最初から変化球すぎるような気がして。
チェーホフってシイタケが嫌いだったのですか?女は復讐したかったってことですかね?
かんかんじいちゃん、

かんかんじいちゃん、

green flowers

シアター711(東京都)

2018/02/07 (水) ~ 2018/02/12 (月)公演終了

ごめんなさい、面白さが僕にはわかりませんでした。

ネタバレBOX

火の用心はなにかの前振りかと思ったらそういうわけでもなく。なんだったんだろう。のんきに火の用心の練習をしているっていうことは、実は銭湯の経営が危ないけど表面的にはのんきを装ってたってことを表現してたのかなあ。そうなのかなあ。あ、銭湯の火の車について、火の用心っていってたってこと?うーん。
バイトの子は親の仕事は言いたくないって自ら言い出して、結局白状する羽目に。唐突だなあと。そして言いたくないって言えばいうほど、しつこく聞きたがる周囲の人たち。ああ、こういう人たちっているよなあとも。嫌いだよ、こういう人たち。嫌がることを無理やりさせようとする人たち。そうしないと話が展開しないからアレですけどね。でも別のやり方もあったかも。
家族会議(?)はイライラしながら聞いてました。冗長で。すべての台詞が表の意味だけでしか語られず。だから薄っぺらな感じがしました。というか、あそこで家族会議が始まっちゃうのも、たしなみがない感じ。
ダブルバインドで盛り上がってるところに父親が急に現れてあわてる、みたいなシチュエーションも、僕には不愉快なだけでした。面白いシチュエーションにもなると思うけど、そうはならなかったのは、たしなみみたいなものが欠けていたからかも。
タイトルの『かんかんじいちゃん、』この『、』の意味はなんだろうなあと見る前に思ってて、見終わったときにはその答えがきっとわかるはずと思ってたけどわかりませんでした。残念。やっぱりチラシの絵と同じで、水滴っていうだけの意味なのかな。
と考えていくと、全体に意味ありげに見えて実はそんなに深い意味もなく、薄っぺらだということに、、、言いたい放題になっちまって、ゴメンナサイ。
MOTHER

MOTHER

庭劇団ペニノ

ドイツ文化会館ホール(OAGホール)(東京都)

2018/02/06 (火) ~ 2018/02/10 (土)公演終了

観客のほうが仮面をつける仮面劇。

ネタバレBOX

でも暗いので仮面をつけた人たちがよく見えず。仮面の効果はあったんだろうか。もっと明るくてもよかったのではと思ったりも。最後は暗いほうがいいかも知れないけど。昼になったり夜になったりしてもいいかもなーと。
ぼくも劇中に参加したことになるのかもしれないけど。参加したーっていう達成感はなく。戸惑うばかりでございました。うーん、ま、そりゃそうだろう。俳優の動きに従って逃げ惑う民。
おたまじゃくし【15日より大阪公演開幕、チケット好評発売中!】

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劇団鹿殺し

座・高円寺1(東京都)

2018/02/01 (木) ~ 2018/02/12 (月)公演終了

歌がよかった。大迫力でした。

ネタバレBOX

でもあの人はどうやって未来に帰るんだろう。また電車に跳びこむの?こわひー。
トークショーはなんのためにやるんだろう。内輪ネタの披露みたいな感じで、本編とは逆にチョーつまらなかったんですけど、、、途中で退出しましたけど。
こういうトークショーがあると、それまでの余韻がぶち壊し。終演したらとっとと劇場を出るのがいいですね。
浮気だ!ニンニン

浮気だ!ニンニン

東京にこにこちゃん

荻窪小劇場(東京都)

2018/02/03 (土) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

ゆるくてくだらなかったです。いい意味で。中盤眠たかったところもあるけど、終盤は盛り上がりました。

【再演】銭湯ぐらし

【再演】銭湯ぐらし

藏下右京×渕上夏帆 二人芝居

小杉湯横の湯パート 101号室(東京都)

2018/01/27 (土) ~ 2018/01/28 (日)公演終了

満足度★★★

ふたり芝居っていうと、ふたりが会話のやりとりなんかをして、それに反応してすったもんだが起こって、あれがああなって、これがこうなって収拾つかなくなりそうなのを、はらはらしながら見ているうちに、不思議と逆転の発想があって収拾してちゃんちゃん、みたいなイメージなんですけどね。そういうのがまったくなかったのが、逆にびっくりしました。ふたりがそれぞれ順番にひとり芝居をやってるって感じだったので。
ごはんの匂いがよかった。せっかくちっちゃい部屋でやってるんだから、そういうディテールをもっと出して欲しかった。

ネタバレBOX

観劇中に考えたこと。たこうかん?いま、たこうかんって言った?なに?たこうかんって。ひょっとして多幸感かな。いままで聞いたことない言葉。野田秀樹ばりに、蛸感ってのもあるかもな。いや、ないな。幸せな感じで使ってるんだから、多幸感なんだろうな。
家に帰ってから検索しました。多幸感って言葉やっぱりあるのか。でも検索リストには、幸せを「多幸感」と表現すると危ない人だと思われますよ、なんて書いてあったりも。ふうん、そうなの?
ま、滅多に使わないというか、いままで使ったことも、(たぶん)聞いたこともなかった言葉なので、過剰に反応してしまったかも。ゴメンナサイ。

「準備できた?」
最後、妊婦が登場して、旦那らしき人と短い会話をして庭に出て行く。旦那らしき人もすぐに出て行く。なんの準備だよー。あ、出産の準備か。病院に行ったのね?
演劇的クライマックスは男が冷蔵庫に入っていっちゃうとこ。女性のほうがコンセント(というか電源ケーブル?)を探して、つないで冷蔵庫のドアを開ける。冷蔵庫に電源いれると最初にすごい音がでるんですね。びっくりしました。コンセント、コンセントって探していたのは、へそのおの象徴ということですか。男がモニターと交わしていた会話は、お母さんとの会話なんですかね。
通路には誰もいなくて、プラットホームがどうのこうのっていってたような気がするけど。線路や電車のビデオ、あれはなんだったんだろう?(五分後)あ、わかった。あれは精子が膣のなかを移動するのを表現してるんですかね。牛のビデオは、乳で。
ふう。謎が徐々に解けてきた。でもまだわからないことはたくさん。男がさいごに最初の台詞を繰り返すのはなんだったんだろう。最初の台詞が出てきて、あ、もう終わりかとは思ったけど。それだけの意味なんだろうか。グラノラ食べてたのはなんだったんだろう。らっきょのほうがよくない?とか。男が不自然なポーズでいたのは、子宮のなかで暴れているということ?未来と過去が出てきたけど、あれは?

観劇中はわけがわからなくて、ちょっと辛かったけど、パズルみたいになってて後からあれはなんの象徴だったのかとか考えるのも面白いですね。でも観劇中に、もうすこしヒントが欲しかったです。見てるあいだは、なにをやってるのかさっぱりだったので。

なんか書きすぎちゃいましたね、ゴメンナサイ。



スピークイージー

スピークイージー

やみ・あがりシアター

荻窪小劇場(東京都)

2017/12/23 (土) ~ 2017/12/28 (木)公演終了

満足度★★★★

こどものとき姉が買ってきたマーガレットやりぼんを読んでたのを思い出したのはなぜか。そういえば男性陣がみんな少女マンガに出てきそうなキャラだったかも。女性陣もそうか。ちょっと大人向けの少女マンガの世界ということかな。悪い意味じゃないです。個性かと。なぜか食い足りないのが残念な気がしないでもなく。

ネタバレBOX

舞台の下、酒瓶が光ってたのが綺麗だなーと。

途中から今日は帰ったら何飲もうかしら、でも飲まないつもりだったんだよなー今日は、だから飲まずに過ごしたいけど、きっと飲んでしまうんだろうなー、意志弱いなー、とか思いながら観てました。
ずっとエアビールでやってきて、最後に本物のビールを持ってきて、ごくごく飲む。演劇だからこそのやり方ですね。(役者が)ほんもののビールを最後に飲めて、少しすっきりしました。

音楽がシーンの雰囲気にばっちりあっていて、音もいいのですが。なんというか合いすぎてて、曲で全部が語られているようなのが、どうなんだろーと思わないでもなく。

観劇後は、食い足りない気持ちが残りました。最後、禁酒法が超法規的措置でなくなるのなら、その前になくすことが出来る出来ないの熱い議論があって、結局なくなるわけないじゃん、みたいな雰囲気だったら、最後はどんでん返しみたいな感じでよりすっきりしたかもなあと。

デモということは、最後は中島みゆきの世情かなとーと思ったけど、違いました。へへ。

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