真賀田シキの観てきた!クチコミ一覧

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アラサー魔法少女の社畜生活

アラサー魔法少女の社畜生活

森プロ

萬劇場(東京都)

2019/01/11 (金) ~ 2019/01/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

魔法少女はタクシーで登場します!

スズメバチの駆除業者と同じように(?)
街中に現れるモンスターを倒す魔法少女派遣会社で働くアラサーの魔法少女(魔法系女子)の話。

コメディ、魔法少女、現実性のそれぞれの要素が丁度よく、
現実に魔法少女という職業があると、こうなりそうと感じた。面白かった。

個人的に、モンスター役の演技が好きです。

ネタバレBOX

渡されるフライヤーが、本公演のクリアファイルに入ってて、かさばらず良かった。
深沢ハイツ302~もう一つのニュートンの林檎~

深沢ハイツ302~もう一つのニュートンの林檎~

Sun-mallstudio produce

サンモールスタジオ(東京都)

2019/01/05 (土) ~ 2019/01/09 (水)公演終了

満足度★★★★

田名瀬さんは相変わらず、いい演技をします。
前回、前々回の白熱した演技とはまた異なるが、今回は理知的な数学者役を見事に演じられてた。

法王庁の避妊法【「 」→〇.】

法王庁の避妊法【「 」→〇.】

「 」→〇.

山王FOREST 大森theater スタジオ&小劇場(東京都)

2018/12/28 (金) ~ 2018/12/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

Bチームを観劇。

130分と比較的長い、上演時間でしたが
ストーリー自体も面白く、コミカルな場面、シリアスな場面が織り交ぜられ、あっという間でした。
それぞれの役も、突出しない程度の個性があったのも良かったです。

演者さんは全員レベルが高かったが
中でも、来栖梨紗さん、真辺彩加さんは素晴らしかった。

事務的であることが多い、開始前の事前注意事項等の説明が非常に丁寧でした。
こういった演技以外のところに気を使える劇団は、また観劇したくなる。

財産没収

財産没収

サファリ・P

こまばアゴラ劇場(東京都)

2018/12/20 (木) ~ 2018/12/23 (日)公演終了

満足度★★★★

私好みの少人数で濃密な演劇でした。上演時間40分というのも集中できてよかった。

3人とも演技力が高く見応えあり、中でも佐々木さんの演技は見もの。

灰から灰へ

灰から灰へ

池の下

要町アトリエ第七秘密基地(東京都)

2018/12/14 (金) ~ 2018/12/16 (日)公演終了

満足度★★★★

演者2人のみの少人数の会話劇。私好みのです。
また、2人とも演技力が高く魅入ります。

ネタバレBOX

微妙に噛み合わない断片的な会話が続き、ちょっと疲れました。
悪食娘コンチータ

悪食娘コンチータ

劇団ブリオッシュ

カメリアホール(東京都)

2018/12/08 (土) ~ 2018/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★

バニカ役が時を重ねるに連れて、順々に3人交代する演出が良かった。

梟倶楽部

梟倶楽部

Pカンパニー

西池袋・スタジオP(東京都)

2018/11/28 (水) ~ 2018/12/02 (日)公演終了

満足度★★★★

池袋にある梟倶楽部という秘密クラブ的な場所で、
書物を後世に伝えるため毎回テーマを決め、演じる。今回は江戸川乱歩がテーマ。

舞台セットも衣装も黒一色、また、演者さんのレベルも全員高く、江戸川乱歩のディープな世界観を見事に表現していた。

劇場の空調が効きすぎて、暑かったのが残念。

こっちとそっち

こっちとそっち

劇団時間制作

萬劇場(東京都)

2018/11/14 (水) ~ 2018/11/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

9月の公演の白紙の目次で、時間制作さんのファンになり本作も観劇。

大まかなストーリーは、地域差別の負の連鎖。

舞台上にアパートの3部屋+大家の部屋が造られており
場面場面でスポットライトが照らされ、その部屋のストーリが進んでいく。
照らされていない場面の演者は掃けることなく
気も抜かず、無音で演技をしているのは感心した。

印象に残った演者さんは、田名瀬さん。
白紙の目次の熱演も素晴らしかったが、今回の高校生役も鬼気迫った熱演でした。

あとは、高橋明日香さん。

この二人の演技が、本作の素晴らしさの礎だと感じた。

他の方が書いていましたが、舞台セットがすごい。ドリフ大爆笑の舞台のレベル(誉め言葉です)。
今まで観劇してきた、演劇で一番の作りこみだった。

ネタバレBOX

4つのショートストーリーが地域差別を織り交ぜ同時進行していく。
主軸と思われる大家一家のストーリーが、他よりも深いものの、もう少し深さが欲しかった。

前作は、ミステリー寄り、本作は、ノンフィクションよりでジャンルが違うので比較するのはお門違いかもしれないが
白紙の目次も似た構成で、主軸がもっと深く、ドラマ性があった。
十一月新派特別公演 犬神家の一族

十一月新派特別公演 犬神家の一族

松竹

新橋演舞場(東京都)

2018/11/14 (水) ~ 2018/11/25 (日)公演終了

満足度★★★

名前や概要は知っているもののが、実は観たことがないことに気付いたため観劇。

何だろう、演者の熱を感じなかった。
新橋演舞場という大舞台で、距離があったせいなのか。

Letter later

Letter later

skプロデュース

アトリエファンファーレ高円寺(東京都)

2018/11/08 (木) ~ 2018/11/11 (日)公演終了

満足度

自分が何者かわからなくなった少女を犬と名乗るものが導く。
3つのストーリーが進行し、それを観察し、やがて記憶を取り戻す。

70分の演劇でしたが、ラストまでは、もう少し時間を掛けグラデーションしたほうが良かったと思います。

ネタバレBOX

火事で亡くなった少女が、飼い犬に導かれ、家族の様子を見せられ、段々と記憶を呼び起こすのが大まかなストーリー。

その家族の様子だが、ネガティブというか不幸・・・。
姉は、彼氏の借金を肩代わりし、バイトに精を出す。彼氏は彼女の友達とくっつく様子だったが、ご破算に。
兄は、好きになった女性とようやく付き合えたと思えたら、思い込みで実際はストーカーまがいの行為をしていた。
両親は、父親の親の介護、そして亡くなる。

これらを少女は見て、自分が何者なのかを思い出し、
あぁ家族です。この人たちは私の家族です。姉です。兄です。両親です。
私は火事で亡くなりました。あの火事は誰のせいでもありません。
最終的に私は、家族の皆の元に生まれて幸せでした。と締めくくる。
・・・????となった。

しかも、少女が手紙を読み上げるシーンで、
亡くなった祖父が暗転して退場するときに、おれここにいるよ?とコミカルに手を振っていたのは更にしらけさせた。

私の理解が足りないのかと思い、台本を買おうと思ったが2000円もした。
「コーヒーが冷めないうちに」

「コーヒーが冷めないうちに」

川口プロヂュース

萬劇場(東京都)

2018/10/30 (火) ~ 2018/11/04 (日)公演終了

満足度★★★★

45分前に受付開始と書いてあったため、調度45分前に到着しましたが、すでに20人以上並んでいました。

喫茶店の中で起こるショートストーリーが綺麗に織り交ぜられ、時間も1時間40分と短く、サクッと見れました。
原作も面白そうなので、読んでみたいです。

印象に残った演者さんは、上村愛さん。
淡々としながらも情に溢れた演技は、非常にカッコよさを感じ、頭一つ抜けた演技力でした。

ネタバレBOX

4つのストーリーが1つにまとめられているため、1つの1つのストーリーが浅い印象です。
『セイレムの焔』

『セイレムの焔』

ヅカ★ガール

サンモールスタジオ(東京都)

2018/10/24 (水) ~ 2018/11/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

前回の感動を忘れられず、リピートしました。前回は宵、今回は暁。
私は週1、2で観劇しますが、リピートは本作が初めて。

2回目で全体的な流れは概ね理解していますが、やはり、始まると数分で引き込まれます。前回と同様にセリフの掛け合いの絶秒な間、息の合ったダンスが印象的。演者さんのレベルが高いというだけではなく、練習量の多さが想像できます。

エバさん、レベッカさんは今回も素晴らしく、演者が多数にいる場でも目で追ってしまう。

いい演劇は何度見てもいいですね。シナリオの理解も深まるし、1回目はどうしても一か所の演技に集中するが
2回目は、全体を見る余裕がでる。しかも、今回はWキャスト。

そして待望の台本も、無事購入することができました。これで本演劇を3回楽しめる。
あっ、そういえば物販でTシャツ販売ているのを思い出した、台本買えて嬉しくてうっかりしてた・・・。

3回目行けば解決か・・・?

La Barbe Bleue-青髭-

La Barbe Bleue-青髭-

TremendousCircus

シアターシャイン(東京都)

2018/10/31 (水) ~ 2018/11/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

前作の雪白姫と同様、この劇団だけで味わえるゴスロリとグリム童話を基調とした世界観の演劇。
教育的な側面をもつグリム童話が見事にダークに味付けされています。

けして広くない空間と限られた演者で、作られる演劇には感心しました。

個人的にenさん、知乃さん、立石麻未さんの演技が印象に残っています。
特にenさんの青髭の演技は、素晴らしいの一言。
あの声質と抑揚は思わず引き込まれる。しかも演出と脚本まで手掛けているとは。

ネタバレBOX

次回作のシンデレラも期待しています。
『セイレムの焔』

『セイレムの焔』

ヅカ★ガール

サンモールスタジオ(東京都)

2018/10/24 (水) ~ 2018/11/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

女性の妖艶さ、美しさ、カッコよさ、弱さ、強かさが全て引き出されていた素晴らしい演劇だった。
シナリオはもちろんのこと、個々の演技力の高さと息の合った演技には圧倒された。
セリフの掛け合い、要所要所の息の合ったダンスはどれだけ練習したのか想像が付かない。
過去、50回程度演劇を観てきたが、一体感の高さは抜群。期間中にタイミングがあえばもう1度観劇したい。

印象に残った演者さんは、エバ、レベッカ。この二人の演技はまた見たい。

座席にフライヤーと一緒に本劇の相関図、役名と演者の一覧があったのは嬉しかった。置いてある演劇は少ない。
相関図をある程度理解していれば、演技やシナリオの整理に集中できるし、
役名と演者の一覧は、印象に残った演者のことを後で調べることができる。

ネタバレBOX

ネタバレではないですが、シナリオが大変良く台本が欲しかったが売り切れだった。残念。
Short story's

Short story's

演劇商店 若櫻

現代座会館(東京都)

2018/10/18 (木) ~ 2018/10/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

記憶喪失の主人公の学生時代、教職員時代、現在が順不同に進み、最後に現況の背景とこれからが綺麗に描かれています。

小説化してほしい。

となりの事件

となりの事件

シアターノーチラス

OFF OFFシアター(東京都)

2018/10/10 (水) ~ 2018/10/14 (日)公演終了

満足度★★★★

普通の家庭の日常をベースとした、世にも奇妙な物語的なミステリー。

フライヤーにもある通り「ふつう」がコンセプトであり、舞台にあるのはイス7脚のみ、他は何もない。
演者も、そこら辺にいる、ふつうの人を演じていた。

しかし、終盤の事件の真相の説明(?)は、それまでのふつうを縦軸としてた反動で、もの凄くゾクッとしました。

ネタバレBOX

終盤までアップダウンが無いのがフリだとは思いますが、中盤でもアップダウンが欲しかった。
セイラム

セイラム

sortie

新宿眼科画廊(東京都)

2018/10/12 (金) ~ 2018/10/16 (火)公演終了

満足度★★★★

小劇場特有の閉塞感、少人数の演者、ミステリアスな雰囲気。
これらが好きな人は是非とも見るべきです。

平田役の沈ゆうこさん、ひょうひょうとした個性的でありながら、見事に役になりきっており、とても好きです。また見たい演技です。
名倉役の中村真沙海さんの妖艶でしっとりとした演技もよかった。

ネタバレBOX

シーンの入れ替えの演出がとても印象的です。

次のシーンに登場しない演者はそのまま去り、
残っている演者(または新たに登場する演者)の1人が時計を手で回し、
その間、場の演者は動かず止まっている。
この演出が個人的に、袖もない出入口が1つの閉塞的な劇場をうまく利用しているなぁと印象に残っています。
金魚鉢のなかの少女

金魚鉢のなかの少女

地人会新社

赤坂RED/THEATER(東京都)

2018/10/06 (土) ~ 2018/10/14 (日)公演終了

満足度★★★★

レッドシアターという場所だけあり、全てがワンランクもツーランクも上だった。
中でも堺さんは、コミカルで個性的なアイリス役を見事にこなしており、これだけでも観劇する価値あり。

シナリオも、有名な脚本家だけあり、見事だった。

ネタバレBOX

「話がかみ合わない」キャラがアイリス、ローレンスと二人もおり、見ててちょっと疲れた。

また、アイリスの演じ方が何か見たことあるな・・・と思い
堺さんの過去の出演作を確認したら、アニーだった。あの演技はそのままアニー。
それでも、演技力は素晴らしかったです。
ミスリード

ミスリード

ぱすてるからっと

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2018/10/04 (木) ~ 2018/10/08 (月)公演終了

満足度★★★

開始数分、この演劇は、アイドル寄りの演者が多いなぁという印象でしたが
段々と個々の演技力の高さが見られ、魅了されました。

中でも印象に残ったのは、有村瞳さんの可愛さ。あの容姿+京都弁は、可愛すぎます(笑)
蜂巣和紀さんのぱぱ先生は面白すぎ、「秒速600メートルのたかしvs秒速800メートルのはなこ」がツボでした。

シナリオは、Aが要所要所で、嘘、詐欺等の他人に対する疑心の言葉を吐き出しますが、その背景の説明がなく、モヤモヤ。
ダンスの時間を取るなら、その説明(演技)に時間を割りあっててほしかったです。

ネタバレBOX

終盤、AはBの心情を知ったにも関わらず、
黒板に、私は友達がいて幸せです。的な意味合いの文字(正確な文字は失念)を書き、
ハッピーエンドの印象を残したのは理解ができない。バッドエンドの方が自然。
『トビウオの翼』

『トビウオの翼』

オフィスエルアール

テアトルBONBON(東京都)

2018/09/27 (木) ~ 2018/10/01 (月)公演終了

満足度★★★★★

女子中学生が屋上から飛び降り、重体になる。その真相を判明していくストーリー。

あっという間の2時間でした。
濃厚なストーリーもさることながら、仮面の演出は必見です。

演者さんの演技も平均的に高く、
中でも、阿部沙也加さん、菊池隼人さん、平良太宣さんは、役になりきりつつ、見た人に印象を残す演技でした。

ネタバレBOX

開始前に、プロジェクターにスポンサーのCM、所属演者のコメントが流れていました。
映画館では当たり前ですが、小劇場では珍しいなぁとぐらいしか感じませんでしたが
更に通販風の映像で「仮面」の紹介映像が流れ、
これはお笑い要素なのか?とぼんやりと考えていましたが・・・まさかの伏線だったとは。

オープニングでは、シリアスで意味深な仮面をつけたダンス。
劇中では、建前時は仮面をかぶり、本心時はとる。
仮面を持っている人もいれば、無い人もいる。開始前の映像を含めて、仮面の演出のアイデアが凄い。

中学校が舞台であるため、舞台や衣装は若干地味目。
しかし、エンディングでは、時の流れとシリアスな雰囲気を一変させるため、
カラフルに切り替わる。この演出もとても印象深い。

保健室の先生と教頭の不倫・・・まぁあるかも。
生徒(中学生)と教師の恋愛でしかも妊娠・・・???

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