黄昏 公演情報 黄昏」の観てきた!クチコミ一覧

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  • 無題624(13-049)
    14:00の回(快晴、強風)。13:30受付、開場。舞台、下手に木製のドア、すぐ近くに椅子(白×2)とテーブル(白黒のクロス)。客席は、誘導順に「メイン(左)」「サブ(右)」。どちらにもチラシがおいてあるが、見ていると、まず「メイン」にお客さんを誘導しています。開演後のお客さん用かと思ったものの、それにしては席数が多い。で、誘導がないので、何人も「サブ」に座ろうとして誘導員から指摘を受ける。それなら、お客さんが入ってきたらはっきりそう言わないとダメだと思います。それと「サブ」に座らせるとき、後列端から座らせていたけど、自由席なんだからどこに座ってもいいんじゃない(すみません、このように指定されるのが嫌いなので)。数席、予備に残して好きにさせれば…?

    13:50、13:58前説(80分)…なぜか固いですね…、最初の前説が終わると、照明がかなり暗くなったのはミスでしょうか、これだとパンフ読めない、暫くしたら戻りました。14:02開演〜15:28終演。

    こちら初めて。こりっちに(みたくなるような)お話の概要はなく、劇団のサイトに書かれたものも実際とは随分違う印象、集客はもっともっと工夫したほうがいいと思います。

    で、肝心のお話、複雑すぎる、という印象(扱っている「現象」は好き)です。

    ネタバレBOX

    SFでタイムトラベル物は結構好き。(どこでも)ドアや歴史改変の可否/是非、過去への感情移入などオーソドックスな材料は揃っていると思いますが、どうも、いろんな要素を盛り込みすぎ、あるいは、整理不足と感じました。通常は「あとだしジャンケン」になり、「ソウイウコトダッタノカ」と驚愕するものですが、そこまで至らず、中途半端な感じで終わってしまいました。もしかしたら、ちゃんと伏線がはられていたのかもしれませんが、気がつきませんでした。

    1891年、12歳、ギムナジウム、エルザ、アメリカ…は史実から?

    「今」がいつなのか、相当な未来だろうけど、そのような雰囲気はない、(2大勢力が)戦争をしているのはなぜだろう、アンドロイドの役割…自身が思考しているんだろうか、それとも高次の指示経路があるんだろうか、トラベラーと記憶の保持はどうやって世代を引き継いでいるんだろうか。

    M.I.B.的な記憶の消去、ターミネーター的な過去への干渉、もう少しひねりを加えた方がいいと思うし、バタフライエフェクトが考慮されない説明が欲しかった。時間物ではパラドックスをどう料理するかが見所だと思うので。

    お芝居全体では、もっと起伏が欲しいです。意図的に抑えた演技(演出)なのか、歴史に翻弄され、取り残された感情があまり伝わってこない。

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