しのぶの観てきた!クチコミ一覧

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三人姉妹

三人姉妹

川崎市アートセンター

川崎市アートセンター アルテリオ小劇場(神奈川県)

2018/10/13 (土) ~ 2018/10/21 (日)公演終了

2時間50分、休憩10分込み。抽象美術にほぼ具象衣装の原作に忠実な「三人姉妹」。とても良かった!!軽やかで真実味のある演技の応酬で、全ての登場人物に説得力がある。現実と接続する仕掛けも奏功。セリフ劇がお好きな方にオススメしたい正統派芝居。豪華出演者でお値打ち価格。

ネタバレBOX

ベルシーニンのセリフはまるで予言だらけ。イリーナと男爵に泣かされた。
誤解

誤解

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2018/10/04 (木) ~ 2018/10/21 (日)公演終了

小川絵梨子シーズンの第1作目は、演出(稲葉賀恵)の解釈がはっきりと示された、抽象美術のストレート・プレイでした。“わかりきった不幸”が用意された物語に何度もうなずきつつ、どうすれば悲劇を回避できるのかを考え続けられました。教訓を得られる経験になりました。詳しい目の感想:http://shinobutakano.com/2018/10/05/10838/

華氏451度

華氏451度

KAAT神奈川芸術劇場

神奈川芸術劇場・ホール(神奈川県)

2018/09/28 (金) ~ 2018/10/14 (日)公演終了

巨大な本棚が舞台の三方を囲む抽象美術で、空間の多様性が楽しめました。美波さんの美しさに息を飲みました。パンフレットに関係者それぞれが本を紹介する欄があります。これは嬉しい!

BEAUTIFUL WATER

BEAUTIFUL WATER

富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ

富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ(埼玉県)

2018/10/05 (金) ~ 2018/10/07 (日)公演終了

2時間40分、休憩なし。四方の壁全面がスクリーンで、映像に包まれた会場は海、船上などになる。中央にある錆びた巨大なコンテナから人、物が出し入れされる。観客はランダムに置かれた小さな丸椅子に自由に座われて、回遊可能。演者とともに戯れる空間。

ネタバレBOX

最初に水、海、フレコンバックを含む環境汚染をおさらいして、ダークツーリズムへ。マレーシア航空の航空機失踪後の遺族の悲痛。インドネシアの甚大な泥被害と観光化をワヤンクリッに。日本人お得意の避難訓練でワークショップ体験。最後はゴミのファッション・ショーを経て、海中の動かぬ遺産と踊る。

歩いて、揺れて踊って、交流して、旅をした。床に横になり、劇場天井と照明を見つめる避難所想像は、特に貴重な体験だった。
はしらない

はしらない

劇団スポーツ

花まる学習会王子小劇場(東京都)

2018/10/04 (木) ~ 2018/10/08 (月)公演終了

約1時間35分かな(曖昧です)。高校の部活動風景をコント風にまとめた青春群像劇。大学生演劇を久しぶりに拝見。芝居の時間は虚構が前提で伸縮自在。等身大のリアルを踏まえた飛躍が欲しい。不良イケメン風紀委員は破綻を内包していて存在感あり。

金魚鉢のなかの少女

金魚鉢のなかの少女

地人会新社

赤坂RED/THEATER(東京都)

2018/10/06 (土) ~ 2018/10/14 (日)公演終了

田中壮太郎さんがカナダ戯曲を10年振りに翻訳・演出。おませな少女が両親の不和による家庭崩壊を回想。死んだ金魚の生まれ変わり(?)の闖入者がその危機を救うのか。戯曲の面白さを丁寧に立ち上げ、コミカルな演技に工夫を凝らす。美術、衣装も素敵。切ない余韻が嬉しい。

ゴールド・アーツ・クラブ×ノゾエ征爾  『病は気から』

ゴールド・アーツ・クラブ×ノゾエ征爾 『病は気から』

彩の国さいたま芸術劇場

彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(埼玉県)

2018/09/29 (土) ~ 2018/10/08 (月)公演終了

参加高齢者は総勢738人で、2チームの交互上演。こんなこと…やれていることが凄すぎる…!人数(劇場に約350人)に圧倒されどおしで、特に合唱と群舞には泣かされた。一人一人の愛(=欲望)が溢れる祝祭空間。上演時間は約2時間25分、休憩なし。
詳しい目の感想:http://shinobutakano.com/2018/10/03/10822/

ネタバレBOX

パンフレット(1000円)によると70人ごとに分けて稽古したそう。頭がクラクラする…。
原作に忠実な構成で、時おり出演者の生の言葉が紹介される。「一人一人の想いが溢れている」という稽古場レポートの描写に納得の作品だった。
ホワイト WHITE

ホワイト WHITE

KAAT神奈川芸術劇場

神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2018/08/07 (火) ~ 2018/08/09 (木)公演終了

英語がわからなくても、演技と表情で意味が伝わるので、子供たちは大いに楽しんでいるようでした。小学校低学年以下の子供たちに合っているように思いますが、大人の私もボロ泣きしました(笑)。
詳しい目の感想:http://shinobutakano.com/2018/08/09/10404/

「て」

「て」

ハイバイ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2018/08/18 (土) ~ 2018/09/02 (日)公演終了

若い新キャストが増えて現代性が増し、戯曲が描く家族観の普遍性がまた証明されたように感じました。『て』の続編にあたる『夫婦』もセットで観られるのは、とってもお得!
詳しい目の感想:http://shinobutakano.com/2018/08/21/10480/

上にまいります。

上にまいります。

チーム夜営

The 8th Gallery (CLASKA 8F)(東京都)

2018/08/16 (木) ~ 2018/08/19 (日)公演終了

軌道エレベーターのロビーが舞台のSF。会場の借景と映像、緻密な「大道具」がみどころ。CLASKAらしい客層で新鮮。物語にはもうひとひねり欲しかったかも。

ネタバレBOX

L字型客席が演技スペースを囲む。入り口のエレベーターの客席から見て下手方向に、大きな空間が空いていて、その壁に都会の景色が映写される。現代の東京に生きる若者の孤独を受け取れた。
グレーテルとヘンゼル

グレーテルとヘンゼル

KAAT神奈川芸術劇場

神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2018/08/18 (土) ~ 2018/08/26 (日)公演終了

姉(土居志央梨さん)視点で語る有名童話の二人芝居。イスのみのシンプルな空間で、我欲に焦点を当て人間の幸福を問う。残酷なのがいい。弟役の小日向星一さん(小日向文世さんのご長男・23歳)の演技はイメージが柔らかで私好み!

ネタバレBOX

かまどに火をくべていく場面で、ヘンゼルを囲む木製のベビーチェアも含め、全体が真っ赤に染まるのが怖くて良かった。
蝶のやうな私の郷愁

蝶のやうな私の郷愁

Qlouds

APOCシアター(東京都)

2018/08/17 (金) ~ 2018/08/22 (水)公演終了

斉藤直樹さんと内田亜希子さんが共演されるので拝見。面白かった♪自由と制御を両立させる俳優の演技を堪能。何度もクスリと笑えて嬉しい。不知火が照らす小さな殺意まで想像できた。
詳しい目の感想:http://shinobutakano.com/2018/08/19/10451/

「サマータイムマシン・ブルース」「サマータイムマシン・ワンスモア」交互上演

「サマータイムマシン・ブルース」「サマータイムマシン・ワンスモア」交互上演

ヨーロッパ企画

本多劇場(東京都)

2018/08/17 (金) ~ 2018/09/09 (日)公演終了

懐かし~と思いながらも、細部はかなり忘れてました(笑)。楽しかった♪ 『サマータイムマシン・ワンスモア』が楽しみ!

ネタバレBOX

「田村」さんは写真部の先輩だったんですね~。切ないよ。
睾丸

睾丸

ナイロン100℃

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2018/07/06 (金) ~ 2018/07/29 (日)公演終了

ケラリーノ・サンドロヴィッチさんの新作は今から数十年前の日本が舞台のストレートプレイ。不穏さを常にかもしながら、カラっとした笑いもふんだんでした。
詳しい目の感想:http://shinobutakano.com/2018/07/11/10141/

福島三部作 第一部「1961年:夜に昇る太陽」

福島三部作 第一部「1961年:夜に昇る太陽」

DULL-COLORED POP

いわき芸術文化交流館アリオス(福島県)

2018/07/07 (土) ~ 2018/07/08 (日)公演終了

いわき公演初日を拝見。1961年、どんな方法で福島に原発が誘致されたのか。人形劇が挿入され、史実を踏まえた骨太の大河ドラマだけに終わらないのが面白い。劇団らしい熱い演劇愛も溢れ出る。終盤の「交渉」場面は圧巻。2部、3部にも大いに期待。

serialnumberのserialnumber

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serial number(風琴工房改め)

The Fleming House(東京都)

2018/06/21 (木) ~ 2018/07/16 (月)公演終了

『next move』とは全く違う舞台美術で空間の印象刷新! 前売3500円はとても安いと思います。
詳しい目の感想:http://shinobutakano.com/2018/07/05/10083/

ヘッダ・ガーブレル

ヘッダ・ガーブレル

project navakov

Vacant(東京都)

2018/07/05 (木) ~ 2018/07/08 (日)公演終了

登場人物の造形を座組み内でしっかりと作り上げ、共有している印象を受けました。今作を観て「『ヘッダ・ガーブレル(=ヘッダ・ガブラー)』ってこんなお話なのね」と解釈しても問題ないのではないかと。原作に忠実で、深いところまで緻密に表現してくれているお芝居だと思います。俳優の演技の賜物でもありますね。
詳しい目の感想:http://shinobutakano.com/2018/07/06/10092/

ウィルを待ちながら

ウィルを待ちながら

Kawai Project

こまばアゴラ劇場(東京都)

2018/07/04 (水) ~ 2018/07/18 (水)公演終了

上演時間は約1時間45分。序盤は、昔の海外古典演劇っぽい大仰なセリフ回しと動きに面食らいましたが、中盤以降は俳優2人の話だと受け取れて、清々しい気持ちになりました。題名通り『何もなし』なんですよね。俳優とは、人間にしかできない、尊い生き方だと思います。詳しい目の感想:http://shinobutakano.com/2018/07/11/10149/

가모메 カルメギ

가모메 カルメギ

東京デスロック

神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2018/06/30 (土) ~ 2018/07/08 (日)公演終了

やはり傑作。上演時間は約2時間25分、カテコ込み、休憩なし。チェーホフ作「かもめ」の舞台を日帝時代の朝鮮に置き換え、原作の核はそのままに(あるいはやや誇張して)、支配/被支配の関係にある二国間で翻弄される人々を描く。

いきなり大音量のK-POP、J-POP等で異化し、安易な感情移入を許さないのが、笑える上に残酷で私好み。

韓国初演時の俳優がほぼ勢ぞろいで演技は深みも余裕もアップ。アルカージナ&トレープレフの場面が素晴らしい!「かもめ」を知らなくても無問題です。ぜひ!

ネタバレBOX

朝鮮人の少年ミョギが徴兵される場面の恐ろしさが増した気がする…。旭日旗の意味を知るべし。

前回の日本初演以降の世界情勢の変化がドラスティック過ぎて、最後の字幕ですっかり現実に引き戻された。現代の私服姿で舞台に出てきた俳優たちと、今、ともに息をしているのだと確認して、劇場を後にした。

「冬のソナタ」のメインテーマが流れても、知らない観客が増えたみたい。時が経ちました…。
『蛸入道 忘却ノ儀』を10倍楽しむ会

『蛸入道 忘却ノ儀』を10倍楽しむ会

庭劇団ペニノ

森下スタジオ(東京都)

2018/06/21 (木) ~ 2018/06/25 (月)公演終了

スタジオ内に建立されたリアルなお寺のセットで本格的な儀式を体験。タニノクロウさんのプレトーク、上演、宮城聰さんとタニノクロウさんの講座も含めて超充実!全席自由。桟敷席とベンチ席あり。会場へはお早めに!

ネタバレBOX

お経、賛美歌、ケチャを想起させる音楽演奏などからトランス状態へ?
楽器は和太鼓、三味線、ギター、ディジュリドゥ(?)など多数。

開演前に書いたお札は、名前のみ読み上げられ、最終的にはタコの足の飾りに。自分が主体的に儀式に参加した感、大。

上演は戯曲通りの緻密な虚構で、講座は2人の演出家によるガチのハプニングだった。宮城さん、本当に、喋らない(笑)。サイコー。

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