保健体育 公演情報 保健体育」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
21-28件 / 28件中
  • 満足度★★★

    女性の台頭
    男重視の芝居かと思いきや、女性陣の頑張りに支えられた感じでした。


    男ももっと頑張れ!

  • 満足度★★★★

    久々の王子小劇場で
    中々骨のある団体を見つけました。

    新しい演劇の作り方だなと思いました。特に女優さん達は演技力があってとても良かったと思います。ただ、男性陣が弱く感じちゃいました。今後の課題にしてもらいたいですが、ちょっとこれからも気になっちゃうかもしれません。

  • 満足度★★★

    面倒くさーくありません。
    男は女に振り回される、これがこの世の常。
    酒池肉林とまでは言わないが、田舎の女子高生が、教師、アルバイト学生、と入り乱れる。おまけに教師も不倫。キスシーン多く、体位まで。
    女優陣の腹括った演技は認めるが、観ているほうが恥ずかしい。
    この手のシーンが多すぎて途中飽きてきた。
    確かに学生の頃、友人から聞いた話では、田舎は娯楽がないので、その方面は都会より早く盛んのようだ。
    しかし所詮 下半身は他人ごとなので興味ないが、今の女子高生(何で)(何で)という言葉多すぎる。面倒くさくありません。

  • 満足度★★★★

    若い力
    若いっていいなあ、って素直に思ってしまうお話。

    軽い感じなんだけど、中身は詰まっていて、いろんな観方や感じ方ができるように思った。

    ネタバレBOX

    終わり方だけあっけなかったかな。
  • 満足度★★★★

    魅力的な演技・演出
    役者の在り方がとても魅力的だ。
    (特に中心の女子5人:異儀田夏葉さん、川田智美さん、長井短さん、湯口光穂さん、田村優依さん)。

    最近、いつくかの若い劇団を観ていて感じることがある。
    新劇的な演技力でも、アングラ的な身体でも、現代口語的な自然さとも違う、新しい役者の在り方(強度)が提示されていると。
    この作品にもそれを強く感じた。

    当日販売していた『「保健体育」国王指定教科書』を読むと、作・演出の竜史氏は、理屈によってそれを方法論化している訳ではなく、役者でもある自身の感覚を基に、その方法論を見出していっているようだ。

    竜史氏の良い意味でガツガツしている、責めている感じが、舞台からも伝わってきて、とてもよかった。

    ネタバレBOX

    冒頭のカラオケのシーンから惹き込まれる。舞台の最上段にあるブースで行われている。
    芝居直前の前口上と出し物を兼ねたものかと思って軽い気持ちで見ていると、もはやそこから舞台は始まっている。

    そのカラオケも、どこまで演出したものかわからないのだが、ヘタではないが上手いとも言えない絶妙な感じこそが、とても魅力的なのだ。若いありのままのエネルギーを放出しているようなそれが。
    (『「保健体育」国王指定教科書』によると「ブースの中でアクトするっていうのが、王子小劇場創設以来初めてらしくて」らしい。この責めた演出も素晴らしい)

    このカラオケのシーンの面白さが、舞台全体の面白さとも重なっている。
    歌手が歌を上手く歌いあげるのとも違う、かと言ってヘタウマの魅力とも違う何か。
    役者が役を演じきることで生まれているものでもなく、素人が舞台に立つ魅力とも違う何か。

    『「保健体育」国王指定教科書』を読むと、「今回は本当に一緒にやってみたい人、自分的にワクワクする人を集め」たらしい。その基準も「器用な人とか、上手い人は集めたくない」というもだったようだ。これは竜史氏へのインタビュー記事からの引用だが、司会者の「演技がですか?人生がですか?」との突っ込みに、竜史氏は「演技演技。いや、まあ人生もかなぁ。」と答えている。

    いずれにせよ、このような基準で集められた役者さんの魅力は、所謂演技力とは違う在り方・魅力として舞台に現れる。その役も「基本的には、意外な役っていうのは振ったことがなくて」ということらしく、役者の実人生から漂うもありながら、本人自身のドキュメントではなく、演技したものでありながらも、どこか役者本人の手垢が残っているような、そんな絶妙の質感が生まれている。

    『「保健体育」国王指定教科書』では、女優陣の座談会も掲載されており、そこでは、まさにこの点に触れられている。生山サナエ役:異儀田夏葉さんは「あたしの役、まんまあたしだわ。」と語っている。神崎チホ役:長井短さんは「わたし、恥ずかしくてしょうがない。」「別にセリフとかは、そんなこと言わないっていうセリフは別にもちろんあるんですけど、なんかあの、いざやってみるとなんか、あまりにもそのまま過ごしている気がして。」と、二村ノブコ役:川田智美さんは「なんか、あ、私を見てから書いた本って感じは、する。」と語っている。

    この、役者さん本人のドキュメントのような質感と、演技をしている本人とのズレのようなものの中に、この作品の、この作品に出演している役者さんの魅力があるのだと思う。それを見事に竜史氏は演出している。


    これらの点は本当に素晴らしかったが、物語の内容的には物足りなさも残った。

    孤独や寂しさを紛らわすために、恋愛にその救いを求めようとし、それが性的な欲望と相まって、その依存関係は深まる。だが、そこで満たされているのは、刹那的な快楽でしかなく、根本的な部分にある孤独感や寂しさは満たされることがない。だから、簡単にその対象となる相手を替えて性行為に走る。それでも、本当はどこかで、身体的な快楽ではなくて、心が充足することを求めている。

    それは、実際に性の快楽に溺れるかどうかは置くとしても、
    その感覚は少なからず誰もが抱えている苦しみではある。
    だが、それが、より深いもの、普遍的な人間の孤独感や人間関係の空虚感、または依存の問題などと繋がり、私の人生に突きつけられるような感覚は起こらなかった。

    また、少し長く感じた。

    と不満も残ったが、面白かった。


    演劇の中で、ダンスシーンが出てくる作品は苦手なものが多いが、
    なぜかこの作品のダンスシーンはとても魅力的に見えた。


    女子がとても魅力的に描かれていたと思う。

    『「保健体育」国王指定教科書』によると、
    「挑戦的な意味合いで、ま、男の子を書くのはもう、結構得意だから、ちょっと今回は、裏テーマが、チャレンジだから、なんか、今までどおりのことをやっていると今までどおりの評価しか得られないから、自分的に難しい道を歩いていかないと思って。ちょっと女の子を書くっていうのはテンション上がるんじゃないかと思って、女の子を書こうと思って。」ということらしい。

    竜史氏のこの挑戦的な姿勢にとても共感する。このようなチャレンジによって舞台に躍動感が生まれているのだろう。

    役者としての竜史氏の演技もとてもよかった。
  • 満足度★★★★★

    キス、キス、キス、キス
    若さいっぱい、ちょっと挑戦的な、少しとんがった作りでした。

    ネタバレBOX

    女子高生4人の放課後の恋愛、セックス事情の話。キス、キス、キス、キス、キスのオンパレード。カラオケ歌って彼氏を見付けて、遊びだったり、真剣だったり、可愛い女子高生たちの実態なのかな。

    最初っから若さが溢れていて、少し珍しい動きのダンスもキレがあって素敵でした。背の高い女子高生役の長井短さんは、名前だけでも十分変わってますが、おばちゃん顔なんだけどスタイルが良くてとても魅力的でした。

    ちゅぱちゅぱあーんの暗闇演劇(大川興業の登録商標)の後はちょっと恥ずかしかったです。

    ざっくばらんな男もいれば、口下手な男や見栄を張る男もいて、やっぱり男の方が手玉に取られていてこれで平和なのでしょうね。

    キモい先生は出番が少なく、終始キモいだけでした。そして二極分化の格差社会、彼は当面可哀想な状態が続きそうです。
  • 満足度★★★★

    2時間、
    女子高生がカラオケして交合うだけ。だけってことないけど。でも、このスカスカなカンジわりと好きです。

  • 満足度★★★★

    面白い
    オススメします。ベタベタしてました。

    ネタバレBOX

    入場通路がピンクの風俗店になってました。

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