農家の娘の観てきた!クチコミ一覧

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よわいもんいじめ

よわいもんいじめ

コマツ企画

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2010/09/10 (金) ~ 2010/09/20 (月)公演終了

満足度★★★★

みた
すきだ
もすこし時間短くても良かったけど。

キドクラッチ

キドクラッチ

MCR

中野スタジオあくとれ(東京都)

2009/07/08 (水) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★

海を見たくなる

序盤から笑う。
にやにやする。
思わず笑い声が出る。
引き込むのがうまいなあと思う。
そのうち切なくなる。
漠然とした模様が心に染みてくる。
笑いたいのか泣きたいのか分からなくなってくる。

誰かに勧めたくなる。

ヘンシン

ヘンシン

リブレセン 劇団離風霊船

ザ・スズナリ(東京都)

2009/04/16 (木) ~ 2009/04/22 (水)公演終了

満足度★★★★

感じることはいろいろあれど

好きです。

「美しきラビットパンチ」

「美しきラビットパンチ」

ゴジゲン

駅前劇場(東京都)

2010/09/18 (土) ~ 2010/09/26 (日)公演終了

満足度★★★★

みた
何はさておきコーチ役の彼が土田英生に見えてしょうがなかった。
☆半分追加。

2010億光年

2010億光年

サスペンデッズ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2010/05/22 (土) ~ 2010/05/30 (日)公演終了

満足度★★★★

みた
会話のやりとりは、余計な説明を省いて、あれこれ想像させる余地があった。
ありきたりな言葉、場面でも、演じる人の力で変わるんだなあって。
ただこの劇場の、舞台を見上げる感じが、なにかちょっと、物語との間に距離感のようなものを生んでいた気がした。遠い世界の話ではないから、目線が同じか少し高い位置から見つめたかった。
次作にも期待。

モグラ町1丁目7番地

モグラ町1丁目7番地

龍昇企画

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/10/27 (水) ~ 2010/11/03 (水)公演終了

満足度★★★★

みた
メインの役者も客層も、年齢が高かった。実際は分からないけれど、劇団と共に年を経たお客さん、といった感じがなんだか良かった。
どんな芝居かと構えてしまったが、すぐに笑わされた。好みははっきり分かれるかも知れないけれど、勧めたくなる。
最前列で見たけれど最端だったので、ぼそぼそ喋る声が聞こえなかったりもした。こういう演出もありかと思いながら、残念な気持ちもあった。これから観ようかという人はセンターがいいです。

シリーズものの舞台作品をいくつか(オールドバンチ、流れ姉妹…)観たことがあるけれど、今回のが一番肌にあった。

徹底的に手足

徹底的に手足

売込隊ビーム

「劇」小劇場(東京都)

2009/10/15 (木) ~ 2009/10/18 (日)公演終了

満足度★★★★

舞台と想像力

ひたすら笑わせる作風かと思っていたら、きっちりとした会話劇だった。それは小劇場ならではの楽しみ。

逆に、舞台装置が小劇場に不釣り合いなくらい大きく、見えないものをどこまで観客が想像できるかで、劇に入り込めるかどうかが決まってしまう気がした。
舞台よりは映画向きの状況設定に思えた。

初めて舞台を観るとか、年に1、2度といった方には勧めにくい作りに思った。

飛龍伝

飛龍伝

北区つかこうへい劇団

北とぴあ つつじホール(東京都)

2010/11/02 (火) ~ 2010/11/06 (土)公演終了

満足度★★★★

みた
女と男、男と男、みんな泣いている。安保闘争を知らなくても伝わる力を持っていると思う。


知っている歌が頻繁に使われて、浮かぶ情景が観劇の集中力を削ぐ。それが辛かった。

俺のカー・オブ・ザ・イヤー

俺のカー・オブ・ザ・イヤー

売込隊ビーム

「劇」小劇場(東京都)

2011/04/21 (木) ~ 2011/04/24 (日)公演終了

満足度★★★★

みた
タイトルやチラシの雰囲気とはよくも悪くもずいぶん違っていた。ふわふわしてみえる会話の中にはトゲが潜んでいて油断できない。

沼袋十人斬り・改訂版

沼袋十人斬り・改訂版

THE SHAMPOO HAT

シアタートラム(東京都)

2011/02/10 (木) ~ 2011/02/20 (日)公演終了

満足度★★★★

みた
好き嫌いが分かれるかも知れない。
私は好き。

散歩する侵略者

散歩する侵略者

イキウメ

シアタートラム(東京都)

2011/05/13 (金) ~ 2011/05/29 (日)公演終了

満足度★★★★

みた
SFというジャンルが苦手な人にも勧められそうな物語だった。序盤からあれこれと文系の話題が押し寄せてくる。

ただ、終盤の展開には違和感が残った。

ネタバレBOX


概念というのは、結局、理屈だと思う。
だから愛の実体(凄み)というのは、概念というより信念や思い込みに近いもので、侵略者と観客を打ちのめしたのは、まさにそれだと感じた。
だから「愛の概念」という言葉、捧げ物には違和感が残る。

また、侵略者は何度か「大切な人だとは知らなかった」と弁解のように言っていたけれども、それは既に愛の概念を知っている者の言葉ではないのかと感じた。
恋愛感情のみを愛というわけでないし、だから、愛という言葉だけで括ろうとするのは少し乱暴ではないかなと思った。

ほとんど終わった関係が、一方が白痴化したことで甦るというのは、素晴らしいことなのか皮肉なのかよく分からない。

夫婦のやりとりより、男二人のやりとりが胸に迫った。
夜と森のミュンヒハウゼン【9/20千秋楽】

夜と森のミュンヒハウゼン【9/20千秋楽】

サスペンデッズ

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2009/09/11 (金) ~ 2009/09/20 (日)公演終了

満足度★★★★

逆手にとること

雰囲気作りが秀逸だった。会場に入った途端飲み込まれる。

会場が、23区外かつ駅からのそこそこの距離という、あまり利便が良いとは言えない立地を逆手にとった作品作りだったように思う。詳しく書くのは避けたい。
余計な音楽がないのも好み。
また、作家の文体が独特で、たとえば川上弘美とかの女性作家を思い出させて、いつの間にかそれが心に染み入ってくる。

『「「「愛」を使う」と言う」とつぶやく』

『「「「愛」を使う」と言う」とつぶやく』

コマツ企画

ギャラリーLE DECO(東京都)

2010/07/21 (水) ~ 2010/07/25 (日)公演終了

満足度★★★★

みた
作家を演じてるときの顔が太宰に似ていた。
ありだな、ておもった。
何がありだかよくわからないけど。

これ1人芝居だから成立するんだろうなあ。

夕立【作・演出 赤堀雅秋(THE SHAMPOO HAT)】

夕立【作・演出 赤堀雅秋(THE SHAMPOO HAT)】

劇団姦し

ザ・スズナリ(東京都)

2010/07/28 (水) ~ 2010/08/01 (日)公演終了

満足度★★★★

みた
ほかの観客が教えてくれることがある。
目の前の物語に、どこで笑うのか、笑わないのか。
いまの場面で笑った人は、笑わなかった人は、これまでどんな人生だったんだろうとか。
自分か、自分の近しい人に投影してあれこれ思う。

つらい経験だから笑えないことと、それでも笑い飛ばせることがある。
前方の自由席にいたから、後方からは笑い声が降ってくるだけだったけど、聞こえなかっただけで、もしかしたら泣いている人もいたのかも知れない。

The Heavy User

The Heavy User

柿喰う客

仙行寺(東京都)

2010/06/19 (土) ~ 2010/06/19 (土)公演終了

満足度★★★★

みた
言葉が与えてくれるものがあって、言葉が奪ってしまうものがあるんだね。

モナカ興業#12「旅程」

モナカ興業#12「旅程」

モナカ興業

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2012/10/19 (金) ~ 2012/10/28 (日)公演終了

満足度★★★★

みた
多くの人に勧められる作品とは思わない。途中で出て行きたくなる人もいるかもしれない。
ただ、あちこちの劇団の作品を見ていて、ここ見たことが無いという観劇好きの方々には力一杯お勧めしたい。

好きだ。

夜のプラタナス

夜のプラタナス

弘前劇場

赤坂RED/THEATER(東京都)

2010/03/19 (金) ~ 2010/03/24 (水)公演終了

満足度★★★★

たくらみ
いろいろなたくらみが込められた戯曲のようで、でもはったりのようにも見える。見逃しているかも知れない部分が気になり戯曲も買ってみた。
でも照明が細やかだから、戯曲だけ読んでも空気は味わえないはずだ。

男と女の相容れなさみたいなものを、滑稽であったり淋しかったり恐ろしかったり描いた物語に見えたけれど。

ネタバレBOX

でも結末は無理につけたオチみたいに見えた。
魔女のように描くことは、却って人物の底を見せてしまうと感じた。
目的もなく惹かれあって、些細な誤解が生まれて、それを晴らそうとしてもっと大きな誤解を招いてしまう、そんなありふれた情景の方が、魔性より遥かに印象深く恐ろしく思えるから。
行列はどんどん長くなる(全公演終了いたしました。ご来場の皆様ありがとうございました)

行列はどんどん長くなる(全公演終了いたしました。ご来場の皆様ありがとうございました)

la itagaki

テルプシコール(TERPSICHORE)(東京都)

2011/10/29 (土) ~ 2011/10/30 (日)公演終了

満足度★★★★

みた
知人が出ているというので見に行った。
コンテンポラリーに限らず、ほとんどダンスを観たことのない私にとって、普段見ている演劇とは想像力の使い方・使わされ方が大きく異なり、そのことがとても刺激的だった。
背景はコンクリート打ちっ放しの壁で、ソロの場面では独房で踊っているようにも見えた。その殺風景に浮かび上がる影に、美しさと不穏、照明の持つ力を味わわされた。
もっとダンス公演に足を運んでみようと心から思った。

シド・アンドウ・ナンシー【CoRich舞台芸術まつり2009春 グランプリ受賞作】

シド・アンドウ・ナンシー【CoRich舞台芸術まつり2009春 グランプリ受賞作】

MCR

駅前劇場(東京都)

2009/04/22 (水) ~ 2009/04/26 (日)公演終了

満足度★★★★

笑い、そのほか
全編通して笑わされっぱなしでした。
でも時に切なく、時にとてもロマンチックだったりするから、あちこちのツボを刺激されるのです。
結末については、意見が分かれそう。

『Tepes』

『Tepes』

Voyantroupe

ザムザ阿佐谷(東京都)

2009/06/26 (金) ~ 2009/06/30 (火)公演終了

満足度★★★★

ナイーブで、熱い
初めの方、役者の動きが妙に固い気がして話に入れず。初見の劇団ではなかったので違和感を感じましたが、やがて波に乗り出して安心。
荒削りで、少しくどくもあります。ただ、己の言葉で語るのだという信念のようなものを感じます。
ナイーブで、熱いのです。

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