なだぎ武・山田菜々主演「ドヴォルザークの新世界」 公演情報 なだぎ武・山田菜々主演「ドヴォルザークの新世界」」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.1
1-19件 / 19件中
  • 満足度★★★★

    なるほど
    以前から東京イボンヌの噂は聞いていたが、クラシックと演劇がどう結びつくのか、なまじクラシック好きだけに、二の足を踏んできた。
    が、観てよかった。
    なるほど、こうなるのかと、違和感なく、楽しめた。

  • 満足度★★★★

    新世界
    出演される、つってんさん知っていて観てきました。
    が、出演者多数で歌あり演奏ありと、色々と豪華!!
    なだぎさんは流石の面白さだし(^ω^;)笑

    作品の内容もタイトルの歌が生まれる話しに纏わりだけど、ドラマがありラストに向かって切なくも悲しい話しでした。また機会あればこちらの団体、観たいって思いました。

  • 満足度★★★★

    面白い作品でした
    出演される、つってんさん知っていて観てきました。
    が、出演者多数で歌あり演奏ありと、色々と豪華!!
    なだぎさんは流石の面白さだし(^ω^;)笑

    作品の内容もタイトルの歌が生まれる話しに纏わりだけど、ドラマがありラストに向かって切なくも悲しい話しでした。また機会あればこちらの団体、観たいって思いました。

  • 満足度★★★★★

    ネホリーとハホリー☆
    (^^)/ 「劇団東京イボンヌ」さんの
    [舞台]【ドヴォルザークの新世界/東京イボンヌ第11回公演】
    を観てきました!
    「クラシック+高尚なコメディと感動」=「クラコメ!」
    は本当に面白かったです☆
    アメリカでのドヴォルザークとインディアンとの描き方がナイス!
    「あ~! このシーンで、この曲ね!!」と、クラシックファンも満足の使い方☆
    ホントに次回も楽しみです!
    観劇日記をブログに書きました。

  • 満足度★★★★

    素晴らしい曲
    曲が生まれる過程にジーンと来ました。

    ネタバレBOX

    作曲を依頼され米国を訪れたドヴォルザークが、ネイティブアメリカンと交流し新世界よりと呼ばれる交響曲の構想が生まれ、完成に至るまでを描いた話。

    太陽がこんなに大きかったのかと感動するシーン、そしてそのことから曲が生まれていく過程には感動しました。

    コメディにこだわり過ぎなのか、馬に象徴されるような低俗な笑いを誘おうとする過剰な行為は少し逆効果のように思えました。分かり易くするためではあるのでしょうが、ネイティブアメリカンが自らのことをインディアンと呼んだのには違和感がありました。ハーブという言葉も何か少し違うような、薬草ぐらいがピッタリ来るような気がしました。

    そのハーブですが、なだぎさんから舞台挨拶のコメントで、女優さんが持って出るのを忘れたということが明かされ笑わせてもらいました。
  • 満足度★★★★

    新世界
    なめらかな世界ではないのですね当時のアメリカは。その世界をシリアスなようで、シリアスではなくコメディタッチで描かれている。なだぎのドボルザークがカッコよくないところが面白い。また、音楽が随所にちりばめてあり効果的になっている。
    観客も、回を重ねることに、増加しているとのこと。うれしい限りである。
    楽しい2時間であった。今後とも注視していきたい劇団である。

  • 見てきました。
    なだぎさんという事で笑いを期待していたのですが、コメディよりも史実の社会問題のダークさが際立っていました。
    役者の技量に差がありましたが、声楽、オケ、パフォーマンスはとても世界観を引き出してくれていたので、ほぼ素舞台にオケとピアノの舞台上でも問題なく楽しめました!
    印象に残っているのは大きな月?をバックに山田さんが歌うソロ。舞台上に引き込まれました。
    残念だったのは、生きることがある種のテーマになっていると思うのですが、インディアンでも白人でも熱量があまり感じられなかった事です。その重みと熱がクライマックスの「新世界から」をこれでもかと訴えかける一曲に思えたのではないかと。
    また次のクラシックコメディに期待します。

    そういえば、あの演出部?は素人さんだったのか疑問ですね。そこに気が散ってしまいました。

  • 満足度★★★★

    なだぎ武すごいわ
    なだぎ武さんの演技力に圧倒された。
    アメリカの太陽を見て一緒に泣けてくるとは思わなかった。
    鍛えられた声と台詞の間の良さ、軽快な身のこなしなど素晴らしい。
    前半の笑いと後半のシリアスな展開は「クラシックコメディ」という枠を超えている。
    ただやはり”芝居を観たい”観客からすると
    オーケストラを舞台に上げることで、せっかくのダイナミックな物語が
    スペース的に限られてしまうのがちょっと気になる。
    演出上スムーズな場転などが今後の課題かなという気がした。

    ネタバレBOX

    報酬に惹かれてチェコからアメリカへやって来たドヴォルザーク一家。
    にぎやかな都会暮らしに、つい故郷の豊かな自然を思い出すドヴォルザークだったが
    アメリカに相応しい交響曲を作るため日夜悩み続けていた。
    そんな時、ふとしたことからインディアン居留地で彼らの歴史や価値観に触れた彼は
    その素朴な力強さに感動して交響曲の想を得る。
    しかし原住民を一掃して新大陸を我が物にしようとする政府軍がついに居留地を攻撃、
    ドヴォルザークは彼らの凄惨な最期を見届けることになる…。

    偉大な作曲家の人間臭い面をコミカルに演じる一方、シリアスなインディアンの歴史には
    真摯に向き合い敬意を表する、そんなドヴォルザークのキャラに親近感がわく。
    なだぎ武さんの緩急自在な演技に惹き込まれた。
    声の滑らかさ、動きの柔軟さ、そして姿勢の良さが素晴らしい。
    大きな太陽に感激して泣きだす場面では、思いがけなく私も涙がこぼれた。

    歌の分量は以前より少し控えめな印象を受けたが、唐突感がなくとても自然に感じた。
    インディアン達の踊りが類型的なそれではなく、工夫があった。
    銃で攻撃されながら生まれ変わりを信じて身一つで立ち向かう壮絶な場面、
    迫力と同時にインディアンの精神が際立って忘れられないシーンだ。

    クラシックと物語の融合である以上、そのバランスは永遠のテーマだと思うが、
    舞台の使い方は工夫の余地があるかもしれない。
    頻繁な場面転換に伴うセット移動が気になったり、スケール感がイマイチだったり
    ちょっともったいない印象を受けた。
    ストーリーの核が壮大なインディアンの原風景であるだけに尚更そう感じるのだろう。
    次第に公演の規模が大きくなっていく東京イボンヌが、
    今後どちらの観客にどうアピールする舞台づくりをするのか
    そのバランスとセンスに注目していきたい。





  • 満足度★★★★★

    転換だけ謎
    大好きな劇団で毎回この劇団を観たらこりっちを思い出し、レビューを書くが、今回の公演は異色だった。過去公演をほとんど見ているだけに、驚いたが、恋愛が無い。これは社会的なメッセージである。現代アメリカ批判とも読み取れる。俳優のレベル、脚本のレベルは相変わらず非常に高い。

    一つだけ。あの転換はいったい・・・。もたつき過ぎでは?

    オケはところどころに音程を外すが、あの状況ではある程度許容範囲。
    声楽家、前作よりグルーブ感がある。声楽の量はあれくらいが良い。

    やはり惜しむらくは転換だ。あの半端な美術は全て無くても良かった。

    しかし劇団イボンヌの新境地を見たのは確かだ。この劇団のファンはこりっちを全く観ていないのが良くわかる。客層があからさまに違う。それも面白い。

    あと、俳優に若干一部レベルの差が・・・・気になる。
    良い人は良い。
    アンナ役の彼女は見事。
    またダンスは一級品。振付師が優秀なのだろう。
    今後もダンスを磨いて欲しい。

    モーツァルトとマリー・アントワネットは哲学的な問いがあり、深いと思った。
    今作は直球だった。
    どちらも好きだが、今作は分かりやすい。

    久々に無伴奏が観たいと思った。
    改めて無伴奏の素晴らしさを思う。

    劇団イボンヌのさらなる成長と発展を願う。

  • 満足度★★

    ただただ、
    ただただ、全てが残念。
    なだぎさんの笑顔と一生懸命さだけが救い。
    音楽も、前作よりレベルが下がった気がする。

  • 満足度★★★

    前回よりも進歩した上演
    7日夜、スクエア荏原ひらつかホールで上演された東京イボンヌ『ドヴォルザークの新世界』初日公演を観てきた。東京イボンヌとの付き合いは、だいぶ以前に主催者の福島真也氏と知り合って以来続いている。

    あらすじは、それほど難しくはない。ヨーロッパからアメリカの音楽学校教師としてアメリカに渡ったドヴォルザークが、アメリカ人のインディアン迫害という現実に直面しつつ、偶然知り合ったインディアンとイギリス人とのハーフでインディアンの一人として居留地で暮らすサラと知り合い、アメリカという新世界にふさわしい交響曲をインディアンの音楽を取り入れることで作り上げていく過程を、コメディタッチで描いている。

    劇の内容としての深みは、全体を包むドヴォルザークの音楽創作活動というより、後半に出てくるサラとその母の数奇な運命にある。従って、クラシックコメディという笑いは主に前半に集中し、笑いは後半に行くに従って悲しみへと変わっていく。と同時に、観客の舞台への集中力徐々に高まっていく。

    舞台成功の鍵は、ドヴォルザーク演じるなだぎ武とサラを演じる元NMBの山田菜々の絶妙なやりとり。ただ、全体的には会話やシーン転換の際に妙な間ができる瞬間が数回あって、脚本と演出に若干問題があるなぁと感じさせられた。脚本に関しては、話の展開に破綻が観られる箇所もあって若干不満。
    前回公演に比べ、舞台上の演奏者の扱いや、必要最小限の大道具による場面転換は格段の進歩を見せていて喜ばしい。演技と音楽のバランスというか、演技の中に音楽が出てくるタイミングも前回より良くなっている。
    また、今回は歌や演奏だけでなくダンスも加わって、舞台が華やかになっていたのも特徴の一つ。
    品のある笑いと、それに対比できるだけの悲しみ、そして適度な音楽を、広さに制約のある舞台上でこなす東京イボンヌの基本的な上演形態の基礎は固まったように思う。次回は『酔いどれシューベルト』の再演。初演を観ていないので期待しているが、再演にどれだけ観客を動員できるかも劇団としての将来に関わる重要なポイントとなるだろう。

  • 満足度★★★★

    らしさが良く出ていたですと感心
    史実ではないようですが・・
    ドボちゃんが組み入れようとした
    当時のアメリカを判り易く表現できていたなぁと思った
    約2時間強!
     
    それにしても今回の客席の雰囲気は=
    有閑madam空間的な感じがしました
    みんなマナーが良く
    とっても静かに音楽が堪能できました♪

    ネタバレBOX

    解り易さとかをもっと追及して欲しかったかな

    暗転時のアメリカ国家詠唱はいいんですが
    なかなかに楽しめた主人公=ドボちゃんのキャラ使って
    暗転時は明転時の前振りで
    主人公の状況説明をナレーションで入れたりできたら
    よかったかな・・とか思えたですよ
  • 満足度★★★★

    クラシックコメディー
    コメディーだと思って見ると残虐なシーンもあり、いい意味で重ための内容。
    演者さんたちが明るく爽やかに演じるので息苦しさは感じませんでした。
    こういった歴史上の芸術家(作曲家や作家や画家など)を取り上げた作品はもっと増えてほしい。

  • 満足度★★★

    アメリカンネイティブとドヴォルザーク
    “東京イボンヌ”が掲げる“クラコメ”とは、
    「クラシックの作曲家に焦点をあて、彼らを面白おかしく紹介することにより、
    作曲家をより身近に感じた頂き、物語も音楽も楽しんで頂きたいと作品を提供している」と、主宰:福島氏の言葉。

    一般的には“クラシック”に馴染みのない人が多いとは思いますが、
    そんな人でも楽しめる舞台を創り上げているのが“東京イボンヌ”です。

    私自身、“クラシック”には明るくないのですが、“東京イボンヌ”の舞台を観た後には色々と調べて楽しんでいます。

    “作曲家の物語”を通じて“クラシック”に興味を持つ作品の公演は、とても意義のあるものだと思ういます。

    アメリカ大陸に於ける“開拓の民”と“先住民”との関係が主軸として描かれている物語りの今作。興味深く観せていただきましたが、

    以前観せていただいた「俺の兄貴はブラームス」、「モーツアルトとマリー・アントワネット」の二作品に比べると、作曲への“きっかけ・思い入れ”の描き方が弱かったような気がします。

    また、オーケストラの“ピッチ”と“まとまり”が若干気になりました。

  • 満足度★★★★★

    フィクションの部分も多いと思うが
    アメリカの歴史(オリバー・ストーン的な語り口の)とからめた興味深い視点の異色のストーリー。もう今までと同じようにはこの曲を聞けない。なだぎ武、山田菜々の面白さ、かわいさが重いテーマと好対照をなし、絶妙なバランスを醸し出していた。欲を言うと、オーケストラにもう少し人数が欲しかった。

  • 満足度★★★★

    近ければ
    クラシックコメディのつもりで観劇しましたが重いテーマでしたね。
    なだぎさんの良い意味での軽い演技て楽しく観ることが出来ました。

    きっと座席が近ければ菜々さんの可愛らしさがもっと感じられたんだろうなぁ。

  • 満足度★★★★★

    テーマ性が強く感じられる
    劇団東京イボンヌは、「クラコメ!」という新しい演劇の形を掲げる。誰もがクラシック音楽を楽しめるよう創られた新しいジャンルである。そういえば、小中学校の音楽教室は、楽聖たちの肖像画が飾られ少し堅苦しかった。そして教養として教えられる知識、沈黙して鑑賞する名曲は正直心に響かなかった。その意味でこの「クラコメ!」...本公演は面白かった。と同時に強いテーマ性を感じた。緩い笑いに包んだ鋭い問いかけは、今までの公演とは少し違うようだ。
    (上演時間1時間50分)

    ネタバレBOX

    舞台は、この劇団らしくオーケストラはピットではなく舞台上に配置している。そして今回はマイク集音なしで、まさしく楽器の生演奏であった。それだけに機器に頼らず楽器の特徴がしっかり聴き取れる。また曲選定であるが、今までの公演は、物語の情景・状況イメージに合わせていたようであったが、本作では、音楽・曲(交響曲第9番_新世界)誕生までのエピソードに則した選曲のようである。それだけにストーリーと選曲が合致し、その心象形成は深く強く感じた。

    ドヴォルザーク(なだぎ武サン)は1892年9月にニューヨークに到着したところから物語が始まる。ニューヨーク・ナショナル音楽院のサーバー夫人(伊達裕子サン)に高給で招かれ渡米し、その間に作曲した交響曲第9番ホ短調<新世界>作曲のエピソードを中心に物語は進む。この当時のアメリカは人種差別が激しく、黒人への蔑視は相当あったようだ。その黒人以上に迫害されていたのが原住民インディアンである。舞台ではその迫害を手引きするのが、英国人の父とインディアンの母の混血児サラ(山田菜々サン)であり、その心中が複雑に描かれる。アメリカ...新しい国ゆえに文化がないと言われ、先住民の制圧を通して文化を葬り新しい文明を築くような光景が悲惨でならない。

    物語の底流には人種差別、その作曲姿勢はインディアンの音楽と母国チェコへの郷愁が結びついて出来ている。その演出は、舞台上手上方から半円形の太陽を模したオブジェが...。アメリカの大自然の壮観に感動させているが、一方故郷ボヘミヤへの想いが募るようでもあった。

    その観(魅)せる、いや聴かせる演奏は、例えばドヴォルザークが客席に向きながら、両腕を広げ上下に振っているが、それに合わせオーケストラが演奏しており、まるで なだぎ武サンが指揮をしているようだ。普通の演奏会では指揮者・演奏者が向き合い呼吸を合わせるのだが、劇中の役者が指揮者として溶け込ませており演出の妙。
    この舞台は衆寡(しゅうか)のメリハリがあり、群集として観せる(例えば郡舞、殺戮シーンなど)と2人の会話(ドヴォルザークとサラ)など、場面演出も印象的である。

    ラスト...交響曲第9番第2楽章...日本では「家路」という歌で親しまれている旋律が少し乱れたのが残念であった。

    次回公演も楽しみにしております。
  • 満足度★★★★

    アメリカの黒歴史
    この音楽劇シリーズ、ちょっとばかりシリアスの入ったコメディとして楽しんできましたが、今回はシリアス度が増して、かなり社会啓蒙的内容になってました。ドヴォルザークがアメリカに出稼ぎに行ってた頃は、ネイティブアメリカンに対してこんな惨いことをやっていたんですね。改めてアメリカの黒歴史を考えてしまいました。

  • 満足度★★★★★

    WASP VS ネイティブ

     ローンレンジャーというTV番組があった。無論アメリカ製である。ローンレンジャーはWASPで連れにトントという名のネイティブアメリカンが出てくるのだがトントとはスペイン語で馬鹿・間抜けという意味である。(追記後送)

    ネタバレBOX

    ところで日本でも名を知られるNYのメトロポリタン美術館には、アメリカ開拓史(ネイティブアメリカンに対するジェノサイド史というのが正しかろうが)に纏わる展示がある。これを具に見るとアメリカに植民した所謂ピルグリムファーザーズが如何にレベルの低い文化しか持っていなかったかが本当に良く分かる。それに比してネイティブアメリカンの文化のレベルの際立つ高さが目を惹くのだ。実際、現在の日本にもうようよ居る、史実を述べられるとその史実をプロパガンダと名付けて排斥したがる愚か者たちと同様、反知性主義に毒され洗脳されていることにすら気付けないアホそのものであるアメリカの愚衆共が盲信している、頭の皮を剥ぐからインディアンは残虐だというレッテル貼りなどはとんでもない事実誤認である。

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