ミュージカル『ドラキュラ』オーストリア・グラーツ版 公演情報 ミュージカル『ドラキュラ』オーストリア・グラーツ版」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★★

    今でも音楽が耳に残っています
    生演奏とはこんなにも迫力があるのか、と思い知らされました。
    2階席で1度、1階席で1度の計2回、公演を観ましたが、
    1階席の、音を身体で感じながら観た公演の印象が凄まじかったです。
    その音楽に負けない出演者のみなさんの歌声。
    気がつけば、頭の中に「永遠の命」や「夜の闇の中へ」が流れています。
    また、いつか観たいです。

    ただ、2階席で観た際、観劇態度のよくない方がいたのが残念でした。
    ビニール袋のガサガサする音や、ケータイの鳴る音がしたり、
    一部の最後の場面の途中で出ていく人がいたり、
    長い髪の毛をバサバサと手で漉きながら前のめりで観る人がいたり。

    折角の観劇なのだから、もう少し周りのことを考えて欲しかったです…。

  • 満足度★★★

    ダークで美しい世界
    初演はDVDで見ていたので再演を心待ちにしていました。
    脚本が(主にラスト)あまり自分の好みでは無いのですが曲がとにかく素敵。そしてあの巨大セットをじかに見る事が出来て圧巻でした。
    特にヘルシング教授の歌声が素晴らしくて素晴らしくて…!本当に観に来て良かったと感動。
    しかし全体的な演出やキャスト等どうしても初演と比べてしまいますが、初演の方が好きだったなというのが正直なところだったりします。

  • 満足度★★★

    大掛かりな装置。
    この装置の組み合わせで、数々のシーンへ。ドラキュラの愛はこういうことだと語りかけてきます。コロスの歌、動きが効いてます。

    ネタバレBOX

    この劇場の天井はどうなっているのか。あの高さのセットがそのまま上に隠れるなんて(´・_・`)

    ラストはあれっと思いましたが、邪悪だけのドラキュラでないのもミュージカルゆえですね。
  • 満足度★★★★

    研ぎ澄ます。
    まだ公演中なので、ネタバレにて。

    ネタバレBOX

    再演と云うこともあり、初演キャスト・特に主役のドラキュラ伯爵の和央さんや、ヘルシング教授の鈴木さんの存在感が更に深くなっていたと感じました。
    外見上のデコラティヴな部分をシンプルにした分、より内面が伝わりやすくなった気がします。

    初演ではルーシーを演じたヒロイン・ミーナの安倍なつみさんの歌声には、彼女の揺れる複雑な女心を観客に届けるだけの表現力があり、ラストシーンのちょっと残念な脚本自体は変わっていないのですが、再演の方がこの物語に説得力があったようにお思いました。

    個人的にお目当てだったヴァンパイアのダンスは、妖しく、美しく、危険な獣のようでいて品があり、「ヴァンパイア」と云う「生き物」としての存在感が圧倒的でした。不穏な風のような人とは思えないキレのある動き、空間に留まる時には彫像のようなポーズを取る独特な振り付けやダンスでの身体表現は、まさに長谷川達也さんの真骨頂だと思います。
    DAZZLEとはまた違った一面が発見出来て、こんなにも相性の良いハイクオリティな作品で長谷川さんのダンスが再び拝見出来て眼福でした。

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