フールシェア 公演情報 フールシェア」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★★

    多弁な引籠りの濃い濃いキャラ!(笑)
    個々のキャラ濃い濃い!ドタバタコメディー!
    特に、ゲン、タケ、リー、今井。
    ギャグの応酬もツボに入るものあり、面白かったです。
    場所にもよるが、1万なら別宅でOK、私も借りたい!(笑)

    ネタバレBOX

    曰くつきの恋愛禁止のシェアハウスの引きこもり住人たちの話。
    オーナー自体が元引きこもりだった。しかし何かをきっかけに住人たちを外の世界に出そうと考えていた・・・。
  • 満足度★★★★

    ハートフル・コメディ...好きです
    登場人物は全員善人で、物語は心温まるコメディ...。その底流にあるのは”感謝の気持を伝える”であろう。この公演は劇団・猿芝居の7公演目であるが、自分はそのうち4公演(本公演含め)を観ている。その共通した感想は、心に痛みを持った人に対し、優しい眼差しを向けているということ。この劇団の特長...笑いの中に泣かせる場面をさりげなく入れる。だから面白い、楽しい、とともにペーソスも持ち帰ることになり印象強いものにする。

    ネタバレBOX

    舞台セットは、視覚的に楽しませてくれた。忍者屋敷のように色々な仕掛けがあり、ワクワクする。舞台中央または下手側から階段を数段上がると地上へのドアがある。上手には回転する木壁とベッド。下手には引き出しテーブルや壁内部屋があるようだ。地下物件ということもあり、壁面はブロック、レンガ仕様、床はタイル模様である。

    舞台は地下にあるシェアハウス...そこの住人は大家(不動産屋)も含め、全員が引篭もり者ばかりである。その人数13名(大家とその亡兄含め)で、どんなに広いスペースなのだろうか?しかし、便利な世の中になったということも感じる。インターネットを通じて番組発信、株式等の取引で生活費を稼ぎ出す。

    さて、引篭もりの妹を案じる姉(唯一のハウス外の人)、引篭もり弟を案じながら亡くなった大家の兄(幽霊役)のシェアハウス譲渡などのエピード。他にも引篭もりになった原因が明かされるが、今は皆明るく快活(入居時は無口)。それぞれが相手のことを思って話し、行動する。人間の善意・優しさのみを浮き彫りにし、その素晴らしさを強調する。しかし、その伝達は言葉で伝えなければ...改まると少し恥ずかしくタイミングも合わず、そのもどかしさが窺える。しかし、それよりも全編を通じてエネルギーが満ち溢れ、本当に引篭もりと疑いたくなるような住人たち。その性格が魅力的である。この観せる役者の演技力が軽妙・洒脱で引き込まれる。あくまで芝居の中、非日常で虚構の世界と分かっていても、都内で1万円なら住んでみたくなるようなハウスである。

    ラストについて、自分としては全員が巣立ったところで幕にしても良かったのではと、その方が余韻があったと思う。(上演時間2時間20分)

    次回公演を楽しみにしております。
  • 満足度★★★

    リアリティとかは突っ込んじゃダメっ!
    1年でループするギャグマンガを楽しむ感覚での観劇を薦めます(^^)
    3D漫画とも言いましょうか・・・・・

    2時間15分近くの長い作品ながら眠気は出なかったけど
    何か一味足りないかなぁと思えたお話でありました

    ネタバレBOX

    開演時間に作演出の太田氏が前説するも開演は10分近く遅れたです。開演前の座の温め無くBGMは作品のオリジナル曲かな。客層は男性客が多めかな、年齢は上下に極端だったかな。

    暗転からの開幕。舞台上の部屋の中で内覧の男性に妙な口調の不動産屋男が言葉巧みに重要事項説明省いて契約させてしまいます=月1万円って事故物件といっても安すぎだろうと契約考えなかったのがちょっとギャグですね。

    少し霊感のある主人公=契約後に白い服の女性を見て幽霊と思うが実は実体=で次々と部屋に現れるシェアハウスの住人達。実は不動産屋が引きこもり連中を集めてシェハウス化していたところだったのだが、重なる様々な出来事にて結局皆がハウスを出ていくことになるストーリー展開。オチは1か月後再び皆が仕事みつけて就労したからここに住まわせてと来て終幕です。

    前川星男/シェアハウスネームはスター/居住は共同スペースという騙され損な方/大家族で育ち、静寂を求めてハウスに来るも騒がしさに閉口しつつ馴染んでくる人が好くお節介な性格。霊感はあるも霊がはっきり見えることは無かった。

    さて以下はネタバレ含む人物紹介です 未見の方は読まないこと薦めます

    黒瀬咲/ブラック/101号室/姉と妹にコンプレックスを感じ引き籠りになった
    黒瀬雪/咲の妹 姉思いで引き籠りのフリをして同居しているが、何とか姉を外に出そうとしている。
    黒瀬牧/長女 苛烈な性格ながら妹たち思いで家賃なども払ってやっていたらしい
    綾瀬五郎/ギター/人からの注文で曲を奏でるが自らは音を発しないという引き籠り体質=最後には自立心芽生える
    牛川依絵/リー/102号室/太めの体を小さいチャイナドレスに包んででてくる謎のお方流川花道/ダンク/デイトレーダーであり貯金は億越えらしいけど・・・ネット専門の方なので、できれば手持ちのPCでの表示画面とか見せた方がリアリティ(あましカンケーないか・・)は出たでしょう=ビットコイン額で実際は・・とかいう興味引く方法もあったでしょうね ちなみに好みは”リー”さんに告白するも玉砕!
    今井夏男/今井/いじめられっ子体質の引き籠りさん
    早乙女清武/タケ/104号室/特徴のある大きな体に眼鏡にお髭とインパクトの強い住人、部屋に大きな苗木入れてキノコの栽培してるキノコ好き。流行の先端を突き抜けた帽子をかぶった姿は~リアル砂の妖精”サミアどん”にみえました・・・
    空知千帆/スカイ/”なるなる”のメイク担当で清武と付き合ってて結婚寸前だが婚姻届けを部屋の外に出しに行けない=大安の日に40回以上も・・・同じ行動を繰り返して外に出れない・・・
    水田成美/なるなる/ネットアイドル・・でいいかな?自主放送番組ながら100万アクセスを誇り、引き籠り住人たちへの資金提供や差し入れの分配などで住民が生き延びてる生命線(^^;)外に出てスタジオなどでやってみないかとオファーもある=サポートはパソコンに強い”ダンク”が担当。ネットの炎上シーンとその消火は面白かったが、目の渇きはいらんかな・・・。リスナー反応の電子音風なセリフは好みでしたわ(^^)
    花園美里/フラワーパーク/106号室/”なるなる”の番組プロデューサー ダニーが好きだった
    向田大/ダニー/不動産屋というかこの物件の元の持ち主 名義を弟のゲンに譲る ・・・10年前に、ここで亡くなっている=事故物件 時系列だましで進行上葬式の喪服シーン&亡くなるシーンをぼかして入れてます=実は主人公の見てたのは幽霊さん
    向田弦/ゲン/営業用の明るく気弱な態度と反転、地は粗暴で暴力的(言葉上です=口悪い)。実は元引き籠りで現在の住人たちを社会復帰させようとしてる突っ込みの鋭いお方。
  • 満足度★★★★

    成長
    身近にいたら結構ウザそうな、でも、にくめないキャラクターがたくさん出て来て賑やかで楽しいステージでした。みんながちょっとだけ(無理なく)成長したところにも好感が持てました。部屋の作りも面白い。

    空調の調節、どうにかならなかったか!暑過ぎたり冷えたり、結構温度差激しかったぞ。

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