嫁をオークション 公演情報 嫁をオークション」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 1.2
1-6件 / 6件中
  • 旗揚げ公演
    コミカルな感じを持ち味にしているらしい。
    しかし、残念ながら、笑いのポイントがほとんど外れてしまったようだ。

    ネタバレBOX

    何が悪いのだろうと考えながら観たのだが、やはり台詞などのタイミングに尽きる気がする。
    また、出演者のほとんどが前へ前への意欲が強すぎるのではないだろうか。
    もちろんそういう意欲は大切であるが、シーンによっては、引く、という演技も必要であり、そのために演出が機能しなくてはならない。
    「これ面白いでしょ?」という気持ちだけが前面に出すぎていて、逆に冷めてしまうシーンが一番痛い。特に最初のシーンはそうだった。
    役者のキャラとしていい感じの人もいたので、そのあたりが残念ではある。


    もちろん戯曲自体の問題もあるだろう。
    また、中途半端にいろいろエピソード入れるのはあまりよくないし。

    東京から大学出て帰ってきた男が、ひょっとしたらキーマンになるのではないかと思っていたら、そうでもなく、彼の目から見た故郷の姿だったり、あるいは冷めた目で見ていた彼が故郷にすっかり馴染んでいる、というストーリーだすればまた雰囲気も変わったのではないかと思う。

    旗揚げ公演だし、今回の出来&結果を劇団がどうとらえるかによって、これから面白い劇団が出てくるかどうかが決まってくるだろう。
    それには、仲間内の笑いや仲間内からの「よかったよ」の声は、単純に鵜呑みにしないことではないだろうか。
  • らしさ
    すでにコメントを寄せていらっしゃる方と同じ感想です。お芝居が始まってセリフを言う前、すでにその役柄になりきっていることが肝要だと思います。お話の展開に従って別の面がでてくることはあるにしても、最後まで「役を演じています(力みすぎ)」という雰囲気がまとわりついています。なので、終わった後、挨拶をしているときの役者さんの表情、これが当日一番よい表情でした。試行錯誤あっていいと思います。でも、チケットを手に座席に座ったときからお客さんは劇団(役者さん/スタッフ/演出家)がこの日のために用意した時間/空間に迷い込んでいるのです。ちょっとお尻がいたい、のどが渇いたなんていうことを忘れてしまうくらい惹きつけるものがあるべきです。繰り広げられるエピソードに「らしさ」がないので、面白さが積み上がってきません。舞台と座席との一体感に欠けていて、仲間内だけで閉じててしまっているように思えます。終演後、まだお客さんがたくさんいるのに役者が真っ先に客席の関係者と話し込むのもいただけません。繰り返すネタはこれでいいのか、感情表現はこれでいいのか、それ以前に「お話」としてどうなのか。あと、気になったのは、ネットオークションで具体的な企業名/サービス名を連呼していましたが、そうする必要はありましたか?

  • 満足度

    観てきた
    チケプレで観させていただきました。
    ネタばれで。

    <2011/5/17追記>
    後半回を観た方の評価もだいたい同じようなもののようですね。
    心底チケプレで良かったと思いますがお金を払って観られた方はご愁傷様。
    公演をうつのはもちろん勝手なのですが、レベルと値段設定があまりにも解離しているように思います。

    ネタバレBOX

    初日だったからなのか?笑わせようという意図はわかりましたがどの場面もテンポが悪いため笑えなかった。下品なセリフをしつこく叫ばせるというのもハマれば笑いもおきるのでしょうが残念ながらマイナス。舞台の品格を下げているだけだった。

    設定が設定なので方言を使うのは仕方ないがそれを使ってとくに笑いがとれるわけでもなく、結果的には聞き取りづらいだけでイライラしてしまった。

    あと、中途半端なやりとりが同時に散発する場面がチラホラあり、舞台としてのまとまり感、みたいなものを削ぐ一因となっていた気がする。演出でもう少しなんとかならなかったのでしょうか?

    設定は確かに興味深い。嫁をオークションで探すなんて現代社会でありそうでない、なさそうででも似たようなことはあるんじゃないかって思う。役者の力量、演出次第では良い芝居に化ける可能性もあるのでは。

    レベルから言えば値段設定も高いような気がしますが、旗揚げ公演の初日なので評価は保留。千秋楽にむけてレベルアップに期待します。

    なお失礼かもしれませんが本気で高いレベルを目指すのであれば身内、関係者の評価は無視した方がよいでしょう。非関係者の辛口コメントにこそ耳を傾けてください。
  • 満足度★★

    なんともうまくいかない。
    演出のこーしたいんだろうなぁ的意図はなんとなく伝わってきたし(ひょっとしたら違うかもだけれど)、作り方によっては面白くなる予感はあるのだけれど「笑わせなくちゃ成立しない(寒い辛い)シーンが多々散りばめられているけれど笑えない笑わない」細かなことで負の方向にひっぱられている、不穏な空気でした。
    個人的にはナンセンスならナンセンスでとことん行ってほしい。ナンセンスではなく、コメディや成立している舞台目指すならいろいろ難しそう、と感じた。

    ネタバレBOX

    純粋を通り超しお馬鹿な村人たちが1人の女性を「みんなの嫁」と呼び、妊娠した腹をさすりながら「誰の子かわからない」とあっけらかんと言えるあの空間を成立させるくらい救えない村人たちのストーリーがあの瞬間救われることのないことに対しての潔さを感じプチ衝撃を受けました。(良い意味で)
  • 満足度

    楽しみにしていただけに・・・
    本当にがっかりしました。
    「嫁をオークション」というタイトルにはインパクトがあり、面白そうだと期待したんですが。
    旗揚げ公演ということで、しょうがない側面があるとはいえ・・・。
    他のレビューの皆さんと同意見ですね。


  • 満足度

    う~ん・・・・
    脚本‣衣装・発声等々、申し訳ないけど舞台をなめてる、もっと展開があるかと思って最後まで我慢して観たけど、全くといっていいほど内容がない、下品。例えばリンゴ農園の実態を掘り下げるとか、農村の嫁問題を問うとか・・・最後にカラオケ?韓国人?売春婦?バラバラです。もっと舞台と真剣に取り組んで。

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