飛ぶ金魚 公演情報 飛ぶ金魚」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-17件 / 17件中
  • 満足度★★★★

    身代わり
    検査入院をした父の家族。その娘の家族が2組。再婚相手の家族。四つの家族を絡め、笑いを交えつつ家族の暖かさを感じました。 風鈴の音色と金魚が夏を先取りさせてくれました。

  • 満足度★★★

    ベルボトムVer.
    コメディ部分はベタな笑いだけど、こういうのが一番安心して観られて素直に笑える。(お笑いコントに近いかな。)
    でもドラマ部分は、深刻な問題であるDVを(それもダブルで)ドラマをドラマたらしめようととして安易に取り上げているようにしかみえない。この手法は頂けない。
    また、登場しない一家の父親の言葉を、彼の再婚相手になる内堂聡子が説明口調で三女、杏子に伝えるシーンがあるが、これではこちらの気持ちが盛り上がらない。シリアスドラマは正面切って見せるのでなく「何気なく」、「さりげなく」見せる部分があった方が効果的と思うのだが如何だろうか。

  • 満足度★★★★

    テーマを上手く表現
    重くなりがちなテーマでしたが、
    コメディを交えて見やすくしたという感じでした。
    セットも良く、ちゃんと話に入り込む手伝いをしていました。
    展開がおもしろく、時間を気にせず、最後まで見ることができました。

    ネタバレBOX

    やはり劇場のセットの役割というものは世界観を作る上でとても大きい。
    役者の演技も大事ですが、雰囲気づくりの重要性を感じました。
    父親が最後まで出てきませんが、
    こういう「出てこない人物」像を描いた作品というのは個人的にとても好きです。
    普通にやると、気がめいるようなテーマを扱うのに、
    このようなコメディの手法というのは、受け入れやすく有効だと思います。
    とても見やすく、物語に入り込みながら、考えさせられる舞台でした。
  • 満足度★★★★

    タイトルの
    飛ぶ金魚の意味は何だろう?と思っていたので、意味が分かってスッキリしました。ベルボトムバージョンを観ましたが、とても面白かったです。感動もありましたが、個人的には笑い(コメディー)の要素が多かったように思いました。特に姉夫婦のキャラ、杏子の上司役のキャラが面白くて、何度も笑ってしまいました。舞台美術の昭和な感じも心地よく、ストーリーも分かりやすく、楽しい舞台でした。

    ネタバレBOX

    他の方のネタバレにもありますが、ストーリーの中で、子供を虐待していたという所が附に落ちませんでした。お父さんと新しいお母さん共に、過去に子供を虐待していたので、傷の舐めあいのような関係に感じ、あまり良い気持ちはしませんでした。
  • 無題737(13-162&163)
    6/14(金)ベルボトムVer.、6/18(火)ローライズVer.それぞれ19:30の回、最前列と最後列でみました。「空から降るほんの小さな愛」からで、ずっと出ていらっしゃるのは太平さんだけではないかと思います。前回から2バージョン公演ですね。

    季節は夏、扇風機が回り風鈴が鳴る、夏祭りの日。舞台は畳の部屋、縁側があり出入り(会場入口が庭、葦簾)可能、正面の襖を開けると上手が玄関、下手が台所、2階への階段。テレビ、食器棚、電話、扇風機、掃除機、碁盤、テーブルに座布団…手前に金魚鉢がありタイトルの「飛ぶ金魚」となります。三女一男、夫たち、友人、上司、父と…。今回もいろんな人たちが絡み合いますが、親子の感情というのは、みる者によって受け取り方が違ってくるんだろうなと思いました。

    ネタバレBOX

    三女と父、新しいお母さんとその娘。虐待の理由はよくわからないものの(一応の説明はありますがあまり説得力が…)二人ともそのことを引きずっている。ここの部分が必要だったのだろうか、と考えながらみました。こんな簡単にわかりあっていいもの?わかりあえるもの?それが血のつながりなんだろうか…簡単に自分を赦すのもどうかな…など。

    正面から採り上げるのではなく、弱いものの立場の視点でもなく、私も被害者っていうのは好みでないためスッキリしないまま終演。

    「金魚が身代わり」を検索すると出てきますね、これは知りませんでした。

    新しい命が宿ったことはそのことと無関係みたいですが何だかもったいない。
  • 満足度★★★★

    ハマれば食い入るかも!
    父親の再婚相手がやってくるというありがちな設定にも関わらず、
    全く飽きることなく、むしろ食い入って見てしまいました。

    ネタバレBOX

    一幕物で、舞台に入ってくる人、出ていく人のタイミング、
    舞台の外の空間をうまく想像させている所、家族の問題の出し方など、
    飽きさせない見せ方がしっかりしていて、戯曲のうまさを感じました。

    ただ、どうしても暴力の要素に関しては受け入れられるかどうかが
    個人差になってきますので、評価は分かれ易いでしょうね。
  • 満足度★★

    なんか
    夏っぽい雰囲気の出し方とかドタバタ的に面白いところはよかったのですが、シリアスなストーリーのところがいい話っぽくなってますがあまり解決しているようにも思えず。。 また、その題材の扱われ方が軽く、そもそもコメディの中に入れるにはちょっと適してないように思いました。 それとセリフが噛み合ってないようなところが見受けられたのと、やはりコメディ的なものとシリアスな話との差が大きく、作品として統一感に欠けるように思いました。。 金魚の使い方もあまり効果的という感じもせず。。スイマセン。。 もっとドタバタ的なものに徹して気楽に笑える作品になってた方がいいのかなとも思いました。


  • 満足度★★★★

    観てきました
    笑えるところはすごく笑えて、切なくなるところは切なくなって、とても面白かったです。

  • 満足度★★★

    【ローライズVer.】観劇
    嫌なパターンでした。

    ネタバレBOX

    悪いことが起こりそうになると金魚が身代わりに死ぬ…、家族に病人がいたりして気が弱っているところへ人の弱みにつけ込むように変に神秘的な方向へ持って行こうとするやり方は大嫌いです。

    殴られた後に抱き締められたかった…、殴ること自体典型的なDVです。そして、DVを受けた後で優しくされると癒されたと感じるならば、それは徹底的に暴力者から刷り込まれた結果です。後で優しくすれば暴力は許されるようなDVを肯定する考え方は認められません。

    母娘関係を修復するためのシミュレーションでも、いったん手を挙げてその後抱き締めるような練習をしていましたが、いったん手を挙げた瞬間もう見るに耐えず嫌な気分になりました。

    ドタバタコメディでしたが、全体に明るくなくスカッとしませんでした。
  • 満足度★★★★

    ベルボトム バージョンみました
    入り組んだ 話ながらも判り易く楽しめました

    (全席指定 1時間40分)

    ネタバレBOX

    蝉の鳴く夏の日の話。
    ガンの疑いで検査入院した水野家の居間が舞台。
    家人に用があると来訪した女子高生を、
    留守番まかされた長男の友人がもてあます中、
    やはり帰ると女子高生出て行くと同時に帰宅する次女や長男。
    そこへやってくる父の再婚相手・・・。
    長女夫婦も戸惑っている中、父と一番折り合いの悪かった三女が帰ってくる。
    5年前交通事故で亡くなった母と、
    娘へのDVで離縁されたという父の再婚相手の出会い時期は同じ時期だった。その再婚相手の家族を見ようと来たのが先の女子高生で、旦那と喧嘩して実家に戻った次女に話をしようと家に来た次女の旦那。三女の会社の上司は家庭に居場所が無いと妻から逃げたがって、酔った三女の介抱時に部屋へ結婚指輪を置いたり。長男は親友のことが好きだと女装して告白したり。実は父にDV受けていた三女、誰も家族は止めても助けてもくれなかったと激白する。金魚は人の不幸を身代わりに受けてくれるという話も出て、父の癌は初期であり今すぐ生死には関わらないという連絡の中、居間の金魚蜂の中の金魚が1匹死んでいた。ドタバタした居間での騒動は一応の帰着をみせる。

    でもDVは解決してないですよねー。継母の実の娘は父の再婚でまた複雑な状況になるし、カミングアウトした長男のこれからも・・「親友だろ」とは相手は言うがねぇ・・。三女と上司の関係も危ういし、大丈夫なのは御懐妊めされた次女で、それで仲が戻った事と。YES/NO枕代わりのぬいぐるみのサインがYESになった長男夫婦ぐらいなものですかネェ。父の再婚は当事者同士な年齢だけど、住むトコは長女夫婦が工務店構えてる水野家の実家なのかな?問題は山積みですけど、まぁ話は理解しやすく笑いも取れてました。
    掘り下げるべきはDVのとこと再婚にいたるまでとナゼ今再婚するのかの時期とかですよね。みせたかったドタバタ感は成功な分素材はもっと軽く笑えるものにすればよかったんでしょうね。と感じました。
    舞台セットの作りに星一つ加算であります
    (+金魚蜂のギミックもセットでねっ(^^)

  • 満足度★★★★

    リアルでコミカルな要素もいっぱいの
    ほっこりするホームドラマでした。次々に起こって来る問題と難題、それでも何とか対応していかなければならないのが現実ですが、その現実感も含め
    うまくお芝居に仕立て上げていた。あきらめないで頑張れるのは家族がいるから、見守ってくれる人、見つめ続けたい人がいるから、と素直に納得できる佳品。

    ネタバレBOX

    虐待云々から離婚に至るまでの経緯が興味深かったですが、なんだか一方的に終わってしまった。ちょっと残念な気がした。
  • 満足度★★★★

    おもしろかった(^^)
    本日、2時半の部を拝見させていただきました!
    小規模な劇場の舞台は、初めてだったのですが、緊迫感があり、おもしろかったです。
    私は、普段テレビでバラエティを見ていても、おもしろいと思っても、声を出して笑ったりしないのですが、思わず笑ってしまったり、思わず手を叩いてしまいそうになりました。
    兄弟っていいな、家族っていいな、夫婦っていいな、と思える舞台でした。
    また、他の舞台も見てみたいです。ありがとうございました

  • 満足度★★★★

    とても見やすい芝居でした
    ストーリーもわかりやすく笑いもあり楽しく見させていただきました。

  • 満足度★★★★

    結構泣けます
    長女と旦那の演技は緊張感が無く、熟練のコントを観ているようで、セリフを言う度に笑ってしまいました。テブラーシカも、最初はキャラがまとまっていて面白かったのですが、中盤以降はちょっとぶれているように感じました。
    笑いだけでなく、しっかりと泣けます。長女役の人は、本当に泣いているように感じました。
    登場人物がしょっちゅうファミレスに行きますが、田舎の人はお客さんをやたらファミレスを進めるとか、もう少し必然性があったら良かったと思いました。

  • 満足度★★★★

    ベルボトムVer.
    登場人物がそれぞれ持っている家族への思いが観ている側へすごく伝わってきます。
    そして舞台のタイトル「飛ぶ金魚」の意味もわかりました。
    家族を思いやる暖かい演出でした。

  • 満足度★★★★

    金魚が飛ぶ?その意味がわかります
    家族のそれぞれの思いが伝わってきます。金魚が飛ぶ?その意味がわかりました。入り組んだ家族の話にびっくりです。

  • 満足度★★★★

    家族って。
    家族もの。いいですね。まるで昼ドラを観ているようでした。
    愛を感じます。暖かいお芝居で楽しめました。
    三女のとんがり具合が気持ちいいです。

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