ドン・カルロス 公演情報 ドン・カルロス」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.7
1-3件 / 3件中
  • 満足度★★★★★

    良作
    「ドン・カルロス」
    良作。木村先生は古典原作の宝塚化で良い作品を書く(ような気がする)

    「Shining Rhythm!」
    超良作。構成自体は中村先生のいつものやり方だけれど、音楽・振付ともマッチングがすばらしい。

  • 満足度★★★★

    初・宝塚!
    都内に数ある劇場で今だ足を踏み入れたことがなかったのは東京宝塚劇場と新国立劇場の大劇場だけだったが、今回宝塚劇場を征服。食わず嫌いはいけないなと反省。(だって顔が皆同じで変なんだも~ん。)あの同じ顔メイクだって100年近くも続けば一つの様式美!歌舞伎の隈取みたいなもの。歌も踊りもレベルが高く、衣装もセットも豪華。芝居の演出もアイデアに富んでいて、たのしかった!めくるめくような夢の世界を堪能した。宝塚にはまる人の気持ちがわかったな。女役の人たちの高音がもうちょっとしっかりした音ででてればもっとよかったな。

  • 満足度★★★★★

    シラーの原作とは
    だいぶ違うけれど、こちらの方が全然好きだな・・。

    観に行って良かった。

    (原作のように)王子と王妃との邪恋とかだったら、自分は全然テンションが上がらなかったように思います。

    かつての婚約者であり、
    フランスとイタリアの洗練された文化に育まれた、
    妖精のように美しい王妃にはまったく未練もなく、
    幼少期に一緒に育った地味な服装の女官のほうばかり見ている王子というのは、
    やっぱり良いな、と思う(そこが原作と思いっきり違うけど

    ・・そうなんだよな、村人たちと一緒になって
    足踏みして歌ったりするような王子なら、
    「洗練(美しさではなく)より大事なものがある」という、
    考えてみれば当たり前にも思われるのだけれど、
    気のせいか現在も多くの人が完全に忘れ去っているようにも見える
    単純な現実について
    (それは心の温かさであるとか熱量とでも言うべきもののようにも思うのだけれど)
    気がつかない筈がないんじゃないかと思ったりもする。
    (いつも思うのだけれど、洗練とか流行とか言うものは、
    人生の中では余技のようなものにすぎないように思われます。
    雑誌などのメディアでも、なんでこんな表面的な物事に
    多くの比重をさくのか、いまだに理解できないです・・(苦笑)

    容姿だけで素晴らしい男性を捕まえたと思いこんでいる女性は、
    もう一度、その人物をしっかりとその目で見つめなおした方が良いと思います・・。

    宝塚はいつもこうしたあまり他のメディアでは出てこないような大事なものごと
    (それは他の舞台作品でもあまりはっきりとは触れられないようなものごとでもある)
    についても、端的に表明できるところが素晴らしいです。

    ・・宝塚のことだから、ドン・カルロスも5月に相応しい爽やかな作品なんじゃ?と思いなおして、
    ぎりぎりになって駆け込みで観られて良かった(苦笑

    あとで映像でこれをみたら、生で観なかったことを後悔したかもなぁ。

    本音を言うと、宝塚はこういう物語(直球)だけ上演してくれても
    別に良いかな、とも思ったりもして。

    ・・あとでもうちょっとだけ書き足します。

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