建てましにつぐ建てましポルカ 公演情報 建てましにつぐ建てましポルカ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
1-15件 / 15件中
  • 満足度★★★★★

    純粋に笑ってた
    今日は早退にて観劇。
    上司から、そろそろ時間だよ!と教えられて職場を退社。
    昨日は有給休暇取ったのに、なんてありがたい職場なんだろう。
    電車の乗車時間を間違えていて、焦ったこともあったけど、余裕で到着。
    ヨーロッパ企画は久しぶり。
    座席が前方だったからかもしれないけど、みんな歳取った?
    っていう私も若くないけど・・・。
    その年月のおかげか、もうホントに純粋に笑わせてもらった。
    早退して観たかいがありました。

    ネタバレBOX

    相談や協力が大切だけど、それでも解決できない事態になると、目を背けるしかない人の心理を見た気がした。
    現実社会、ゴールは見えず(何がゴールなのかが分かっていないことも・・・)いつも迷っています。これが正しいはずと願って。
    だから、建て増しのお城が劇中に私を誘い込んでくれました。
    迷ってどうしようもなくなると、プライドはなくなり、だれでもいいから助けを求める。なのに、最終的にプライドが邪魔したり・・・。
    妙に学のある「物乞い」が笑えるのですが、ラストはちぎったパンを拾い食べながら、あの窓まで行ったんだろうな。と思えたり、「法衣の女」は怪物を元の姿に戻すために来たのではない?とフェイントをかけられたり。
    とにかく、日常を忘れて笑わせてもらいました。
  • 満足度★★★★★

    最後に見せる構図
    おもしろかった。
    様々なことが微妙にずれて、観客の笑いを誘う脚本の巧みさはさすが。役者のキャラクターもその世界観に実にマッチ。
    それがエスカレートして、異次元へ連れて行く力量もすばらしい。

    でも、それだけで終わっていたら、普通におもしろい芝居。
    その中に、伏線も織り交ぜながら現世相へのアイロニーとなっている。

    ここまでキレイにハマると名作というしかない。

    ネタバレBOX

    そういう最後の構図に関心がないとしても、日ごろ芝居を見ないような人にも楽しめる舞台で、オススメできる。

    もうちょい、詳しい感想は
    http://sakuteki.exblog.jp/19779849/
  • 満足度★★★★★

    ヨーロッパ企画「建てましにつぐ建てましポルカ」観ました
     開演前から異常にワクワクさせられる、使い方の可能性を考え抜いて設計されたセット(ちょっとエッシャーっぽい)を、さまざまなベクトルから縦横無尽に出入りする、パワフルな役者陣から目が離せない舞台。

     情報のエスカレート、飽和のさせ方が巧み。
     最初はちょっとテンポがのろいかなあ、と思ってたら、みるみるうちにはずみ車が激しく回る。
     度肝を抜かれたネタが、しばらくしてまた出た時には、「…そういえばあんなのもありましたなあ」w 
     主人公も観客も同じペースで、どんどん状況を持て余していく共感性。

     ラストはもう、ほとんど「8時だよ!全員集合!」ノリ。


     プライド高く、都合の悪い情報を次第に切り捨てていき、大局からも目を逸らしていく主人公らは、現代日本の私たちの姿かも。(風刺だw)



     安定のヨーロッパ企画。
     前回「月とスイートスポット」と、さまざまな点で対照的。(叙情性ーナンセンス、一本の筋書きーバラエティ、時間ー空間)
    一日とはいえ名古屋公演があってよかったなあ。

  • 満足度★★★★★

    散らかし放題散らかった気持ち良さ
    まず会場に入って舞台美術が圧巻の仕上がり。
    席に着いた途端、世界が広がってました。
    序盤は静かに始まり、徐々にクロスしていくやり取り。じわじわ積み重なっていく笑い。ラストは、こんなに散らかしていいの?っていうぐらい、散らかし放題散らかしてて、その散らかり具合がものすごく心地よかった〜。
    とりあえず、たくさん笑わせてもらいました。

  • 満足度★★★★

    温かい笑い。
    面白かったです。  
    毎回いつも、”今回は楽しめるのだろうか?笑えるのだろうか?”ってう不安な出だしのヨーロッパ企画なんだけど、結局最後は持っていかれちゃう‥‥っていうか‥。  
    好意的なお客も多くて、温かい笑いに包まれながら、自分も笑い、そしてまた人が笑うのにつられて笑い‥‥っていう感じでしたね。  
    ほんと、観ていて心地よかった。  
    ただ、雑な感じが無くなって、つくりも役者の芝居も上手くなった分、なんか寂しさも感じるけど‥‥っていうのは贅沢だよね(((^_^;)  
    大満足の満足度4‥‥って、4かいっ‥(笑)

    ネタバレBOX

    やっぱ、諏訪くんの物乞いと本多くんの道化の絡みが一番ツボだったかなぁ。  
    しかし、良く考えれば、もろ学芸会の芝居‥‥っちゅう感じだよなぁ。(笑)
  • 満足度★★★★

    丁度いい距離。
    この舞台は、俯瞰で観た方が楽しみが増しそう。 貴族達がパーティ会場に行くのを妨げるなにか。大爆笑でした。

    ネタバレBOX

    しっかり作られた美術の舞台は中世ヨーロッパのある王族の城。
    巨大迷路なんて書いてあったので現在かと思いきや中世ヨーロッパ。
    いい方向に裏切られました。

    もうね、映画にもあるように何でもあり何です。中盤からの登場のキャラ達は。(笑)

    前半は建て増しされたために迷ってパーティ会場に戻れない貴族達ののやりとり。充分笑えます。
    そして中盤から登場してくる、お姫様、城の中を縦横無尽に移動する騎士、呪われた王子、パーティ出演後の道化師、知識のある乞食、メイド、そして悪魔と白魔導師。
  • 満足度★★★★

    遊び心タップリ、笑い転げた
    遊び心タップリでバカバカしさ満載の舞台に笑い転げた。きれいに抜けた二塁打という感じのスカッとした舞台だった。

    詳細は、演劇感想サイト「福岡演劇の今」 http://f-e-now.ciao.jp/ に書いています。

  • 満足度★★★★

    ドタバタ
    あいかわらずのドタバタコメディ。
    前作よりも好きだったかな。

  • 満足度★★★★

    才能の集積
    前回が時間軸でてんやわんやもので、今回は空間でてんやわんやもの。とにかく上手いです。ドタバタ喜劇なんだけどきちんと交通整理出来ている。実は、脚本も演出も緻密で巧み。
    だから、場面は大騒ぎでとっ散らかっているようなんだけど、とても観易い。ドタバタすればドタバタ喜劇になると思っている輩には到達出来ない高レベルでした。

  • 満足度★★★★

    日本をどたばたコメディーで風刺
    「ロベルトの操縦」と同様、終わりの盛り上がりとともに笑いながら涙止まらなくなる。全部わかっていて、Nintendoっぽくやってる。大人なんだ。これを成熟って言うんだと思う。ヨーロッパ企画がいま存続していることに感謝。

    ネタバレBOX

    行き当たりばったりかつ後手後手の設計のせいで迷路だらけになった城は、日本もしくは原発事故対応そのもの。迷路で迷って手も足も出ないくせに、プライドが高くてそれを告白できない貴族(菅原永二)は、東京電力。いつか起こる事故や地震(このお芝居では城に巣食う悪魔)に対する危機管理もゼロ。それでも笑って暮らしてる(暮らすしかない)今の日本をどたばたコメディーで風刺。
  • 満足度★★★

    2人芝居?
    大好きなヨーロッパ企画に大大大好きな菅原さん客演!
    ・・・当然期待大。。。

    期待しすぎた感。

    ネタバレBOX

    楽しかった、、、楽しかったけど、でも、
    いくらなんでも、菅原さんにばかりもたれ過ぎというか、
    菅原さん&永野さんばかりにスポットあて過ぎというか、、、
    2人芝居ですかこれは?

    最後はみんな出てきてごちゃごちゃして、
    それがヨーロッパぽくて可笑しかったけれど、
    もっと早くそうなって、そして、全部じゃなくていいから、
    何か1つ、どこかに落として終わって欲しかったなぁ。。。と。

    いやしかし諏訪さんはズルい(笑)。
    そして全然、演技に見えなくて・・・(笑)、
    終演後のヨロッパ通信の宣伝でやっと諏訪さんの顔になったから、
    すげぇなぁと思っちゃいました。
    いやいや、中川さんのドッチラケぶりも、
    土佐さんのすっとぼけぶりも。。。
    やっぱ好きだなぁ。ヨーロッパ企画。
    千秋楽に行けなくて残念。。。頑張って働きます。
  • 満足度★★★

    迷路だけに笑の出口もない
    平凡なウエーィみたく、変わった舞台で話しを作るのは上手いですね。
    迷路のような城を迷う貴族にファンタジー要素も入れて来ます。
    吉川さん目的で見に行った部分もあるので、まぁいいかなとは思いますが
    クスリと笑える軽く見易い作品ですね。(吉川さんはE企画にも合いますね)
    前田建設が面白かったのですが、駅前とかでやってた頃からは
    セットが豪華になった分、仕掛けは増えましたが、基本変わらないですね。
    なんかキャラメルボックスのコメディ版劇団のように安定して見れますが
    傑出した面白さが期待出来なくなってきたかもです。
    (個人的にですが)

  • 満足度★★★

    “迷路コメディ”
    福岡公演を3回とも観劇。

    舞台でどのように迷路を表現するのかと思っていたので
    開演して段々迷路のしくみが分かってきて「あぁ、なるほど」と納得。
    今回、セットの建物の壁たちがわくわく感を高めてたなと。

    衣装にもこだわりが見えた。
    中川さんが貴族の服が似合ってたのは意外(笑)
    個人的には西村さんの白い衣装が似合ってて可愛くて好きだった。
    話が進むにつれ色が変わっていく永野さんの衣装…汗の量がすごかった←

    今回終わり方があっさりしていたかなと。
    いつもの公演と比べると見どころ満載って感じではなかったけど、
    笑える場面はあって、楽しかった。

  • 満足度★★★

    まあまあ
    ヨーロッパ企画で普通に楽しめたのは初めて。
    迷子だけで最後まで引っ張ったのは立派。
    いつものことではあるが、別の役者さんが演じていればもっと楽しく面白い舞台になったことと思う。
    仕方のないことではあるが、それが残念。

  • 満足度★★★

    初ヨーロッパ企画
    「迷路コメディ」って何?と思いながらの観劇。
    う~ん、そう来ましたか。
    力の抜けた唯唯楽しい作品でした。

    メインの場面が多少冗長な感じだったので、
    脇のキャラクターを活躍させられたらもっと面白かったかも。

    全力で演劇で遊んでる感があり、
    これはこれで有りかと・・・。

    ネタバレBOX

    登場人物が「貴族」「召使」「騎士」「お姫様」「異形の王子」「魔族」・・・って
    まるで中世ヨーロッパが舞台のゲームの中のよう。

    建てまししすぎて迷路のようになったお城で、迷子になった貴族がパーティーに参加するために悪戦苦闘するなんて
    ある意味凄い思いつきだと思います(笑)

    非日常な設定なので細かい事が気にならずに済んだのかな?

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