miss_youの観てきた!クチコミ一覧

61-80件 / 2395件中
山椒魚戦争

山椒魚戦争

演劇企画「ある」

本所松坂亭(東京都)

2018/08/22 (水) ~ 2018/08/26 (日)公演終了

鑑賞日2018/08/25 (土) 19:00

19:00の回(晴、暑)

メールには「開演の60分前」とあったので行ってみると「19:30開演です」と。メールにも「19:00」とあるし「??」と思いながら時間をつぶす…前に念のため確認すると...この日だけ「19:00」開演でした。

「シアターX」から1分ほどのところ。箱馬(上に白い冊子が置かれている)だけの全面黒の舞台、クッションつきの椅子、各席にブランケット。

18:56前説(堀益さん、110分)、19:00開演~20:43終演。

チャペックは読まなければならない作家でありながら四半世紀以上積読。

「RUR」は、戯れの会(2018/2@学習院大)、砂地(2012/12@上野)、リレーションシップ(「ロボット」2012/8@APOC)と機会がありましたが、本作は初めて。終わってからネットを拾い読み。何箇所か違う演出も?

観たことがある役者さんをこりっちで調べると
堀内克哉さんは劇団光希の作品(2011/8~)で。
清水美帆子さん「青森県のせむし男(2017/11@ザムザ)」。
平石愛さん「ちょぼくれ花咲男(2015/6@高円寺1)」。
本田めぐみさん「ユメミルヘヤ 他3篇(2012/5@RAFT)」でしょうか。

全身白の衣装で始まり、劇中の役によって着替え。なにやら節目ごとにかかるクラシック曲など。
「運命」「新世界」「インターナショナル」「ファランドール」「カルミナ・ブラーナ」あってる??
新聞はチェコ語版?

近いうちに原作をとずっと思いつつ、こうやって生身の役者さんが演じて、みせてくれるのはありがたい。視野も視点も発想の基点も違いながら物語を俯瞰することができる。観やすい会場でもありました。

上にまいります。

上にまいります。

チーム夜営

The 8th Gallery (CLASKA 8F)(東京都)

2018/08/16 (木) ~ 2018/08/19 (日)公演終了

鑑賞日2018/08/19 (日) 13:00

価格3,000円

13:00の回(薄曇り、ちょうど良い気候)
ロビーで待機、スタッフの方がエレベータ前で案内。

12:30、8Fへ、受付、チケットは「搭乗券」、パンフレットには記念のスタンプを(雰囲気抜群)。

こちらは初めて、白昼夢他で観ている鶴田理紗さんが出ているのと、この会場で観た他団体の作品がどれも印象的だったので観に来ました。

シアターグリーン学生芸術祭で観たのが「武蔵野美術大」の劇団だったのは後で気がつきました。

奥にL字の客席(2列と3列)、スタッフの方が真ん中が観やすいですよ、と案内してくれるのでL字の角からひとつずれた席へ。ここは3回目、柱が何本もあるので見通せる位置に。

小さなスタンドテーブルが(離れて)2つ。

12:57鶴田さん客席へ。ロビー内のアナウンスが微かに聴こえる。
13:01 白い柱に「SOMAT」の文字。
13:04開演~14:37終演、~14:59トーク終了、鶴田さんに声をおかけし、台本購入、帰宅。

東京タワーやスカイツリーは誰でも知っている。でもこのエレベータは...
なぜか密やかなホール
登場人物は、エレベーターガール(レトロ感いっぱい)とここへやってきた男、女の3名。
なかなかかみ合わない会話。
なんとなく「もしかすると」という感覚が沸上がる。

丁寧に描かれた心情。
息の合った役者さん。

チケット、パンフ、模型、映像、どれもが雄弁でみごとな仕上がり。
さすが美大。

PLANET DREAM

PLANET DREAM

夢団

青葉公会堂(神奈川県)

2018/08/16 (木) ~ 2018/08/17 (金)公演終了

鑑賞日2018/08/16 (木)

価格3,000円

18:30の回(曇)

17:50会場着、受付、18:00開場。

青葉公会堂(最寄駅は東急田園都市線「市が尾駅」)は初めて。
会場から自宅まで約2時間の遠距離。

「夢団」も初めて、ホームページには、夢の世界を体感する“アトラクション・シアター”という説明があります。

たしかに時間を忘れて観入ってしまう作品でした。

なにかなければもうミュージカル作品は観ないのですが。そのなにかがあったので観に来ました。

背景画、衣装、歌、ダンス。物語を鮮やかに彩り、役者さんは「らしさ」を十分に発揮
出演者は50名ほどでしたでしょうか。

小さな子役さんもしっかりと歌とセリフを。

星、聖書、神話から採られた役名。

18:30開演~19:44、休憩、20:00~21:27終演。

お話は、(ジュブナイル)SFの定番ネタをいくつかわかりやすく接合。普段観る演劇は激的に難解なものもありますが、物語に悩む必要があるわけではないので、本作のように小さなお客さんやその親御さんたちも一緒に楽しむことができる公演はいいものだと再認識。

とりいそぎ

ネタバレBOX

アバター、猿の惑星(1作目)、世代宇宙船、レプリカントなどなど

「ウェポン」の衣裳はバンドの「KISS」からきているような気がしました。
VARIETY PACK A

VARIETY PACK A

シアターグリーン学生芸術祭Vol.13短編部門A

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2018/07/31 (火) ~ 2018/08/07 (火)公演終了

鑑賞日2018/08/07 (火) 18:00

価格1,800円

18:00の回(曇~雨)

17:31受付、開場。

昨年もいくつか観ています。

今日は「A」 。
多摩美「fatrripm」、武蔵野美「劇YAKAN」、日芸「劇団クオッカ」の順。

みなさん初めての劇団ですが、多摩美と日芸はゼミ公演や他劇団を観たことがあります。

客席のほとんどは学生さんかと。

それぞれ30分で全体が90分。

こりっちで検索すると観たことがある方は(敬称略)

多摩美では「大工」で、河野まとい、田口紗亜未、石坂杏子、森田聡洋(オープンブルーも)、阿部百衣子。
日芸では、「タマシイ」「踊る阿呆を見る阿呆」で竹森まりあ、「crisisters!!!!」で立野真帆、「僕らはいつもふわふわ中毒」「たった それだけのこと。」で飯村樹。

■多摩美「fatrripm」
席に座ると、不思議な「造形」。床から生えているような妖しさと色。中央に大きな輪、かすかに糸のようなものが垂れている。

校外公演で多摩美(個人を除く)を観るのは「卒業制作展」「妖精大図鑑」を除くと初めて(と思います)。

変わった小物を使いながら浮遊、呼吸するように言葉が漏れ出し、ときどき休憩か。

雰囲気はいいと思うのですが、造作を変形させるシーンではどうしてもそちらの「作業」的な所作に目が行ってしまい、少し現実に戻ってしまうことがありました。

また、舞台上、役者さんの動き(避けて歩くため)が制限されているように感じました。

「街」について具体的に示唆するセリフはなかったと思うのですが、どのような(体験的、観念的にでも)ものなのかイメージできなかっため劇との距離が残ったまま終演。

■武蔵野美「劇団YAKAN」

当パンの字が読みにくい...です。

「アンドロイドは開発者の夢を見るか」というのでP.K.ディック→「ブレードランナー」的ではありませんがなかなか好み。

タイプ別の設定と、なぜここにいるかの設定も「あ~、考えているな~」と思いました。

が、いまどき10万馬力という表現はないだろう...とも。でも動力源は何かな.とも.。

「セクサロイド」「アンドロイド」
まんがでは松本零士さんの作品、SF小説では眉村卓さんの「わがセクソイド」、平井和正さんの「アンドロイドお雪」。映画では「エクス・マキナ」やI.アシモフ「アンドリューNDR114」などなど。

ラストも一ひねりしてあって好感

■日芸「劇団クオッカ」
日芸らしい...奔放...と思いますが面白いところと全然わからないところのミックス味。

役者さんたちは張り切っていますがバンパイアはどうしたのでしょう?

リアルな存在ではなくなにかの表象(自己の精神世界??)かもしれませんが...??でした。

作品タイトルと内容がミリ単位でも重ならない芝居はたくさんありますが本作もそうではないかという感想です(スミマセン)。

[Unrelated to U] -Part of Invisible Things 1

[Unrelated to U] -Part of Invisible Things 1

冨士山アネット

Vacant(東京都)

2018/07/20 (金) ~ 2018/07/20 (金)公演終了

鑑賞日2018/07/20 (金) 19:30

価格1,000円

19:30の回(晴)

19:15受付、開場(1ドリンクあり)。

冨士山アネットは「家族の証明(2011/5@ヘリコプター)」(※このとき出演していた伊藤麻希さんは後に「サイト(2016/5@サブテレニアン)」を観ました)と「八(2012/1@アトリエフォンテーヌ)」の2作だけで、また観ることがあるとは思っていませんでした。

なんとなく公演案内をみると「ダンスについて考えます」「出演者非公表」「各回限定30名」...何を言っているのか、と訝りながらの予約。これが「演劇~」で「非公表」で「VACANT」だったら来なかったと思います。

会場に入ってみればかなりの増席(らしい)。小さな椅子から立見(?)までなだらかに。

19:37開演~20:01、~20:36トーク終了。

終わってみれば疑問は氷解。見えていること/見えていないこと。たとえば、可視光線か/電波か、恒星か/惑星か、地動説か/天動説か。同じようであり/違うものたち。

一切のネタバレなしで。

この後の「展開」があるのであればきっと観に来ると思います(遠いところでなければ..スミマセン)。

童話劇 宮沢賢治『オツベルと象』

童話劇 宮沢賢治『オツベルと象』

スタジオ・ポラーノ

プーク人形劇場(東京都)

2018/07/28 (土) ~ 2018/07/28 (土)公演終了

鑑賞日2018/07/28 (土) 14:00

14:00の回(曇~強い雨)。

13:30受付、開場(地階)。ベンチシート席、最前列は子供さん用、満席。3列目の端に座ります。

「スタジオ・ポラーノ」としては3公演目「注文の多い料理店(2016/2@北沢タウン)」「どんぐりと山猫(2018/2@オリンピック記念青少年総合センター)」、そして本作。この会場(人形劇専門の常設劇場:スペース・ゼロのすぐ近く)は初めて。

「青果鹿」まで遡ると「朗読劇 楢ノ木大学士の野宿(2011/12@スタジオ)」。川口さん、青戸さん、いまいさん出演の「カイロ団長とツェねずみと密猟者ジョバンニの話(2013/3@スタジオ)」とても懐かしい。

以前、芝居×ダンス×コンテンポラリーアートの新感覚舞台!「SILVER to BLACK 宮沢賢治作『オツベルと象』より(2015/4@アートスクエア)」という公演をみたのですが全然わからず。

今回は役者さんたちのキャラクター造りがよく、阿部明子さんのキーボードが優しく奏でる旋律ともあいまって童心に返って(たような気持になって?)観劇することができました。

素養がないため賢治が綴った文字を直接追ってもなかなか情景が浮かばないのですが、こうやって豊かな表現でみせてくれるときっかけになりとてもありがたいです。

Ëncöünt!

Ëncöünt!

妖精大図鑑

STスポット(神奈川県)

2018/07/26 (木) ~ 2018/07/31 (火)公演終了

鑑賞日2018/07/26 (木) 20:00

価格3,000円

20:00の回(やや曇)。

19:00受付(整理番号あり)、19:30開場、桟敷&ベンチシート、若干の椅子席、舞台上には何もありません。

19:57「町内会」からのお知らせ(前説70分)..リフレイン、こだまたっぷりの長閑さかな。

20:05開演~21:15終演、~21:39トーク(近藤良平さん、小野晋司さん)終了。

今回は、シンプルな衣装、ちょっとした小物。その代わり、3壁面にアニメーションを投影、2次元と3次元との共演。のんびりした日常から子供たちが大好きなちょっと怖くてでもワクワクするような冒険の「ダークゾーン」に飛び込む。

ダンスシーンはみなさん個性がでた振付(日、洋、ブレイク)、ソロ、デュオ、群舞。

暑さとセミの声、ほんのひととき、意識が解き放たれ、自由に飛び回ることができた時間。

大人になった今ではもう通り抜けすることができない認識の「壁」。

懐かしさX寂しさ=夏だから=妖精たち。よく観ればちいさな電球では明かりが届かないがその先の暗闇にまだ何かいるはず。

■アフタートーク
近藤さん(コンドルズ)のお話に出た「卒業制作展 めっけ!」、客席にも何人かご覧になった方が。

改めて過去作品を整理してみると

演劇では、その「めっけ」での「空飛ぶ帽子(2015/1@Geki地下)」が始まり。

ダンスのほうはもっと早く「シアター21フェス vol.96 "春編"(2014/5@セッションハウス)」ここに有川さん、飯塚さん、永野さんが出演。次のD-zoneFESTIVAL「Pretend(2016/2)」では鈴木さん、安部さん、内山さん、小林さんも参加。

卒公の前にひとつ「ぬちょぉ…(2014/7@眼科画廊)」があり、飯塚さん、永野さん、嶋野さん、若林さん&古澤さん。こちらは「妖怪」の夏祭り。「めっけ」で観たのは3作品。1.妖精大図鑑「空飛ぶ帽子」。2.古澤禅さん「議題:ギタイ」。3.「4.48サイコシス(朗読)」※ボディートレーナーとして齊藤コンさんのお名前。

その後、「妖精大図鑑」の各公演、客演作、各ダンサーの公演、多摩美ゼミ公演「大工」などなど大忙し。

そして前回公演「Re:quest!on(2017/10@シアターシャイン)」から住玲衣奈さん。
住さんは「ピュア魂2(2013/7@PRUNUS)」「ダンス専科2016(2016/2)」「ダンスがみたい! 新人シリーズ15(2016/12@d-倉庫)」「奇跡の星(2018/3@d-倉庫)」、先日は「←出口A9(2018/7)」。いつどこで観てもカッコいい。

ストーン

ストーン

バストリオ

SCOOL(東京都)

2018/07/21 (土) ~ 2018/07/22 (日)公演終了

鑑賞日2018/07/22 (日) 13:30

価格2,500円

13:30の回(晴、猛暑)。
13:00受付、開場(ここは2回目)

L字の客席、右の中ほどに。

逆のL字の壁面には映像。
楽器コーナーにはギター..他いろいろと音が出るもの。
ガスコンロ(炊飯)、脚立、植物、チューブ、板、ペットボトル...。

13:25前説(80分+トーク)、13:27文字が映り13:30開演~14:43終演、~15:08トーク終了。

「創作を続ける運動」は他の運動(静止を含む)者から見るとその位置により見え方が異なってくるのではないかと思うとともにWS(今日はお客さん、を含め)経験者という位置からも見え方は違うのではないかと思いながら。なんとなく相対論に反しているようにも。

今日で2年経ち、7公演目。

岩間愛さんは文学座研究所の研修科発表会で観たことがあり「家を出た(2017/6@アトリエ)」「美しきものの伝説(2018/1@同」」他。また、嵯峨ふみかさんはd’UOMO ex machinaの「マクベス(2013/8@Broader House)から数えると7公演目(おそらく)。

多様なpieceの組み合わせ。総合的なまとめではない多層階構造(一種の乱雑さ)。完成に至る道ではなくあるがままの描写、のような印象。

トークで、今野さんは石がお好きとのコメント。138億年前から今に至る時間を経た「石」...それは様々な原子であり生命であり、この会場に足を運んだ方々ではないかと。マグマの活動、ブレートの変動は今でも続いているけど後100億年経てば原子も崩壊しすべては無くなる。何ゆえか刹那的な生き方もよいかなと思った次第。

新人研究公演

新人研究公演

筑波大学附属坂戸高校演劇部

筑波大学附属坂戸高校C館1階演劇教室(埼玉県)

2018/07/21 (土) ~ 2018/07/21 (土)公演終了

鑑賞日2018/07/21 (土) 13:30

価格0円

13:30の回(晴、暑)。
13:00開場、正門から3ケ所に案内スタッフを配置。

2015年から「12月、2月」の学内公演。昨年は地区発表会も。

タイトル(「新人」)にあるように1年生8名による公演でスタート。

戯曲は既成のようで、今回のバージョンをねちっこく観ていると(どうしても)説明不足ではないかなと思うところを感じますが、入学後3ケ月でここまで作品に仕上げる若い方々の成長力はどこからくるのか、そんな思いです。観ている間は高校生とは思わせず、終わってみればたしかに高校生。そんな錯覚は大学生の場合にも感じるところです。

朝陽と夕陽には長台詞もあり見応え聴きごたえ十分でした。

2部はコント3本。これは笑いました。タイトル通りの内容で個性(ホントは地ではないか?)がでていたと思います。

1年経つのは早い、もうすぐ高校演劇秋季大会が始まります。
今年3月に卒業された生徒さんは演劇の道に進んだそうで、舞台にでる日を楽しみに。

ネタバレBOX

◆戯曲(未読)、潤色ということですが
いろいろ思ったのは
・なぜこのメンバーが集まったのか
・主催はどこなのか
・他に誰もいないのか
・食事などはどうしているのか
・時間割はどうなっているのか
・外には出ないのか
◆双子という設定は難しいのではないか...?
・だいぶ前、日芸のダンス公演に双子のダンサーが出演したとき
各シーン、一つずつでしか出ないのが
最後に2人出てきて驚いたことがあります。
その後何度かお話しすることがあり近くで見ても違いがわからず。
なので一卵性の場合、すぐわかるのではないかと。
・最近「私の少女マンガ講義(萩尾望都著)」を読んだこともあり「双子」という設定に「半神」のことを想起。それだけお二人のシーンが印象的だったということでしょうか。
上演「正気を保つために」

上演「正気を保つために」

円盤に乗る派

北千住BUoY(東京都)

2018/07/05 (木) ~ 2018/07/10 (火)公演終了

鑑賞日2018/07/05 (木) 19:30

価格2,500円

19:30の回(曇)

18:30受付(紫色の輪ゴムがチケット/整理券あり)、別にドリンク代500円が必要、2階で待機、19:06開場(会場は地階)。

入って真っ直ぐ正面の奥に舞台と客席、柱を挟んでベンチシートと椅子席。奥(壁側)の床に写真たて、上着が2着ぶら下がっている。下手には大きなダンボール箱(客席側に「正気を保つために」の文字)、上手にもコンクリートブロックに乗った大きなダンボール箱。ときどき古い歌、鳥のさえずりがながれる。かなり静かな客席。

カゲヤマ気象台さんは「始末をかく3「こころをよむ」(2014/11@UPLINK)」「演劇論の目次をつくる(2015/4@眼科画廊)」。
小山薫子さんは「赤鬼(2016/7@多摩美)」「大工(2017/12@芸劇イースト)」。
峰松智弘さんは「消失・ from メガロポリ子(2013/3@)眼科画廊)」「; mo0ment(2014/8@楽間)」「脱衣する蛹(2018/9@大隈講堂)」「我がギャング はじまりへ(2014/12@空洞)」「ありえたかもしれない発表(2016/10@自由が丘)」「これはペンです(2017/2@同)」他。
振付のAokidさんは「SUPERHUMAN(2018/3@BUoY)」。

19:28開演~20:43終演

お話はなんだかふわふわしていて、動きはかくかくしていて、映像はくにゃくにゃしていて、セリフ(声)はかさかさしていて、よくわからないところがいいのかもと思うのですが、直ぐ、「Men in Black」の農夫に似ているなぁと感じ、ということは、何者かに操られているのか?「人形つかい(ハインライン)」か?またまた、ダンス的でもあるところから勅使川原三郎(KARAS)さんが採りあげる「ブルーノ・シュルツ」が描く世界を感じるのか?雑念の嵐。

実に余談ながら「円盤に乗る派」→四人囃子「空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ」が聴こえてくる。

地底人家族日記

地底人家族日記

劇団ズズイット(ZZ-IT)

新宿眼科画廊(東京都)

2018/07/06 (金) ~ 2018/07/08 (日)公演終了

鑑賞日2018/07/06 (金) 19:30

価格2,000円

19:30の回(曇)

「quartet-online」からの予約完了メールには「受付開始は開演の60分前、開場は開演の30分前です」とありました。ありそうもないので18:50会場着、もちろん「準備中」でした。

結局、受付/開場は19:05、加えて受付では予約の確認ができませんでした。また、長い傘を持っていたので傘たてを借りていいか聞きました。

◆ということで、劇団、制作の方にお願いしたいのは
劇団が「こりっち」に公演登録したのであれば受付開場時間、上演時間などの正確な登録をお願いしたい。
お客さんにどんな情報が伝わっているか把握し、どの媒体に対しても同じ情報(新しい情報も)を提供してほしい。
記載時間に間に合わないようであれば、(並んでいる)お客さんに説明をしてほしい。
予約者の名前については事前にリストで(覚える必要はないけど)確認をしておいてほしい。
傘を持っているのは見てわかるので、「傘はこちらに」というくらいの案内はできるのではないでしょうか。
※座席にあったチラシには開場時間のみ記載あり。
※「こりっち」「ツイッター」では、あいだまさひろさんのお名前はなく、チラシ、当パンにあるのは?

会場は、地階の方です。
奥に客席、入り口側が舞台(なのでトイレは1階を利用)。

こちらは初めて。関口美幸さんが出ているので観に来ました。

その関口さんが脚演出の「ハイツアマノ//201(2017/9@講堂)」に小林友哉さんが出演。

他の方では、
磯谷森太郎さんは舞台は初めてですが@上智講堂公演のスタッフにお名前。
水落佳名子さんは「虚現覚醒シリーズ最終章 超時空★DISCO!(2017/3@講堂)」「太陽の下(2017/11@11号館505)」。

「地下の世界」といえば、(古いけど)「タイムマシン」のモーロック。
なぜか地下、なぜか記憶喪失、なぜか家族。
そういうものだ、という前提で話は進むのですが、微妙に「約束」が気になります。

後半、いろいろなピースがまとまってゆくところはドキドキする。
あ~、そういうことか、それならわかる、と。

1-resonance

1-resonance

S20 梅田宏明

あうるすぽっと(東京都)

2018/06/30 (土) ~ 2018/07/01 (日)公演終了

鑑賞日2018/06/30 (土) 19:00

19:00の回(晴)

18:20会場着、受付(全席指定)。18:30開場、19:00(前説)、19:05開演~休憩を挟んで20:21終演、~21:00アフタートーク終了

ダンスと映像といえば「enra」を観たことがあります。「PARALLEL WORLD(2017/1@赤坂)」「VOYAGER(2017/9@世田谷パブリック)」。全編打ち上げ花火のような色鮮やかな映像と見事にシンクロしたダンス、パフォーマンス。

梅田宏明さんは初めてでチラシ(白黒のストイックな)の雰囲気惹かれて観に来ました。

当パンのお名前をみると観た方は、
齊藤コンさん「The Way Feels Go(2016/4@RAFT)」「ダンス縁日(2016/8@象の鼻)」。
京極朋彦さん、山口典子さんの「Scanned Body(2013/9@3D STUDIO CUBE)」。
大塚郁実さん「ロンド・カノン形式による創作表現(2014/10@江古田)」「お題、「白鳥の湖」。(2017/7@d-倉庫)」「うわまふた(2017/8@江古田)」。
樋浦瞳さん、「青森県のせむし男(2017/11@ザムザ)」。
中村優希さん、「ぴちぴちちゃぷちゃぷ@アートスクエア」「datura.(2016/2@同)」。

1-resonance(5人)
resonance(4人)
Intensional Particle(ソロ) チラシイメージの作品
の3作品。

「感情」を廃したデジタルな世界、高い精度に基づいた時間の刻み、動きと止めが対等に競って入るようにみえる。

正面と床は白、両サイドは黒。目に入る色彩は白と黒。

ナノ単位(←誇張)で無慈悲に断絶するマシーンのリズムと「体温」を持ち、「呼吸」するダンサーの身体との交流。

無表情なダンサーたちは強靭な意志に支えられているように感じる。

ランダムな動きが(あたかも)ランダムに同調するタイミングが美しい。何十億年かかったのか原始生命の誕生をみているようでした。 公演があればまた観たいです。

生きているなら愛を示せよ

生きているなら愛を示せよ

FUKAIPRODUCE羽衣 作家部 平井寛人企画

エリア543(東京都)

2018/06/27 (水) ~ 2018/07/01 (日)公演終了

鑑賞日2018/06/29 (金) 18:30

価格2,500円

18:30の回

17:30会場着、17:55受付、18:00開場、18:12オープニングアクト、座席を変更して18:30開演~20:38終演。この後フリータイムがあるということでしたが退場、帰宅。

■タイムスケジュールについて

たとえば、こりっちでは

6月30日(土) 13:00、18:00
7月1日(日) 13:00

とありますが、正式な開演時間は

6月30日(土) 13:30、18:30
7月1日(日) 13:30
開場は開演の30分前、開場10分後よりオープニングアクト開始
となります(当パンにもそう書いてあります)。

チラシにも18:00「開場」と記載されています。

さらに「quartet-online」の予約受付返信メールには

日時:6/29(金) 18:00
公演当日受付にて代金をお支払い下さい。
受付開始は開演の30分前、開場は開演の15分前です。

とありました。

こりっちも、メールも
開演18:00
受付17:30

となりますが、そうではありませんでした。

こりっち、予約の登録が間違っていたわけですが、制作の方にはひととおりのチェックをお願いしたいと思います。※こりっちのほうには「※コメント」を追記しました。

太宰治没後70年、桜桃忌の季節に~津軽の音色と『葉桜と魔笛』~

太宰治没後70年、桜桃忌の季節に~津軽の音色と『葉桜と魔笛』~

語りと和楽の芸人衆 かたりと

みたか井心亭(東京都)

2018/06/24 (日) ~ 2018/06/24 (日)公演終了

鑑賞日2018/06/24 (日) 14:00

14:00の回(晴)

三鷹駅から玉川上水に沿って歩く。南北には長~い道が続く。受付時間を少し過ぎて会場着。たくさんのお客さん。

ネットをみると「純和風数奇屋造りの施設で、 水屋を持つ大広間と本格的な茶室の小間があります。」

「鶴(2018/3)」から3ケ月、まだ梅雨明けには早いもののよく晴れた午後。

会場は「みたか井心亭(せいしんてい)」の大広間、縁側からは庭が見えます。

13:40会場着、受付、案内され桟敷席へ、庭に出ているお客さんも。

14:01開演、小池純一郎さんの津軽三味線、北原久仁香さんの語り、どちらも没後70年の太宰が主題に。

14:56終演、北原さんのトーク~15:15終演、帰りは吉祥寺通りにでて、ジブリ美術館を横に、井の頭恩賜公園を通って吉祥駅へ。

北原さん、本日は薄い空色、涼しげな色の和服。庭の緑と対照的。

プレゼントコーナーがあり「連雀通り商店街にある自家焙煎珈琲店松井商店」オリジナルコーヒー、「Dazai COFFEE」をアンケート用紙に「桜桃」がある2名に。

「当る」とは思っていないので、なかなか手を上げる方がいらっしゃらず、それでも念には念を入れ自分ではない、ことを確認しようとしたら自分でした。せっかくなので、頬杖をつき物思いにふけりながら味わおうと思います。

「葉桜と魔笛」は青空文庫で読むことができます。葉桜の頃の松江、妹をおもう姉、妹をおもいやる姉、遠く聞こえる大砲の音。十八で亡くなった妹のことを思い出す頃。

北原さんの声、表情、身振り。会場を包む物語の世界は、情緒豊かで姉妹の悲しさが伝わってきます。

次回は10/28(日)、早稲田奉仕園。
余談ですが、今日、この公演の前、次の会場のすぐ近く学習院女子大(演劇)に行っていたのでした。

※★は何だか偉そうにしているような気がしてきたのでやめました。もちろん、とても良かったです。

余談2:終演後、小池さんに三味線の弦についてお訊きしたところ糸とのこと。帰宅後Wikiってみると「糸(弦)は三本で、絹製」。なんとなくシタールの揺れに似ていると思っていたら「同種のしくみがある」。バチの使い方もいろいろ。楽器は観ながら聴くものだとあらためて。

青い鳥 完全版

青い鳥 完全版

演劇屋 モメラス

STスポット(神奈川県)

2018/06/20 (水) ~ 2018/07/01 (日)公演終了

鑑賞日2018/06/22 (金) 20:00

価格2,500円

20:00の回(晴)

横浜駅は今日も工事中。

19:30受付(整理券あり)、19:40開場、桟敷+ベンチシート、何もない舞台、天井にマイクがみえる。

19:56前説(80分)、20:02開演、白い窓枠を二人で抱えて舞台へ~21:16終演。

ツイッターに何点か画像あり。

タイトルから想像するメーテルリンク作の読み聞かせ的童話劇ではなく暗黒世界寓話のような印象。

こちらは初めて。
こりっちでお名前から検索すると観ているのは
松村翔子さん「朗読劇「8 -エイト-」(2014/7@アツコバルー)」「ドッグマンノーライフ(2016/6@ST)」。
和田華子さん「男子校にはいじめが少ない(2016/11@のげ/王子」「奇跡の年 ANNUS MIRABILIS(2015/1@KAAT)」。
井神沙恵さん「狂犬百景(2014/11@Vacant)」。
黒川武彦さん「8 -エイト-」。
上蓑佳代さん「ドッグマンノーライフ」。
中野志保実さん、バストリオ、waqu:iraz他の諸作品。

子どものようでそうではないチルチルとミチル。
黒い衣装、ところどころに色が浮かんでいる。
熱にうなされた悪い夢か、ブラックホールに呑みこまれる手前の夢幻か、垣間見た生と死が背中合わせの閉じた世界か。
チラシの図柄も妖しい目になっている。

照明が印象的。
冒頭の白枠のひかり、奥にボオッと浮かんだ輪郭のない影、床のラインから遥か未来のような錯覚。

※★評価はやめました

陽だまりとナイフ

陽だまりとナイフ

劇団 Sakura Farm

学習院女子大学 やわらぎホール(東京都)

2018/06/23 (土) ~ 2018/06/24 (日)公演終了

鑑賞日2018/06/24 (日)

価格2,500円

11:00の回(小雨~晴)

初日(前日)に続いてのリピート、帰宅後、迷いに迷い前夜23:55予約。たぶん、前作をリピートしたのに続き、今年2回目のリピート。

展開を知っている分感じるものも多い。

いくつか

なぜ全員素足なのか...場面は室内なのに。

舞台に影は3つ(?)できる。クリアな影絵のようなもの、ぼやけたもの...こちらはちょうど半円の形になり「かまくら」の中で語られる哀しいお話のようにみえる。

佳代子だけが全身白い衣装に長い黒髪。凍りつきそうな美しさ、雪女のような雰囲気。

映像として流れる雨、冷たい青。また、赤い流れが佳代子を覆う。

冒頭のシーン1-1と終盤のシーン1-2は全く同じではなく、後者にはずっと重苦しさを感じるが、意識か無意識か。

陽だまりとナイフ

陽だまりとナイフ

劇団 Sakura Farm

学習院女子大学 やわらぎホール(東京都)

2018/06/23 (土) ~ 2018/06/24 (日)公演終了

鑑賞日2018/06/23 (土) 18:00

価格2,500円

18:00の回(雨)
17:20(正門で予約確認後入講証を受け取り)、会場へ。受付、17:31開場。
左中右の3ブロックの客席、中央を使用、前列中央より着席との案内(客席の仕様で一旦座るとなかなか離席できない)。白いテーブルと椅子、上手にイーゼル、両サイドに白/黒の幕、正面も白。中央上部に電球。

18:02 5分押し、18:07前説(100分)、開演~19:49終演。

前作、卒業公演「サクラと私と不透明な昨日までのこと」(冬)から5ケ月(梅雨)。

1~3年生で構成、当パンには「大学に入って演劇を始めました」とあります。日芸をはじめ大学生公演はよく観ますが、なかなかみなさんのようにはできないものです。

前説に重ねて本編が始まり、衝撃的なシーン、続いてよくある(と思ってしまう)展開からお約束(とさえ思ってしまう)進行...ではなかったのでわれながらビックリしました。

シーンは文脈だと認識。

脚演出のヤストミフルタさんと編集者役の北見直子さんは「『Fermat's Last Theorem』(フェルマーの最終定理)(2015/2@711)」を観ていました。※ユニークポイントは他に数作観ました。

「Sakura Farm」は「人魚姫(2015/6@やわらぎ)」が初めてで、以後数作。
「やわらぎホール」では、ポかリン記憶舎の「冬の穴(2010/11)」が初めて、兎団「カフェ・ビアンカ(2011/11)」、感劇市場2012「アイ・アム・アン・エイリアン」「さくらの会-太宰 治『女生徒』より-)2013/11)」など。

本作は「立ち上げ時いなかったメンバーと新たに加わった後輩たち」による上演。

高校演劇、大学演劇(コンテンポラリーダンスでもそうですが)では卒業ということで確実に世代が交代します。卒業後も続ける方、そうではない方。いずれにしても必ず次の世代が育ってゆくのをみるのも観劇のひつとかと。

「佳代子」は最近の社会事件にも通じるものではないでしようか。単純な善悪で割り切るのではなく過程/前提を冷静にひも解いてみることを痛感。

正面に投影される映像。雨粒、青の流れ、赤の流れ、終点に向かう時間の流れ。ギター生演奏とエフェクター効果。観て、聴いて、受けとって、共感して。そんな演劇の面白さが織り込まれた作品でした。

ねぇ、聞いてよ、ウォンバット!

ねぇ、聞いてよ、ウォンバット!

カミグセ

くすのき荘(東京都)

2018/06/08 (金) ~ 2018/06/10 (日)公演終了

鑑賞日2018/06/09 (土) 16:00

価格2,500円

16:00の回(曇)

15:31受付、開場。階段で2階へ、靴を脱ぎ、右、奥の丸椅子席へ。窓が大きく開き、隣の公園が見下ろせる。

すっかり本公演のことを失念していて、予約しようとしたらこの回のみ。

北池袋というと「新生館」、その反対側へ少し歩いたところに会場。

カミグセを初めて観たのは「その揺れでふれる手(2014/10@王子1)」。「SとNの間の香り(2016/12@EDGE))」以来です。

15:47前説(つくにさん、34℃まで上がるそうで、熱中症に注意)、16:09開演(すいか柄の傘)~16:50終演、トーク終了17:41。

カミグセ、今後は、気分が乗ったらなんかやる、とのこと。

役者さん3名。池田優香さんは初めて。やないさきさんは白米少女の第一回公演(2011/9@プロト)以来、客演作を含め多数。牧野つくしさん、最近では「吐露(2018/3@眼科画廊)」。

会場は2階の「ラウンジ」、隣りにシェアキッチン、家の外側には緑の木々、窓枠の4辺に葉がみえ、室内はグリーンのソファ、カーペット、一部の壁は板(木)がむき出し。「自然(大きな木の幹の中の巣的な)」を感じる会場。

寓話のような、民話のような、自分の中のどこかが覚えているような、自由落下のような不思議な内容。

役者さんたちのそれぞれの持ち味があって成り立つ作品ではなかったかと。

私もしばらく前から「劇場」ではないところでの公演(民家、レンタルスペース、ギャラリー、校内施設)を観に行くようになっていてアフタートークのつくにさんのお話を興味深く聴いていました。

美しきものの伝説

美しきものの伝説

日本大学藝術学部演劇学科

日本大学藝術学部 江古田キャンパス(東京都)

2018/06/14 (木) ~ 2018/06/16 (土)公演終了

鑑賞日2018/06/16 (土) 14:00

価格0円

14:00の回(曇)

13:15受付、13:32開場、14:02前説(アナウンス、140分、休憩なし)。
チラシをイメージさせる(絵に描いたような)青い空と白い雲。

舞台上には11の椅子(みな違う)、帽子、靴、傘、草履、ヴァイオリンなどとともに。
14:07開演、全員黒、スーツ、ネクタイなど、一礼をし、セミの声~16:19終演、トーク16:35~17:10(ゲストはてがみ座公演などの扇田さん)。

ここで演劇を観るのは2回目、よくダンス公演に来ます。

いつものようにロビーには出演者、スタッフの写真。奥に行くと「相関図」。それを観ていると...思い出す、1月に文学座の研修科卒業発表会で本作を観ていました。ということで何も考えずに観にきています。

文学座とは、役者さんの年齢も経験も、美術も演出もまるっきり違う仕上がり(優劣ではない)。

ほぼ同年代の学生さん。観ていても(顔つき、目つき、しぐさ)、聴いていても(声質、発声、セリフの馴染み感)、若さが顔をのぞかせます。コンクリート壁に3方を囲われた「壁」、ハケルことがなく正面奥の椅子に座って出番を待つスタイルも時々みる普通のことに思え、内容に「時代」らしさを感じるには自身の中に相当の蓄えがないと戯曲に届かないと改めて思う。

日芸の外部公演にはよく行きます。やはりそちらのほうが学生たちの奔放さを感じる。

私とひかりと父と母

私とひかりと父と母

演劇ユニット思考動物

d-倉庫(東京都)

2018/06/14 (木) ~ 2018/06/17 (日)公演終了

鑑賞日2018/06/14 (木) 19:00

価格2,500円

19:00の回(曇)

18:15大幅に遅れ、ロビー開場。18:20受付、18:32開場。

公開ゲネプロ、写真撮影あり。

19:09前説(?)佐川さん~開演~20:18、休憩(styx「mr.roboto」)、20:31~21:34終演。

こちらは初めてですが、佐川大輔さん(THEATREMOMENTS)、河原舞さん(ゲッコーパレード)が出演というので観に来ました。

近未来SFというのでもなく、誰にでもやってくる(見えているかもしれない)「先のこと」。

シンプルな舞台に世代が映り、映像やAIをさり気なく織り込み、普通の人々が生きるということをみせてくれました。

ガイド役の佐竹さん、芝居の中とはいえゲッコーパレードでは無着陸の大西洋横断飛行を敢行した河原舞さん、映像、歌声、舞台美術、振付、何よりも自然体の役者のみなさん。

時間を意識することなく自分を振り返りながら、またわが身に置き換え、思い起こすことが多かったお芝居でした。

追記
こちらは初めてですが、調べてみると初めて観たてがみ座「線のほとりに舞う花を(2011/4@王子)」に関根好香さん出演、前嶋ののさん演出とありました。7年ぶりということになります。

西井裕美さんは「終わってないし(2016/7@眼科画廊)」でしょうか。スペースノットブランクは観にいけばよかった...。

以下、余談。
「アンドロイド」という存在...「鉄腕アトム」「8マン」から「I, Robot」「ターミネーター」「アンドリューNDR114」「A.I.」「Ex Machina(エクス・マキナ)」。「サイボーグ009」「レプリカント」「ロボコップ」等々。

ロボット、アンドロイド、サイボーグ。たぶんその後にはクローン(「アイランド」「月に囚われた男」)なんかもありそう。休憩時間に流れていた「Mr.Roboto」に気づいたお客さんいるかな〜。

ということで本作の結末にはかなり思うところがあるのですが、それはこのお芝居で語るものではないと思いました。

そっとこのまま頁を閉じ、あらためて周りを見渡し、自分を見つめてみる、そういう優しい終わり方

■追記2 制作の方へ
予約返信メールには
※受付開始は開演の1時間前、開場は開演の30分前です。
※当日受付順のご入場となります。

とありましたが、受付は20分遅れました。この点に関して特に説明はありませんでした。「受付順」ということなので整理券が配られるのかと思いましたが何もありませんでした。ダンス公演のときにはあったのに...

このページのQRコードです。

拡大