いい嘘、悪い嘘 公演情報 いい嘘、悪い嘘」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
1-3件 / 3件中
  • 満足度★★★★


    二転三転四転していくストーリー、嘘について考えてしまいました。
    自分の利害関係等でつく嘘はさておき、他人のことを思ってのつく嘘ならばアリ、ということなのでしょうかね!?
    ただ、他人のことを思った=本人にとって良いこと!?かは、わからないですが.....
    手島優さんが、せっかくのナイスボディを封印してたのは残念でしたが、地に近い?キャラ設定で好演してたのが印象的でした。

  • 満足度★★★★

    全員が役者
    カフェ&ケーキ「ニュ―・オールド」の店長が不倫したことから、不倫相手の女性は本気になってしまう。この女性と別れたい為に貧乏劇団員と不器用な常連客たちが一芝居打ちながら、嘘を塗り固めていくというもの。

    ドタバタなコメディだったが終盤の親子のシーンでホロリとさせる。安心して観られる舞台。

  • 満足度★★★

    嘘とホラ
    後から思い出しても、すぐに役名と役者名が結びつくのは
    濃いキャラ設定と役者陣の熱演の賜物だが(親切なパンフもある)
    個人的にはもう少しリアルな嘘の方が笑えたかと思う。

    ネタバレBOX

    下町のカフェ&ケーキの店で
    貧乏劇団の座長でもある店長と座員、常連客たちが
    即席ウソ劇団を結成、出張演劇の依頼に応えてミッションに挑む。
    「不倫の恋人と別れたい・・・」

    嘘が嘘を呼び、嘘に嘘を重ねて話はどんどん拡大していく。
    SPに守られたり、爆弾処理したり、果てはゾンビに宇宙人・・・。
    ゾンビ辺りから、その嘘の大きさについていけなくなってしまった。
    誰も騙されない嘘って、それは嘘じゃなくてホラじゃないだろうか。

    ハタから見る嘘の面白さとは、
    “小さなウソが次第に自分の手に負えなくなっていくさま”ではないかしら。
    悪気どころか、良かれと思ってついたささやかな嘘が身の破滅を招いたり
    収集がつかなくなってパニックになったりするところが可笑しいのだと思う。

    早々にありえない方向へ行ってしまうと、もうあとはハチャメチャしかない。
    それもひとつの面白さだろうと思うけれどこのストーリーは、
    親子が互いに素直になったり、芝居を諦めるという主人公を説得したり、
    不倫の精算も不器用ながら誠実だし、誰もが生きることに真摯だし・・・と
    “ちょっといい話”がラストにあるのでなんだか勿体ない気がする。

    この力技みたいな脚本に役者陣はよく応えていて
    天然石のブレスレットを売る会社員高橋(小林大介)や
    シングルマザーの美里(相原美奈子)などはキャラに無理なくはまって
    台詞もよくなじみとても面白かった。

    しかしウッディシアター、詰め込んだねえ。
    小さい座布団が重なるように並べられて
    常に隣の知らないオヤジと腿が触れ合う1時間30分。
    もう少し快適な観劇環境を提供することも考えていただけたらと思った。

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