JANIS 公演情報 JANIS」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.4
1-19件 / 19件中
  • なんかおかし。
    めっぽう歌が良いのだ。
    しかし、私は芝居を観に行ったはずだった。

    むしろ、座って観ていることが不自然な感じで、
    私は何をみているのだったっけ?
    と、感じること数回。
    どうしても、歌になるのを待っちゃうし。
    だって、歌の時はビール飲めないから、芝居中にビール飲んじゃう自分がいるのだもの。お客さんの集中力の使い方が逆になっている気がして。

    ネタバレBOX

    さらに言えば、私はライブハウスにもよく行くのだ。
    本当に、歌だけ歌ってるひとは歌も、もっと良い。
    バンドのグルーヴ感ももっとある。

    Queで観たキスハーのクレハ嬢はあんなもんじゃなかったぜ。
  • 惜(も)し(ろ)い
    爆音に思考能力を奪われた感じはしますが、骨太な舞台でした。

    歌よりもお芝居の部分が、オマケになってしまって残念です。男優陣の仕事ぶりに、丁寧さと豪快さが不足していたように思います。

    お酒を飲むタイミングが、お芝居と連動しすぎると格好が良くないかなと思い、変な気をつかっての観劇でした。

  • ライブ好きにたまらない
    はじめてみた感じのロックな舞台 一粒で2度美味しい  シアターの怪しさにびっくり>(゜o゜)! どっぷりロック(゜ー゜)♪ もう何日もたったけどあの声が耳にのこります  彼女の声をききたくなります 甘い歌もきいてみたい 

  • 満足度★★★

    ライナーノーツの朗読
    ジャニスにもダルカラにも谷さんについても前情報無し
    チラシ(とオーディション告知の仮チラシ)で企画意図のみ読み込んで
    観劇してきました

    単純にあの椅子で2時間越えは無理、とか
    構造上仕方ないことですが、開演押しとかが
    外側の部分が気になってしょうがなかったので
    いっそのこと、オールスタンディングでライブハウスでやったら
    もっともっと凄かっただろうと思います

    バンドの人はバンドだけで、
    語りの部分は役者さんで進めてた方が
    個人的にはしっくり来たかな


  • 満足度★★★

    バンドが秀逸です
    バンドがすき、ジャニスのファン。なんて人の大好物になりそうな感じ。
    バンドの出来がよく、事情を知らない自分みたいな人間が見てもそれなりに感銘を受ける作品だった。

    ネタバレBOX

    この作品は、ジャニス通でないと100%楽しめないように出来ている、と思う。

    一人のアーティストの一生をダイジェスト版にしたからだろうが、感情の推移が読み取れなかったり、その理由が分からなかったり。。
    友人の彼女、なんであんなにピリピリしていたんだろ?
    死んだって彼、いったい誰なの?
    ジャニスは一体、何に追いつめられていたの?

    よーく考えてみる、なんとなーくバンドで誤魔化されてしまったけど、
    全然内容が分からない芝居だった気がする。

    肝心のバンドだけれど、
    できは良い物だとは思ったが、自分を含めてバンドを見に来ているわけでもなく、
    どうしても100点はつけづらい感覚なのは否めず。
  • はじめて
    見ました。
    歌、すげえ。

  • 満足度★★★

    ちょっと違和感
    JANISを舞台化したかったという谷さんの思いが、見事に歌に乗ってました。
    演奏だけだとあそこまでジーンとこなかったと思うけど、ちゃんとドラマと合っていて、それが歌を更に印象深いものにしていたと思います。
    ただ、劇団の役者さんは別として、他の人たちの演技は正直違和感がありました。演出の指導なのかもしれないですが、古いアメリカ戯曲をイメージさせる言葉回しと振りが安っぽい印象を与えてしまってました。
    ただ、ライブと舞台の融合と言う試みでは、珍しく成功していたと思います。

    肝心のジャニスのドラマが薄くて軽いのが弱点でしょうか。
    でもジャニス役の武井翔子さんの演技は良かったです。あと千葉さんのドラムが良い。マネージャー役の方もとても印象に残ります。
    それ以外で劇団員じゃない方は、ちょっと・・・。

    ネタバレBOX

    最後の最後にジャニス・ジョップリン本人の歌うレコードをかけてしまったのは、あれは失敗ではないでしょうか。
    せっかく武井翔子という姿にジャニスをダブらせていたのに、本物の歌が流れては流石に敵いません。「本物のジャニスの歌声は凄いなあ」と現実に引き戻されてしまいました。
  • 満足度★★★

    すごい間近で
    どうしようかと思うくらい、歌の迫力満点。
    盛り上がって楽しめた。

    歌が武井翔子のものになっているから、それ以外の俳優の演技も外国人のような身振り手振りは必要はないんじゃないかと感じた。

  • 歌うことでしか何も伝えられない女
    これを表現するなら歌さえあればいい。
    ドラッグやバー(でいいのか?)の表現のぬるさは否定できないが、
    曲が台本の中にうまく溶け込ませていたのはさすが。
    オールスタンディングで酒も煙草も(ドラッグも?)OKなシチュエーションで観たかった。

  • 満足度★★★

    女王
    歌は最高だった。
    ただ、歌のクオリティに対して、男性陣の演技が少々アンバランスだった。
    外国語調のセリフが日本人の身体に馴染んでいないように感じた。

  • 満足度★★★★★

    ドンピッシャ!
    終始、頭を振りっぱなしでした。

  • 満足度★★★★★

    これが私の好きなDCPOPだ。
    史上最高の女性ロック・シンガー。ブルース・ロックの女王。あだ名は「パール」。ジャニス・ジョプリン。(チラシより)

    恥ずかしながら私は、この芝居の題材となっているジャニス・ジョプリン、全く知らなかったのです。
    が、チラシに書いてある文章にさらっと目を通して芝居を観て劇場を出るとあら不思議。
    帰り道にジャニスのCD探してみようかしら、そんな気にさせられます。

    ジャニスが大好きだという作・演出の谷賢一。彼の、惜しみ無い、だけどちょっぴりひねくれたジャニスへの愛がビリビリと空気を震わせ、ハートの奥に響いてくる芝居だった。

    今回の目玉である演劇×ロックバンド生演奏。効果的という言葉では収まらないが、とにかく良い。

    ネタバレBOX

    ジャニスの孤独が、生き様が、ドラム・ベースの響きとなり地を震わせ、ギターが空を切り裂き、そしてジャニス(=武井翔子)の歌声が劇場を満たす。
    マイクを握り、自らの孤独と正面から格闘するようなジャニスのパフォーマンスに、ジャニスの瞳に、鳥肌が立った。
    バンドメンバーが繰り広げる会話にはこちらも引き込まれて、客席からは笑いが、拍手が自然と飛び出す。
    芝居自体が、こういった観客の参加を積極的に楽しもうとしている懐の深い仕掛けを持っている。
    ジャニスにばかり目が行きがちだが、バンドを聴いている観客の姿も、これまた芝居として楽しめるのではなかろうか。『JANIS』を観に来た観客、そして、劇中でのジャニスライブの観客、この全てをひっくるめた『JANIS』を一番楽しんでいるのが作・演出の谷賢一だろう。最高の観客席だなおい。
    バーカウンターからジャニスのライブを眺めるリンダ(=堀奈津美)の姿にしびれる。
    DCPOPの芝居で微妙なバランスをいつも支えているのはやはりこの人・堀奈津美だろう。
    今回はジャニスのビジネスパートナー・リンダの、もろくて神経質な、しかし誰よりもジャニスを愛している様を渋く魅せてくれた。
    そして劇中では最も異質な存在・ベルボーイ(=清水那保)が、傷口に塩をぬりたくる形でジャニスの孤独をまざまざと描き出す。
    堀がバランサーなら清水は起爆剤だろうか。



    観客がジャニスの世界に引き込まれたのか、はたまたジャニスが現代に一夜限りのステージを披露しにやってきたのか。
    この、観客と舞台とを違和感なく融和させる空気づくり・空間づくりが今回、最高にシビれた。
    客と舞台の融和に大きく貢献しているバーのマスター、バーナード・ワイズマン(=影山慎二)が、ジャニスの孤独を、観客席を暖かく、しかし決定的に距離を置いた形で見守る。
    次々にレコードを紹介する彼の姿には、二作目『ラパン・アジルと白の時代』でユトリロの美術館へと観客を誘った主宰・谷賢一の姿がだぶって見えた。

    ユトリロに続く形になるのか、実在の人物に焦点を当て鮮やかに孤独をえぐり出すこの形式。
    気は早いが、次回は誰をクローズアップするのか、今から楽しみである。

    この『JANIS -LOVE IS LIKE A BALL AND CHAIN-』、個人的には今までで一番好きかな。もちろん色々ジャンルが違うから同じ基準では比べられないけど。
    谷賢一のロックな演劇パワーが、奔放で孤独なジャニスを通して、痛いくらいに溢れだしているように思えました。
    このパワーこそが、やっぱ演劇なんだと思うのです。
    このDCPOPの演劇パワーに、自分は惹かれているのだなと。
    これが、僕の好きな演劇です。

    オススメです。皆さん、ぜひ観てください。
  • ジャニスはいました。
    かっこいいバンド。ジャニスがこれまたかっこよく。
    どういう流れで歌に入るのか興味あったんですけど自然でした。
    今回は観劇という意識で出向いていないので、流れるまま観て(聴いて)いました。
    個人的にはもう少し歌を聴きたかったかな。あまりにも上手だったので。
    そして台詞が五月蝿くなくて良かったです。



    関係ないけど谷さんの対応に男気を感じるわけです。
    ジャパンはまだ大丈夫って思える。

  • 満足度★★

    難しい…
    これは…… 感想をまとめるのがなかなか大変。


    それなりに充実した時間・空間を過ごしたけれど
    演目の中でジャニス作品&主演 武井さんの歌が
    かなり大きなウェイトを占めるため、
    「ジャニス=ジョプリンが興味深かった」
    「武井さんの歌が素晴らしかった」
    という感想になる。


    芝居としてどうだったのか問われると…
    うーわからない。
    ☆☆の理由はそこで、歌とジャニスが良かったので
    「わざわざバンドセットを組んだ劇場に行かずに、
    スタンディングのライブハウスでカバーバンドを
    聴くだけにしたかった」と思ってしまった。


    また、劇団員の女優2名は大変インパクトのある
    芝居で存在感を残したが、
    劇団員とそれ以外の俳優になんとなく
    力量の差が見えた。
    芝居パートは、歌と比べて圧倒的ではなかった。
    そういったところも、芝居が演奏に対抗するのに
    不利な要素だったかもしれない。
    見ようによっては「演奏を見せるための芝居」
    のようにも映った。(AVのドラマ部分みたいな)

    曲数を少し削って、もうちょっと劇団員の仕事を増やし、
    「芝居」を観せてくれるか、
    芝居を無くして完全に演奏だけを観せてくれるか
    どっちかがよいと思った。


    実際は演奏時間をトータルしても上演時間の
    3分の1くらいにしかならないのかもしれないが、
    観客として観た時のインパクトは歌が7割だった。

    演出意図としては「歌はモノローグの代わりで、
    演奏パートも芝居の一部」なのだろうけど、
    ジャニスについて全く知識のない俺は、
    「演奏を聴きながら、字幕でリリックを読んで
    芝居の状況と重ねて味わう」なんて作業は
    一度にできず、フツーに歌を聴いていた。

    フツーに歌を聴いちゃうと、曲ごとの違いは
    あんまりわからないし、芝居とつながりにくい。
    「ジャニスを聴き込んでいる人(たとえば作者 谷くん)
    にとっては芝居」なんだろうなーと思った。


    この劇団、旗揚げから全作品を観ていて、
    出演させていただいたこともあるから
    どうしても過去作品と比べてしまう…。
    今回は旗揚げ公演と同じくらい不安定で、
    若くて、芝居として楽しみにくかった。
    また、大変充実した傑作であった第2回公演
    (画家 ユトリロの生涯を劇化)と比べると
    危なっかしかった。今作のほうが第2回公演みたいだった。

  • 200810091400
    200810091400@タイニイアリス

  • 満足度★★★★

    孤独なジャニス
    本当の愛が欲しかったジャニスは最後の最後まで結婚に拘った。
    たいして好きでもないセスに結婚を迫ったのは家庭という居場所が欲しかったからだと思う。

    こういう種類の芝居を見せられると、ちょっとセンチになるが、幸せとは案外、家庭の中にあるのかもしれない。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    ライブハウスと化した空間は、私たちが着席する前からカウンターでドリンクを注文する時点から舞台は作り上げられていった。

    最初、ジャニス独特の潰れたひしゃげた声を真似できるのだろうか?と疑問だったが、いあいあ、真似ではなく自分の歌として自分の声量で歌っているジャニスがそこにいた。
    とにかく、美しい澄んだ声なのにパンチがある!流石です。素晴らしい声量です。

    そうして・・・フェイクの毛皮を脱ぎ捨てて歌いまくるのさっ。(^0^)

    キャッチ・ミー・ダディ
    ムーブ・オーバー
    サマータイム
    ワン・ナイト・スタンド
    を歌い、ジャニスの最後の一ヶ月の出来事を綴っていくわけだけれど、はっきり言って芝居はもうちょっとです。
    とにかく硬い。たぶん、役者が緊張しまくり?
    まだ始まったばかりなので、回を重ねるごとに良くなる筈。
    観劇はやっぱり千秋楽がサイコーなのです。

    芝居とロックンロール・ミュージック、今までの音楽劇と違ってロッカーを主軸にする事自体、面白い挑戦だと思う。その挑戦は成功だと個人的には思う。聴かせる。ストーリー性。という点では成功なのだ。




    ジャニスは酒と男とドラッグに溺れながらも、本当の愛を追求しながら、孤独の淵に蹲っていたロッカーの一人だった。

    「バンドも持って恋人も居て年に50万ドルも稼いでるのだから、満足している。」これが、ジャニスの口癖だったが、しかし、ジャニスの人生は悪い方へ転がっていった。
    「私は何でも自分で決めるわ。自分で決める事が出来るの。」と豪語しながらも人生の駒はそう簡単には自分の思い通りにはならない。
    結局のところ、プロデューサーの提案に従うほかは道がなかった。
    自分では決められない。

    ロッカーがカントリーを歌うという屈辱の中で恋人のセスとセフレのペギーに裏切られ、希望を失ってしまう。

    そんな孤独の中、寒い!と言いながらドラッグを打ちすぎてランドマークホテルの一室で息を引き取る。
    右手にマルボロ、左手に4ドル50セントを握り締めたまま。

    マルボロを買いに行かされたホテルマンがジャニスの死に顔を見て帽子を取って暴言を吐く。
    「きったねー顔だなー。そこらへんの浮浪児とかわんねー。」

    今までジャニスに対して慇懃な態度をとっていた14歳のホテルマンが吐くセリフと仕草がひじょうに重くのしかかる。

    この最後のセリフがジャニスの人生を物語っているかのごとく。



    構成、歌唱力共に素晴らしい劇でした。

    大切なものを両方手に入れることは難しいようだ。
    一つ大きなものを手に入れる為にはもう一つを手放さなければならない。




  • 演劇×演奏。
    初日。今回の公演で目玉の一つになっている、ライブハウスデーの回。飲食・喫煙OK。自分はうまい棒とスコーンを持ち込みました。煙草を吸わずに席の作りが気になっている方、一応は分煙になっていましたよ。
    これが転けたらそりゃもう大変な事になったであろうバンド演奏。違和感ナシ。芝居の中で演奏が見所として独立した存在にならず、ちゃんと演技の延長にあった。ジャニス役の武井さんが歌い手としても表情豊かだったのが大きいかと思います。
    個人的に演目のイメージカラーは黒。前回の「小部屋の中のマリー」の舞台美術が白かった分、素舞台に近い状態でタイニイアリスの地の黒さが印象に残ったのかも。内容的にはセックスやドラッグが出てくるけれど、そこに陰鬱な匂いはあまりなく。そういった欲望からのものを人間の黒い部分と称する事もありますが、今回はむしろそこから生活臭がしていた様な気がします。ジャニスをどうしようもない女だなと思いながらもいつの間にか愛らしくなっていたり。
    最期の歌が演奏された時、手元のグラスの中身に音の振動が伝わって揺れていた感覚がまだ残っています。

  • 満足度★★★★★

    星が5つでは足りない!!
    谷賢一ブログ「PLAYNOTE」を愛読しているが、今回のキャスト、オーディションで選んだそうで、その際音楽性が重視されていたようなので、「芝居」の部分がどうなのか? はっきり言って不安だった。
     始まっていきなりヨチヨチの演技が…と思うまもなく、ライブに突入!!!

    圧倒されたぁ。ものすごいクオリティのロック・ブルースを聴かされ、総毛だった! すばらしかった。
    いつものダルカラの丁寧なセリフを重ねて、射程の長い舞台を作る。というよりも、圧倒的な魅力ある役者の「声」と「パフォーマンス」をたたきつけてくる、まさに「生きながらロックに葬られ」るような感覚。

    楽しかったぁ。

    ほんとにいいモノ見た。すばらしいパフォーマンスだった。

    ※ ただライブテイストのために、飲食・喫煙自由の日もあるので、下の方のようなことも起こりうる。行くときは、よく調べて行きましょう。

  • 満足度


    喫煙可とは知りませんで。
    大変不快でした。

    ネタバレBOX

    喫煙席と禁煙席をわけてありましたが、狭い小屋の中で完全分煙ができるはずもなく。
    煙草は臭いし目に痛い。
    申し訳ないですが芝居に集中できなかった点で評価が低いです。

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