『Geeks Go Lucky!!!』 公演情報 『Geeks Go Lucky!!!』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★★★

    キレの良い芝居でした
    時給8000円のアルバイトって何でしょう。答えを知りたい一心でワクワク感の連続でした。

    ネタバレBOX

    答えを知りたい観客をずっとワクワクさせ続け、さらに答えがわかっても合格者は誰なのか、という次のワクワク感の仕掛けがあり実にお見事でした。最終候補者も三人三様のキャラ立ちが素晴らしかったと思います。ストーリー展開も最後は三方一両損的な小気味よいフィニッシュで感心しました。
  • 満足度★★★★★

    オタクが世界を変える!?
     今作は、破格の時給に応じてきたアルバイト募集の応募者1万人の最終選考に残った3人を面接する話として物語が展開してゆく訳だが、以下のような問題提起も為されており、眼科画廊のがらんどう空間を上手に処理し、シナリオ、演出、演技もハイレベルである。実に刺激的で面白い作品だ。(追記後送)

    ネタバレBOX

    Geekとは、やな奴とかうるさい奴、ばかを表す俗語だ。登場する主要キャラが、一風変わったオタクたちだし、日本ではオタクと言うと根暗だの変人だのと否定的に見られがちだから、このようなタイトルにしたのだろう。だが、世の中で平均的な生き方を選ぶことが、否そのように見られることを至上価値とする者の多い監視社会・日本では、価値を貶められていても、常に彼ら・彼女らは変革の糸口を持っているのも事実だ。平均的な人間などを装っているうち、大抵その仮面が本人になりすましてしまい、他の顔を乗っ取ってしまうものだから、凡庸そのものになってしまうのがオチである。気付いた時には、交換可能な歯車の一つとなって人生に意味を発見できず空しさだけを抱えて世を終えるのだ。
  • 満足度★★★★

    余韻もね。
    新宿眼科画廊スペースO。いつもフックを感じる尖った作品がかけられる。
    時給8000円のバイト面接に残った3人の女。
    良い意味に抑制された感情の発露が生々しく台詞に息づく
    個性の投げ合いの様な3人の存在感が狭い空間を飛び出すように感じられる。
    物語的には爆発力も転換力もないが
    、リアルさのない奇妙な物語に鼓動を感じる演出も妙にはまる。



    ネタバレBOX

    奇妙に刺激的な作品で良かったものの、
    やっぱり最後は小劇場にありがちな身内の同窓会になり少々萎える。
    客だしまで尖ってほしかった。
  • 満足度★★★★

    無題1800(16-090)
    19:30の回(晴)。

    ゴールデン街では火事、赤色灯、消防車多数。19:00受付、開場。逆ハの字のベンチシート+椅子席。

    奥の隅に男が(一見偉そうに)座っている。SE短いサイクルで反復、19:17チェロ風の音が重なりシンクロ。男は一旦出てゆくがすぐに戻ってくる。

    19:29前説(90分、遅れている客待ち)、19:39開演~21:02終演。

    舞台は面接会場、奥の隅にあったのは「副社長室」、クリップをつなげた(ような?)カーテンで仕切られている。

    こちらは初めて。るんげさん「偽典・地獄変(2013/4@pit)」「アンサータン・ストーリーズ(2014/10@MOMO)」「ツヤマジケン(2014/7@王子)」「ころころころ(2015/2@荻窪小)」、嶋谷さん「アダムの肋骨(2015/4王子小)、」甲斐さん「回帰熱(2015/1@OFF)」。

    個性的というよりはそうとう変わった(超マイペースな)人たち。
    感情の発露ではなく抑制的な方向、内部の温度は圧力で上昇する。
    ここで「宿直」を観るとは思わなかった(笑ってしまう...)。
    いいひとだけではビジネスにならないのが世の常だとすると...。

  • 満足度★★★

    意外でした
    フライヤーの雰囲気で、少し過激というか危ない感じのストーリーかと思っていましたが、観劇後は、ほんわかという印象でした。怪しい雰囲気で進み、ラストは笑顔になれる意外性が良かったです。役者さん達は、それぞれの役柄を好演していましたが、特に副社長役の役者さんの、仕事は出来るが女性に対しては不器用な感じが良かったです。面白かったです。

  • 満足度★★★

    おもしろかった
    5人の個性がきわだっていてとてもおもしろかった。

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