金曜はダメよ♥ 公演情報 金曜はダメよ♥」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.1
1-16件 / 16件中
  • 満足度★★★★★

    怖い話じゃないんです!!!
    怖い話って敬遠してたら損する!いや~、久しぶりにトツゲキの良いところを観せてもらった感じ。とにかく楽しめた!こんな脚本、待ってました!ってところですね。次回も楽しみです!!!

  • 満足度★★★★★

    ほら!ホラー
    背筋がゾゾゾっとはなりません。
    トツゲキ流ごちゃごちゃ爽快疾走ヒューマンラブコメホラー。以下ネタバレです。

    ネタバレBOX

    私はホラーを大嫌いでした。理由は意味なく、辛く殺されて行くから。でもトツゲキさんのホラーは、ホラーによって生み出される人を描いていました。
    「ホラーってなんなんだろうね」
    本当に怖いものは、血だらけのチェーンソーを持ったホッケーくんじゃなくて、リアルな世界にある。人の心を騙して、もてあそんで、優しい心がない人達。日常生活でそういうものとどう戦って、どうやって折り合いをつけてどうやって自分を守っていくか。そういうことを考えるのを疲れたときにホラーを観るのはいいのかもしれないなと思いました。背筋がゾゾゾじゃなくて、胸が痛くなりました。
    こういう気持ちを、暴力的な表現で描く演劇もあるけれど、このやるせなさも明日への活力にしてくれるこの劇団が大好きです。
  • 満足度★★★★★

    満足です!
    トツゲキ倶楽部の舞台はいつ見ても元気をもらえ、観劇後は笑顔になってしまうそんな大好きな劇団。
    今回も面白く、でも仕事の大変さを思い知らされた。ホラーの怖さはないので怖がりの人もぜひ!

  • 満足度★★★★★

    無題1864(16-154)
    19:30の回(曇)

    18:30受付(整理券あり)、19:00開場。

    19:25前説(不気味なアナウンス)、19:30開演~21:10終演。

    舞台中央に大きなテーブル、周りに椅子、それだけ。

    「説明」にある[おかしくて怖くない]に偽りナシ。

    前作もそうでしたが、意表を突いたシチュエーション(!!)と常に前向きなお話。

    登場人物15名が並ぶフィナーレは見ごたえあり。

    これからゆっくりと「トツゲキ日和」を読んでゆこう。

  • 満足度★★★★★

    前に進む
    そうきたかという感じのホラーでした。相変わらずの素敵な脚本と役者さん達で明るく前向きな作品でした。
    以下、公演中なのでネタバレで。

    ネタバレBOX

    ホラー作品を作る若い脚本家達と制作陣の現実世界と、そして作品中の登場人物達の空想世界の2つに分けた作品。まずこの仕掛けから、上手い!

    作品の登場人物達が自分の理想の役回りと、変更される脚本によっては消されてしまうかもしれない事から思い悩む。現実世界では、出資者の要望にに振り回されるプロデューサー達の制作陣と、その制作陣に言われて更に振り回される脚本家達の苦悩が笑いを誘う。
    だが、基本コメディ調であるが、言葉の端々に出る本音や仕事の理想と現実を突きつけられたシーン等により、それぞれが悩む姿が、実に切なくもある。年齢的に脚本家達ではなく、制作陣の方に近い感じですが、自分にも重ね合わせてしまいます(笑)

    ですが、トツゲキさんらしく、前を向いた形で締めくくり、明日への希望を見出して終わる素敵な作品でした。

    次回は、ミュージカルとの事で今から楽しみです。




  • 満足度★★★★★

    十周年記念作にふさわしいデキ
     小劇場演劇に携わる人々の苦労を見事に形象化した作品。(追記後送)

    ネタバレBOX

    ホラーの要素、コメディーの要素、社会派の要素迄を実にバランスよく纏めている。例えば、我らがこの植民地で日々味わわされる既得権益層の横暴、身勝手、無定見をベースにした理不尽な要求(電話が掛かってきて声だけで映画関係者も、その登場人物達も引っ掻き回す)に対して、面従腹背とはいえ、取り敢えず従っておかなければ村八分にされるのが必定であるような不条理を、鵺が鳴きそうな山荘に集まった映画関係者(プロデューサー、監督、シナリオライター)らと彼らによって生み出された登場人物たちとの掛け合いで、ある時はホラーをまたある時はコメディーをといった感じで展開してゆくのだが、このバランスが絶妙である。脚本も面白いし演出、演技もグー。
  • 満足度★★★★

    ”ホラ・コメ”のうまい観せ方
    少し難くなるが、経済用語に「見えざる手」という言葉があったと思う。市場における自由競争が最適な資源配分をもたらすとか。
    この”ホラー・コメディ”の芝居は、別の意味で「神(紙)の見えざる手」のような...。自分たちだけではどうすることも出来ない神=紙の領域があるようだ。その紙には「ジェイソン」「 13日の金曜日」などをイメージさせてはいけない。この紙を支配しているのが、実にわがままな。
    その見えざる手とは...ホラーではない?

    ネタバレBOX

    舞台セットは、中央に横長テーブルと椅子があるだけ。冒頭は男女がある山荘に着いて一息ついたところから物語が始まる。実はこの人たちは映画の登場人物という設定である。そして現実の映画製作関係者が登場する。この実在と架空の世界という2重構成(舞台セットも地下・上階の多層イメージ)で物語は展開するが、現実と台本の中の人物が共振・共鳴するようだ。

    映画製作といっても監督、シナリオライターが集まりアイデアを出し、プロットを考えているといった段階である。この映画のプロデューサー(登場はせず、携帯電話での指示)の思いつきで、話の方向がコロコロ変る。それに振り回されるシナリオライターたち。当初台本を大幅に変更し、登場人物も消去しようとするが、台本中の人物は消されないよう騒ぎ立てる。この人物はシナリオライターの筆先によって役の存否が決まる。まさしく紙の手が支配する世界。そしてこの紙の手も、姿が見えないプロデューサーの意向には逆らえない。結局、適役が配分いや割り振られたのだろうか。

    抗えない運命なのか。台本中の人物、この場で映画台本と向き合っている人々のそれぞれの意味付けや立場が違っても、人の世は可笑しくも無常である、そんな思いを抱く。そして再び経済の話になるが、いつの間にか自動調整機能が働いて自然な収まり方。不条理とも思える製作トップへの抵抗にアイロニーを感じる。

    この「ホラー」を「都市伝説」へ変容させながら、自分が思い描いた映画(台本)作りに向かう姿が明るく元気に描かれる。ここに劇団、トツゲキ倶楽部の真骨頂を見ることができる。当日パンフの演出・横森文サン、作・飛葉喜文サンのつぶやきが書かれているが、両人の共通語は「生き」である。そして役者陣はこの「生き」を芝居の中で活き活きと演じていた。そこには安定した演技力とバランスの良さがしっかり観て取れる。

    自分が、この「劇」小劇場にこの芝居を観に来たのも運命なのか。いや自分の意思で、そして選択をしている。

    次回公演も楽しみにしております。
  • 満足度★★★★

    確かに…ホラーだけど

    そんや観せ方をするなんて……。
    私の中っは予想外でしたが、ホラーだけど笑いがあって、生きたい想いや、キャラへの愛情、仕事に対する熱意。今の社会に足りないものが見えたりしました。

  • 満足度★★★★

    ☆4
    役者さんは演技力は皆良かったので☆4

  • 満足度★★★★

    確かに”おかしくて怖くなかった”ですよ(^^)
    ホッケーマスクは出て来たけれど・・・
    スクリームみたいに
    マスクが火で炙られて溶けたら・・・みたいな話がちょいあるかと・・
    思ったら出なかったなぁと・・残念

    なかなかに楽しい作りで
    眠気の全くでなかった1時間40分ほどの作品です

  • 満足度★★★★

    前半型
    前半は良かったが後半に息切れ。役者は皆さん素晴らしかったのですが。

    ネタバレBOX

    最初の入りから前半はホラー映画のメイキングが製作側と役者側で絶妙に切り替わって演じられてハラハラドキドキもあり面白い。後半は配給元からの有り得ない要求や作中人物と製作側が入り乱れてくるあたりから現実感が薄れドタバタの様相が強くなって、それはそれで面白いのだが観ていて少し疲れた。舞台上の役者が多過ぎるのもその理由の一つなのだろう。
  • 満足度★★★★

    コンペ勝てたかな
    とても面白かったです。
    途中、あまりに理不尽で、いらっとしましたけど、
    桜井さんの一言ですかっとしました。
    脚本コンペ、勝てるといいですな。

    おしむらくは落ちが…
    柔らかくて優しくてよいのですが、
    ふわっとしすぎてしまって、いつ拍手してよいやら考えてしまいました。

    ネタバレBOX

    脚本の中の人々と、現実世界の人々
    っていう設定、流行ってるのかな?
    私もつい先日、そういう舞台に立ってました(;^_^A

    それはさておき。

    必死に自分たちの存在を守ろうとするキャラクターたち。
    自分が生んだキャラクターを活かしたい脚本家たち。
    そして、自らの思惑を前に出せないプロデューサーと、理不尽な注文をつける『先方』と呼ばれる出資者。

    要望に向き合う前にできないって言うな!とか、
    映画はあんた一人のものじゃない、観客のものだ!とか、
    うろ覚えですみません。
    桜井さんのフレーズが、いちいち刺さりました。
    かっこよかったです!
  • 満足度★★★★

    オジサンだって恋したっていいじゃない!!
    生き残るためではなく、「生きる」ためのトツゲキ流ホラー。
    夢と希望とパワーがみなぎってきて、
    オジサンが元気になれる作品です♪♪誰がおっさんだ!!
    ぶっちゃけ、オイラちょっと体調が悪かったんだけど、
    観劇後はすっかり元気になりました♪♪(マジ)

    梅雨のジメジメを吹き飛ばすくらい、
    みなさんも大いに笑って楽しんで下さい!!
    (でも、はしゃぎすぎると怒られてかも?)(誰に?w)

    でもって、ひさしぶりに【トツゲキ】に帰ってきた
    高橋優都子さんの新しい一面が見れたのと、
    個人的にめっちゃビックリすることがあって
    とても思い入れの強い作品になりました。
    少しは自分も誰かの何かの役にたってるのかなぁ。。。
    なんて、ガラにもなくしみじみ。。。

  • 満足度★★★★

    殺人現場でコメディ
    確かにホラー!
    この設定プロットは中々秀逸ですね。
    恐れることなく前のめりで楽しめた舞台でした。
    できればもう少し出演者を整理して10人くらいにしても良かったのでは?
    世界が入り乱れる事もあり、
    役どころを追うのに一杯だと物語を楽しめない…かな。



    ネタバレBOX

    回想シーンや脳内妄想など劇中劇はよくあるものの、
    それがミックスして関係し合う展開は面白い!
    映画製作現場でのヒエラルキーは結構リアル。
    理不尽は当たり前のようにあって乗り越えないといけないんですよね。
    身につまされる…。

    舞台も手前に現実世界、奥に脚本世界とうまく住み分けて判り易かったも。
    しかし、前列下手で観劇していましたが、
    テーブルエンドに脚本の薪さんが座るとブラインドされて
    的谷さん小川さんの表情が見えない…。
    脚本世界の住人も重なって見えない…。
    大人数の展開は遣る社さんの立ち位置も考えてほしい…なぁ。

  • 満足度★★★

    最後はそうくるか
    物語が現実世界と映画のキャラクターの仮想世界を行ったり来たりするのでどんな結末になるのかと思っていたけどうまくまとめた感じです。「とことん生きてやる」のコピーが登場人物全員の叫びだったのかな。全編ゆるい感じなので作品が強烈に響いたというより、こちらもゆるーく心に忍び込んでくる感じでした。

  • 満足度

    がっかり
    やたらに話をつめこみすぎて、劇団のオナニーを見せられた気分。
    久々に「金返せ」って思ったレベルの舞台。
    特に的矢役の「私ってうまいでしょ」的な演技が鼻についた。

    リピートはありえない駄作。

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