三一四ニ 公演情報 三一四ニ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★★

    すごい
    初めて観たときは、なんだか一般社会とはかけ離れてるな~と
    思ったのだけど、実は一番社会を映し出してたのですね。
    お約束の演出も期待通りで(^^)v

    ネタバレBOX

    はまりの役者陣でした。ラストのぽったんが逞しい!!!
  • 満足度★★★

    お、この演出は。
    初回を観させていただきました。この小屋での公演を毎回創意工夫されています。

    ネタバレBOX

    今回も、正面だけでない場所もうまく使っていました。
    観客的には、前半チョットだるさを感じましたが、
    終盤にはクロサイさんならではの締めがあります。
    そして、最後の演出。毎回は難しいかもしれませんので、千秋楽はもっとど派手にやってもらいたいですね。
  • 身につまされた
    ”働くこと”とか”未来について”とか、ちょっぴり考えました。明るい未来を謳ってるわけじゃないし、どちらかと言えば絶望的なんだけれど、なんだかちょっぴり元気をもらいました。

    ネタバレBOX

    ケニーくん、なかなか良かった。
    長岡さんと上瀧さんは、相変わらず更に上を要求されていて、それをきっちりやり遂げてらっしゃることを、いつもながら尊敬。大変でしたでしょう。
    針穴時代から数押しで有名?なクロサイですが、とうとう本水が登場。なんか舞台の端っこが、こぼれないようになってるなーとは思ってたんですよね。あれ、片付けるのも大変でしたでしょう。
  • そぎ落とす。
     「居場所のない」人のために「宗教的」な修行があるのだろう。
    いろいろ話には聞いてはいるが、ものすごく過酷らしい。
    この過酷さが今までからだに染み付いた「良くないもの」をそぎ落とすのか。

     「過酷さ」の塩梅が人生、甘くないけどとにかく生きろ、生きたら何とかなる。
    というふうに物語を化かせている。

    ネタバレBOX

     あらゆるところでひと捻り効いている。
    客入れ音からして田谷力三とかの浅草オペラ、というやつだよ。
    ここにプロペラ機のような空調音がぐおんぐおん響いて、
    気楽な空の旅、というか、物語の旅へと連れて行かれる。

     白ヤギさんと黒ヤギさんのお手紙のお話、
    出して、読まずに食べて、をひたすらに繰り返すわけだから
    いつまでも本題の用事がわからない。
    ・・・だったら手紙を出さずに直接会いに行けばいいのだが、
    お互いがお互いをどう思っているかで受け取り方が違うのだろう。

     こんなことを考えていると、オクラホマ・ミキサーを使って
    社会における「排除」のメカニズムをこれでもか、と見せ、
    「排除された」人間が強く見せる「殺意」、殺意を見せると
    余計に排除する側が「怖い」という感情を巧みに使って、
    さらに排除を仕掛ける。

     そうだとしたら「働かざるもの食うべからず」とはいうけれど、
    ここでいう「働く」とはそこにある「権力」というものに
    「服従せよ」ということか。
    そうすることが嫌、というか肌に合わないとかなり辛い。

     だから「そぎ落とし」という作業をして、
    どうするかを考えなければいけないのだろう。

     この「そぎ落とし加減」が花輪和一の「みずほ草紙」という
    漫画に似ていることにじわじわと気が付く。
    この漫画の「修行具合」は「お山様」で一冬こもって、
    お山様の声を聞く、という中身でそれはそれはとても
    不思議なことが起こり続けるらしい。
    それくらい過酷で、理不尽、これが修行、というものだろう。

     けれど、このお話は「祖母を山に捨てる」という一連の流れが
    「修行」という形になっていて、「良くないもの」のそぎ落とし加減が
    ものすごく緩やかになっているが、そこに希望とか
    そういう明るいものを排除している。
    緩やかだけど、厳しさがチラチラとちらついて、戦慄を覚える。

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