「夏への扉」 公演情報 「夏への扉」」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 5.0
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  • 満足度★★★★★

    無題8
    取り急ぎご報告。実は、2日前までどうしようか悩んでいました。説明文を読んで行かない理由は、ひとつもありませんが…遠い。でも、横浜は学生時代よく途中下車した街。「観たい!」にコメントをいただきました(こきんさん、ありがとうございました。コメントがなかったら行かなかったかも)。で、本日、観劇。舞台上、正面に向けて置いてあるLPは、「Meet The Beatles」のようにみえます(もしかして Withのほう?)。私が一番最初に買ったLPです。すみません続きは帰宅後に。

    ◆続きです。
    実は、本家「夏への扉(福島訳)」はあまり好きな作品ではないのです。ハインラインでは「宇宙の戦士」が一番好き。あとはやたらと長いので読了するのが難しい。「異星の客」は3回くらい挑戦しましたが半分もいきません。ですので本作品には違った味わいがありそうなので横浜までやってきました。関内周辺には案内図が何か所もあり、歩道には緑、建物のたたずまいにも港町らしさを感じます。関内ホールは駅からすぐ。開場し、一番前に座ります。すぐ目の前は舞台ですが、緞帳が下りています。7-8分おしてお芝居は始まりました。舞台は喫茶店。下手からテーブルと椅子、入口、カウンターそして、いくつもの「夏への扉」。副題の「Here,There and Everywhere」がわかる方、「香り」でタイムスリップすることがわかる方、いらっしゃいますか?わかる方にはお勧めのお話です。

    ネタバレBOX

    カウンターに立てかけられたLP「Let It Be」「Thriller」「Like a Virgin」。これが66年になると「Beatles For Sale」「The Beatles' Second Album」「A Collection Of Beatles Oldies」に衣替え(実は裏返します)。電話も「黒電話」になります。このように「90年」とちょうどビートルズ来日中の「66年」とを行き来しながら主人公の明日香は「夏への扉」をみつけるのでした。ラベンダーではなく香のかおりでタイムスリップ、本人は「別人」として周囲には認識されるというSF史上もっとも驚くべき設定。これで本人が過去に戻って自分自身に出会うリスクを回避。もっともタイムスリップしたのは明日香が生まれる前の頃。叔父、両親、ビートルズに熱狂する女の子、憤慨する先生たち。なんといってもこの喫茶店、ヒルトン・ホテル(キャピタル東急ホテル)まで50秒のところにあるんですから。明日香役の川地さん、お母さんの役桑野さんをはじめみなさんの演技も素敵でした。随所にながれるビートルズナンバー。はじめとおわりには、ジョンの曲がかかります。1980.12.8、私はFENを聴いていました。英語がわかるわけではありませんがジョンが撃たれた、と言っているのは理解できました。それからずっとビートルズとジョンの曲が流れていたのはいうまでもありません。

    YOUTUBEに動画(稽古風景)がありますね。
    おっと、忘れるとこでした。1990.3.3、ポールのライヴにいきましたよ。

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