Passive Silence 受け身の沈黙 公演情報 Passive Silence 受け身の沈黙」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
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  • 満足度★★★

    モノトーン
    真っ黒な背景に斜めに設置された真っ白な舞台を観ているうちに、平衡感覚が惑わされてくる。セクションに分割された構成。若干舞台が狭かったかも。

  • 無題625(13-050)
    19:30の回(晴、豪風)。18:30受付、19:00ロビー開場。開場時間までエントランス手前で待つ、外で吹き荒れる風、物凄い音。

    座席を途中で外し仕切ってしまい、舞台側にL字の座席を設置、舞台は真っ白、ノートPCを開けたような床と壁。後方、左右の3面には天井までの暗幕。上手にギター奏者席、YAMAHAのアンプ、エフェクター類。座席後方にはカメラ。こちらは初めて、「カイ」は2011/9以来。

    19:25ダンサーが一人現れ、タオルを放り投げ、床に倒れ込み、戻る。これを時間をおいて3回。その間、前説(70分)、客入れ。19:32ギターがチューニング、照明が明るくなり、上手よりダンサー~20:48終演。

    男女混成10名、衣装は白、細かいデザインは異なる。ギターはアーム付のフルアコでボディーの孔はガムテープのようなもので塞がれている。どうみたらよいのか少し混乱する。あまりダンス的な振付ではなく(ようにみえる)、舞踏のイメージに近いか。ギターはほぼノイズ発信機となっていて、スタート時こそは単調なハーモニクス。アルペジオを経て、ヴァイオリンの弓、小瓶(?)、鉄片のようなモノを3フレット付近のネックの弦に挟んだり。擦る、たたく、鎖を使う。

    「開座」もコントラバスや三味線でノイズを出す。白い世界と黒い世界との違いはあれど似ているような気がしました。

    ソロを挟んでいろんなパターンがありましたが、ほぼ同じトーン。激しい動きはなくシンプルな型をみているような感じでした。

    もっと照明をおとして影の部分とギターのノイズをうまく組み合わせたらずいぶん印象が違っただろうと思います。

    ネタバレBOX

    1/3ほどギターに関心が行ってしまいました。距離が近く、弦を弾く生音と電子音とが微妙にずれて聴こえるので、あまり効果的には聴こえない。ヴォリュームペダルを使っているんだと思いますが、アタック音や出だしの音が聴こえたら....ね。もっと爆音だったら好み。

    ダンサーと床面が擦れる音がよく聴こえてきて少し気になる...素材はなんだったのでしょう。

    複数で演じるとき、あまり揃っていないのはそういうものなのかと思いながらみていました。タイミング、角度、手の広げ方...いろいろ。

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