のぞき穴、哀愁 公演情報 のぞき穴、哀愁」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-7件 / 7件中
  • 満足度★★★★

    好きな笑い
    初めてのMONOさんでしたがとても好きなタイプの笑いでした。
    覗くという行為のワクワク感に恋愛も絡まってニヤニヤしながら観てました。

    笑いだけでなく切ない部分もあり
    その配分がとても心地よく
    観劇後の気持ちはとても良かったのを覚えています。

    是非また次回も観たいと思います。

  • 満足度★★★

    切り分けが。
    ある意味アリな話だが中途半端。もう少しどちらかに踏み出せないかな?

  • 満足度★★★★

    覗・・・
    って演劇を以前に観た~ 周りを囲む新聞紙の好きなところに穴をあけてくださいって。
    あれはかなり恥ずかしかった(覗く方なんだけど)

    今回の作品で覗いているおじさんたち、哀れ。。
    若くて可愛い女の子とおじさんの対比もかなりの哀愁でした。

    面白かったけど辛かったのもありかな(^_^;)





  • 満足度★★★★★

    これがドラマ、新喜劇、大衆演劇だったら?
    びっちりと埋め尽くされたHEP HALLの舞台セット。
    先ずそこで圧倒されるのだが、そこから寸分の狂いもなく、ただ一般のお客様に分かり易く、面白いものだけに到達する老獪さは流石!
    圧倒的

    ふと考える。
    これがドラマだったら。
    これが新喜劇だったら。
    これが大衆演劇だったら。


    満席のお客様、そして笑顔のお客様を見て、
    MONO さんは見事に普通のお客様に浸透しているコトに優れている。
    公演前日に僕はたまたま、FM802 を聴く機会を得ていたのだが、
    そのタイミングで 土田英生 さんがゲストに出られていた。
    これ以上はないタイミングであろう。
    そんな意味でも、そうした種をばら撒く作業は成し遂げている。
    そして面白い。
    誰一人、面白くないものはなく、
    完璧に機能している。

    凄いですね。
    こういった公演を41回も続けられているとすれば、
    本当に心の底から敬服する。

    こういったものを、もっと普通に観れる社会に出来ることが演劇の願い出もあると感じました。

  • 満足度★★★★

    寂しさを感じられる幸せ。。
    とにかく笑いました‥。  
    でも、終わったあとに少し寂しさも感じました。  

    明日には、良いことがあるかも‥‥  
    って思えるのなら、  
    その寂しさを感じられることも、  
    ささやかな幸せなのかも。  

    ‥って、そんなことを思いました。

    ネタバレBOX

    男性陣に比べて、
    女性陣は、可愛くて綺麗なかたばかりでしたぁ。

    それも、観劇するときの、
    ささやかな幸せです‥(苦笑)
  • 満足度★★★

  • 満足度★★★★★

    のぞき穴
    初MONO。面白い。

    ネタバレBOX

    別府泉(松永渚)…広報課。珍獣マニア。楓のことを無意識の計算と評する。
    湯河原(土田英生)…広報課長。仕事できない。恋愛に疎く無神経。
    鮫島(金替康博)…諜報部員。楓のファン。
    丸茂有卦(古藤望)…新人諜報部員。マルモウケがキャッチフレーズ。珍獣マニア。
    本多(森谷ふみ)…諜報部課長。三田社長の愛人。元水商売。部下に舐められてた。
    片山(水沼健)…諜報部員。本多課長に片想い。演劇好き。のぞき穴の向こうとこっちを意識する。
    轟(奥村泰彦)…諜報部員。泉のファン。
    森村(尾方宣久)…会社社長の末裔だけど、一般社員。三田社長から監視される。
    三田楓(高橋明日香)…現社長の娘。森村といい感じ。

    三田社長が森村の反旗を警戒し、クビになった元社員や愛人を社内監視に任命する。のぞき穴に気づいた森村は反旗の意思はないと部員らに話し、部員らも自分たちの仕事の虚無を想い、一転社内に混乱を起こすよう情報操作をはじめる。結果、三田社長は失脚し森村が社長となるが、諜報部員のほとんどは追い出され、諜報部は解散となる…。

    セリフとキャラとシチュエーション、タイミングのミックス加減がどんどん笑いをひき起こす快作。森村に気づかない諜報課長の話とか、泉と楓の女性的論争とか大いに笑った。気持ちいいくらい。
    それでいて、社内の混乱に充実感を得始めた部員らに、世界が違うという認識が生まれる(押し込めてた想いが湧き上がる)。哀しげなトーンに変化した終盤、森村社長が諜報部員(や使えない湯河原)の解雇?したことが明かされ、穴を封じることを泉と丸茂に依頼する。片山が抱いていた、あっちの世界と屋根裏の世界の違いをクッキリ残し、始業のチャイムが鳴る…。

    人生落ち目な諜報部員と社内で疎まれてた森村というマイノリティな一体感と、その根底にある確かな違い。笑いの多い作品だからこそ、そのニガニガさと現実感が迫ってきたいい舞台。100分。

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