しだれ咲き サマーストーム 公演情報 しだれ咲き サマーストーム」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.7
1-15件 / 15件中
  • 満足度★★★★★

    華やかで楽しいワクワクする舞台でした。遊び人というかダメ男というかまさに落語のキャラクターだった。生演奏も良き。満足感のあるお芝居、堪能しました。

  • 満足度★★★★★

    とても見応えのある舞台を観た。最初からワクワク感満載で,途中10分間の休憩はあるものの,最後まで緊張感は途切れない。作品,演技,演出,秀逸である。舞台装置も劇場を縦横無尽に使っており,なんとも大きな芝居感が溢れている。作品のオチもとても好みである。あやめ十八番さん,観劇は2作品だけであるが,いずれも質の高い舞台で,今後も注目したくなる期待の劇団である。

  • 満足度★★★★★

     吉原には「八朔」という行事があったという。柑橘類の話ではない。文字通り旧暦の八月一日のことである。家康が天正十八年八月朔日に江戸に入ったことを記念して各大名、旗本、御家人などは白装束で将軍に拝謁したのだが、江戸庶民にとっては、吉原の遊女が白小袖を着て客を迎えたことを意味した。未だ暑い盛りであるから白い小袖は、雪の純白や純な娘にも通じ、粋を尊んだ江戸っ子達の人気を博したようだ。(新暦では大体8月末頃)(追記2019.7.24)

    ネタバレBOX

     無論、この物語の面白さは、八朔にだけあるのではない。この時代の日本では“嫐打ち”という名の面白い風習があったのだという。(今作の時代設定での江戸が寛政以前であることは、それ以降にはこの風習が廃れているから明らか)どんな風習であったかというと三行半を突き付けられ離縁された女房の亭主が一月以内に新たな祝言を上げた場合、前妻は徒党を組んでカチコミを掛けることが出来たというのだ。応戦する側にも助っ人は認められていた。一応、刃物を持って戦ってはいけないとか、器物の打ち壊しは構わぬが、人を叩いてはならないなど規則があったようだが、無論、怪我人は多く出たそうである。唯刃物は禁じられていたので、獲物は台所や家庭にある箒や擂粉木のような家事道具の類であったらしい。何れにせよ、チャンと果たし状のような物を相手に送って、それに返書も届くのだが、今作ではどちらも候文が用いられていて、流石に和物に強い劇作家だと感心させられることしきり。現代の我々が極めて面白く感じるのは、カチコミ掛けるのに、挨拶も糞もネエだろうという現代日本人の感覚からみるとホントに滑稽なのが、この名乗りというか挨拶状のやりとりで、こんな悠長なことが成り立っていたこと自体、当にジョークである。
     閑話休題、火事と喧嘩は江戸の華とはよく言ったもので、映画の「吉原炎上」の時代設定は明治末頃とされていて関東大震災の時ではないが、大震災の際に大門を開けてもらえず多くの遊女が亡くなったことは誰でも知っていよう。花魁ともなれば高嶺の花でもあった訳だし、この後述べる東薫が大門の内に入れなくなったのは、彼が放火してボヤを出した話も出て来るのでこの連結にもそう無理はあるまい。
     更に面白さを増すのが、この脚本のメタ構造である。5年の間に元同門の落語家3名のうち、1人は真打となって白菊の跡目を継いだが、師匠の娘、袖は弟弟子の東薫に取られている。というのも東薫は中々の色男で袖がゾッコンだったが為だ。然し、東薫は、兄弟子から貰った金で同輩の岩鼻と共に出向いた吉原で鬼瀬川という花魁に入れあげてしまう。東薫は新婚ほやほやにも関わらず、袖に離縁を迫るが一向進展せぬまま5年が経った。岩鼻はこの間に戯作者として名を成していたが、白菊から新作落語を、吉原の大店からは、八朔に行われる俄か狂言の脚本執筆を頼まれる。そこで吉原の有様をつぶさに観察できる部屋に住み込み、取材を始めるがその際、身の周りの世話役に朝蛾於という遊女をあてがわれる。岩鼻は、精緻な取材の結果、筋だけを組み立て、登場人物達そのものを差配して落語の新作と俄か狂言の脚本のクライマックスを同時に八朔当日に仕組んだ。つまり今作は、岩鼻という劇中に登場する戯作者が書きあげたシナリオを劇に登場する人物達が演じるという構造になっている訳だ。無論、現実には実際の脚本を書いた実在の作家が、総てを計算して書いている訳でこの幾重にも重ねられたメタ構造自体が極めて楽しめるものとなっているのだ。この複雑な面白さに比べたら、Vチューバー・のよという名のバーチャルアイドルとその制作者達、落語と俄か狂言の連結、何となく現代日本と江戸のそれが重なりあっていることなど取るに足りまい。あちこちに敷かれた伏線から、東薫狂乱の場などはシェイクスピアの「マクベス」敗退の場面を彷彿とさせるし、実際に今作を書いた劇作家は、江戸時代の作家として日本のシェイクスピアと謂われる近松門左衛門や戯作者井原西鶴現代日本版を目指しているのかも知れないなどとも感じさせる。
     登場人物の中で最も気に入ったのは岩鼻、朝蛾於。
  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2019/07/20 (土) 14:00

    座席1階F列18番




     2019.7.20㈯ PM14:00 吉祥寺シアター

     夏の暑さが戻った梅雨明け間近の吉祥寺の駅から、あやめ十八番『しだれ咲きサマーストーム』を観る為、吉祥寺シアターへ足を運んだ。

     劇場に入ると紅殻色の橋から階段へ、階段から中空、地上の左右に紅柄色の格子に囲まれた、廓の部屋のようなものへと繋がる舞台が暗い中に鮮やかに浮かび上がっていた。

     江戸時代まで行われていた風習、“ 後妻打ち”の場面から賑々しく始まった『しだれ咲きサマーストーム』の舞台は、2020年の江戸。

     “ 後妻打ち(うわなりうち)”とは、妻と離縁して1ヶ月以内に夫が再婚した場合、予告した上で、先妻が後妻の家に徒党を組んで襲撃し、後妻も徒党を組みこれに応戦すると言うもので、刃物は用いず、人を攻撃してはならず、壊すのは家具や物品のみに限り、男は参加出来ないなどのルールがあり、互いの鬱憤を晴らす風習。

     この“ 後妻打ち”、落語や時代劇等にも描かれており、「ああ、落語の世界だなぁ」、これはもしや落語仕立ての話かと胸が弾んだ。

     舞台は2020年の江戸。江戸と現代が混ざり合いながら、するりと溶け込み違和感がない世界が目の前に立ち現れた。2020年の江戸を舞台に紡がれるのは、

     風間東薫という元落語家が新婚の身でありながら、鬼瀬川という吉原の遊女に一目惚れして以来、毎日のように妻のお袖に離婚を迫るも、お袖はこれを頑として聞き入れず、夫婦の話し合いは平行線を辿る日々を送っている。

     一方、落語家時代の東薫と同期であった岩鼻牡蠣衛門も、現在は落語家を辞め、戯作者となっていたが、或る日、作家として活動する牡蠣衛門の下に、かつての兄弟子である落語家の大酩亭白菊から新作落語の執筆依頼が舞い込む。

     時を同じくして、廓の主から遊女が演じる俄狂言“吉原にわか”の執筆依頼を受けた牡蠣右衛門は、白菊から依頼された落語と“ 吉原にわか”の二つの作品を一つの廓話として成立させようと目論み、吉原とそこに通う男達の間に、様々な騒動を巻き起こし、この騒動の煽りを受けて、東薫は、五年もの間、胸に秘めていた壮大な計画を実行に移していくのだが…という物語。

     落語の廓話を軸に、人情噺、滑稽話、色悪の噺など、様々な噺のパッチワークのような噺が展開され、最後のピースがカチリと嵌り、最後にはそれが壮大なジグソーパズルとして完成するような舞台。

     自分が七代目大酩酊白菊を襲名せんが為、六代目白菊の娘お袖と夫婦になるが、七代目襲名を狙う兄弟子の策略に嵌り、初めて足を踏み入れた吉原遊廓で遊女鬼瀬川に一目惚れして、身を持ち崩し、七代目白菊を兄弟子に奪われても尚、鬼瀬川に焦がれ続ける東薫、歌舞伎役者の猿若藤七郎もまた、鬼瀬川に恋焦がれ、身請けを目論む。

     藤七郎は、自分に想いを寄せる遊女二人に、嘘を吐いて金を工面させ、その金を工面する為に遊女二人は、自分にぞっこんのVチューバーコンビに偽りを言い、借金をさせ金を手に入れ、そのVチューバーコンビは、その金を手に入れる為、自分達の創ったアイドルVチューバーに夢中の藤七郎の弟子雛太郎から、これまた、嘘のクラウドファンディングで金をせしめ、その金を遊女二人に渡し、その金は藤七郎に渡り、その金が巡り巡ってアイドルVチューバーの手に渡りと入れ子のような構造になり、そこに、お袖、鬼瀬川、藤七郎によって苦界に落とされた遊女朝蛾於、廓の主の娘と東薫達が関わり合い、絡み合い、そして牡蠣右衛門によって操られ、胸が透きつつも、男の子身勝手、惚れた男の為に、騙した相手には悪女だけれど惚れた男への女の純情、その純情を自分の欲望の為に踏みにじる男の傲慢と狡さと身勝手さが描かれている。

     東薫と藤七郎の破滅、それは、牡蠣右衛門の戯作によって操られ、仕組まれていると見えながら、見えざる神の手、時の采配、人知を超えたものによって下された鉄槌であり、牡蠣右衛門もまた、そんなものに操られていたのかも知れないと感じたのは深読みに過ぎるだろうか。

     こんな小難しい事は抜きにしても、江戸と現代、様々な人間模様と噺が入れ子のようになり、パッチワークのように紡がれ、観終わった後は、壮大なジグソーパズルの完成を見るような『しだれ咲きサマーストーム』は、夏の始まりに相応しい、爽快で痛快な一席の落語の中に迷い込んだ面白さに溢れた舞台。

                   文:麻美 雪

  • 満足度★★★★★

    今回が初めましてのあやめ十八番。評判通りの、それ以上のクオリティでした。
    舞台美術の美しさ、生演奏、巧みな演者達。
    落語を主軸に2020年の江戸というパラレルワールドを、一歩間違えると滑ったノリになってしまいそうなところを、上手いバランスで表現していた。
    高さのあるセットだったため、前列だと後半首が痛くなってきてしまったのが難点。
    奥行きの活かし方はとてもよく、月と柳が美しかった。
    声の通りがよい役者さん達が多かったように感じたが、特に主演の藤原祐規さんはよく通り、強弱から高低まで聴きやすく、なんとも色っぽい声が役柄によく合っていた。二幕からの演技には圧倒された。
    期待通りの満足度と高揚感で劇場を後にすることができました。是非この俳優陣で再演をして頂きたい。

  • 満足度★★★★★

    すでに年に一度のお楽しみになってしまってる劇団の年に1回の本公演。

    観に行くのは1度では足りなかったからリピートしたけど、素晴らしい役者さんたちの競演と、粋としか言えない独特の世界観が素晴らしかった。

    堀越さんは作家としても、演出家としても、役者としても凄いと言うかその才能が恐ろしいです。

  • 満足度★★★★★

    江戸風俗が現代まで続く架空の日本で、落語家の跡目争いから始まる色と欲との物語。
    趣向が盛りだくさんで、舞台の面白さの大盤振る舞い、という印象だった。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2019/07/21 (日) 19:00

    座席1階3列

    価格4,000円

    まず開場に入るとセットから期待は高まり、劇中は生演奏が風景や心の声を加えていく。スッとひとつひとつのシーンに引き込まれ、気付いたらクラウドファンディングが私の胸をひと突き。人の欲は不変。それを自分にも重ね、思い出すたびに笑いが止まらない。私の今年最高作。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2019/07/21 (日)

    21日14時開演回(途中休憩10分込み2時間35分)を拝見。

    大胆な舞台セットに度肝を抜かれ、人々の愛憎が複雑に絡み合うシリアスな題材が、生演奏をバックに、落語のテイストで軽妙洒脱に展開し…『江戸系 諏訪御寮』等、自分が過去に観てきた、あやめ十八番の9作品のうち、今回が最高傑作ではないかと思う。

    役者陣。
    まずは中野亜美さん。あやめ十八番・代表の堀越涼氏の指導の下、初舞台を踏んだ女子高校生が、2年後の夏、同じ吉祥寺シアターの舞台で主要キャストの一人を立派にこなしているのを目にして、胸熱な気分にさせられた。
    次に、メインの役柄ではないが、本作品の軽妙洒脱なテイストを象徴するような役柄を演じた田久保柚香さんが、個人的には、とても印象に残った。

    ネタバレBOX

    【配役】
    風間東薫(かざま・とうくん。亡くなった六代目・大酩酊白菊の元弟子)
    …藤原祐規(ふじわら・ゆうき)さん(色悪(いろあく)を好演)
    お袖(東薫の新妻。六代目・大酩酊白菊の娘)
    …大森茉利子さん(以前、ギャラリールデコで観た『恋愛恐怖病』のような作品での客演も拝見したい方)
    お万喜(おまき。六代目・大酩酊白菊の妻)…井上啓子さん
    岩鼻牡蠣右衛門(戯作者。六代目・大酩酊白菊の元弟子)
    …村上誠基(むらかみ・まさき)さん(拝見するのは『メロン農家の罠』以来?)

    <岡倉町の長屋>
    番匠アキ(ばんじょう・あき。東薫の友人。大工)…尾﨑宇内(おざき・うだい)さん
    お文(おぶん。アキの妻)…内田靖子さん
    のよ(Vチューバー=アバターのユーチューバー)
    …シミズアスナさん(レティクル東京座の方。適役!)
    三竹なお八(「のよ」の声優)
    …ムトコウヨウさん(「二代目なっちゃんの愛人。」で知った、劇想からまわりえっちゃんの役者さん)
    栗田蜂五郎(「のよ」のアニメーター。元・浮世絵師)
    …山本周平さん(新宿公社『死ぬ気はなかった。』『13番地のパブロ・ピカソ』に出ていた方)
    猿若雛太郎(歌舞伎役者)…渡邉素弘さん

    猿若藤七郎(雛太郎の兄弟子の歌舞伎役者)
    …和知龍範(わち・たつのり)さん(『肥後系 新水色獅子』の高校教師役以来、あやめ十八番を初めとして何本もの作品で拝見している方。色悪(いろあく)役が巧い)
    お力(おりき。両替商。藤七郎にカネを貸している)…蓮見のりこさん

    三浦屋・幽霧(ゆうぎり。花魁。藤七郎に惚れている)
    …澤田千尋(さわだ・ちひろ)さん(総英学院の副部長さん(役柄)だぁ!)

    <吉原の有ま屋>
    楼主・徳兵衛(牡蠣右衛門に吉原俄を依頼)…山下禎啓(やました・よしあき)さん
    有馬菊子(徳兵衛の娘。世間知らずで、東薫に騙されて貢いでいる)…中野亜美さん
    清平(せいべえ。若い衆)…酒井和哉さん
    お琴(やり手…遊女の世話係)…田久保柚香さん(『みのほど』で知った女優さん。好演!)
    薄蜘蛛(うすぐも。花魁。藤七郎に惚れている)…融羽子(とわこ)さん
    朝蛾於(あさがお。遊女。藤七郎に惚れている)…金子侑加さん
    鬼瀬川(きせがわ。花魁。東薫や藤七郎から惚れられている)…配役なし

    七代目・大酩酊白菊(故・六代目の弟子。牡蠣右衛門に新作落語を依頼)…堀越涼さん

    <大酩酊白菊の弟子/演奏>
    …ピアノ・吉田能(よしだ・たかし)さん
     パーカッション・吉田悠(よしだ・はるか)さん
     ギター・島田大翼(しまだ・だいすけ)さん
     サックス・藤林祐聖(ふじばやし・ゆうき)さん

    <後妻打ち(うわなりうち)の女房衆、物売り、他>
    …内田京(うちだ・みやこ)さん(過日の新宿公社『死ぬ気はなかった。』で知った方)
     旭レナさん
     安藤陽佳(あんどう・はるか)さん(何度も舞台を拝見している方)
     悦永舞(えつなが・まい)さん
     北原葵さん
  • 満足度★★★★★

    劇中劇ならぬ落語劇といった構成である。舞台は現代と江戸時代(吉原)が混然一体となっており、時代を行き来するといった時空間の往還ではない。噺家によって場面が自由自在に操られ、それが落語の世界なのか、噺の劇化なのか...実に不思議な世界観を築き上げており見事だ。同じ舞台に花魁姿の女性がいれば、現代ファッション?のyoutuberの女性も登場するが、不思議なことに違和感はない。
    この世界観を支えているのが舞台美術だ。前に観た「ダズリング=デビュタント」の舞台美術も素晴らしかったことから、舞台造形には拘りがあるようだが…。
    物語は、説明にある“嫐打ち”の漢字のような女・男・女の愛憎、また至芸への執念や嫉妬といった人間の業(ごう)などを、情感豊かに描き分ける巧みさ。上演時間は2時間35分(途中休憩10分)と長いが、飽きることなく集中して観られる秀作。 
    後日追記

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2019/07/20 (土) 14:00

    中入り挟んでの二時間半が、あっという間に感じる位に芝居の世界に引き込まれた。
    生演奏の臨場感も良かったし、ストーリーも面白くて美しかった。

  • 満足度★★★★

    鉄鋼場?のような大道具に江戸が舞台にしちゃ大胆だなと思い 和服の若衆の生演奏に期待が高まり始まった女の討ち入り? 確かに面白い風習でした。芝居・落語・小噺を織り交ぜ現代と江戸が混じりあいながらも違和感なく楽しめました。時代がかわっても男どもときたらどうしょもない生き物ね~

  • 満足度★★★★

    やっぱりあやめ十八番の舞台はいいですね~☆ 

    ネタバレBOX

    良かったんだけど、三階建てのセットは あまりにも高すぎました。 最前列だったので、よけいに見づらく感じました。
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2019/07/22 (月) 19:00

    座席I列3番

    落語の廓噺的なストーリーにシェイクスピアっぽさを加味してドミノ倒しを思わせる構造で見せる、的な。
    以前から冒頭と締めが落語風の語りというのはよくあったが今回は物語の中心人物が噺家や元噺家の戯作者(と歌舞伎役者)で、もう本当に立体落語の世界、みたいな。
    そして第一幕で牌を丁寧に並べておき、第二幕ではその端の1枚をチョンと突いて以降、牌が次々に倒れるように物語が連鎖してサゲまでスピーディーに紡がれて行くのは快感。休憩込み2時間半を超える尺を感じさせないのは見事。

    そんな物語の舞台となるのは「維新がなく江戸風俗そのままに今に至った日本」で、その世界観は佐藤信介監督「修羅雪姫(2001年)」(=鎖国が続いたまま今に至った日本が舞台)と通ずるとも思った。
    (背景・トーンといえば「いだてん」、「昭和元禄落語心中」と通ずるのはいわずもがな)

    ただ、「役不足」の使い方と「耳ざわりの良い」という語がちょっとひっかかった
    「男性の手紙を(女性である私が)書くのは役不足」的な台詞があったが、これ、「役不足」ではおかしいだけでなく、「力不足」でもそぐわないのではないか?……といって、どう言い換えたら良いか思いつかないのであまりエラそうに言えないんだが。
    「耳ざわりが良い」は普及しつつあるようだが、やはり抵抗を感ずる。
    なのでちょっとだけ減点。

    ネタバレBOX

    第二幕で展開される百万両(だったっけ?)が巡り巡ってゆくのは落語っぽくもありシェイクスピアっぽくもあり、和洋折衷というよりは「落語とシェイクスピアの手術台(ならぬ舞台?)の上の邂逅」と言えまいか?(笑)
  • 満足度★★★★

    サンモールスタジオ公演以来2~3年振り二度目のあやめ十八番。自分が観るようなモンじゃないな、と思ったものだが、昨年の「ゲイシャパラソル」は題名にそそられ(観られず)、今回は吉祥寺シアターでやるというので何故だか観たくなった。
    予想通り、ではないが期待を裏切らず、目を喜ばす美術が広がる。目一杯高さを利用して渡された橋、階段、舞台面からは闇に溶ける奥行があり、巨大な月の一部が覗いている。箱庭的なカタチに乗っかって、「江戸」のノリと気分が舞台上に持続する。もっとも「現代」要素も悪びれずに現れて共存し、なんちゃって感を祝祭的に高める生演奏の音曲と、江戸らしい啖呵や口上に導かれ芝居は進んで行く。
    ストーリー自体は散漫である。最初からその兆しがあり、結句その通りであった、と思う。最終的に作者がどの人物にフォーカスしたかったかは判らないが、答えの一つは千秋楽終演後の挨拶で作者自身が披露した作品解釈=「3人の誰がオチを取るかの奪い合いのようなもの」。なるほど、焦点は定まらなくて自然な訳である。
    各人物は互いを牽制しあう事で人間像や生涯像が棲み分けされ、トータルで群像を形成する。群像はその背後に何かを見せる。彼らがうごめく吉原という土地そして江戸という時代。「終わり」へ疾走する終末の気分が支配するのは、欲と金に追われる者共のはやる心のせいもあろうが、「江戸」がやがて終りを迎える時代区分、もっと言えば消え行く文化である事が影響するのだろう。この劇団が(本家の花組芝居も)なぜ「江戸」をやりたがるのか、の回答が芝居の作りににじみ出ており、ある種の憧憬や願いに観客も同意し、架空世界の構築に加担していく。どんな芝居もそうなのであるが、希薄なストーリーでも成立してしまう裏にはそういう事もあろう。
    一回目の観劇ではそれ(ストーリー性の問題)がネックになったが、今回は「話」に入り込もうとせず冷静に筋を追いながら観た。ヘタに整理をつけようと言葉数が増えるより、ノリの持続を選った潔さ?を快く受け止めた次第。

    ネタバレBOX

    そう言えば中盤「昼飯(ひるまま)」=枝雀師匠の出囃子=の変奏が鳴ったのは嬉しかった。落語を「発見」した作者の欣喜雀躍に共鳴。

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  1. 『しだれ咲き サマーストーム』あやめ十八番 13 舞台全体、ホント左右上下、一気に熱くなる感じだ。個人的には客席、練り歩いて欲しかったなあ…出来れば楽器に鳴り物、引き連れて…殆ど『渋さ知らズ』状態で。って事は …野外もアリって事だな、あやめ十八番。行きますよ、梅乃屋。 ( ̄∀ ̄)

    4年以上前

  2. 『しだれ咲き サマーストーム』あやめ十八番 12 このポジションって、実は『お客さん』に近いかもしれない。だから『意識』が外へ向いてる感じが、強くするのだろう。ファンサービスも的確。(舞台写真欲しかった…)『嫐打ち』のシーンが、あ… https://t.co/kkBStOvHub

    4年以上前

  3. 『しだれ咲き サマーストーム』あやめ十八番 11 舞台上で繰り広げられる『人の営み』は、あざといが間が抜けてて、みっともないが必死だ。堀越さんの視線はそれをシニカルに捉えるのではなく、慈しみというか…言い方は悪いかもしれないが『面白がって』いる。もっと言えば楽しんでいる。

    4年以上前

  4. アメブロを更新しました。 『観劇徒然記「しだれ咲きサマーストーム」』 https://t.co/57I5CcIbqQ #あやめ十八番

    4年以上前

  5. 楽しい思い出をインスタに。 あやめ十八番"しだれ咲きサマーストーム"無事終演しました。ありがとうございます!!! https://t.co/GDESzOCdJV

    4年以上前

  6. ブログを更新しました。⇒あやめ十八番『しだれ咲き サマーストーム』 いろいろ書き足りない気がするので、随時加筆予定てす😅 https://t.co/TQSYUfRtWQ

    4年以上前

  7. 日常に戻り、バイトもお休みの台風の午前中。 しだれ咲きサマーストームの台本を読む。 五感で受けたものを、文字が補完してくれる贅沢な時間。 台本を売ってくださるのって有難いなぁ…。

    4年以上前

  8. 『しだれ咲き サマーストーム』あやめ十八番 ⑩ それは…私を含めたお客さんか。生みの苦しみを知らず『ここはいいけど、あそこはダメだ』挙句は『あの役者、顔が嫌い』…ま、懐の痛みはチクっとあるので、ご容赦願いたい。…ま、堀越さんは裏で… https://t.co/cvsynUFzj1

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    4年以上前

  12. あやめ十八番「しだれ咲き サマーストーム」 。堀越さんが色んなものを観て色んなものを読んでいることがよく分かる。長編だがすっきりまとまっているので、観客はそこからの跳躍も許される。村上さんは絵になる男だ。作品を現代に繋ぐよ… https://t.co/Wlcs5F5kxE #拝見

    4年以上前

  13. 『しだれ咲き サマーストーム』あやめ十八番 ⑦ これが実に良く出来てる。男の思惑、女の感情…複雑に絡み合う。『現代』の意識からすると、ちょっと『古風』過ぎるかなと感じるが、ここは『お江戸』。それでいいのだ。襲撃の時も『貝原益軒』唱… https://t.co/GwxxJSsjj3

    4年以上前

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    4年以上前

  15. 『しだれ咲き サマーストーム』あやめ十八番 ⑤ 『センス』がトガり過ぎて、嫌味に感じる場合もあるが、意識はお客さんへ、つまり『外側』に向いていて、そうなっていない。さて、話の中身だがこれが面白い。寛永の頃絶えた『嫐打ち』を題材にしているのだが、この『嫐打ち』詳しくは知らなかった。

    4年以上前

  16. 7/21 あやめ十八番『しだれ咲き サマーストーム』吉祥寺シアター 吉原鬼瀬川の受肉Vtuberまで巻き込んでの沼の連鎖で経済回ってる感! https://t.co/hHaidNSw9m

    4年以上前

  17. @fukey0424 ふきさん、おこんばんは😊 「しだれ咲きサマーストーム」全公演無事に終了おめでとうございます。 お疲れ様でした! お休みした分忙しく仕事しながら、アタマの中では ♪鬼さんーこちーら👏手の鳴ーる方へ👏♪と、まだ2… https://t.co/BNLgfMwtXs

    4年以上前

  18. あやめ十八番を観に行ったとき、隣席の女性からとてもいい匂いがしたので、休憩時につい「スゴくいい匂いですね。何の香りですか?」と尋ねた。咄嗟に名前を思い出せない様子だったが、終演後に「D.R.ハリスのアーリントンです」と教えてくださ… https://t.co/eaxnElwWmY

    4年以上前

  19. @41sykn 来年の夏はあやめ十八番見て美味しいお酒飲んでそのまま吉祥寺に泊まろうね。そして翌日もあやめ十八番見ようね。きっとよ

    4年以上前

  20. @venus_jesus07 二人芝居とはこれはまた。しかもついこの前観たあやめ十八番に出てた渡邉素弘さんとは。

    4年以上前

  21. @ArORK2NlqL6Tt9A もんちぃさんの勇気に感謝しております! しだれ咲きサマーストームも観劇されたのですか?藤原さんお好きなんですか? すみません。質問だらけで…。 このご縁、マスターに感謝しなくては。。゚(゚´ω`゚)゚。

    4年以上前

  22. あやめ十八番『しだれ咲き サマーストーム』終演致しましたのご挨拶。 『さますとっ』 https://t.co/aLfM9cCBGa

    4年以上前

  23. HHH(ハンター・ハースト・ヘルムスリー)≠SSS(しだれ咲きサマーストーム)

    4年以上前

  24. 17 Liveで私の生配信を見よう! 「しだれ咲き サマーストーム」終演。 https://t.co/eldI7JJPeZ https://t.co/UCgfUcTlqa

    4年以上前

  25. この3Dの構造がお話の複雑な巴を何重にも絡ませてふくらませて、かつ相関図みたいに分かりやすくしてくださってて、極めつけでとても美しかった。素晴らしかったです。 あやめ十八番いますぐもう一度観たいけどまた来年なのかー!!!

    4年以上前

  26. 堀越涼さんと金子侑加さん。 折角撮らせていただいたのに緊張してかブレブレ(☍﹏⁰)。 ありがとうございました(*^艸^*) 今回、堀越さんの落語を生で観れて嬉しかったし、侑加さんが最高に可愛かったしで、テンション上がりっぱなしでし… https://t.co/inf3mGSc7M

    4年以上前

  27. @5GYO55 @murakaminn ご来場ありがとうございました! あやめ十八番、いつもご観劇下さり嬉しいです(^^) 村上さんとはここ何作かずっと同じシーンでやらせてらもらえて、もはや勝手知ったる、最高に信頼できる相手役です(^^) 来年もまたお待ちしております!

    4年以上前

  28. 浪漫活劇譚『艶漢』 櫻井圭登 末原拓馬 三上俊 田上真里奈 林野健志 羽場涼介 小槙まこ 堀越涼 伊崎龍次郎 倉貫匡弘 https://t.co/IDPYLMenyS

    4年以上前

  29. @mm_p_y3 千秋楽、おめでとうございました! ほうき星を見てブログをつづっているシーンが、幽霧の本来の女の子の部分という感じがして、心に残っています。 (バトルしてる姿も魅力的でしたが☆) 「しだれ咲き サマーストーム 」を観ることができて本当に良かったです(^^)

    4年以上前

  30. 台本買えばよかった💦 あやめ十八番さんDVD以外は通販してくれないのかなぁ 縁切り寺のシーン好きだった!てか、冷静に考えたらあの声で耳打ちされたら、しんじゃう… 手つきとか、それこそ色気!だよ!

    4年以上前

  31. もう吉祥寺行ってもしだれ咲きサマーストームやってない悲しい😭 とうくんさんの、穏やかな声と表情で意地悪な事言うのゾワゾワくるし堪んなかった←

    4年以上前

  32. 『しだれ咲きサマーストーム』の劇中、火事のシーンで火がパチパチと爆ぜる音を出すのに使ってたのはこれでした。島田さんチョイス。 公演終わったら吉田さんにあげますと言われてたので、これから食べます(笑)美味しそうだけど、中身粉々かも知… https://t.co/D4iJF468Be

    4年以上前

  33. 近頃年に一度のお祭りみたいになっているあやめ十八番が今年も終わりました。 稽古場で1幕終わりに思わず演出家に「オシャレかよ」って言いました。その時に浮かんだ絵。柳と大きな月でした。床が鏡のようになっていい絵が作れたなと自画自賛して… https://t.co/10hSoxAWhf

    4年以上前

  34. @ami_n38 亜美さん、 しだれ咲きサマーストーム、お疲れ様でした。 とても楽しい、素敵な舞台でした。 最近、暑い日が続いていますので、体調に気を付けて❗

    4年以上前

  35. テレビからジークジオン!!! アシュラロスが… しかも、ジークジオンって言葉を放ったのが先週ライブ観てきた浪川さんで。 頭の中でぶわーーーって7月の映像が流れていった。 アシュラ、イエモン、浪川さん、しだれ咲きサマーストーム、… https://t.co/Z085gIGZf7

    4年以上前

  36. 世にも珍しいらしい横書きの台本。 関西の1推し劇団オパンポン創造社と、 関東の1推し劇団あやめ十八番 両方とも横書きだった事実(ΦωΦ)フフフ… https://t.co/rCw74xYglR

    4年以上前

  37. あらためて「しだれ咲き サマーストーム」千穐楽お疲れ様でした!!素晴らしくて、興奮冷めやりません。観に行けて幸せです。あやめ十八番さんに出会えてて良かった…素晴らしい舞台をありがとうございました!!

    4年以上前

  38. @fukey0424 フッキー\(^o^)/ しだれ咲きサマーストーム お疲れさまでした😄 とてもクオリティの高いキャストの方々で本当に面白い作品で大満足でした‼️2公演しか観れなくて残念💦 後半のフッキー凄かったですね 楽し… https://t.co/EAkzeEcrsB

    4年以上前

  39. @fukey0424 しだれ咲きサマーストーム 無事全公演終了お疲れ様でした。お話もセットも生演奏もどれも本当に素敵でしたけど、やっぱり藤原さんの演技が最高で、終盤どんどん狂気を増していく様はまさに嵐に巻き込まれたような感覚でした… https://t.co/WmJRxjYvgx

    4年以上前

  40. 『しだれ咲き サマーストーム』あやめ十八番 ④ 舞台美術、衣装、小道具に至るまで、殆どの部分が『江戸』なのがイイ。ちょこざいな『未来』テイストの物が無い。『VTuber』もギリギリ、違和感無く存在する。この辺りの距離感は『センス』… https://t.co/IbdqLGQ5Fr

    4年以上前

  41. しだれ咲きサマーストーム終わっちゃってもう観に行けないのかと思うとしんどい。

    4年以上前

  42. あやめ十八番の大森茉利子さん。 今回もまた大好きでした💕 茉利子さんの演じたお袖さん。 カッコイイしカワイイし、魅入ってしまう( ˙꒳​˙)♥︎ 茉利子さんのお芝居大好き😍 千秋楽の前日23日がお誕生日だった茉利子さん(´˘`๑)… https://t.co/Qvjm9iYuPC

    4年以上前

  43. @fukey0424 藤原さん こんにちは☺️ しだれ咲き サマーストーム全公演終了おつかれさまでした💐 藤原さんのこんな役見てみたいな、と思っていたものがギュッと詰まっていたように感じました。 2公演観劇しましたが、とっても濃厚… https://t.co/cPHTU8QU7Z

    4年以上前

  44. あやめ十八番「しだれ咲き サマーストーム」終演いたしました。 連日の沢山の拍手が忘れられません。 自分は多くの人の優しさのおかげでこの場に立てているのだと改めて思いました。 本当に幸せで、楽しい時間でした! ご来場くださった皆… https://t.co/8vmO6gdF5z

    4年以上前

  45. しだれ咲きサマーストーム、あの冒頭だとねこちゃんが主役に見えるよなあって話をしてた。あらすじ読んでなきゃ完全にそう見える。 「美女と野獣」の冒頭のベルみたいな。 貧乏だけど明るく生きる飴売りの女の子の物語が始まる感がすごい(笑)まして、演じてるのが看板女優だし。

    4年以上前

  46. あやめ十八番・構成員勢揃いの写真。しだれ咲きサマーストーム千秋楽の終演後。即楽器の片付けに行こうとして着物脱ぎかけてたから、ちょっと崩れちゃった。 年一回しか公演をうたない社会人劇団なので、僕が入座してからまだ公演二回目なんだよな… https://t.co/pNL8Mi69jz

    4年以上前

  47. あやめ十八番『しだれ咲き サマーストーム』無事に閉幕致しました。 足をお運び下さった方、応援下さった方、ありがとうございました。 どこを切り取っても笑いの絶えない愛ある座組で、微力ながらこの作品に関われた私は果報者。 未だ半分夢の… https://t.co/xdwVgwPZop

    4年以上前

  48. ずっと【しだれ咲きサマーストーム】って検索かけてる

    4年以上前

  49. @fukey0424 藤原さん こんにちは。 しだれ咲きサマーストーム 全公演お疲れ様でした!👏🏻 なんだか新感覚の舞台だったので、まだどこかふわふわと不思議な感じがしてます。 藤原さんの望むものが全てそこにあった、そんな作品をこ… https://t.co/rQ6jD3ioUT

    4年以上前

  50. @marimorik0 1回しか行けませんでしたが、とっても楽しかったです♡(´˘`๑) 誕プレは次回リベンジさせてください笑。 写真ありがとうございます、ツイートさせていただきます( *´꒳`* ) 次回のあやめ十八番も楽しみにしています💖

    4年以上前

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