鮮やかな食卓 公演情報 鮮やかな食卓」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 2.7
1-8件 / 8件中
  • 満足度★★★★

    リアルなファンタジー
    見終わって、素敵な舞台に出会えた高揚感に興奮しました。
    ファンタジーとして描かれるエピソードのオムニバスがひと組の親子の食卓で語られるのだけど、ひとつひとつの描き方がとても丁寧かつ鋭くて、しかも全体の構成が見事!
    第1回公演にしてこれだけの脚本を練れるとは大したもんです。

    美術も凝っていて劇場に入ってその大がかりさにびっくり。主催角田ルミさんのこの作品への力の入れ具合がうかがえます。
    ただ、後ろの列になってしまうと舞台の最下段で演技されても見えないのが欠点。
    最前列の鑑賞がよろしいかと。充実の120分!

    役者さんも皆さん個性が発揮されていてとても良かったです。

  • 満足度★★★

    かわいい。のに冷気を感じる。
    いろんなタイプの俳優さんをそろえて、詰め込みたいことがたくさんあったんでしょうね。それもコンパクトにまとまりよく、しつこくなくでもちょっと残る、っていういいバランスで。舞台の作り方がおもしろいですね。

    ネタバレBOX

    場面わけが転換なくなされ、世界をかえながらも交じり合うっていうのが立体的な舞台でわかりやすかったです。
    前半のお父さんのお話と後半の娘のお話が、どうもぼっきり折れる感じがしたのが私としては乗り換えにくかったです。前半の終わりでもう終わりかと感じかねなかったから。
  • 満足度

    美術がよかった
    宣伝と舞台美術が素敵。

    語られる中身は話がバラバラしすぎていて
    またどれもそこまで目新しいエピソードではないので、
    とても長く感じられる。
    役者もプロトタイプの演技に終始してしまっている気がする。

    第一回というを思えば成功かもしれませんが、
    次回観に行くとしたら、評判がたってからかな。


  • 6月8日(日)M
    多重構造なサイコサスペンス。潔くて気持ちよい。

  • 旗揚げなので初観劇
    美術、漫画、耳鼻科◎

    ネタバレBOX

    女優角田ルミは、過去客演を数度観た中で、そのどれよりも良かったと思う。
    出演者陣の技量のバラ付きが気になった、が、そこはプロデュースだからこそかしら。
  •        
    (相対評価を避けるため、どの公演にも★は付けていません)

  • 「かくかく」と読みます。
    これがやりたかったんだろうなというのがたまに点として見えるものの、その間にあるべき線が見えなかった。役者に段取りだけ付いていて感情の芽生えや流れがなかった感じがして、誰が何をするのを追うべき内容なのかが分からなかった。そんな中、初めてお姿を目にした役者・曽雌康晴さんが結構いい仕事をしていた様に思います。辻沢綾香さんも。後半は彼女あってこそでしたね。羽里早紀子さんは可愛かったから好き。

    ネタバレBOX

    大楽なのに客席の反応が微妙で、途中から観疲れた雰囲気が醸し出されていたのが残念。二つの物語と、あの二人に関する結末がまず当初の構想にあったのかな。けれど各々の物語はディテールだけおぼろげに考えていて、後から内容を埋めていったのではなかろうか?という印象。テツヤが従順人形を大切にするって部分だけは先んじて思い描いていたのだろうけど、そうなるフラグが立っていなかった。経緯なく心情がいきなり表れた様に感じられました。根津さん演じる耳鼻科医の耳フェチ話をもっとどうしようもなく変態的にしたらそれだけで結構面白いのが一本作れた気もする。
    角田ルミさんのお姿はこれまで見た事がなかったのですが、役者として出演していたのを見てすぐに「あ、この人がそうだな」と分かりました。彼女だけ自由に演じている様に見えたので。初めての作・演出らしいのでちゃんと公演を迎えてそして終えられた事を労う気持ちも沸くのですが、次回にまた今回と同じ程度の出来ならもう観る気はないというのが本音。
    あ、伊達巻が牛乳に合うというのには賛同します。でも劇中で飲んでたアレはカルピスウォーターか何か別の物だった?
  • 200806061900
    200806061900@明石スタジオ

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