【全ステージ前売完売】 「賢者の惡計」 【追加公演決定】 公演情報 【全ステージ前売完売】 「賢者の惡計」 【追加公演決定】」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-8件 / 8件中
  • 満足度★★★★★

    たっぷりのサスペンス
    ショッキングで猟奇的な事件の2本立て。映画やテレビでは常道のカメラワークや効果音が無いなかで、密室のストーリーと演技だけでたっぷりのサスペンスが楽しめた。「ブラインド・タッチ」では演者自身もほとんど見えてないであろう中で演技、「悪魔の証明」ではラストで明らかになる驚きの真相が強く印象に残った。各40分もサスペンスにはちょうどよい長さだ。3方向から観る客席配置だったが、演者同志やセットとの重なりで見えない部分があったのが残念。

  • 満足度★★★★★

    流石
    DART'Sに限らず 島田さんの芝居も広瀬さんの脚本も
    満足しなかった公演は一度もない

    中編二本立てとはいえ 演出も芝居も濃厚

    毎回ながら DART'Sの芝居を観ていると息をするのを忘れる程集中する
    再演だとしても 違う芝居だと思える程に凄い役者を揃えてくる

    前売り完売 追加公演もうなずける
    75分とは思えない満足感

  • 満足度★★★★★

    久しぶりのダーツ
    ダーツは旗揚げのロング・ミニッツからのファンなので
    「ブラインドタッチ」「悪魔の証明」ともに初演は観劇済み。

    ブラインドタッチは見た目がホントに痛々しいので
    初演観たときに血の気が引いて気分が悪くなったのですが
    今回の再演でも同じようになってしまった。

    悪魔の証明は島田さんが笑われる役になりながらも…
    ってのはダーツのお決まり的な。
    久しぶりにダーツ出演の川田希さんも観れたし大満足。
    どちらかといえばこちらのが好み。

  • 満足度★★★★★

    再度
    初日とは逆位置での観劇
    そして ストーリーを知っての観劇
    DART'Sの芝居は伏線がてんこ盛りだから 何度観ても面白い
    緊張感だけでなくニヤニヤしてしまう笑いもあって
    どうも病みつきになる
    一番は生で観るのがイイのだけれど
    DVDもヘビロテになる
    定期的に公演があるのを期待!!!

  • 満足度★★★★

    空気感は変わらない感じ
    ピリッとした空気感は変わらない感じなのに、まったく感じる色が違う作品なっていた。どちらの作品も面白かった。

    ネタバレBOX

    「ブラインドタッチ」
    閉じこめられれてる密室な空気感を感じさせながら、あ、危ないとも思い、一緒に体験しながらでもどこかで見てる感じでもある。

    「悪魔の証明」
    ある意味究極の選択な感じなのにコメディ。が、そんな感じを受けながらも、密室な空気感は損なわず、ハラハラしながら見入ってしまう。そしてラスト、まさかのどんでん返しに、やられたーでした。
  • 満足度★★★★

    初見
    鍛治本くん目当てで観賞。
    どういう芝居かも知らずに観てビックリ。かなり本気なサスペンス!面白かった。
    詳細はブログにて。
    http://mizki4.seesaa.net/article/433782655.html

  • 満足度★★★★

    2016年観劇始めは本格サスペンス
    想像していた以上にゴリゴリのサスペンス。
    本格的なサスペンスを観たのは劇団競泳水着以来かも。
    このジャンルは、下手をすると陳腐な二時間ドラマのようになってしまうので
    なかなか難しいと思うのだが、今回は本当に面白かった。
    手を伸ばせば届きそうな距離で瞬きも忘れるくらいの緊迫感。
    観劇始めとしては物騒な内容でしたが、このくらい現実と懸け離れているのも
    純粋に物語を楽しめて良いかも。

    ネタバレBOX

    「ブラインドタッチ」
    役者は目隠しの状態で舞台へ連れてこられます。
    見えないまま舞台上で手足にテープを巻かれ定位置に。
    そもそも、この劇場では暗転板付きは無理ですが、
    これはこれで面白い演出かも。
    前売り完売なので叶いませんが、結末を知ってからもう一度観たかった。
    一回では気がつかない伏線や演出が絶対にあったはず!
    終演後に友人と答えあわせをしたのですが、情報量が多すぎて色々な部分が欠落している。脚本買えば良かった・・・。
    本当に見えていないまま演じている役者さんが凄すぎです。
    <覚書>
    五十嵐と名乗っていた人物が熊澤だった?
    五十嵐は最初声がおかしいと言っていたけど、
    本物がしゃべった声を聴いても誰も入れ替わりに気がつかなかった?
    進藤の言っていたことのどこまでが本当でどこまでが交渉のための嘘か?
    眼球を持って部屋を出ようとした葵が目潰し魔?
    葵が最後の1回の暗証番号を押したのは見えなくても扉を開けられると判っていたから?
    タイトルの意味はそこから?

    「悪魔の証明」
    殺害シーンを見せておいてから、最後に気持ち良いくらいのどんでん返し。
    作家と役者にやられました。
    演劇のミステリー、サスペンスでもここまで見せてくれるのね!とちょっと驚きでした。
    癖になりそう(笑)
    全員の接点である「つぐみ」が登場しないのは可笑しいなとは思っていたんだけれど、
    人物の入れ替わりがあったとは気がつかなかった。
    もう一本の作品に比べれば判りやすい結末でした。
  • 満足度★★★

    面白いアプローチ
    「ブラインド・タッチ」と「悪魔の証明」の2本立て芝居。1本目も2本目も、人間の狂気が描かれてて、終わりには背筋が寒くなり、怖さの高みに連れて行ってもらった。以降、ネタバレボックスにて。

    ネタバレBOX

    「ブラインド・タッチ」では、テーブルの上に袋に入れられた目玉を発見したときが、一番怖かった。その目玉の形状や血に程よくまみれた感じが、CGや特殊メイクのある映像の世界にも負けない感じでとってもリアルだった。
    「楼蘭」さんで何回か見てた金子彩名さんが重要な役。楼蘭での「可憐で怪しげ」の「怪しげ」部分はこのお芝居では封印されていたようですが、ずっと目隠しをしているのが勿体無いくらい魅力的な女優さんです。
    目が見えない人達は、「5感」のひとつを失う分、その他の感覚が研ぎ澄まされることが多いが、この物語では突然視力を失ったため、研ぎ澄まされるには時間が足りない。でも、金子さん演じる葵は過去のストーカー被害で心に巣食っている「恐怖」と「怒り」が、その超感覚を呼び起こしたのか、最後に真犯人に向かって「熊澤!!」と叫びながら殺してしまう。
    よく考えられたストーリーだと思いました。
    ただ願わくば、葵と熊澤に何があったか、それがどのような影を葵に残したか、を、もう少し深彫りして欲しかった。そうすれば、物語にもっとメリハリがついたと思う。

    2本目の「悪魔の証明」。「人肉を食う」という異常趣向で集まった人達。戦時中などではなく、この飽食の時代にあえて「人肉」を食べることに異常性が浮き彫りになるのだが、この人達があくまで「普通の人達」として描かれているところに恐怖があった。また、この作品がコメディータッチで展開するところにも、謎解き後とのギャップに更に恐怖を感じさせられた。
    ただ、実際は殺していない菜月がなぜ返り血を浴びていたのか、長い時間死んだ振りをしていたチサトの呼吸なんかがあの至近距離で聞こえない、という設定がやや不自然。アプローチが凄く面白く、役者の演技もとても良かっただけに、残念だった。

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