しのぶの観てきた!クチコミ一覧

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スカイライト

スカイライト

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2018/12/01 (土) ~ 2018/12/24 (月)公演終了

小川絵梨子演出「スカイライト」約2時間45分(15分休含)。充実!幸せ!俳優の演技だけでこんなに豊かな時間になることの証明。ロマンティックでスリリングで考えさせられて刺激されっぱなし。性差、年齢差が生む決定的なズレが身にしみる。大人の恋は否応なく生き方を問う。

SHIP

SHIP

浮世企画

APOCシアター(東京都)

2018/12/04 (火) ~ 2018/12/09 (日)公演終了

今城文恵さんの新作は平凡なアラサー現代女性4人のバトル。各人の背景披露後に一気に面白くなった。しっかり造形された人物がガツンとぶつかるのがいい。シームレスに転換し回想場面の複数役演じ分けも楽しい。西岡未央さんはいつもながら緻密で説得力あり。 狸だなぁ(笑)。
流行歌や時事ネタで時代を表す。全く相容れない他者との上っ面ではない交流が、自分に変化をもたらすのは希望だと思う。辛くても。本編約1時間半の後に10分休憩挟んで日替わりゲスト登場。後半は飲食可。公演特製ドリンクなどあり。残念ながら私は本編のみ。伊藤ヨタロウさんのライブ聴きたかったな。

民衆の敵

民衆の敵

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2018/11/29 (木) ~ 2018/12/23 (日)公演終了

イプセン作、マンビィ演出「民衆の敵」約2時間15分。温泉汚染を訴える博士(堤真一)が圧倒的多数と対峙。博士が明るくポジティブで魅力的。彼が披露する「発見」に集中できた。黒田育世振付の老若男女のアンサンブルは存在感大。音楽はやや説明的。何度観ても胸に刺さる戯曲。

ネタバレBOX

最後の場面でストックマン一家は意気揚々と新生活へと乗り出そうとするが、やはり民衆が投げる石が降り注ぐ。そうなりますよね…。
かのような私

かのような私

文学座

文学座アトリエ(東京都)

2018/09/07 (金) ~ 2018/09/21 (金)公演終了

 1948年の天皇誕生日に生まれた日本人男性の人生を、20年ごとに描きます。時代の変化を説明するために役人物に語らせているようで、発せられるセリフに人間の言葉としての必然性が感じられませんでした。セリフも、敢えてなのか、紋切型の印象が強く、残念ながら入り込めませんでした。
 プロセニアムの何もない舞台の上下(かみしも)には、色んな時代の日本の家財道具が並べられています。時を経るごとに舞台上の家具が入れ替えられ、斎藤家の変化が、時代の変化そのものとして描かれます。舞台奥の大きなスクリーンには各時代の主な出来事や事件の動画が映写され、とてもわかりやすいです。
 主人公・平(亀田佳明)の学生時代の友人で、軽薄な性格の男性役の萩原亮介さんの演技がよかったです。

海辺の鉄道の話

海辺の鉄道の話

水戸芸術館ACM劇場

水戸芸術館ACM劇場(茨城県)

2018/09/20 (木) ~ 2018/09/24 (月)公演終了

初・茨城観劇!
廃線の危機に瀕した短い鉄道を支える人々の約10年。チラシと合致した内容で、公立劇場の使命を果たそうとする現場の気概を感じるご当地演劇。作・演出の詩森ろばさんは東日本大震災と原発事故にも触れる。湊線に乗ってから観て良かった!

群盗

群盗

CEDAR

シアター風姿花伝(東京都)

2018/05/31 (木) ~ 2018/06/03 (日)公演終了

体調不良のため途中休憩で退出しました…申し訳ないです…。冷房の季節、気を付けないとですね。半分しか観ていませんが、大久保祥太郎さんの演技が抜群に良かったです。Dステ19th『お気に召すまま』でも素晴らしかったんですよね。阿佐ヶ谷スパイダースの劇団員にもなられたそうで、『MAKOTO』が楽しみになりました。

第七劇場 × Shakespeare’s Wild Sisters Group 日台国際共同プロジェクト Notes Exchange vol.3 『珈琲時光』

第七劇場 × Shakespeare’s Wild Sisters Group 日台国際共同プロジェクト Notes Exchange vol.3 『珈琲時光』

東京芸術祭

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2018/10/24 (水) ~ 2018/10/25 (木)公演終了

日本語、中国語上演で日・中・英の字幕あり。過去と未来が1つの建物内に混在する群像劇? 多国語会話は今も自然なこと。私自身が認識を改めねばと思った。転換時の音は少し苦手。

残の島

残の島

劇団朋友

俳優座劇場(東京都)

2018/10/25 (木) ~ 2018/10/28 (日)公演終了

女性アナーキスト(無政府主義者)・伊藤野枝の娘ルイズが、記者の取材を受け、亡き両親とのつながりを言葉にしていきます。1980年代と1910~20年代を行き来する構成でした。
詳しい目の感想:http://shinobutakano.com/2018/10/26/11059/

もののはじめ物語

もののはじめ物語

任意団体 海音

横浜市開港記念会館(神奈川県)

2018/10/12 (金) ~ 2018/10/12 (金)公演終了

50分のお芝居の後にコンサートがある構成のイベントです。横浜発祥のものがテーマの『もののはじめ物語』ということで、明治時代にパンと石鹸を作った日本人男性2人にフォーカスしたお話でした。
詳しい目の感想:http://shinobutakano.com/2018/10/13/10935/

ダーク・サーカス

ダーク・サーカス

東京芸術祭

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2018/10/27 (土) ~ 2018/10/29 (月)公演終了

楽しかった~!たった2人で影絵、サンドアート、アニメ等を切り替え、生演奏も楽器も大活躍。確かな技術と愛ある挑戦的な発想に感服。ブラックユーモアが小気味よい。クラウン(=ピエロ)に象徴される、無数の実演家たちへの敬意と鎮魂をしたためた芸術的な55分。7歳以上の親子、友達、恋人同士とどうぞ。日本各地でのツアー希望!
詳しい目の感想:http://shinobutakano.com/2018/10/27/11106/

音楽劇『Love's Labour's Lost』

音楽劇『Love's Labour's Lost』

砂岡事務所

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2018/11/17 (土) ~ 2018/11/25 (日)公演終了

FUKAIPRODUCE羽衣の糸井幸之介さんがシェイクスピアの喜劇『恋の骨折り損』の音楽・演出を担当されるので観に行きました。シェイクスピアでも羽衣っぽい無邪気なおとぎ話のような空気にできるんだな~。
いつも感じていたことですが、やっぱり糸井さんの楽曲は、歌の上手い人にもっと歌っていただきたいですね。今回はナヴァール国王役の内藤大希さんがミュージカル俳優ということで、安心して聴けました。
超ハッピーかつド直球の恋愛コメディーなので、俳優はもっと観客とコミュニケーションをとっていいのではないかなと思いました。

ナシーム・スレイマンプール × ブッシュシアター『NASSIM』(ナシーム)

ナシーム・スレイマンプール × ブッシュシアター『NASSIM』(ナシーム)

フェスティバル/トーキョー実行委員会

あうるすぽっと(東京都)

2018/11/09 (金) ~ 2018/11/11 (日)公演終了

ほろほろと涙しながら、温かい気持ちになれました。何も知らず、いきなり赤の他人と出会い、お互いを愛おしく感じられる、麗しい演劇体験だと思います。ドミニク・チェンさんの勇気に拍手!

ネタバレBOX

2016年の『白いウサギ、赤いウサギ』と比較すると、“母”に焦点を定めて“感動を呼ぶ娯楽作として上手にパッケージされた感”が増してしまっており、少々落胆しました。
The Silver Tassie 銀杯

The Silver Tassie 銀杯

世田谷パブリックシアター

世田谷パブリックシアター(東京都)

2018/11/09 (金) ~ 2018/11/25 (日)公演終了

森新太郎さんがアイルランドの反戦四幕劇「銀杯」を戯画的に演出。約2時間45分、20分休込み。人形劇が迫力。歌が上手いキャストが多く安心。上質アンサンブル大勢で眼福だが絶対に必要かというと…。スージーは現代のテロリストの表象かと邪推。土屋佑壱さんが笑わせてくれた。

誰もいない国

誰もいない国

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2018/11/08 (木) ~ 2018/11/25 (日)公演終了

語られる言葉の意味、関係性の変化が何を示しているのか…明らかな回答は得づらい戯曲です。舞台で起こる出来事を、必死で集中して追いかける緊張感が心地よく、意外性もあって、充実の観劇になりました。男性4人の恋愛がらみのエロティックな空気が流れるのも良かったですね。

ただ、寺十吾さんの演出は音、水、光などの足し算でわかり易い娯楽作を目指したようで、ピンターならではの面白味を切り落としてしまっている気もしました。

柄本明さんの演技が素晴らしかったです。冒頭の「そこに在る」姿こそ私の見たいもの。宇宙で、点で、孤独な生命でした。震えるほど感動!

青いプロペラ

青いプロペラ

らまのだ

シアタートラム(東京都)

2018/11/29 (木) ~ 2018/12/02 (日)公演終了

石川県にあるスーパーマーケットのバックヤードが舞台です。親しみやすい自然なおしゃべりから登場人物の背景がわかる会話劇で、セリフの組み合わせが上手だと思いました。素直な気持ちを表現する演技にも好感を持ちました。ただ、方言の現代口語劇としてシンプルに上演するだけではなく、演出が目立っていました。上演時間は約1時間50分。
詳しい目の感想:http://shinobutakano.com/2018/11/30/11328/

豊饒の海

豊饒の海

パルコ・プロデュース

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2018/11/03 (土) ~ 2018/12/02 (日)公演終了

三島由紀夫の長編小説の舞台化。原作を全く知らずに拝見。面白かった♪振付、転換のアンサンブルが綺麗。感情に突き動かされる人々の刹那をシンプルかつ美的に表す。制御が効いているのが好み。死と官能の交差を味わえた。上演時間は約2時間40分、休憩15分を含む。

人間ども集まれ!2018

人間ども集まれ!2018

TCアルプ

まつもと市民芸術館 小ホール(長野県)

2018/11/30 (金) ~ 2018/12/03 (月)公演終了

手塚治虫の漫画を劇中劇でコラージュした野心的な約1時間40分。無性人間と人間が対立する原作と、AI支配が予言される現代を相似させて風刺。舞台である質問不可のシェルターは不自由だが守られた社会。性選択等、様々な自由に晒された個人(観客)にどう生きるかと問いかける。

命売ります

命売ります

パルコ・プロデュース

サンシャイン劇場(東京都)

2018/11/24 (土) ~ 2018/12/09 (日)公演終了

死ぬと決心して「命売ります」という新聞広告を出したコピーライターの若者・羽仁男(はにお)が、彼の命を買いに来た人々と出会っていくのですが、なぜか、死ねない…。
コント風の短編で構成されている印象を受けました。馬渕英里何さんはいつもながら鮮やかな存在感で、彼女が語ると舞台に集中できました。いい俳優さんだなと思います。

授業

授業

SPAC・静岡県舞台芸術センター

静岡芸術劇場(静岡県)

2018/10/06 (土) ~ 2018/10/28 (日)公演終了

男性教授が3人、女生徒が1人の『授業』。西悟志さんの演出はPOPで残酷で執拗で、観客を突き放すけど娯楽精神はあり、真面目。原作に敬意を表しながら、突き刺すような意思表示もする。岡田利規作・演出『NO THEATER』と同様“me too運動”で、終盤は痛快♪布施安寿香さん素敵!

ネタバレBOX

演出部の守山真利恵さんが“女中”役として登場。スタッフ姿の若い現代人女性が、ひょうひょうと教授を叱責する。教授は毎日殺人を繰り返し、女中に注意されてもやめようとしない。
女性が男性を上から見下す構図は痛快でもあるけれど、男性(教授)の横暴、蛮行を許し、支えているのもまた女性(女中)であるとも解釈できた。
野外劇 三文オペラ

野外劇 三文オペラ

東京芸術祭

池袋西口公園(東京都)

2018/10/18 (木) ~ 2018/10/28 (日)公演終了

約2時間強、休憩なし。寒い!でもコート、ストール、貼るカイロで乗り切れた。

野外劇場入り口は巨大ディスプレイを載せたトラックの背後あたり、PRONTの対面側。
池袋西口公園を通りがかれば、客席と反対方向から無料で観られます♪ 舞台上手外側に立ち見の人だかり。

ポリー(淺場万矢)とルーシー(水口早香)が歌も演技も上手で嬉しい!2人のデュエットは約1時間10分後あたりから。終演間際の大合唱も聴きどころ。

無料券の観客は桟敷席でレジャーシートや簡易ベンチ持参の人あり。上演中の撮影・録音は不可。

少し詳しい目の感想:http://shinobutakano.com/2018/10/19/10983/

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