八百屋のお告げ 公演情報 八百屋のお告げ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 5.0
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  • 満足度★★★★★

    3人の息ぴったり!!
    3人の女優さんの息がぴったり。
    会話のテンポがよく深刻な話題をコミカルに描いていて最初から最後まで飽きずに観られました。

    この息の合ってる演技は長年一緒にやってきたからなんだと思います。

    ネタバレBOX

    人の死をテーマにしてみんなその死を抱えているのに思わず笑ってしまうコミカルなやりとり。
    鈴木さんの演出は「ゼブラ」の作品のときに初めて観たけれど、日常の人たちの何気ないやりとりのなかにコミカルなテンポと人の温かみが感じられて好き。

    女性陣の女子高生みたいなキャーキャー感とそれをしっかりサポートしている男時陣がよい。
  • 満足度★★★★★

    彼女たちの年齢になると思うこと
    人間の弱さ、悲しさ、友人の大切さを教えてくれる作品です。

    ネタバレBOX

    「なんで私の好きな人は死んでいくんだろう。」、56歳の役、岡本麗さんの台詞に涙しました。

    「ネガティブな発想は気分から、ポジティブな発想は意志から生まれる。」、どこかで聞いたことのあるような気もしましたが、訪問販売員役の加納幸和さんのこの台詞にも心打たれました。

    エネルギー消費量を考えると、人間はネガティブになりがちなことが良く分かります。

    そして、そこに付け入る人がいることにも納得です。ま、生き甲斐が無く、覇気が無いように見えたからだとは思いますが、なんで八百屋の親父に夜中の12時までに死ぬなんて言われなきゃいけないのか!!

    12時を迎えるにあたり、やっぱり身構えていた主人公役の松金よね子さん、分かっていても気にする弱さが人間にはあります。八百屋の親父、最低です。

    そもそも占い好きの風潮そのものが大嫌いな私です。占いを放送しておいて、オセロ中島問題を取り上げているテレビ、いい占いと悪い占いがあるようなことをテレビが言ったときには私はのけ反りました。

    八百屋の親父は登場しないので、彼を叫弾するシーンの無い大人なお芝居でしたが、一発ガツーンとやってやりたいものです。

    ところで、登場人物はいい人ばかりでした。訪問販売員なんか一癖も二癖もあって良いと思いましたが、自殺を考えたこともある心優しい人なんて、ちょっと出来過ぎです。
  • 満足度★★★★★

    愛しい姉たち 愛しい男たち
    鈴木聡氏の作品が大好き。
    登場人物たちを、親しい人のようにハラハラと見守り、幸せになってほしいと願う楽しさ。
    文句なしのおすすめです!

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