ある苅屋くんの人生 公演情報 ある苅屋くんの人生」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.4
1-12件 / 12件中
  • 満足度★★★

    う~ん
    いろいろ盛りだくさんでしたが、あまり好みではありませんでした。

  • 満足度★★★

    かっこよくて面白かったが・・・
    総合すると星は3つかなって

    ネタバレBOX

    あの世でのシナリオで人生が流れていくという設定は良いのだが、
    それでそのシステムから外れて現世の権力者が基盤揺るがす可能性のある人物=主人公のシナリオ改定するとは・・・現世とあの世の繋がりが不透明だし、シナリオ会社が冥界の主の手を離れて暴走中って→どれだけの期間を黙認していたのか?結構長い気もしたが説明無く消化不良です。将来奥さんの助けで総理大臣になるなら、せめて政治基盤継ぐような説明台詞を結婚式の時に伏線で入れてみたりして欲しかった。
    ボックスを上手に使ったタイトルの見せ方や前説やらパンフレットの売り方やら、結構資金のかかったであろう照明装置などは見栄えよろしかったったす。
    「愛」の一言で御都合主義的にハッピーエンドはいただけなかった。
    現世とシナリオ会社の繋がりは明確にして欲しかったし。
    株式会社と社長さんが明言していたんだから、
    他にも有限会社や合資会社などの会社乱立とかの設定あっても・・ねぇ。
    エージェントが直接現世の人間に手を下したり、
    会社があの世の人間使ってシナリオ守るとか。
    世界の境界とかが不鮮明で消化できなかったなぁ・・・。
  • シュールというより
    ナイフ、銃、殺陣風のやりとり、オカルト、芸能人の模倣etc...演劇で考えられる演出手法を総動員した結果、ストーリーが散漫になって残念な感じ。枝が多すぎて幹が見えにくい、みたいな。死後の世界なのに銃で死んでしまう所は??でした。それと殴る蹴るの力技を用いなくてもカッコよさを表現できると思うのですが… でもテーマは面白かったし、楽しい時間は過ごせました。

  • 満足度★★★★★

    人生とは
    作家の書いたシナリオ通りに演じているにすぎない。観ていてそうかもしれないと思わなくもない。でも、仮に作家がいたとすればそれは『自分』という作家が『自分』という登場人物に向けて『人生』を書いているにすぎないのではないかと。自分の人生は自分で決めるもの。幸せも不幸せも含めそれが『自分』という人間の人生。しっかり前を向いて歩かなくてはと思いました。そして緑川睦さんの苅屋くんはミーハーなところもありながら、愛する人は運命の人は一人だけという一途な青年を素敵に演じられてました(o^^o)

  • 満足度★★★★

    前説は観ていないが本編は楽しめるスタイリッシュな舞台
     冒頭、「この世は舞台、ひとはみな役者」シェイクスピアの有名な科白が引用される。
     オープニング、上手から下手へ移動するグループと下手から上手へ移動するグループが、段差を設けられた舞台上をスローモーションで移動。式場の階段を結婚式を終えたばかりの新婚カップルが降りてくる。この時の照明センスが抜群で舞台効果を高めている。当初、やや暗めで移動する人物像がシルエットのように浮かび上がるか上がらぬかの微妙な明度だったが、カップルが階段を降り切る辺りでぱっと明るくなり、新郎新婦の友人たちが、普通の動作に戻って、クラッカーを鳴らす。

    ネタバレBOX

     この刹那、リストラをされたことに恨みを持った暴漢が大きな刃物を持って登場、新郎の友人を刺そうと向かってくる。友人は、腕を切られたが、手洗いから戻って来た新郎が、友人を助けに入り、胸を刺されて病院へ搬送されたものの死んでしまう。
     冒頭シェイクスピアの引用にあっように、人生がシナリオ化されていると言う前提で物語が展してゆくが、これは、霊界で霊の生殺与奪を管理している会社の意向によってである。然し、人生はホントにシナリオに書かれていることだけで進んで行くのだろうか? 意思の介在する余地は無いのか、といった当然の疑問が湧く人も多かろう。
     新郎、拓也は亡くなってしまった。新婦、は、失意の底に沈む。彼女は、自分も飛び降りて、彼の下へ行こう、と高いビルの屋上に上がり、飛び降りようとした刹那、強風に煽られて我に返り、自殺を思いとどまった。だが、そこへ、拓也を殺させた冥界のエージェントが現れ、自殺を思いとどまった彼女を無理やり屋上から突き落としてしまう。彼女も結局は絶命。冥界へ旅立つが。
     一旦、冥界へ魂が到着してしまうと24時間以内に現世へ戻らなければ魂は消滅してしまう。そこで、生まれ変わりの為の手助けをしてくれる人物を探し、次のシナリオを急いで見付ける必要があるのだ。拓也は、幸いこの人物を素早く見付け、次のステップに進もうとするが。その途上、「自殺」という形でエージェント達に殺された彼女に再会する。だが、それも束の間、会社の利益を守ろうとするスタッフ達に捕まり拓也はプロデューサーに、新妻は、生まれ変わりサポートに捕まってしまう。
     一方、新郎新婦の友人達も、式終了後、無念の死を遂げた拓也の妻を慰めようと結婚後住むはずであった新居へと向かうが、途上、待ち合わせに遅れた、オカルト好き不思議友達は、トンデモナイ情報を持ち込んできた。新婦が後追い自殺を試みたというのである。偶々、彼女は、占い師に不思議な小箱を貰っていた。その小箱を貰った時に、占い師の「悪いことがあったら云々」という占いは当たっていた。日本で最優秀と言われる大学の院を優秀な成績で卒業した新郎友人も、早速、地べたに数式を書いて所謂オカルトと言われる事象の現実性を計算、また、ニュートンが万有引力を発見した時に人々が、彼の業績を何と呼んだかの歴史的な事実を指摘し、分からない事象は、現実に在り得ると結論する。結果、友人達は謎の箱を開けてみるが、中には何も入っていなかった。だが、占い師が、現れた。ホログラムような投影像かと思うと、実態だと言う。何れにせよ、彼女の後ろ盾を得て、幽体離脱を果たした友人4人も、冥界へ旅立つこととなった。
     冥界では、天主は、数多くの星で仕事をしている為見付からないと思っていたのに査察に目をつけられているとの情報も入ったばかりではなく、闖入者が現れたり、と異常な事態に戦々恐々である。既に天主の命を受けた査察サイドの密偵や捜査官が潜入しているとみて良さそうだ。死者の魂を管理するプロデューサー、監督、スタッフ、魂のお助け屋、ガードマンら対新婚夫婦及び友人と彼らをサポートする査察官らの戦いが展開される。勝利するのは、どちらか、 占い師の正体は 新婚カップルはどうなるのか 捕まった者達は大丈夫なのか、罠は仕掛けられていないのか等々畳みかけるような展開が続く。
  • 満足度★★★

    あっち方面かあ
    あっち方面から離れた作品も考えたらと思いました。

    ネタバレBOX

    人生はシナリオに書かれた通りに進むのかと思っていたら、冥界の盟主は魂の自由を謳っていて束縛することを禁止しているそうで、結局シナリオ通りに強制的に進めていた会社は冥界警察に摘発されてしまいました。

    ということは、人生にはシナリオは無いのかと思うと、ラストで苅屋君の頭上にシナリオが落ちてきました。シナリオはあるけど無視できるということらしいですが、新婚旅行に行って飛行機事故で死ぬという最後のページを読んで飛行機を避けるのはちょっとずるいし、その後は何も書かれていないわけですから、やはり人生にはシナリオは無いと考えて良いのかもしれません。

    オカルト好きや黄色い髪の人が登場していました。この作者は降臨なども好きなようですが、こっち方面から離れた作品も考えたらと思いました。

    ところで、前説で若手二人が結果的には端役の先輩俳優からスリッパで思いっ切り頭を叩かれていましたが、完全にボケとツッコミの範疇を逸脱しています。そんなパワハラ被害に遭う人生は嫌だー、そんなシナリオこそ無視して破り捨ててほしいと思いました。
  • 満足度★★★

    面白かったけど・・・
    ストーリーの展開は面白いかったし、箱(ボックス)を使った舞台道具も効果的でした。
    出演者もエネルギッシュなのに、この舞台に歌は必要だったのでしょうか・・・?

  • 満足度★★★

    どことなく曖昧
    ストーリー展開は結末まで一直線なのに、なんかまどろっこしい寄り道が多い。

    主人公二人が愛してるといって抱き合うのを何度も見ると愛の表現はそれしかないのかって言いたくなる。

    おもしろいけど、個人的にそうした冷めるポイントがどうしても気になる。



    ネタバレBOX

    せっかくなんで主人公たちは早い段階で新しいシナリオで一度生まれ変わってもらい現実世界をどう生きるのかが見たかった。
  • 満足度★★

    どっち付かずな感じ
    笑わせたいのか泣かせたいのか、なんだかどちらも中途半端な気がしました。良い台詞もあっただけに、ちょっと残念でした。。。

  • 満足度★★★★

    どつきがきつい
    前説のどつきがきつすぎて、次に始まる芝居を観たいという気持ちを失う。せっかく良いお芝居なのに残念です。
    ストーリーの展開は面白い。舞台装置も抽象的で観面白いと思う

  • 満足度★★★★

    好奇心
    話として、突っ込みどころはいろいろある。ラストがどうなるかも想像がつく。しかし、そこまでの展開が楽しい!!出演者の活きもいいし、余韻を残す転換もいい感じだ。これからどうする?という観ている側の好奇心をくすぐってくれる。楽しい舞台だったと思う。

  • 満足度★★★

    コクが欲しい!
    主張したいことは明確なのだけれど、深みに欠ける。
    どうもチラシから受けるイメージ、舞台セット、話の内容に一貫性があるようには見えにくい。

    出演者は、皆若くエネルギッシュなので、ドンドン経験を積んでいってほしい。
    ザ・ポケットで昼間の部で満員なんて皆の大きな期待の証拠である。

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