C-C-B ~超サイバーボーイ 公演情報 C-C-B ~超サイバーボーイ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
1-1件 / 1件中
  • 満足度★★★

    上演時間約2時間!
    ハチャメチャSFコメディー。なんつーと、な・なぬ!?コメディー!!(@@!)と、ピクっ!ピクっ!!と反応し、こりゃー出かけなアカンでしょう?と足が目白に向く訳よね。

    ついでだから、学習院大学の中庭に行って噴水を眺めながら、「ああ、なんだか久しぶりだなー。」なんて思いながら霊界とは程遠い天使の輪をそうぞうしちゃったりする訳よね。(^^)

    以下、ネタバレBOXに。。

    ネタバレBOX

    『サイバーボーイズカンパニー』では、依頼を受けて現実の世界で彷徨う魂を消滅させていた。

    ある日、学校から、音楽室に幽霊が出るから処理して欲しいと依頼を受ける。早速向かった音楽室では、霊界とコンタクトできるソラという女の子が居た。


    ソラは友人が居ない。
    いつも音楽室で一人ぼっちでピアノを弾きながら、時を過ごし、そして、幽霊もそのメロディに耳を傾け癒されていた。
    二人はお互いにピアノを通じて話し合うようになり、友達になっていった。

    そんな状況下、ソラは『サイバーボーイズカンパニー』から、幽霊を守ろうとする。
    幽霊はソラの身体に乗り移り妨害する。


    『サイバーボーイズカンパニー』が今まで消滅させた魂は、『輪廻転生の輪』の論理からいくと、未来の魂の数が少なくなり魂の無い物理的なモノだけが生み出され、未来は暗黒の世界になってしまう、と幽霊は説明する。


    やがてニンゲンの悪の行動や精神的マイナスエネルギーが膨れ上がって全ての電子機器を破壊し、負のエネルギーとなって大きなうねりが街を襲う。

    人間のマイナス思考で行き場のなくなったマイナスエネルギーの塊を生み出してしまったのだ。


    一方『サイバーボーイズカンパニー』のスタッフと関わりを持ちながら、人間らしい心を取り戻したソラは自分の命をかけて、負のエネルギーの塊を止めようとする。

    このソラのシーンがいい。。


    この手の物語は映画でもアニメでも良く描かれていて馴染みが多いが、一際、このシーンが美しいのだ。


    ソラは涙を流しながら暫くの間、その小さく折れそうな手で食い止めるのだ。
    涙の流し方も上手い。


    この場合、滝のような流し方では良くない。

    頬を伝わる一筋の涙がいいのだ。。
    素晴らしいです。



    物語全体の感想を言わせて貰えるなら、言葉の間の掴み方があまり、上手ではないです。
    それから一部の役者の手の動き・・・まったく動いてない役者がおりました。
    全体的に硬すぎる。
    セリフを憶えるだけで精一杯ってかんじ。

    練習が足らなかったのかなー??

    2時間と言う公演も、内容からすると長すぎる。中盤は長く感じた。
    意外に無駄が多いと思う。



    まあ、芝居とは本当に感動する部分があれば、そういう部分も払拭されるのかも知れないね☆

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