パンクドランカー 公演情報 パンクドランカー」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★★★

    泣けた
    上手い役者ばかりだったので、安心して観れた。
    笑ったし、泣いた。
    ライブシーンも迫力あって良かった。
    元ライブハウスオーナーの居酒屋店主が、最高のキャラだった。

  • 満足度★★★

    なかなか熱い演技でした!!
    最初は、こそばゆい青春演劇かと思ったものの、ドンドン演技が熱を帯びて役者の動きにもイイ意味で粗さ激しさが帯びてきて、存分に生の感動を楽しめました。

    ストーリーはともあれ、個のキャラクターは霞むことなく立体的に感じ取れて力量を感じました☆一緒に行った彼女もマサト役の俳優さんには涙しながら感動してました。

    もっともっと大きな舞台にステップアップしていって欲しいです。がんばってください!!ありがとうございました!

  • 満足度★★★

    メロコアとはまた違う・・・。
    神奈川県演劇連盟プロデュース TAK IN KAAT
    「パンクドランカー」
    作・緑慎一郎 演出:笹浦陽大 神奈川県芸術劇場 120分


    劇場に入った瞬間に高揚していく自分を感じる。舞台上にあるのはよくある?居酒屋風のセットと、そしてそこに存在感を放つライブ会場(厳密に言うとライブの舞台面)。
    冒頭の演奏シーンから役者の躍動感を持った演技が繰り広げられる。
    青春群像劇、神奈川では珍しくガッチリとしたエンターテイメント性を感じるお芝居。
    エンターテイメント性を感じさせるお芝居、というのは定義も広く、私も自分の中での定義付けとして難しく感じるが、この「パンクドランカー」は質の高いエンターテイメントの作品として成立していたように感じる。
    今回のネタは30代の半ばを過ぎた大人が中心で、当然音楽もその年代のものとなる。私も、少し上ではあるがその年代のパンクロックと言う音楽にハマっていた人間なので違和感はない。当時のメロコアブームの中で立ち上げたバンドの一つ、というのは納得のいく設定ではある。

    ネタバレBOX

    物語は15年前から始まる。4人の若者が実際のバンドを見た所から「自分達もやりたい!」という特に大きな志もないままにバンド(パンチドランカー)を始める。特に大きな理由がない、という安易さがその年代の若者の持つエネルギーの無尽蔵さを感じるのだが、当然それは終息も簡単で、ありがちなバンド内メンバーのケンカ、という理由がバンドを終えた理由だ。

    そして時間は変わり2014年。
    元メンバーが働く居酒屋に当時のメンバーやライバルバンドだったメンバーが集まることで物語は進んでいく。パンチドランカーのメンバーの一人(マサト)がバンドの解散ライブを行いたい、と言い始めるが、メンバーの一人、バクはそれに難色を示す。
    一瞬の再結成をしたいと言い出したメンバーには子供がおり、自分は足に骨肉腫が発生していることを告白する。それを知ったバクを含め周りのメンバーは再結成を決意して最後にライブを行う、というのが大きな筋である。
    しかしながらこのような群像劇を行うにはとても緻密な部分に目を光らせていかないといけない、と私は思っている。なぜなら、よくテレビや映画で見る青春物の類型的な演技で雰囲気だけが成立してしまう可能性が高いからだ。
    その為、いくつかの違和感を感じた部分はあった。ただし、これはあくまで私の一感想であるのでこれが気にならないという人ももちろん多くいるだろうと思う。
    居酒屋に集まったマサトは自分の事情は隠し、他のメンバー(アキ)がもう病気で長くないと嘘をつき、解散ライブを行おうと話し出す。その後、アキは元気に居酒屋に入ってくるのだが、他のメンバーはアキが病気であることを信じている、という場面がある。このチグハグさはおもしろいのだが、そうなると少し合点がいかない部分がある。再結成を反対しているが事情を聴いた上で葛藤しているバクはアキに対して「昔のことを謝ったら再結成してやってもいい」という言い方をするのだ。非常に好戦的な物言いで当然ながらケンカとなるのだが、アキの事情を知った上でそれを言うのだろうか?だとしたら事情を知ってまでアキを憎むバクのモチベーションはなんなのだろうか、という部分が気になってくる。しかも、当時のことを謝れ、といったのは自分の好きだった女性をアキが奪ってしまったことだったのだ。そしてその女性は久しぶりにでも会えたりする関係性でもある、という。そうなるとそこまでバンドの再結成を断り続ける、ということに若干のご都合主義を感じてしまう。
    とはいえ、ここは演出、本の解釈や役者の表現次第で解消できる部分ではあると思う。

    また、これは私の好みなのだが、既に社会に身を置き、もう一度青春をやり直したい、という芝居としては役者の年齢層が若干若すぎるように思う。バンドメンバーが全員20代中盤に見えてしまい、むしろ、高校時代の演技が合いすぎて、そこから時間が経過してから変わってしまったこと、それぞれのバンドに対する思いや葛藤が見えにくくなってしまった部分はあった。
  • 満足度★★★★

    出来が良く楽しめた♪
    のではあるのだが、も少し突っ込んだ話にしても良かったかしら。

    でも生のライブハウス感とか役者さんの上手な芝居とかが楽しめた2時間超えの作品でありました(^^)

    付記Ⅰ:喫煙シーンが多い(まぁパンクでライブでロッカーだから(^^;)のですが、ちゃんとネオシーダー使用&望めばマスクまで用意という観客に向いた思慮深い配慮に感謝いたします=煙草嫌いなんですよ・・・・
    付記Ⅱ:足の悪い家人に親切に対応してくれた劇場スタッフの配慮に感謝いたします

    ネタバレBOX

    ヒロインのヒトミちゃんの扱いが上手でありました(^^)

    素晴らしいハイキックを見せてくれた
    ミキ役の中山さんはカプセル兵団さんでしたのね~納得です♪
    小柄なのに印象が強く残ったであります!

    まささんのキャラクターとか楽しかったし、
    登場人物達の生活感が妙に伝わってくるのは役者さんの力量かな?
    脚本の味付けかしら?

    失礼ながら割りと平凡な話をストーリーのリズム良く見せていってるのはホント上手だなぁと思えたです
  • 満足度★★★

    “ドラマ”が少々足りない
    〔プレビュー公演〕を観劇。
    広くて天井高のある舞台に、大掛かりなセットが施されている。
    さて、どんな舞台を見せてくれるのか・・・、

    結果、広い舞台を持て余したというか、生かしきれなかった感は否めない。

    メンバー間の軋轢によって15年前に解散したバンド。
    そして、久々に集合した元メンバーたち、それに纏わる人々。
    「再結成したい、したくない、」メンバーそれぞれの思いが明らかになっていく・・・。というストーリー。

    面白おかしく物語りは進んでいくのだが、
    再結成云々に至るまでの“ドラマ”が少々足りない(浅い)と感じた。

    役者さんたちの演技はナチュラルな感じでよかったのですが、
    “声を張るシーンでは、台詞が聴き取りにくい”というのは最近の若い役者のご多分に漏れず、発声・滑舌がしっかりと出来ていないのだろう。

    演奏シーンは、まるで演奏しているようでよかったです。

  • 満足度★★★★

    これがパンク音楽なんだ!
    ロックとパンクの違いが判らないが、かっこいいおっさんたちを観れ、俺もガバンバランバという気持ちになれた芝居だった。

    ネタバレBOX

    カプセル兵団の看板女優が出演するので見に行った。裏拳の回し蹴りを飛ばす得意のカッコいいアクションもあったが、マイクを奪ってアカペラでの独唱や泣かせるような臭い芝居など、別の一面も観れて楽しかった。
    舞台の最後で、ライブハウスにパンチドランカーのライブを聴きに来たような気分になり、思わず立ち上がってリズムをとり出しそうになりました。

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