頗りたい-スコブリタイ- 公演情報 頗りたい-スコブリタイ-」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 5.0
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★★★

    そこそこ生きて
    なんかちょっと切なくなるようなところもあって良かったです。

    ネタバレBOX

    幼稚園のときに聞いたザリガニにまつわる童話を織り込みながら、バカでブスで男運はなかったけれど、ファッションショップを開くことを夢見た女性の物語。

    狭いスペースを効果的に使って、友人との二人暮らしのシーンや幼少期のシーンをテンポ良く切り替えながら心地良く進展していきました。

    まさか、60いくつで亡くなった後のお葬式シーンみたいなところまで描かれるとは思ってもみませんでしたが、それだけに嫌われ松子の一生のような、そして彼女は東京でお店を開くことはできなかったもののインターネットショップではそこそこやったようで、ただしこれはスクリーンの文字が読みづらくほとんど理解できなかったので何とも言えませんが、これが彼女の人生だと言われると、みんな頗る(すこぶる)生きてビッグになりたいと思っていても、そこそこにしか生きられないのは分かっていますから、ちょっと切なくなりました。

    ところで、遅れて入ってきて中央最前列の追加席に位置することになったお姉さんが頗るノリが良かったんですけど、やっぱり打ち合わせなんでしょうね。
  • 満足度★★★★★

    頗る芝居
    絶対に万人受けはしませんが、私は満足しました

    もやもやっとした気持ちを今回も受け取りました
    「頗る」芝居でした
    もう少し作品内容をかみ砕くのに、時間がかかりそうですが…

    おそらく「頗りたい」という気持ちは、作・演出の如月さんの気持ちをそのまま出しているのかなと

    今後もご活躍を楽しみにしています

  • 満足度★★★★★

    観てきました〜♪
    まだ不思議な感覚が残っていて真っ直ぐ歩けない感じ♪( ´▽`)ほんの少しですが、違うフィルターで日常が見えるようになった気がします。最初から最後までこんなに集中したのは初めてかも。夢のような一時、ごちそうさまでしたm(_ _)m

  • 深い
    実は迷子になっちゃって、10分ほど遅れて入りましたスミマセン。
    おもしろい物語だった。途中お客さんをまじえての即興があったり(私が観た回は指名されたお客さんがやたら芸達者でサクラかと思うほどだった。どっかの役者さんだったのかなぁ?)1時間半弱の上演時間だけど色々盛り込まれていたかな。
    気になったのは、舞台の作りが低い割に、座り芝居もそこそこあったので下がよく見えなかったのが残念だった。あと「台本がギリギリだったんだな」という特有の空気を感じてしまったな~。
    お話面白かったので台本買っちゃった。物販として売ってたので。

  • 無題409(12-152)
    13:00の回(やや曇り 暑い)。今日は、上野で「マチュピチュ発見100年:インカ帝国展(最終日)」、「ベルリン国立美術展(真珠の首飾りの少女←やっぱり小さかった…)」を駆け足でみて東中野へ。
    12:33受付開場。最前列、ベンチシート(座布団)、2列目〜パイプ椅子。舞台はほんの少し高く設置され、3方を小さくたたまれた衣服が覆っていて、劇中、それで衣装替え。舞台上、正面にはこれもごちゃごちゃした小物(裁縫セット、DVD…)、衣服、がいっぱい、これは、デザイナーだからなんですね?
    左、中央には学校の机が仕込まれていて劇中使用、右は冷蔵庫、ペットボトル、色鉛筆、マーカー。上にミシン、みかん、マグカップ。下手、6月のカレンダー、6/24に印…「サンプル出す!! しめきり」。12:54、如月さんの前説。座席と舞台の間を役者さんが通る、中央通路に座席を作る…。13:05開演〜14:27終演。

    万引き、子供だった頃、長い時間…、昨日みたお芝居と少し被りますし、どちらも感じたのは、「子供らしさ(ある面、残酷さを含む)」を出すのはかなり難しい、ということでした。どうみても「大人が演じています」という雰囲気が消えません。これは20代が老人を演ずる場合でも同じ。

    60年ぶりに届いた手紙…この瞬間、一気に感情が渦巻くようにお話を構成しないと…勝手ですみません。

    最前列(中央より)だと水がかかりますね…、方向を変えたほうがいいと思います。

    小さく咲いた蓮の花…「遠くへ去ってしまった愛」「離れゆく愛」(花言葉)。

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