法王庁の避妊法【「 」→〇.】
「 」→〇.
山王FOREST 大森theater スタジオ&小劇場(東京都)
2018/12/28 (金) ~ 2018/12/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
Bチームを観劇。
130分と比較的長い、上演時間でしたが
ストーリー自体も面白く、コミカルな場面、シリアスな場面が織り交ぜられ、あっという間でした。
それぞれの役も、突出しない程度の個性があったのも良かったです。
演者さんは全員レベルが高かったが
中でも、来栖梨紗さん、真辺彩加さんは素晴らしかった。
事務的であることが多い、開始前の事前注意事項等の説明が非常に丁寧でした。
こういった演技以外のところに気を使える劇団は、また観劇したくなる。
東京を待ちながら
劇団ヤリイカの会
新宿文化センター(東京都)
2019/02/11 (月) ~ 2019/02/11 (月)公演終了
満足度★★★★★
東京に行きたいが迷いがある人達が、順々に電車に乗りこみ
何気ない会話から、自身の抱えるているものを見詰め直し、降りるのか留まるのかを決めていく。
上演時間1時間と少し、演者が少人数、シンプルな会話劇。私好みです。
初めは、抽象的なシナリオなのかなと感じましたが
本作は抽象的というよりも、見ている側もそれぞれの登場人物の気持ちになり、一緒に考えてしまう、新しい感覚であった。
『セイレムの焔』
ヅカ★ガール
サンモールスタジオ(東京都)
2018/10/24 (水) ~ 2018/11/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
前回の感動を忘れられず、リピートしました。前回は宵、今回は暁。
私は週1、2で観劇しますが、リピートは本作が初めて。
2回目で全体的な流れは概ね理解していますが、やはり、始まると数分で引き込まれます。前回と同様にセリフの掛け合いの絶秒な間、息の合ったダンスが印象的。演者さんのレベルが高いというだけではなく、練習量の多さが想像できます。
エバさん、レベッカさんは今回も素晴らしく、演者が多数にいる場でも目で追ってしまう。
いい演劇は何度見てもいいですね。シナリオの理解も深まるし、1回目はどうしても一か所の演技に集中するが
2回目は、全体を見る余裕がでる。しかも、今回はWキャスト。
そして待望の台本も、無事購入することができました。これで本演劇を3回楽しめる。
あっ、そういえば物販でTシャツ販売ているのを思い出した、台本買えて嬉しくてうっかりしてた・・・。
3回目行けば解決か・・・?
こっちとそっち
劇団時間制作
萬劇場(東京都)
2018/11/14 (水) ~ 2018/11/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
9月の公演の白紙の目次で、時間制作さんのファンになり本作も観劇。
大まかなストーリーは、地域差別の負の連鎖。
舞台上にアパートの3部屋+大家の部屋が造られており
場面場面でスポットライトが照らされ、その部屋のストーリが進んでいく。
照らされていない場面の演者は掃けることなく
気も抜かず、無音で演技をしているのは感心した。
印象に残った演者さんは、田名瀬さん。
白紙の目次の熱演も素晴らしかったが、今回の高校生役も鬼気迫った熱演でした。
あとは、高橋明日香さん。
この二人の演技が、本作の素晴らしさの礎だと感じた。
他の方が書いていましたが、舞台セットがすごい。ドリフ大爆笑の舞台のレベル(誉め言葉です)。
今まで観劇してきた、演劇で一番の作りこみだった。
Schneewittchen-雪白姫-
TremendousCircus
シアターシャイン(東京都)
2018/06/13 (水) ~ 2018/06/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
母親と魔女扱いし、殺そうと企む、ダークファンタジー。
シナリオ自体も素晴らしいし、雪白姫、魔女(母親)の演技がずば抜けてて引き込まれた。
チラシの毒々しさに惹かれたが、観劇してよかった。
アラサー魔法少女の社畜生活
森プロ
萬劇場(東京都)
2019/01/11 (金) ~ 2019/01/14 (月)公演終了
満足度★★★★★
魔法少女はタクシーで登場します!
スズメバチの駆除業者と同じように(?)
街中に現れるモンスターを倒す魔法少女派遣会社で働くアラサーの魔法少女(魔法系女子)の話。
コメディ、魔法少女、現実性のそれぞれの要素が丁度よく、
現実に魔法少女という職業があると、こうなりそうと感じた。面白かった。
個人的に、モンスター役の演技が好きです。
Short story's
演劇商店 若櫻
現代座会館(東京都)
2018/10/18 (木) ~ 2018/10/21 (日)公演終了
La Barbe Bleue-青髭-
TremendousCircus
シアターシャイン(東京都)
2018/10/31 (水) ~ 2018/11/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
前作の雪白姫と同様、この劇団だけで味わえるゴスロリとグリム童話を基調とした世界観の演劇。
教育的な側面をもつグリム童話が見事にダークに味付けされています。
けして広くない空間と限られた演者で、作られる演劇には感心しました。
個人的にenさん、知乃さん、立石麻未さんの演技が印象に残っています。
特にenさんの青髭の演技は、素晴らしいの一言。
あの声質と抑揚は思わず引き込まれる。しかも演出と脚本まで手掛けているとは。
『トビウオの翼』
オフィスエルアール
テアトルBONBON(東京都)
2018/09/27 (木) ~ 2018/10/01 (月)公演終了
満足度★★★★★
女子中学生が屋上から飛び降り、重体になる。その真相を判明していくストーリー。
あっという間の2時間でした。
濃厚なストーリーもさることながら、仮面の演出は必見です。
演者さんの演技も平均的に高く、
中でも、阿部沙也加さん、菊池隼人さん、平良太宣さんは、役になりきりつつ、見た人に印象を残す演技でした。
海と日傘
チーズtheater
駅前劇場(東京都)
2023/01/25 (水) ~ 2023/01/29 (日)公演終了
死と乙女
LAL STORY
サンモールスタジオ(東京都)
2018/07/26 (木) ~ 2018/08/05 (日)公演終了
疑惑の教室にて
カスタムプロジェクト
調布市せんがわ劇場(東京都)
2018/08/10 (金) ~ 2018/08/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
金田一少年の事件簿的なミステリーの観客参加型の推理劇。
この手の観劇は初めてだが、出題、探偵、解決パートの構成されてて
途中で謎の理解が追い付かなくても、しっかりと解説があり、非常に見やすく理解しやすかった。
作りこみがしっかりしているので、難しいかもしれないが年に2度公演してほしい。
罪の滴り
白狐舎
東京おかっぱちゃんハウス(東京都)
2018/08/18 (土) ~ 2018/08/21 (火)公演終了
満足度★★★★★
2部構成。1つ目は、オウム真理教の菊池と高橋の話。2つ目は、ミステリー作家の苦悩の話。
個人的に1つ目の作品がお気に入り。
古民家の一室という限られた空間で、2人だけの登場人物。
迫真の演技でゾクゾクした。最後のオチもたまらない。
蒼いラフレシアの鼓動〜The beat of blue Rafflesia〜
東京ジャンクZ
王子小劇場(東京都)
2018/08/15 (水) ~ 2018/08/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
導入のダンスで、コメディ要素が強いのかな?と捉えさせられたが、段々と進むにつれて、
ミステリー要素を含んだ人間ドラマになり、気が付いたら前半終了。
後半は、それが続き、あっという間の2時間30分?だった。
演技力も素晴らしく、多数の小劇場の演劇を観てきたが、ベスト3に入る。
Mの肖像
劇団ヤリイカの会
パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)
2018/07/07 (土) ~ 2018/07/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
演者が2人という珍しい演劇。
全体的な雰囲気は、世にも奇妙な物語。
その要因はシナリオであることは当然のこと、一番は、阿部さんの演技。
淡々としていながら、狂気も垣間見える。緩急があって、とても引き込まれた。また、阿部さんの演技をみたい。
『川辺市子のために』『川辺月子のために』
チーズtheater
サンモールスタジオ(東京都)
2018/08/22 (水) ~ 2018/09/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
市子を観劇。シナリオも、進行のスタイルも、舞台上にあるのが高さがある4畳半の畳だけ、などなど素晴らしいが、
何よりも終始大浦千佳さんの演技力に脱帽。演技というよりも、市子だった。
また、大浦千佳さんの演技を観たい。
市子を観劇してから、月子を観るか決めたかったが、時すでに遅し・・・公演は全て完売!残念!追加公演希望!
台本を買ったが、キャンセル待ちで観れるかもと考えると読むかどうか悩んでしまう・・・。
白紙の目次
劇団時間制作
テアトルBONBON(東京都)
2018/09/05 (水) ~ 2018/09/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
Bチームを観劇。
舞子(山本綾)の喜びと絶望の姿、祐太郎(野村龍一)の悲しみと嘆きの姿の演技は逸脱。
個人的に、演技力と役になりきる力は別々と考えているが、この二人は、両方とも素晴らしかった。
シナリオも上質なミステリーを読んでいる気分になりグッド。
11月に次回公演があるとのことで、是非観劇させて頂きます。
『セイレムの焔』
ヅカ★ガール
サンモールスタジオ(東京都)
2018/10/24 (水) ~ 2018/11/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
女性の妖艶さ、美しさ、カッコよさ、弱さ、強かさが全て引き出されていた素晴らしい演劇だった。
シナリオはもちろんのこと、個々の演技力の高さと息の合った演技には圧倒された。
セリフの掛け合い、要所要所の息の合ったダンスはどれだけ練習したのか想像が付かない。
過去、50回程度演劇を観てきたが、一体感の高さは抜群。期間中にタイミングがあえばもう1度観劇したい。
印象に残った演者さんは、エバ、レベッカ。この二人の演技はまた見たい。
座席にフライヤーと一緒に本劇の相関図、役名と演者の一覧があったのは嬉しかった。置いてある演劇は少ない。
相関図をある程度理解していれば、演技やシナリオの整理に集中できるし、
役名と演者の一覧は、印象に残った演者のことを後で調べることができる。
フランケンシュタインー現代のプロメテウス
演劇企画集団THE・ガジラ
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2018/06/07 (木) ~ 2018/06/13 (水)公演終了
『アイイジョウ』
トレジャーオブミュージック 若林佑真
劇場MOMO(東京都)
2019/03/13 (水) ~ 2019/03/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
全般的に演技力も高く、シナリオもアップダウンあり、とても観やすい演劇です。
90分という時間も個人的に最後まで集中して観れた要因。
田名瀬さんのネガティブな感情の表現が今回も素晴らしかったです。
また、受付や誘導、事前説明などのスタッフさんの丁寧も非常に丁寧で好感を得て
最初から最後まで(隅から隅まで)来てよかったと思えた演劇でした。