いつも心だけが追いつかない(終演御礼。ご感想お待ちしています。ワンダーランド・10月期クロスレービュー対象公演なのでぜひご投稿を) 公演情報 いつも心だけが追いつかない(終演御礼。ご感想お待ちしています。ワンダーランド・10月期クロスレービュー対象公演なのでぜひご投稿を)」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-14件 / 14件中
  • 満足度★★★★★

    もう大好き(笑)
    二回目のMU作品観劇でどっぷり
    ハセガワアユムさんの劇作にはまりました。
    とにかく一言一言が洗練されすぎてる感じ。
    他の学園モノ系の作品も観てみたくなりました。
    出ている役者さん達も素晴らしいのですが、
    やはり脚本からしてすごい好きになってしまいました。
    これから追いかけていきたい劇団の一つになりました。

  • 満足度★★★★

    いつもよりわかりやすい変態(笑)
    いつもよりわかりやすい変態(笑)を描いてたと感じた。
    また、わかりやすい変態を描いてたからか、物語もわりかしライトであり、わかりやすかったし、面白かった。
    個人的にはカミングアウトを。体操着を盗んだ女生徒だけにするバージョンでもありかと思ったが。

  • 満足度★★★★

    観た
    説明を読んでコメディを観る気持ちで構えていたら、意外と社会派で驚いた。
    脚本が良く出来ていて、説得力があった。
    もちろん笑いのとり方も上手くて、楽しい芝居だった。

  • 満足度★★★★

    対面式の舞台鑑賞
    乃木坂駅から直ぐで、小屋に入ると対面式の面白い空間。椅子は硬めだが飲食をしながら、また反対側のお客さんの表情が見えるという面白いスタイル。
    芝居も主演である先生はじめ、個性的なキャラクターと展開を広げ、且つ70分弱とよくまとまっていると思います。以下

    ネタバレBOX

    客席と客席の間で進む、変な性癖に走ってしまう先生と生徒の話。実際の子供たちに潜んでいる陰りにも目を当てようとしている狙いもあったのでしょうか。排他的行動でひと時の精神安定をしようとする子供たちの闇は垣間見えました。意図していてもいなくても、それにはもっと掘り下げて欲しいと思いつつ。また軽率な性の実態も、実際そこらじゅうにあるだろうし、取り上げて良いと思いました。禁欲しろなんて言わないけど、適当にし過ぎると大切なものは戻ってこない、何にしても雑にして欲しくないのを芝居ってものでも伝えて欲しいなぁと。
    僕は喋ってる役者さんだけでなく、そのセリフのないリアクションを見ていたりもするので、対面のお客さんは誰を見ているのか、基本どこで笑ってしまうのか、表情から解るのも勉強になりました。
    また、少し狙いすぎな気もしたけど、巧みな言葉の表現が幾つかあって、それも面白かったです。先生の女生徒体操着姿、近くで見れて実に楽しかったです。
  • 満足度★★★★

    ドタバタしているけど
    最後は真面目に考えてしまう
    いい話だと思います。
    問題点は色々隠されているけど枝葉末節は味付けです。
    短い時間主役の2人の移ろいゆく感情と
    その未来なのか結末なのかを想像させられる楽しさがあります。

  • 満足度★★★★

    光さす −−− 笑ったけどなんかいい感じ
    この数回ぐらいから、MUってコメディ濃度が徐々に高くなっている印象。

    今回も笑わせてくれる。
    もう、コメディって言ってもいいんじゃないだろうか。

    って思いつつ観ていたが、笑いという面では確かにそうだったのだが…。

    ネタバレBOX

    MUの学園モノは、ハセガワアユムさんの「学校」という集団(生活)との距離感というか、意識がうかがえる作品ではないだろうか。
    前から勝手にハセガワアユムさんって、「集団」(人が集まることについて)に嫌悪のようになものを感じているのではないかと思っていた。学校なんていうのは、まさにそういう場所であり、最初に体験する集団生活(社会)ではないかと思う。

    以前上演した学園モノ『5分だけあげる』は、そんな魂を、教師を通して描いたように感じた作品だった。特に「先生」とかキライじゃないかと思うような匂いが…。
    それは、私自身にトレースして観ていたことによるのかもしれないのだが、ソレを刺激したのは、やはり作品の持つそういうものに対する嫌悪のようなものではなかったと、責任転嫁しておく(笑)。

    今回もそれは教師たちの描き方から、多少は感じられるのだが、『5分だけ…』ほどではない。嫌悪というより、少し憐れにさえ感じてくる。この変化は何を意味しているのか、あるいは意味していないのか。それはラストに明かされると言っていいと思う。

    物語の主人公は、美術教師。彼は教師をしながら個展を開き、自らの存在価値をそこに求めているようだ。教師は「仕事」としてやっているということのようだ。

    「お金を稼ぐための仕事」が教師で、「自分が本当にやるべき仕事」は絵を描くこと、というところだろう。もちろんそれは単純に2つに分けることはできない。教師の仕事にはやりがいもあるだろうし、絵を描くことが自らを縛ってしまうこともある。

    こういう2つの「仕事」を抱えている人は多いのではないだろうか。例えば、演劇関係者とか、インディーズ・バンドをやってる人たちとか。
    その中の多くの人たちは、別に本業があり、芝居や音楽もしている人もいるだろうし、バイトをしながら芝居や音楽を本業としようといている人もいるだろう。また、彼らだけではなく、「今の仕事は自分がやるべき仕事ではない」と日頃思っている人も多いのではないかと思う。

    つまり、安田のことが、自らとダブって、きつかった観客もいたのではないだろうか。
    彼の苦悩に共感できる人もいたと思う。

    ただし、物語はそんなシビアな展開だけではない。彼の女装癖と相談に来た女生徒、そして彼らを取り巻く人々が絡み合って、騒動になっていく。

    女生徒の彼氏・岡山の飛び道具感がいい。彼がスパーンと出てきて、舞台をかき回す。そのお陰で、安田の女装というハードルが一気に低くなり、その後にスムーズにつなかっていくという展開が巧みだ。
    あと、毎回、どんどんテンポ良く放り込んでくる台詞が鮮やかだし。

    ドタバタありつつも、絵も女装も、教師も、全部、私なんだ、と訴える安田。
    コートを脱いで女生徒の体育着を見せる姿は、彼自身の戸惑いの姿でもあろう。つまり、絵を描いて個展を開くための、生活基盤として選んだ教師という職業が、絵を描くこと自体を鈍らせてしまっているし、絵を描き個展を開くということが、生活の基盤である教師という仕事も鈍らせてしまっていて、そのバランスがうまく取れなくなっているのだ。

    これって、先に書いたが、思い当たるフシがある観客にとっては、結構イタイ展開ではないのかと思う。しかも、(たぶん)理解者であったであろう、妻とは離婚調停中なのだから。

    そしてラスト。
    オチっぽいラストを想像していたのだが、それは軽く蹴飛ばされた。

    そこには美しいラストがあった。

    互いに考えていることは違っていても、満たされないモヤモヤな不安を抱えている他人同士が、言葉にするのには難しい何かの1点で、心が美しく触れ合う、光あるラストだと思う。恋愛ではない、人同士の接触。
    70分という時間は手頃なのだが、こうなってくると、安田と岬の内面を描くようなエピソードがもう少し欲しかったかな。90分ぐらいとかにして。

    勝手な思い込みかもしれないが、かつてのMUで感じていたイメージのラストであったとしたら、こんな光さすラストにはならず、虚無感のみが支配したのではないかと思う。
    MUはソロからバンド(劇団)になったことによる効果のひとつなのかもしれないと密かに思ったりした。

    女子高生・岬役の小園菜奈さんは、フライヤーの写真よりもナマのほうがずっとよかった。古橋先生役の古市海見子さんの、強い存在も印象に残る。

    手を怪我していて、ソバ屋のメニューも開けなかった板倉先生は、手を叩いたり、モノをつかんだりしていたのだが、あれは、健気さアピールで手は大したことなかったと受け取っていいのかな。
    あと、「ぶっ飛んだ」の単語が数回出てきたが、これは言葉が強すぎる割りにはなんかイマイチ。もう少ししっくりくる言葉はなかったのだろうか。

    ついでに書いてしまうと、安田先生は女装した姿を見せて、教師仲間に「どうだ」と迫り、ラストに岬にも見せようとするのは、ストーリー的には安田先生の内面吐露の爆発なのだろうが、ひょっとしたら、女装しただけでは飽きたらず、ついに、「私のこの姿を誰かに見てほしい」という、女装趣味の階段をもう一歩上がって、(さらに罵倒されたい願望もありの・笑)新たなステージに踏み出したのではないか、なんて思ったりもしたのだ。先生とかキチンとした職業っぽい人の犯罪に多そうな展開になっているのではないかな(って、やっぱり先生をdisってる?・笑)。
  • ロマンチック
    MUの中では『無い光』と同じ方向性の、ロマンチックな路線。といっても随所に挟まれる会話はキチンとゲスだったり厳しかったりするのだけど。
    当たり前だけど主役二人の好演が光る。小園茉奈は、女子高生らしくないこともひっくるめて、“「自分、他の女子高生とは違うのよ」型女子高生”らしかった。

    主演の先生と生徒二人の時間、特にコーヒーを飲みながら話す時間が印象に残る。
    それに比べて、他の先生達の言動の動機・ロジックがいまいち腑に落ちなかった。「学校に問題が起きてちゃまずい」と言われれば頭ではなんとなくわかるのだけど、何故か腑に落ちなかった。
    そういう意味でも、主演二人の関係性や時間をこそ、もっともっと見たかった気もする。

    ともあれ、ハセガワアユム氏の、言っちゃいけないことなどをガシガシ言ったあとに見せる優しさ、ロマンチックさは、にくい。そんな作品。

    ネタバレBOX

    「自分自身の評価」と「自分の表現の評価」という意味だと、『無い光』にも共通するテーマにも感じられる。

    『無い光』は「自分の表現で、自分の好きな人を救えたら…」という、甘いけれど切実な願いを訴えて終わる。
    劇中ではそれを訴えて終わるが、もしそれで相手が救われたら、それは自分の功績なのだろうか。はたまた自分の表現の功績なのだろうか。
    言ってしまえば、『無い光』では自分と評価と表現の評価は未分化のままだった(だけど超ロマンチックでアツいから最高なんだけど)。

    本作では、自身の評価と表現の評価を切り分けようとしている。切り分けることで、「人間としての自分」と「絵描きとしての自分」のどちらを取るか選ぼうとしている。
    その上で、全く悪びれず「絵描きとしての先生」を勧める高校生の真っ直ぐさが、優しい反面、残酷。でもそれが高校生のピュアさなのかもしれない。

    個人的には、「女装癖」「目の前の女子生徒の体操着」という要素が、それぞれの自分の何かを象徴してたり、「着る」「脱ぐ」という行動が絡んでたりすると、もっとグッときたかもしれない。
    あ、上記の解釈が見当違いじゃなければだけど。
  • 満足度★★★★

    スリムでぎっしり
    上演時間70分と短時間ながら、エッセンスが詰まっていて楽しめる。こういうぜい肉をそぎ落としたような作品は好み。

  • 満足度★★★★★

    白衣の下。
    バーに隣接した狭い空間に、文房具が置かれたテーブルやソファー。職員室にしてはおしゃれだなと思っていたのに、村上さんと小園さんが入ってきた途端、空気が学校のそれにガラっと変わって震えました。「ぶっこわれた学園」に笑いすぎて涙が止まらず、たくさんの印象的な言葉にたくさんのことを考えさせられながら楽しみました。そんな中でも鮮烈に心に残ったのは、初体験をするかどうかの微妙な時期にいる女子高生の揺れる気持ちでした。

    ネタバレBOX

    憧れの男性は、絵の具で汚れた白衣を着た、汗っかきで純朴そうな美術教師。彼のモデルになって、自分の絵を描くそのまっすぐな瞳に見つめられ続けて。性的に余裕の無い幼馴染の彼氏に比べて、どんなに大人で素敵な男性に見えていたことでしょう。

    私も彼女のようにピュアな年頃だったら、白衣を脱いだ彼の「生の姿」を見たいと思ったかもしれません。しかし今は、誰もが白衣の下に誰も知らない一面を持ってる、それが自分にとって良いことであるかそうでないかは分からない・・・だからあえて白衣の下は見ない、脱がそうとしない、そういう選択肢を取ることもする。ああ、恋愛の形って、こうも変わっていくものなんだなって、今の自分と照らし合わせて胸が熱くなりました。

    だからこそ、なんの曇りもなく憧れの先生に「処女を捨てたい。先生が好き」って言える岬が羨ましく思えて。白衣の下に彼女の体操着を着た先生が、自分の変態性はさておいて彼女に男女の道を説く奇妙な光景もなんだか美しく見えました。

    あとは、芸術とそれを産む人の人間性の関係。俺が変態でもこの絵をいいと思うか、と教師たちを追い回す安田を見て。ツイッターやフェイスブックで「産む側」の生の言葉を知りやすいことと重ね合わせ、これまたいろいろ考えさせられました。(私個人の考えとしては、人間性はどうあれ、それを凌駕できる人の芸術作品を観たいなって思います。)

    開演前に開かれていたフリマで、渡辺まの様の出品した可愛い帽子を買いました(100円!)。そのフリマの雰囲気も決して芝居を壊さない、むしろ良いスパイスになってるのは、さすがMU。心底オシャレな劇団だと思います。
  • 満足度★★★★

    好き。
    おもろかった。

  • 満足度★★★★

    思春期
     微妙な時期のメンタリティーを舞台という形で現前させたことを評価したい。このような形で表現できる所に演劇という表現媒体の特徴もある。教師サイドの反応も愉快だ。

  • 満足度★★★

    濃かった・・・かな。
    MU初見。
    村上さん目当てで行きました。
    ★は、2に近い3。

    ネタバレBOX

    上演時間約70分だったけれど、もっと長い時間に感じました。

    ・・・というのは、なんだろう、やっぱり内容が濃かったからなのか。

    でも、つまらなかったわけでは全然ないけれど、
    すごく面白かったかというとそこまででもなく・・・

    時間が、小気味よく流れるシーンと、ダレる(と感じる)シーンに、
    かなりの差があるように感じました。

    特定のキャラクター(役者さん)に対して、やたら笑いが起きていたけれど、
    そこは私は全然笑えなかったです。(むしろちょっと気持ち悪かった(スミマセン))
  • 満足度★★★★

    出前を待って
    けっこうさっぱり味。好み。

    ネタバレBOX

    離婚調停中の美術教師・安田(村上航)に、生徒の岬(小園茉奈)が処女を捨てたいと迫る。岬がなんとなく付き合っている柔道特待生の岡山田(岡山誠)とはそいう雰囲気になれない、別れたい、けど関係をなくしたくない…って理論で処女でなくなれば上手く別れられるかなと目論んだとのこと。それとは別件で、岬の体育着が盗まれるという相談も受ける安田だったが…。

    思春期の不定形な心を持つ岬と、離婚の寂しさから女装に走り、さらに岬の体操服を着用し続ける安田の、見ようによってはハートウォーミングな話。

    盗品を隠して安田の注意をひこうとする生徒(茂木(杉木隆幸)の推測)とか相談カードっていかにもな材料でいじめの存在をチラつかせるなど、60分ちょいの中に色々なモノが入ってて楽しめる。
    あと、岡山田の、いかにも柔道特待生ですって風貌が面白い。あの実直な行動力とか、茂木に入れ知恵されたHのハードルとか。うまい。

    中盤の、岬と安田の噛み合わない独白シーンが好き。最終盤の安田が体操着のことを告げ、岬が後ろを見ずに「写メ撮って個展をするよう脅す」ってとこも好き。
    恋愛ともちょっと違う、近い存在に寄りかかろうとする、けどやっぱり自分を中心に持ってきちゃう、そんな二人の奇妙な距離感と立ち位置が面白い。そして、そんな二人を結ぶのが、岬をモデルにした一枚の絵画。二人の心の焦点みたいなものかなと。
    安田の個展を希望する岬の言葉で、安田の心に安心が生まれたんじゃないかなと思った。変化球だけど、やっぱりハートウォーミングな話なんだと思った。
  • 満足度★★★★★

    おもしろいけど物足りない
    登場人物もセリフも上出来で楽しめました。特に男子生徒がいい味を出している。あらすじを読んでから観たので、あらすじに書いてあったことが描かれていないのが物足りなかったかな。

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