毛皮のマリー 公演情報 毛皮のマリー」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • 創造美に狂わされる。
    所見の団体さんだったのですが、
    主演の野口和彦さんのマリーに引き込まれました。
    まさに美少年のように一種のマインドコントロールされる錯覚。

    美少年役の方も素敵でした。

    ちょっと残念だったのは
    噛んだりとちったり、マイクが入っていなかったり、
    基礎的なミスが、
    特にこの作品の持つ幻想世界から現実に戻され、
    放心状態になる、とまではいけなかった。

    美輪明宏さん、及川光博さんの
    公演を見たことがあるのですが、

    どのシーンを切り取っても何か違和感に似た
    幻想的リアル感を感じられたが、

    上記の部分が少し邪魔したように思った。

    野口和彦さんのマリーは本当に素敵でした。
    あとは個人的にダンサーの方々のパフォーマンスの高さにびっくりしました。

  • 満足度★★★★

    寺山修司の怪作
     これぞ耽美極めりといった寺山修司の怪作を、肌で筋肉で脂肪で表現し切っていて圧巻でした。野口和彦さんの笑うセールスマンもかくやといった独特の声や、しっとりむっちりした肌に目が吸い寄せられ、役を抜きにした存在感は天性のものだと感心しきり。
     そしてアフタートークの面白かったこと!かつて寺山修司や美輪明宏さんと毛皮のマリーで共演した役者さんたちが語る当時の裏話は貴重でした。舞台には実際に人を殺せる効果がある、と述べた寺山修司の「毛皮のマリー」によって、確かにわたしの何かが壊死した。何が壊死したのかは分からないけれど。

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