口々の観てきた!クチコミ一覧

1-5件 / 5件中
範宙遊泳の宇宙冒険記3D

範宙遊泳の宇宙冒険記3D

範宙遊泳

新宿眼科画廊(東京都)

2011/08/13 (土) ~ 2011/08/17 (水)公演終了

満足度★★★★★

2011年“範宙遊泳的”宇宙の旅
個人的には凄く大好きなギミックが盛り込まれてて思わず『やったぜ!』とニマニマみてました。ファミコン世代にはスッと楽しめるし、それに懐疑的でもちゃんとある。展示と演技空間にわかれていて本編はあまり派手な美術を置かずシンプルに、最小限に空間を活用。そのやり方が、かっちょええ。そして役者たちは、熊川だけじゃねえ!と知らしめたに違いない好演。ムダばかりに見えて、実はムダがない50分。いろいろ書きたいけどそれはネタバレにて!

ネタバレBOX

現実vs夢だったり妄想だったり。みたいな平行宇宙の行き来(冒険?)とかそういう劇構造のことはおいといて、なによりカービィのワープ音!それを選ぶセンス。音楽からして何気に生演奏いれてたり。本、役者、演出、居心地の良い空間作り。ゲームでいったら『mother2』みたいな、行き届いたサービス精神を感じた。特筆すべきは セーブ だ。 音はコンビニの入店チャイム。『セーブしときますか?』の後には必ず重要なイベントが起こるということ。じゅもんで生き返るとかだけならまだしも、そこまでロープレの定石をちゃんとやってくれている。アイテムフラグのパロディにしてもそう。だからといってゲーム世界(宇宙冒険)の話に従事しない。その行ききらなさは 独特の毒気を帯びてシビレさす。すごいバランス良かったなあ。範宙遊泳的スペース・オデッセイ!!
動け!人間!

動け!人間!

鰰[hatahata]

アトリエ春風舎(東京都)

2010/04/16 (金) ~ 2010/05/05 (水)公演終了

【深海魚】【淡水魚】【出世魚】コンプしての感想~
全部が好き。
楽しみ方がわからんって人々いるけど【どんと しんく, ふぃ~る】ってことじゃないの?楽しみ方、それじゃだめすか?
自分はそうやって
手触りを、感触を確かめていた。
だって「動け!人間!」だもの。
滑稽なほど愛おしい人間たちの営み。

わが星

わが星

ままごと

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2009/10/08 (木) ~ 2009/10/12 (月)公演終了

すごい
集大成。
アルバムのようにぎっしり濃密につまったパフォーマンス。
星のホールが宇宙空間に。
そこにはプラネタリウムの浮遊感と音楽ライブの衝動があった。
鳥肌たちっぱで、感動のあまり観終わってすぐに劇場を飛び出して帰りました。

ネタバレBOX

ちーちゃんと月ちゃんの ままごと遊びで、老人になったとき「おそがいね~」といってたけど、名古屋弁だよね?
僕も愛知出身なのでなんか懐かしかった。

望遠鏡を覗くポーズをするとこの「ザッ」って音とか、まわってるときのワードが、しりとりみたいになってるのが、少年王者舘を思わせた。

宮永さんの粋な前説、三浦さん柴さんの音楽、役者さんの躍動、ことば、ラップ、芝居、それらの演出、丸い客席、スタッフさんの技術
すべてがひとつに繋がっていたから、あんなにすごいスケールになったんでしょうね。
ほんとにすごい。

楽しくなって、帰りの井の頭線でもずっとあのリズムが続いてました。

おまけのアポロは、うれしかったなぁ。
LOVE 2009Kobe ver

LOVE 2009Kobe ver

東京デスロック

神戸アートビレッジセンター(兵庫県)

2009/07/03 (金) ~ 2009/07/05 (日)公演終了

vvvUIvU
演劇も、絵画や音楽のように在って欲しい。

しかし、この日の観客は、ちとカタかった気がする。


ネタバレBOX

ボクはといえば、完全にグルーヴにノっかりました、無茶苦茶ダンスに参加したくなったもの。

「LOVE」の文字の前では何をやっても良い。
なんだか幸福な演目でした。

自分が学生時代、セットの壁に大きく「無責任」と書いた美術の前でコントしたことを思い出しました。
転校生◆フェスティバル/トーキョー09春

転校生◆フェスティバル/トーキョー09春

フェスティバル/トーキョー実行委員会

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2009/03/26 (木) ~ 2009/03/29 (日)公演終了

演劇みてはじめて
号泣したかも。

現役女子高生の女優達の瑞々しい演技…
僕らは、あの教室にもう転校出来ないのだなあ…

生は転生する。
でも人一人の人生は一回きりで、不可逆なものだって痛感させられた。

ネタバレBOX

オープニングのダイナミックさ、
転校生役に女子高生でなく、明らかに二世代離れた女優を起用したこと、
リアルタイムの時報、
唐突でショッキングな飛び降りシーン、
ラスト全員手を繋いでの「せーの」のシーン。
全部を鮮烈に覚えている。感動しました。

このページのQRコードです。

拡大