ジャム瓶 公演情報 ジャム瓶」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
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  • 満足度★★★★★

    大阪の舞台というと・・
    お笑いなんかの影響か、コテコテ?なものを連想しがちなような気もするけど、
    最近気づいたのだけれど、
    ちいさなカフェ公演とか、
    一見ちょっと軽めの作品に凄く良いものが多いように思う。

    そして、それらの作品というのが、
    作品を発表する会場の雰囲気とかと密接なつながりがあるようにも見え、
    東京に完全に同じ形で持ってくることはほとんど不可能なのが感じられて
    また、余計に残念な気もしたり。

    ネタバレBOX

    この会場も、開演前に何気なく地下室のトイレに行ったら、
    裏の川べりの景色がフシギな高さで
    その地下室の窓から目に入ってきて、
    なんだか秘密基地を地下に抱えた不思議なカフェの面持ちで自分も舞台に向き合えたから(笑
    公演中に会場のあちこちから鳴り響く効果音や演奏、
    それに途中で上映される絵本めいたアニメーション、
    そしてチャーハン・ラモーン氏の、
    名前が中華風の割に
    恐ろしく洒落た台詞のいくつか(笑
    に胸を躍らせる準備はもうできていた(笑

    ・・・あと、自分がときめいたもの(苦笑
    にもうひとつ足すとするならば、
    おなかぺこぺこになってる子供のプライドを傷つけないように細心の注意を払いながら、
    気付いたら子供がいつの間にかパンを食べているという魔法
    (石をパンに変えられる魔法には別に憧れないけれど、
    子供の心を見通せる優しさと想像力には憧れる(笑
    を使えるおじさんの死というロマンティック?な展開かな(秋らしく

    劇中には、メッセージというか、重そうな何かは特に無いのだけれど、
    河にふく秋風に気付けば吹き飛ばされそうな(笑
    軽いスノビズムとしっとりとしたセンチメンタリズムとでも言えばいいのかな・・?

    それらが、とてもスマートに、オモチャみたいな遊び心と溶け合って、
    カラフルな模様を描いていた。

    前日(金曜)観た隕石少年などもそうなのだけれど、
    東京の公演の場合、もう少しアートっぽくなるところが、
    大阪だと遊び心がもう少し前に出る感じと言うのか。

    どちらが優れているとかではなく、
    全く別の雰囲気があって、
    自分は両方とても好きです。
  • 満足度★★★★

    女優二人芝居
    女優さん演じる二人の友人という関係性がほどよい距離感で表現されていて、観客である私もまるで第三の友人のように二人を見守りました。すごく親近感がわきました。生演奏がすごく効果的に使われてて好印象。ステキなステージでした。

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