Romantic Love?【ご来場ありがとうございました】 公演情報 Romantic Love?【ご来場ありがとうございました】」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.6
1-18件 / 18件中
  • 満足度★★★★★

    面白かった
    競泳水着は1年ぶり。男女の会話が面白い。テンポがとても良いので、二時間を全く感じさせない。役者の演技が素晴らしいことに加え、女優さんが美しい。小野寺ずるさんの弾けっぷりは素晴らしいし、着ていた衣装も良かった。照明を変えることで場面転換=時間経過を表すことで、進行を加速させていた。主演の田中沙織さんは、上手いです。道に迷う女を演じた森谷ふみさんが特にキレイだと思った。

  • 満足度★★★★

    新たな門出
    三人娘がいなくなって
    新たな姿の御披露目と言ったとこでしょうか。

  • 満足度★★★★

    ドロドロではなかったが
    カップルで見ない方がとの事だったで、ドロドロ展開かと思いきや、思ったほどドロドロではなかったかな(個人見解)。女性の恋愛心理を描きながらも今までとは少し違った色に仕上がってたかな。シームレスな展開も合ってたし、面白かった。

  • 満足度★★★★

    みてきた
    ずるちゃんズルいよシャ乱Qかよ。(おいしいところを持ってった感ありで。)
    アフタートークの映画監督今泉さんのつっこみも面白かった。

  • 満足度★★★★

    理路整然とはいきませんね
    ひとりが好きな私にとっては対岸の火事であり、縁遠い世界でしたが、なんだかんだで最後まで楽しく観ることができました。一番シンパシーを覚えたのは小野寺ずるさん演じる美大の同期生「舞」。異様な存在感が光ってました。

    ネタバレBOX

    容易にSEXが想像できる内容と、トレンディードラマの域を出ない描写の差異には甘ったるさのようなものを感じたし、その甘ったるさと、無機質とまでは言えないものの生活感を感じない舞台セットの組み合わせは、私の目にはちぐはぐにうつりました。
  • 満足度★★★★

    新生競泳水着は
    日常の中にキラキラと光る言葉やシーンが印象的な上野さんの作風に、田中沙織さん・斉藤マッチュさん始めフェティッシュな魅力の役者さんの演技が加わって、以前よりも私の好みに合っているかなと感じました。主人公の流されるような恋愛の日々に胸を痛めながら共感したりもしましたが、その流れでのラストのセリフには「あれ?」と。神様ぁ、という言葉があまりに軽く感じてしまい残念に思ったものでしたが・・・後日、とある観劇おじさんとお話をしたところ、その流れからのあのセリフになる意味の解釈を伺い、なるほどそういうことだったのかと納得。でも出来ればその「成長」を体感出来たら良かった・・・その点、ちょっと惜しかったです。

    ネタバレBOX

    これはとっても個人的なことなのですが・・・直前にDULL-COLORED POPの「アクアリウム」を観てしまい、ゲストシーンの濃密さにすっかりヤラれてしまっていたもので、こちらのゲストシーンのあっけなさに(堀越涼さんを観たくて来たので)愕然としてしまいました、、アフターイベントの濃さで元は十分に取れたので満足しましたが。

    あと、松下仁さんが出番が少なくて勿体無かったと感じました。とても良い役者さんなのになぁ。。
  • 満足度★★★★

    歩みの先の「今」の感覚
    洒脱なシーンの繋ぎや、舞台の構成のなかに、
    女性の歩んだ時間が、とてもナチュラルな質感とともに
    浮かび上がってきました。

    役者一人ずつに、その構成やスピードに流されない
    刹那ごとのしっかりとしたロールの描き出しがあって。

    観終わって主人公が歩み出す「今」の質感が
    薄っぺらくならず、とても自然なものとして伝わってきました。

    ネタバレBOX

    冒頭の仕掛けからしたたかで、
    そこから舞台に描き出されるものが、
    急ぐことなく、でもおざなりになることなく
    刹那の解像度を持ちながら重なっていきます。
    作り手ならではでの時間の切り取り方や繋ぎ方かたに
    引き込まれていく。

    登場人物たちのその語り口が、
    時にしっかりとデフォルメされ、あるいはとても自然体におかれ、
    ともに強さや深さを持ちつつそのバランスが実に良い。
    前半はどこかばらけて思えたシーンたちが
    良い意味でのあいまいさをもち、
    移ろう想いの肌触りを失うことなく
    密度をもった淡々さとともに、
    絶妙にルーズに観る側に重なっていく。
    食事のひとときを一歩分に結び過ごした時間を描き出したり、
    タバコケースに詰められたもので
    一人の男と二人の女の
    関係を観る側に伝えて見せたり・・・。
    作り手の創意に紡がれた
    いろいろに洒脱な企みや伏線や表現がちりばめられいきます。
    それを紡ぐ役者達が担うロールがしっかりと作りこんでいて、
    中庸であっても、どこか誇張されていても、
    その色をぶれることなく舞台に置く力量も担保されているから、
    よしんば、展開が恣意的に散らばっていたりランダムであっても、
    全体が次第に縒り合わされる中、
    絶妙にデフォルメされたエピソードも、
    やがて交わる人間関係の片端も
    違和感なく交わり束ねられていくのです。
    そうして積もり束ねられた舞台のテイストが、
    物語の内外を照らし、厚みを醸し、
    シーンに描かれた会話や風景の向こう側に、
    描かれなかった時間も垣間見えて
    そして、登場人物たちそれぞれの思いの細微な部分までが
    そのなかにすっと切り出されて、
    気がつけば、観る側が登場人物の時間にしなやかに
    閉じ込められてしまっている・・・。

    その顛末は、ビビッドな部分も、ビターな部分も、
    あるが如くに描かれて・・・。
    でも、ラストシーンには、
    そこまでの時間が置かれているからこそ感じうる、
    主人公のさらなる踏み出しの感触があって心を惹かれる。
    映像的などとも言われる作り手の語り口ですが、
    役者達の力量をしなやかに引き出し、
    舞台だからこそ感じうる想いの俯瞰が観る側にしっかりと織りあがっていて
    だからこそ、登場人物達に訪れた「今」の感触に浸り、
    ラストシーンに仕込まれたウィットにあざとさを感じることなく、
    主人公の歩み出しの可笑しさに嵌る。
    終演後も暫くは、そんな主人公の「今」の温度や、とても素敵な戸惑いが、
    しなやかに残っていたことでした。

    競泳水着の10周年、この先どのような世界を見せてくれるのかが、
    とても楽しみになりました。
  • 満足度★★★★

    最後は神頼み?
    今回の話は、「選択」と「結果」の話でしたね。
    人は「正しさ」のみで生きるわけじゃない、清濁併せて、時には情緒的に時には冷徹に「選択」して生きて行くんだなあ実感。

    ネタバレBOX

    上野さんの作家性なのか人間愛ゆえなのか、主人公のビッチキャラをもっと下衆で同情も共感も出来ない最低最悪キャラとして描いて欲しかった感はありますね。
    そして、それでも嫌いになれない言う相反する特徴を持つ非常に難しい愛すべきキャラを造形できるのが上野さんの作家力だと思うんですかね。

    また、脇の人に対してあまりにも愛が無いなあと思いましたね。主人公が分厚過ぎるくらい内面描写を描いていましたが、周りの人は可哀そうになるくらい薄かったです。
  • 満足度★★★★

    やっぱ好きなんだな
    団員がバラバラになってからの初めての競泳水着。前回、劇団員がいたときに見て、とても面白かっただけに、今回はあんまり期待していなかったのだけど、それはそれとて競泳水着。やっぱ面白いんだな。
    バラバラになったのは残念だけど、これからも競泳水着は続けて欲しいと思う次第でした。

  • 満足度★★★★

    独特のエグ味
    独特のエグ味。理解できるけど知りたくない人の心の揺らぎ。人間心理の洞察の深さが怖い。男の書く脚本なのか?この作品を観て女性はどう感じるのだろう。同感、反感、その両方?

    ネタバレBOX

    演者の出し入れと時間、空間の入れ替えが目まぐるしいのに、客席を置いていかない演出の技量も圧巻。シチュエーションに合わせて瞬時に演技を切り替えて行く役者陣も素晴らしい。

    役柄的には、浮気相手木村の元カノ久美子の一途な感じが好き。サバサバ装ってのウエットなギャップとか惹かれる。あのくだりは、男子の妄想が入ってるとしか思えないが、亀田梨紗の容姿と演技がハマってて納得させられた。

    小野寺ずるの使い方が、もう反則。場の緊張感をコントロールする掻き回し役ながら、実は1番冷静で、独特の視座から毒吐かせるなパターンは、彼女の真骨頂が出てた。当て書きしてるとしか思えない程のはまり役。

    主役の田中沙織は、言わずもがなの良さ。愛らしいルックスからのあの役柄。谷田部美咲も可愛い女子高生では終わらせない。キャスティング考えたのも上野友之かな。ほんとエグいな。
  • 満足度★★★★

    拝見できました。
    追加公演のおかげで観る事が出来ました。(感謝)
    主人公の移り変わりを田中さんがしっかり演じ分けていて
    終盤の彼女の雰囲気がとても良いですね。
    谷田部さんもTricoboで観るより、俳優さんらしいです。
    劇団員は居なくなっても競泳水着は変わらずに
    ブーンと劇場に響中、普通の中の小さな変化を見せてくれます。
    主人公に言葉を授ける外周の人々も好きですね。
    今回はゲストを招いた新しい試みがありました、それも良かったです。
    正直、もっと変化も欲しい気がしています。
    これからも頑張ってください。

  • 満足度★★★★

    ゆきちゃん嫌いだわー
    面白い。ATも笑えた。

    ネタバレBOX

    二ノ宮ゆき(田中沙織)…絵描きを目指し、個展を開く。恋多き女。
    巧(斉藤マッチュ)…ゆきの彼氏。プロポーズするがフラれ、順子と結婚する。
    すずみ(谷田部美咲)…巧の血の繋がってない妹。恋愛偏重なのが嫌いだったけど大学教師と不倫する。
    孝介(倉田大輔)…ゆきの彼氏。ゆきに選ばれるが久美子を選んだ。ゴムをキーボード下にしまう。
    久美子(亀田梨紗)…孝介の彼女(元彼女)。タバコケースにゴムがフィットすると孝介に教えた。
    ちびっこ(篠原彩)…すずみの友達。周りからは恋はわからんとおっしゃった。
    順子(有田杏子)…ゆきの友人。巧と結婚し、ゆきとは微妙な距離に。
    道に迷う女(森谷ふみ)…不倫したせいで離婚調停中の女。後に不倫相談の先生に。
    森澤(右代谷勝好)…ゆきの初彼氏。現在は演劇やってる。
    舞(小野寺ずる)…ゆきの美大時の友人。芸術や演劇をやる女はチョロい(バカ)とおっしゃった。
    新之助(櫻井拓也)…すずみの同級。すずみにフラレ続けた。
    重崎(松下仁)…ゆきの美術仲間。ゆきに告白する。
    非常勤講師(松木大輔)…ゆきと付き合ってた。性欲旺盛な中年。セクハラで解雇された。
    占い師(松木大輔)…ゆきを占う。冬だけどアロハな服装。
    スタッフ(すがやかずみ)…ゆきの個展のスタッフ。森澤が嫌い。
    スタッフ(今村圭祐)…赤いスマホを持つ男。Mrs.fictions所属。

    笑いドコが多くてライトに楽しめる。それでいて、巧と孝介との話は、引き締まった感覚でピリリとできる。ATで中嶋康太が「ゆきちゃん嫌いだわー」と言ってたのは爆笑したが、恋愛ってそんなもんかもなーと思った。むしろあんだけかわいいゆきちゃんも苦悩するんだなと。理屈じゃないって言葉通り、合理的にはいかないもんだなと。巧と孝介を演じた二人は上手かった。

    ゆきが何考えてるかがよくわからんかったが、ここらも理屈でないんだろう。そういう意味で、濃いシーンもあるけど薄味な気もする。ラストの「神様教えて」的なセリフも、〆としては弱いかなと。ゆきとすずみの関係性とかも、どこまで濃くなってたのか、ピンと来なかった。なんだかんだ楽しかったけど。
  • 満足度★★★★

    新しい,競泳水着の形が見えてきた?
    演劇の場面転換がトロい(テレビや映画と比べて)のをカバーしようとする工夫があって間延び感が少なかった。ここは無難に主役が田中さん?来年にかけて,公演が沢山あるらしく,楽しめそうです!!!

  • 満足度★★★

    男も女も・・・
    色んな恋愛があるんだなぁと思いながらも男性キャストでは斉藤マッチュさん、女性キャストでは小野寺ずるさんの台詞に共感しながら観ました。森谷ふみさんも面白かったです。

  • 満足度★★★

    さらっと見れました
    恋愛模様を2時間サクサク進めて行く演出、内容で面白かったです。もう少し踏み込んだ人間模様が見れたらなと思ったりしました。

  • 満足度★★

    ありふれた景色ばかり…
    ゲスト目当てに、19:00観劇。劇団競泳水着さんは初めて。
    いま、これを書こうとして改めてあらすじを読んで、気付いたことが。

    主人公がビッチだと掲げられてるのに、全くそんな風に感じなかった。というのも、何も残らなかった一因かもしれない。
    ごく普通の恋愛にしか見えなかったので、ダサいもカッコイイも、イライラもモヤモヤもない。
    胸を張って叫べないと書いてあるが、叫ぼうとするほどのものでもないな、と。

    現実世界で実際にありそうな描写に近づくほど、ありふれた景色になってしまって。舞台を目の当たりにしているときは新鮮に感じるが、記憶として呼び起こそうとすると、見付けられないくらい埋もれてしまっていた。

    ゲストの出し方が大好きだったけど、面白かったところも、そこだけだったかも。
    あと、小野寺ずるさんと、すがやかずみさんの、独特の雰囲気を満喫できて、そこは満足です。

  • 満足度

    還暦目前おばさんのハートは撃たない
    なくしてわかるものがあります。

    芝居の内容に関してではありません。

    今までの競泳水着を支えていた、類稀な名女優さん達の不在がただただ残念でした。

    還暦目前の年齢ながら、これまでは、競泳水着の恋愛もの、大好きでした。

    青春時代の胸キュンを思い出せたから。

    でも、たぶん、今夜が、私と競泳水着の最後の時間だったと思います。

    おばさんにとっては、腑抜け感と劣化感が否めない、大変残念な出来ばえの作品でした。

    脚本の行間を埋められる役者さんが一人も存在しなかったのが、惜しまれます。

    ネタバレBOX

    恋愛対象を、この人一人と絞れない気持ちはよくわかります。

    自分にも、結婚を約束した人と別れ、今の夫と結婚した過去があるので。

    でも、この作品の登場人物の恋愛観には、首を捻ってしまいます。

    幾ら時代が変わったからと言って、もっと今の若者も、真剣に恋をしていると思いたい。

    皆が、ただのセックス依存症みたいな人間ばかりで、ちっとも共感できませんでした。性の相性しか念頭にない雰囲気で、誰も相手を心で必要としてる雰囲気がないんですもの。皆が、その場しのぎの恋愛もどきに興じているようにしか見えません。

    今日のゲスト、小劇場の役者をやっている村上さん以外、誰にも好感は持てませんでした。

    母親の不倫以来、恋愛に臆病になっていたすずみが、兄の彼女だったゆきに対してだけは、親近感を抱いて、心の友とする過程も、丁寧な描写がないので、えらく唐突で、観ていて、感情の流れを納得出来かねました。
    心の通い合いが、この作品の中で一番描かれていたと思う、この二人の女性間の友情にも似た心の交流の表現でさえ、いつもの上野さんらしからぬ、手の抜き方が感じられてしまいます。

    いつも、競泳水着の芝居は、観ていて、あー、それわかるわかると、共感できるから、大好きだったのに…。

    私が、年老いたからなのか?上野さんの才能が鈍化したのか?いいえ、たぶん、最大の要因は、魅力的な女優さん達の不在でしょう。

    彼女達の誰か一人でも、競泳水着の舞台に戻って来て下さるまでは、しばらく、ファンは返上したいと思います。
  • 登場人物みんながいとおしい
    「カップルで観るのはさけたほうがいい」
    という前評判を聞いていたので、どれだけ重い内容なのか、後味が悪いのか…と覚悟して行ったのですが、そんなことはまったくありませんでした。

    こうすればいいのに! とか
    ああ、そんなことしちゃって… と
    やきもきすることは多少あれど、登場人物ひとりひとりに共感するところがあり、「結局みんな一生懸命恋愛してるんだな」と感じました。

    しんみりするかと思いきや、結末もちょっとコミカルな感じでさっぱり!
    最後まで気持ちよく観劇することができました。

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