長寿郎の観てきた!クチコミ一覧

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フィクション・モテギモテオ 2023

フィクション・モテギモテオ 2023

ライオン・パーマ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2023/05/31 (水) ~ 2023/06/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

黒を基調とした舞台セットは
白い水玉模様=大きな白い円が描かれたシンプルな感じ
話は説明通りに
一人身の同僚の誕生日を祝う会社の同僚
そのもてなしに今回利用したのが
モテギモテオの提供するモテサービス
そこから展開するモテギワールドを堪能する2時間超えの作品です
大雨の中
我も含めて結構な人数が
来てたなぁと感心しました
だいたい男女比はトントンで
開演前のBGMは昭和歌謡…
懐メロかなぁ
1時間10分✕2で
2時間20分休憩挟んでの長丁場です

ネタバレBOX

まぁ再演ですので
話は変更無く前回の感想と
ほぼ一緒なんですけど
割と単純な話といえるんですけど
回り道に類するエピソードや
差し込まれる細かな笑いを楽しむ作品と云えますでしょうか
定番の舞台セットギミックは
影絵のシャワーシーンが一番インパクトあったなぁ
着痩せするという設定での底上げが何とも笑いとれてました
ラストでのアルファモテオが
ネーミングセンス良かったが
まぁやはり2時間は長いかなぁとも感じたかな
前回同様であるんだが
ラストのどんでん返しを前作の記憶忘却してして
素直に楽しめたんで
星はオマケしました
星の果てまで7人で

星の果てまで7人で

トツゲキ倶楽部

「劇」小劇場(東京都)

2023/05/24 (水) ~ 2023/05/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

素舞台に素舞台に近いシンプルなセットで
演者も白いつなぎに白いシューズと
宇宙飛行士らしいイデダチでの会話劇ですかな
イメージとしては
藤子先生の少し不思議話が近いかなぁと感じる
1時間45分の作品

ネタバレBOX

登場人物7人がいつも抱えていいる
正方形の箱・・・まぁ再演ですし
即ネタバレといきますが

小型の探査衛星が正方形の箱の正体であり
登場人物7名は皆その探査衛星に搭載されたAIでした
ただのAIではなく
現在の地球の国=東西南北からの代表者の人格転写AIという設定です
作中での実際は
小型の箱衛星が7つ土星の付近を外宇宙探査に向けて進んでいる
という設定ですね

どうやら8人目がいるらしく
それは箱を持たずに
いろいろと要所要所で7つのAIにちょっかいをかけてる感じです
AIは人間であると自覚しているのですが
封印されている記憶のようで
8人目がそれの開封権限をもってる?
宇宙人でちょっかいを出してる?
そこのところは不明で作中で曖昧にしていますね
冒頭で緊急連絡が途切れたところで
地球に戻るかそのまま探査を続けるかを決めるんですけど
全員一揆での意思決定が必要であり
悩む間にいろいろと過去の記憶を8人目に見せられたりしてるらしいと・・・
年に2回の地球との連絡は
人格保持用のメンテナンスみたいなものでしょうかねぇ
緊急連絡は北が他国に攻め込んだというもので
まぁ伝えなくても良い気がしますが
精神メンテナンスには必要な感じも納得はできました
一人のAIだけ本人と連絡を取れてる隠し要素があったり
炭素ベースの本体は病気で亡くなってるらしいが
AIに未来を託した感じで薄々気がついていたり
UFOにアブダクションされてた記憶がある人もいて
8人目がAIメンテナンス等のプログラムAIなのか
(まーAIが人格コピーを自覚したら
気に病んでいた離婚した方は復縁したとのメールが届いたし・・・
なんかタイムリーに ね
たぶん8人目は統括とか調整用のAIと考えるのが自然かしら と)
はたまた本当に宇宙人関係なのかは不明なまま
AIである事を自覚した7名は深宇宙までの道のりを納得し
進む事を決めて
ラストは暗かった舞台セットに照明で星星を綺麗に投影して
希望を持たせた終演としていました

ヴィジャーが実はボイジャーだったとかいう
スタートレックの昔の映画みたく
7名が戻ってくる続編とか出来そうね(^-^;)

少し不思議と思うと
なんか納得できて
楽しめた舞台といえました
(丁度地上波でも実写SFドラマがやるしねぇ)
七慟伽藍 其ノ三十

七慟伽藍 其ノ三十

THE REDFACE

横浜関内ホール(神奈川県)

2023/05/20 (土) ~ 2023/05/20 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

朗読劇ながらチラシと同じ
黒い着物で統一した
今は亡き武将達が迫力で演じられていました
効果音や照明も工夫されてました
ただねぇ
1時間50分もの長丁場で飽きたらしい
前方席の兄さんが
スマホを暗い客席でも気にせず
普通に使い出したのは
閉口どころではなかったわ
観劇数は多い我ながら
こーゆー人は初めて見ました
コソッと見る人はいたけど
まるで自室のリビングで
TVでも眺めているみたいに
スマホいじってた感じで
周囲なんぞ気にしないとはねぇ

ネタバレBOX

各武将さんは
亡くなった順に
それまでの自分の行動を話して
後の話を次世代までに
生きてた武将が話すという設定です
家康公が天下太平を成したと歴史をなぞったら
実は明智光秀が道筋を考えてたという話で
割と古風な陰謀論定説展開でしたが
まぁ上演が長いからですよね
光っちゃんが天海僧正だったという話で現世は納得しましたが
あの世のストーリーテラーだった女性が
八百比丘尼(やおびくに)だったという話でオチたと思ったら
第六天魔王を名乗る信長が
あの世ででも覇を成そうとするトコでエンドであります
原色★歌謡曲図鑑

原色★歌謡曲図鑑

株式会社ビーウィズミュージック

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2023/05/11 (木) ~ 2023/05/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

丁寧に面白く作られいて
歌を基軸にSF要素はロボのAOI君が
掻っ攫ってたかな~
元気の良い昭和の歌手くんと
ロボ君が好ましかったんで
星数は大盤振る舞いです
アンサンブルさん四人も
衣装チェンジ頑張ってたし
全体通して綺麗に纏まっている感じが
実に好ましかった~♪

ネタバレBOX

歌手を抱えた芸能事務所の感じが
分かりやすくて何か
ファンシーララを思い出したわ

SF的にネタバレすると
昭和の歌手さんは
アンチエイジングに成功した方として
令和に生きてゆくオチでした

ロボ君は音楽の守り神的な
ポジションらしいが
どちらかと言うと
タイトルの音楽ランキング番組の
守護神的感じだったかな
よく動いてくれて
おじさんは嬉しかったよ
LEDとかをボディとか頭部で
光らせてくれたらーとかは思ったけどネ

しあわせのかたち

しあわせのかたち

藤原たまえプロデュース

小劇場B1(東京都)

2023/05/10 (水) ~ 2023/05/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

セットの作り込みも演者も話も
良くできていました
ただまぁ
あましコロナは恐れてない感じが
チョイ不安な気もしたかなーと
リアルに飲み食いするので
空腹での観劇は勧められない作品です

ネタバレBOX

味に拘ったカレー屋の
バックヤードである住宅居間を舞台に
ご主人亡き後店を支えてきた母が
再婚するようで と
慌てた子供四人と周囲の人達が織りなす
コメディタッチの人間模様ですが
話の芯や演出はシッカリしていて
骨太でした

勝新太郎を縮めた感じのーは
すいません
かなりツボりました
そんな感じで
各登場人物は作り込まれていたなぁ
感心しきりでありました
葛飾ナンバー

葛飾ナンバー

A.R.P

小劇場B1(東京都)

2023/04/26 (水) ~ 2023/04/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

王道密室サスペンスを
リアルっぽく見せながも
笑いを上手に盛り込んでいました
温めの冷たい方程式みたいなSFで
自分の好みにストライクでした

ネタバレBOX

う~ん円周率は11桁まで覚えてたなぁ
再確認出来て楽しめた

しかし最後の扉は
ハンマーで破壊出来るか
試して欲しかったなぁ と
CAREFUL CARE ケアフル・ケア

CAREFUL CARE ケアフル・ケア

劇団Turbo

駅前劇場(東京都)

2023/04/26 (水) ~ 2023/04/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

老人ケアホームでの日常を柱に
個性豊かな老人達や
スタッフの絡みを表現した作品
歌は綺麗だった♪
芝居が出来るんだーという
楽しさは伝わってきました

立ちバック・トゥ・ザ・ティーチャー

立ちバック・トゥ・ザ・ティーチャー

Peachboys

ザ・ポケット(東京都)

2023/04/19 (水) ~ 2023/04/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

下ネタがメインですが
小学生レベルのゆる~いものです
という説明は・・・外れてるかなぁと感じた
かなりの下ネタオンパレードでした
基本は素舞台なんですけど
衣装=コスチュームに力入れててー2部のレビューの方も
いろいろと力込めていたなぁ(笑)
万人には勧められないが
まぁコレもありだろうと大人な対応のできる方々には
割と奨められる感じの舞台でした(^-^;)
2部が歌ですんで2時間超えの作品であります

ネタバレBOX

2部レビューは全て下ネタな歌詞の替え歌だった~♪
凄いな!

ドラゴンボールのOPとか
ファミコン版ドラクエの舞台上の再現には舌を巻いたが
これ客層に合ってるのかしら??
割とおいてけぼりな感じが否めなかったが
ワシの隣の方はあいのて入れて楽しんでました~とっても
前説は10分でしたが過去に22分やって演出さんに怒られたそうで
なかなかに座の温め方は上手だった
基本レトロなアニメとゲームの再現ですんで
今だったら~目隠しした黒い衣装のオートマータとか
出した方が受けるんじゃなかrかろうか? と
出演者が脚本家にもっと最近のゲームやれよーと申していたしなぁ(^-^)

話は3人のもてない男子が
童貞卒業をする過程で世界を巻き込んだ悪と対峙し
解決してハッピーエンドという基本だそうです
まぁラストにパンいちのおじさんの夢だったらしいとか
オチ付けてましたが
ドラゴンボールの再現は力入っていたなぁ
投げた丸太に飛び乗って去るとか
あーでも最新ではUTAちゃん出してたトコは新しいかー
ガーシーネタも最新っちゃぁ最新だ
で1部では基本素舞台なのに2部でのバックは
力の入ったBARを再現してて
何というか配分が作成する方々の好みを
大前面に押し出すとこは熱量すげ~な~と素直に感じました
え~・・・話は・・
うまく書くことができないデス
何というか・・・・無理かなぁ と
播磨谷ムーンショット

播磨谷ムーンショット

ホチキス

あうるすぽっと(東京都)

2023/04/07 (金) ~ 2023/04/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

主人公さんイケメンな殺し屋さんで
客層が女性多かったかなぁ と
お話しは漫画的な感じで
リアルでギミックが施されたセットに
クセの強いキャラクター達が織成す
ドライブイン舞台の
楽しい芝居でありました
2時間強の作品

キッズオペラ「ふたりのももたろう」

キッズオペラ「ふたりのももたろう」

若い演奏家の為のプロジェクト

調布市文化会館たづくり・くすのきホール(東京都)

2023/04/06 (木) ~ 2023/04/06 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

絵本のミュージカル化って感じに受け取れたかな~♪
舞台セットはシンプルながら
衣装とかは凝っていて
らしさが良く出ていた
音楽はピアノとドラム系のお二人が担当して
客席最前列に指揮さんがおりました
生演奏と歌は迫力ありました(^-^)
約70分強の作品

ネタバレBOX

普通に知られている
桃太郎の後方に気付かれること無く流れてきた
もう一つの桃が川を流れて海に出て
鬼の住む島に流れ着いて鬼に育てられた桃太郎が
島の命名をして来訪者を募るために島を出て
各地に「来てね~」と看板を立ててる
その背景で普通に悪さをする鬼を退治した知られている
桃太郎さんが鬼が島以外の島にいる
悪いことする鬼を退治に行って
来訪者を迎えたもう一人の桃太郎と相まみえて
さぁ二人仲好くなるにはどうすればいいでしょう?とENDです
ロビーに皆の考えた仲好くなる方法を書いたボードが出されて
書き込んでもらう事もできました
~原作絵本の販売もしてたわ~

知られている桃太郎のお供さんが
一人3役で右半身が白い犬
左半身が茶系のサル
左手が赤い鳥のくちばし等で
左右の腕で鳥を表現・・・受けました(笑)

生声での歌唱が堪能できた
良い舞台でありました~♪
「リトルGK~THE LAST~」

「リトルGK~THE LAST~」

演劇制作体V-NET

演劇制作体V-NETアトリエ【柴崎道場】(東京都)

2023/03/25 (土) ~ 2023/03/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

長めの前説を含めるとー実質3本の作品って感じだったかな
舞台後方が扉3つのシンプルな舞台セットですが
前説が・・・アクションヒーローショーだったんで
広めに舞台をとってたんだが
間近で繰り広げられるアクションは大迫力でありました!
熱演の舞台の後は怒涛の退所作業があるそうで・・・
真っ最中ですね~無理はしないで怪我などには気をつけて下さい

ネタバレBOX

前説のヒーローショーは悪役一人・・・アクション担当と中の人
同様にヒーローさんも赤の方が二人設定でした
青の方は最初からキメテる衣装で登場でしたの
最初は低予算な感じの衣装を見せといて
あのクオリティのヒーローと悪の頭部は凄いですわ
ササヅカのヒーローを思い出しました

で会議の二作は前半が
ドラマ企画を立ち上げる3人の仲の悪いメンバーを
ADさんが心配してバラエティ番組から抜けてきてもらった
本物の催眠術師さんに前世での因縁があるのでは~と
前世~前世~前世と回想再現し仲の悪さを改善する方法を探ろうとするが
前世が有名な歴史事変の仲の悪そうな出来事ばかりで閉口するが
まーそこまで繋がりのある3人だったから
何とか折り合いつけて3人でやるかーとまとまる話

二つ目は3月決算期に正義陣営に戦いを挑んで敗れた総裁の後釜を決める
悪の組織の会議話=前説と それとな~く繋がってる戦隊ものらしい設定が
自分的には受けました(^-^)
悪の組織物はいいよね~(個人的嗜好です)
怪人開発部の方とか戦闘員派遣したりとか~ね
で残された副総裁=総裁の幼馴染と
力系と頭脳系の二人に秘書子さんが会議をして次期総裁を決めるんじゃが
2派閥はどちらが頭になっても
その下にはつかんじゃろ~と副総裁が
総裁候補の青年を連れてくるんだが
それが敵の=ヒーロー側の増員要員だった と
5人から7人への移行は感づいてはいたが本当だったわ
と悔しがるも正義陣営の奴が悪の組織のトップ~と
会議は荒れるんだが
決められたレール=正義のヒーローへの違和感を感じてた
総裁候補は悪の組織らしい作戦プレゼンも上手く
無事に皆の同意を得るんだが・・・・自分を貫くという信念に感化された
秘書子さんが正義組織に内定貰ってたのだが
自分のしたい事をと 転職を希望して抜けるENDとなりました
また4月から1年頑張ってヒーローと戦ってください(^-^;)

しかし舞台でやるなら 戦隊レッド異世界へ行く とか
再現できたら面白そうかな―とか本作見てて思った
赤いスーツが一人で済むし~でも他の異世界の方々の衣装とかが・・大変かなぁ
バンクパック

バンクパック

sitcomLab

テアトルBONBON(東京都)

2023/03/23 (木) ~ 2023/03/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

説明通りの死に戻り繰り返し話です
設定は王道ですし細かな矛盾も無く
楽しめた作品でありました(^-^)

ネタバレBOX

謎の男は3人の娘を持つ悪魔さんで
悪魔は一人一つの特殊能力を持っているという設定です
主人公小説家の書く話が好きな
記憶操作の能力を持つ娘の為に
パパは仕方なく主人公を助ける為に時を操る能力を使うのです が
この主人公さん上手に立ちまわれず
何度も死に戻りをしてしまいます
時間遡行にも回数制限があり
リミットまでに自分が生き残り
現場に居合わせた人達も救える理想の結末を迎える為に
死に戻りを繰り返す主人公さん
同じシュチエーションでの繰り返しを上手に端折ったりと
役者さんたちも大変だったろうな―と感想
死に戻り大家のスバルくんよりも
記憶というキーが重要でキチンとラストを
それで綺麗に仕上げていました
SF好物な自分にはとっても楽しめた話でした
ちなみに漫画だとー何度やり直しても本能寺が燃える
信長様主人公の死に戻りが気に入ってます

まー作中でモノローグ語る時にピンライト当てるんだが
ちょい一回照明さんが客席と舞台を間違えたけどー
他は台詞かみかみとかも無かったんで
星数は大盤振る舞いであります~♪
マギーの博物館

マギーの博物館

劇団俳小

サンモールスタジオ(東京都)

2023/03/03 (金) ~ 2023/03/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

骨太で濃厚な舞台でありました
休憩15分を入れて2幕の時間15分という長丁場
でしたが眠気もおきる事は無く
話に引き込まれてしまいました
役者さん巧いなぁ と

話は説明通りで
特に補完するようなことは無いっすね
観客は高齢の男性が多いように
みうけられました

ネタバレBOX

話は結局
じっちゃんのやるときはやれとの激励で
労働組合に力を入れるも
母キャサリンの言っていた通りに
長いモノに巻かれていたほうが良かったのに
わずかばかりの賃金の値上げをされるも
ローテーションを減らされて
結局手取りは減る事になり
雇用側は利益を絶対に手放さない!という
現代でも脈々と続く真実に
マギーたちは負けてしまい
何とか丘の上に小屋は建てたが
生活のために炭鉱夫をマギーの弟同様に
やる事になった二ールは二人して落盤事故で死亡し
作中では明言されなかったが
夫と弟という物理防御を失ったマギーは
労働組合が目障りで赤だととする現状から
逮捕され投獄されるが
そんな騒動も忘れ去られた頃に釈放され
戻ってきた海辺の小屋に
かつての自分らの生活を知らしめるために
炭鉱での道具などを展示したミュージアムをつくり
訪問者に昔を語ると言う話です
プロローグがかつての炭鉱の道具などの紹介で
エピローグが同じくミュージアム内での話と締めます

なんか資本論でも
被雇用者は搾取されるだけ
みたいな話あったがホント変わらんねぇ 現実とー

各キャラクターは見事に表現出来てましたわ
じっちゃんも台詞が無いのに
スリッパや缶詰叩いて人を呼び
ノートのメモを読ませる意思疎通は愉快でした

バグパイプの組み立ては初めて見て感動(^-^)
The Reed

The Reed

犬猫会

川崎市アートセンター アルテリオ小劇場(神奈川県)

2023/03/03 (金) ~ 2023/03/08 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

生産による結果で
不幸が生ずるから
産みを止めようとする話を主軸に
さまざまな会話を重ねて
プロローグからエピローグまで
主人公をメインにして
ファンタジーにまとめた作品かしら

何か
もや〜っとした感じが
付き纏ってたかなぁ と感想

劇場下に
犬猫のオアシスという
コミュニケーションルームがあり
なんとなく文化祭みたいにも思えたっす

ネタバレBOX

生産する事が矢を射る事で
放たれた矢が人を倒し
不幸を生ずる事を表現したりと
理解が及ぶシーンの積み重ねなのだが
全体的に心に響かなかったかなぁ

不幸を生む事を否定した男に
連鎖を断ち切り生産をやめさせるため
元である泉の流れを止めさせるようするが
主人公は生み出すものは
不幸だけではないと
生産を止める事はしなかったのでした

点と線のオブリビオン

点と線のオブリビオン

9-States

駅前劇場(東京都)

2023/02/22 (水) ~ 2023/02/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

酒蔵が舞台で
純米辛口の古風な酒を軸に
頑固な杜氏と手伝い
酒の特集書きたい記者と
近所の居酒屋大将と
家を出た長男・・の織りなす群像劇かなー

セットが丁寧に作られていて
カウンター上の欄間にあたるとこが
酒瓶上下にしたモチーフになってたり
酒瓶のラベルが拘っていたりと
なかなか細かいとこまで気を配ってるなぁーと感じました
セット左右の天井付近からモニターが下がっていて
これにナレーションとかが幕間に流れて
舞台上の展開に目がいかないようにする演出は
相変わらずで上手だなーって思った
約2時間の作品 全席自由

ネタバレBOX

プロローグは
記憶を無くす前の杜氏見習というか
酒造り手伝いの「りん」という女性が
亡くなったらしい自分の姉との会話です

その「りん」を中心に
辛口な日本酒作りに拘る杜氏と
意見を違えて家を飛び出した長男が
紆余曲折を経て家に戻り
きっかけを作った「りん」の桃酵母の酒
とりまく人間模様
記憶を無くす前の「りん」は
植物状態になった姉の治療費を稼ぐために
アダチという男の口車にのって悪事の片棒を担がされていたが
姉が亡くなり裏稼業から抜けようとすると
スペアがいるからと企業の情報漏えいを完遂させ
スペア共々事故として処理されたはずが
記憶を失い「りん」として生きてゆくことができ
暖かい人間関係で養女にまでしてもらうも
酒蔵に表われたアダチを退ける為に
記憶を戻した?が自らの罪の清算で酒蔵を去る「りん」

エピローグでは
昔の記憶はさっぱり無くなったらしい「りん」が
無事に酒蔵で酒造りが出来るようになり
「輪」というラベルが貼られた酒が
売り出されようとするとこで終演です

人と人とをつないでくれるようにと
酒を作ろうとした「りん」の日本酒
「わ」と読むのか素直に「りん」と読むのかは
観客の皆さまの思う通りにと余韻をもたせていました

それにつけても
頑固頑固と登場が
満を持しての顔見せ杜氏さん
ライオンパーマや!と
ひとり受けました(^-^)
まぁ よくお似合いで~♪
らしさがGood!でしたな杜氏さま

居酒屋よっちゃんやら
キテレツ杜氏や
悪の雰囲気マックスのアダチ氏とか
個性が粒ぞろいでインパクト強い登場人物達でしたわねー
思わず星がフルになったわぃ


雲雀温泉遭難記

雲雀温泉遭難記

さんらん

アトリエ第Q藝術(東京都)

2023/02/22 (水) ~ 2023/02/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

そういえばぁ
くまクマ熊ベアー アニメ2期やるんだよなぁ
・・・それはさておき
舞台セットは紗幕を用いた段のあるシンプルな感じで
雰囲気使用にと白い木の切り株を配してました

基本はダメ男系な社長さんを中心に据えた
家族と遭難現場の土地の方々との絡みです
ちょい昭和な感じの家族設定かなぁとか
感じた2時間弱の作品

ネタバレBOX

病院で死んだはずの社長の奥さんが
遭難した社長を若返ってきて助けるふぁんたじーです
=熊がねぇダンスして出てくるんだよ~♪
そのインパクトは強かったさぁ~(^-^;)

ストーリーテラーは温泉宿の女将さんかな
『居酒屋ゆうれい』みたいな感じの奥さんだったかなー

ラーメン愛の情熱だけはあった社長さん
自分の事を棚に上げて息子が同じレベルで
出来が悪いのに奥さんに支えられて会社を大きく出来たんだが
心が弱くて妻の死で山登り~遭難と
迷惑な方でしたが
憎めない感じのキャラ作りが良く出来ていたなぁ と

テンプレ王道な婿さんとかもいて
ラーメンチェーンのお家騒動が丁寧に描かれて
シリアスに遭難救助に幽霊?話となるとこに
熊ですもの
なんとも世界観がユニ~クでしたなぁ

熊さん夫婦がイレギュラーな
蘇り奥さまに配慮したような感じ
実際は人間が怖いから~で
迷ってた社長と奥さまを登山道まで案内してくれて
山頂までの鎖道を夫婦で登って
救助に来た家族らの元に
無事社長は帰る事ができて
その背中を奥さまが見送るシーンで終演であります
ラストでの
山の山頂から下を見た時の
雲海の表現は
リアルにスモークを出してて
幻想的な物語に花を添えていました
15 Minutes Made in本多劇場

15 Minutes Made in本多劇場

Mrs.fictions

本多劇場(東京都)

2023/02/22 (水) ~ 2023/02/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

前半3作に休憩10分入れて後半3作で
だいたい2時間の作品群となりました
作風が異なっていて
バラエティ好きには特に受けそうな気がしました
自分は好みにドストライクであります(^-^)

舞台セットはチラシに準じて
白を基調としたカラーに赤枠正方形を歪めた感じ
OPではプロジェクションマッピングよろしく
下北沢の街を動画投影しておりました

大きなセット移動とかは無く
上記の定まった舞台上での芝居となります
情景・背景などは観客の想像力で補うパターンっす

客層は一般の方よりも
何となく劇団とかの関係者さんとかが
多いようにお見受けしました


ネタバレBOX

最初の『西瓜橋商店街綱引大会』
鼻毛取りにワックス使ってた奥さま
鼻に詰めたワックス紙が取れないところに
旦那帰宅~で二人で綱引き大会優勝商品である海外旅行の為に参加するも
なんか相手が1名で緑色してる・・・
綱引きが舞台上では左右舞台袖で切れてて
遠くで繋がってるとしてるも
セット上では背中合わせで左右を見てる状況としてて
わかりやすくて面白い演出でした
夫婦の対戦相手が ど~みてもミドリのエイリアンなんだが
ゼスチャーとかで会話出来て笑えた
旦那が一人で対戦するも力負けしてて
なんとか持ち直しても
相手が発光したり第二形態に変化したりと
とにかく不条理さが笑えるんだが
そこに妻が離婚話を持ち出して来てーと
詰め込む詰め込む=怪人さんが本当に登場インパクト強くて
楽しく笑えました~♪

演劇集団キャラメルボックスは
芥川龍之介原作の『魔術』
なんか『杜子春』に似てるなぁと感じたが
作者同じだわね
舞台は某局の作った
女性が演じた明智探偵のドラマの雰囲気に似てたかなぁ

『またコント』=3人での濃厚な会話劇
笑いのベースにシリアスと現実が
微妙な関係で載ってるような感覚でしたわ

緒方恵美とブリーズアーツ選抜メンバーによる朗読劇『真夜中の屋上で』
少し不思議系な青春ドラマでした
緒方さんのインパクトが
初めて見た高山みなみ女史と近い感じ受けたかなー
漫画の王天君みたいでしたのよ
のど使う仕事されてるのに
煙草スパスパ吸ってたしー印象強かったですのよ
COPD大丈夫だったのかしら・・・

当たったらホームラン!

当たったらホームラン!

トツゲキ倶楽部

「劇」小劇場(東京都)

2023/02/08 (水) ~ 2023/02/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

『それでも地球は廻っている』
『バットは振らなきゃ当たらない』
『深夜の告白』
『みとる』
『俺たちのエル・ドラド/黄金の約束』
を観劇
作が異なっており
バラエティ豊かでありました
シンプルな舞台セットでありましたが
その分
役者さん達に注視できたかしら と
なかなか濃厚な2時間を味わえました

ネタバレBOX

基本各話に繋がりとかは
もたせて無かったデス

復活のアメリカ横断ウルトラクイズに燃えた
お父さんのジャージ姿と
眼鏡越しながらも
解りやすい表情の変化等
楽しかった~♪
サクッと子供らを切って
旦那さんの手を取る奥さまも
カッコ良かったデス

老人ホームで介護士二人が
婉曲的に老人らを
亡き者にする話は
超高齢化社会になってる現実では
重い話でしたわ


みんな幸せ

みんな幸せ

TOMOIKEプロデュース

小劇場B1(東京都)

2023/01/25 (水) ~ 2023/01/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

サスペンスでしたー
資産家家族のキャラ付けがしっかりしており
理解しやすかった
なんか普通な感じの主人公
浅田氏が苦労していたなぁ と
セットはテーブルと椅子位で簡素ながら
情景などは想像し易く
なかなかに面白いなぁと感じた
105分の作品
が 開演10分前位には
主宰さん主導の前説がゲスト付きでやるので
早めの来場を勧めます
その時間は撮影OKでありますしー

ネタバレBOX

資産家の家長となった長男=現社長が
大きな遺産を相続して人柄が変わり
P3レベルの研究所作り上げ
この国に武器をーと偏り
正そうとして過激な行動に出た弟と断絶し
まぁ親の遺産の裏山に火をつけて
捕まって一年半の刑期を務めて出所して
いろいろと腹に一物抱えた家族と再会するトコに
リフォーム業者の冴えない中年主人公が巻き込まれ
爆発しそうになるも
一人娘のおかげで何とか世の中と
折り合いつけて世間から外れない道に戻る話ですかな

資産家社長の太鼓持ちとか
(らしさと服装がよく合ってたー)
思慮の浅い社長の長男とか
(細いーカッコいい=なんか変身とかしそうデシタワ)
キャラが固定化されてる分
衣装変えとかは無かったです

コロナ対策で
ちゃんと場内での会話は控えて と
呼び掛けてたのは好印象

気密管理レベルP3設定でしたが
作ってたのは危ない化学物質設定だったなー
細菌兵器だとリアル過ぎると控えたのかしら
管理甘くてウィルス漏洩させた
くまのプーさん似の方が国のトップであるトコとかのリアルとー
もう日本じゃ一月で一万人亡くなってるし
オオゴトだしなぁ

暴力では敵わないと
社長さん実の弟を
リフォームで直した換気ダクトを手直しさせて
残した暖炉に火をいれると
任意の部屋が一酸化炭素中毒で満たされるようにして
実行するも
いろいろな妨害あり出来ず
家は焼け重要書類取りに戻った社長は
煙に巻かれて昏睡状態になり
弟は入手した資料を暴露しようとするも
悪徳リフォーム業者のレッテルを貼られた主人公が
世論で盛り上がりネタにならない事態となりー
浅田氏がーとなるのですわ


『キレナイ/Dear Me!』

『キレナイ/Dear Me!』

ラゾーナ川崎プラザソル

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2023/01/21 (土) ~ 2023/01/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

『Dear Me!』を観劇

繁華街のど真ん中にある夜間保育園。
川崎駅東口にあるのに、にしぐち保育園で繰り広げられる、
親であることに四苦八苦する人々と、
それに振り回され続ける保育士ササキさん=あーちゃんと店長さん、
可笑しくてピュアな「親バカ」の物語を見事に表現しきってたデス。
一時間五十分の作品

ネタバレBOX

作中はクリスマス前です(⌒0⌒)/

強面の幼なじみヤザワ君に
保育園を開ける場所と資金の援助を受けて
頑張る店長さんと
親が一部で有名な女優である保育士さんが
問題抱えた親達や子供などを突っ込みいれつつ
ドタバタ風ながらも
綺麗に笑いと感動交えて表現しきっていました

無口なニシさんとか存在感良かった
エアキャッチボールとかねー

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