ヘナレイデー 公演情報 ヘナレイデー」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-9件 / 9件中
  • 満足度★★★★★

    ビビッド
    なにか、まとまりに欠けている部分も若干あったのですが、
    そのことが内心の精緻な描写のようにも感じられて。

    不思議にビビッドで描かれた世界にどっぷりと浸されてしまいました。

    ネタバレBOX

    よしんばデフォルメされた表現であっても、
    その刹那や時間の流れのデッサン力を感じる。
    印象の切り出しや舞台空間への描き方、
    その時間の積み重なりの感覚などが、
    女性の想いのありようとして不思議に瑞々しく感じられました。

  • 満足度★★★★

     賞 納言ちゃん
     枕草子が現代で言うとブログだというのは、納得のゆく発想で自然な感じで拝見することができた。

    ネタバレBOX

      普通のOLのたゆたいを劇化した今作。矢張り女性の感覚でしか描けない表現、センスが息づいていて素敵な時空間を味わった。大体、枕草紙がブログだ、と言っておきながら、取るに足りない話ができる相手を失った者がするのが、ブログだ、と言い出す。色々、コンセプトをいじりまわしてから発言する男の発想とは根本が違うのだが、それが新鮮である。
     基本的には、女性の感じる連れの無い孤独という状態は、親友に恋人を寝取られて、恋人と親友を同時に失ってしまったり、親、兄弟など、空気のように当たり前に居るハズの者が居なくなってしまって気付く寂謬に落ち込んで、もがくうちに、かつて空気のように当たり前に居た、恋人、親友、親、兄弟などかけがえの無い存在を幻想と狂気と夢の狭間に立ち上げて、自らの心を漂わせる、といったイメージだろうか。そこに便利なツールとして入り込んでくるのが、インターネットだ。ヴァーチャルな世界と幻想・狂気・夢は相性が良い。そこで、ネットを通じて、人間関係の快復のようなものが図られる。上手くゆけば、それは現実の人間関係に発展可能であり、失敗すれば泡が弾けたように跡かたも無く消え去り、後には、前より少しだけ厚みを増した虚しさが残る。今作では、上手くいきそうである。相手は引き籠りの酪農家の娘だが、ちょっとボーイッシュ。
     今迄の経緯と新たな出会いが、あった27歳から28歳への丁度1年を、時に音楽を背景に態といっしょくたに演じてみせたりする為、科白が聞き取れなかったり、全部の状況を瞬時に捉えるおとが出来なかったりという作りにした部分もあるのだが、寺山修司の舞台のように、一つ一つのシーンが田を排斥するようにして成立しているわけではなく、そこにあるからある。という形で演じられているのが、矢張り女性的である。
     また、恋人を取った嘗ての親友が、仕事が出来る為に過重な労働を押しつけられ、更には、下らないストレス迄背負いこまされて、終に酒で憂さを晴らそうとした時に現れる、狐の神、彼らの舞いの美しいこと、殊に中心になって踊ったダンサーの踊りは見事であった。
     27歳から28歳への丁度、1年間を描いているので、ラストシーンは彼女の誕 生日、友人らが集まって祝ってくれるシーンであるが、蝋燭になぞらえられたフィラメント球をそっと吹くと、呼応して一つ、また一つと光が消えて行く演出も美しい。
  • 満足度★★★★★

    とてもいいコジラセでしたu▽u
    ぽけーと眺めていたら(オバサンなので感情移入は無理だなと早々に諦めて傍観体勢に。)喜怒哀楽の4種じゃまるできかない、その10倍くらいの様々な感情が沸き起こったのだけれど、細かすぎて、自分でも捉えどころのない感覚に。
    でも何故か、観終わって漠然と「明日も、頑張るか~…」と前向きな気持ちになれた。若い頃、女友達と何時間も語った後に起こる、根拠のない前向きな感情…
    そんなのを思い出す舞台でした。

    全体的にとてもキュートでお洒落だなと思いました。

    女の子達はコケティッシュさとリアルさがいい塩梅。
    サガンは女の子にモテるのがわかる気がする。
    萌さんは、いるいるいるよ、こういうイラッとさせる女子、でも男にはウケるんだよねー、という演技が素晴らしいっっ
    鼻につばつけてるシーンの二人の声のトーンが好きです。低くて。
    本当に心を許しいている友達と話す時って確かに声低くなるな~と気付かされました。

    狐さんはとても魅力的なダンサーでした。
    半分だけの鳥居も若干罰当たりで可愛い。気がします。

  • 満足度★★★★★

    とてもとても胸に響いた。
    なんとも言えないほんわかとした感じの、もうすっかり昔に置いてきてしまった感じの、これっていわゆる青春時代の甘酸っぱい感じ?っていうような雰囲気に包まれ、髪の毛をさわさわと触られ続けて、頭がぼーっとなっちゃうようなそんな状態に身を浸した時間だった。

    好きなもの、好きなこと、好きな感じ、好きな時間・・・

    そんなことを改めて考えてみた。
    考えただけで幸せになれた。

    とても芝居らしい芝居で、けれど、難解ではなく、気持ちのいい感じで、ああ、もうずっとこの世界にいれたらいいのに、と思えた。

    ネタバレBOX

    ネタバレじゃあないけど、あの頃に戻りたいなと思った。
    そんな芝居だった。

    歳を取ると失う感覚が満載だった。
  • 満足度★★★★

    一瞬のアフターイベント最高
    作演の山内晶さん扮する何とか博士による作品のおさらいがめちゃ面白かったです。

    ネタバレBOX

    それでも、美容師を目指すサガンとOL小野との関係は良く分からず、男を寝取られたーに至ってはさっぱり分からずじまいでした。お客さんの心が綺麗になったから誕生会を祝うメンバーが見えたんだーには笑いました。

    清少納言枕草子風に何々が好きというブログを綴ることとオフィスで働くという若い女性の日常が延々と続く中に突如狐面の非日常が登場したときは、平田オリザ作『この生は受け入れがたし』を思い出していました。

    で、やっぱり、照れながら一気にまくし立てる博士の様子が一番面白かったです。
  • 満足度★★★★★

    みてきた
    予想に反してことのほか面白かったです。
    ”こうし”のジョークが銀河系なみのハイレベルで、一瞬エアポケットに陥りました。

  • 満足度★★★★

    これは・・
    トリコ(ジャンプ)の熱心な愛読者である自分は、
    「これは・・アレだな、最後に旨い肉が出てくるパターンだな」
    と思ったが、出てこなかった。

    ネタバレBOX

    その代り、わりと動き大き目のダンスが出てきた。

    テーマとその動きとの差がどこから出てくるのか。

    逆に動きの方に目を奪われてしまうと、
    テーマが取ってつけたようになってしまう。

    結局、どこまでが主人公の妄想なのか?

    自分は会社内とか研究室内で恋愛問題のイザコザとか、みたり聞いたり
    したことは無いので(逆にそんなんあっても気持ち悪いだけだし)
    これが現実の悪夢なのか、主人公の妄想の一環なのか、
    雰囲気で読み取ることは不可能だったし。

    最近の少女漫画で、イケメン男子に囲まれた見目麗しい女性・・
    の横で空気のように妄想だけしている主人公、
    というのがあると言う話だが、
    そこまでぶっ飛んでいれば自分も少年漫画のノリでついていけなくもない気が。

    よく分からないんだが、
    世間一般の男子って、こんなアホだったっけ?みたいのがあると、
    男の自分としては、女性の悩みがいくら深刻でも、
    「おい、ちょっと待て」
    的な感じが心のどっかに出て縞馬♨

    音楽が良かった。
  • 満足度★★★★

    (^o^)
    舞台装置も面白い形に作られ、2階も利用している、ちょっと変わったお芝居でした。主人公に感情移入は出来ませんでしたが、細かいところまで演じ分けられていて、複雑だけどよくわかりました。なかなか、頭を使うお芝居でした。

  • 満足度★★★

    孤独は共感できるけど、
    おっさんには少々小っ恥ずかしいカンジも。俺、ブログ見ないし、書かないし(ましてや別人格で)。

このページのQRコードです。

拡大