準決勝 公演情報 準決勝」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.1
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  • 何回目だろう。
    あひるなんちゃらを観るのは何回目だろう。もしくは何匹目と数えるのか? いや、数え方とかホントどうでもいいや。あひるにはいつも感想らしい感想を持たない。いい意味で、初めから感想を持つ気がないままに席に着く。観劇というよりは近所の寄席にでも行く感覚なんだろうか。ウチの近所で寄席なんかやってないし、そもそも行った事ないけど。
    いい大人がみんなふざけてて、すごくいい。日本がみんなこうなったらすごく平和だ。争いそうになったらじゃんけんで解決すればいい。きっと国力は滅茶苦茶下がるけど、平和だ。

  • 満足度★★★★★

     
    かんげーき

  • 満足度★★★★

    あはは
    黒岩三佳さんは、あいかわらず綺麗なのにへんちくりんで楽しい。

  • 満足度★★★

    なんちゃらー
    黒岩三佳さんの縦横無尽ぶりはナンセンス大賞に値する。

  • 力の抜けた
    脱力系。
    見ごたえはあるが、ややパワー不足?

  • 満足度★★★★

    おもしろかった!
    周りを振り回す困ったちゃんなんだけど、憎めない主人公。
    登場シーンから引き込まれる。
    みんないい感じにゆるくておもしろかった。
    金沢さんのかわいさアピールは可愛すぎるよ。

    ネタバレBOX

    草サッカーの試合で友達にトロフィーをあげたい→準決勝の前に会場から盗む(!)→が、トロフィーがないと決勝戦開催の危機→盗んだトロフィーは友達にあげるから返せないので、新しいトロフィーを手に入れるべく奮闘・・・。

    監督とか審判とかトロフィーの会社の人たちとか、みんなおかしくて面白い。
    「板橋スラム街疑惑」が笑えてしょうがなかった。なぜ板橋?

  • 満足度★★★★

    台詞回しや会話の間合いが武器?
    始まってすぐに台詞回しや会話の間合いによってその世界に引きずり込まれる。一見意外なキャストさえその語調からすっかり溶け込んでいるのもまたスゴい。
    また、主題歌・挿入歌のクオリティも高くてステキ。M0なんて「準決勝」「あひるなんちゃら」という歌詞で初めてオリジナル曲だと気付いたくらいで…。
    なお、途中の長めの沈黙にJ.ケージの「4分33秒」を連想したりもして(笑)。

  • 満足度★★★★

    脱力系の笑い
    あひるなんちゃらを観るのは二度目だが、一種独特の雰囲気の芝居だなと思う。

    コントともコメディーとも違う面白さがある。

    登場人物は全員大真面目なのだが、言動がそれぞれおかしな人が出てきて笑いを誘う。

    受け付けない人もいるかもしれないが、こういう脱力系の笑いが私はけっこう好きだ。

    NHKの「サラリーマンNEO」の笑いとも共通するものを感じ、日頃、演劇になじみがない人にはむしろ受け入れやすいかもしれない。

    受付で「チケットは特にありません」と言われ、これまた拍子抜けした。別になくてもかまわないが。

    ネタバレBOX

    まだ優勝もしていない段階で「応援チームにトロフィーを渡してやりたい」と言い出すクボ(黒岩三佳)を中心に話が進む。

    しかも、単に渡すだけではなく、そのトロフィーは歴代の優勝チームの歴史が刻まれたものでないと意味がないと言う。

    何とも矛盾した主張で、周囲が何を言ってもクボは聞き入れない。

    クボは審判(三瓶大介)の頭を殴ってトロフィーを盗んできてしまい、トロフィーがないと大会が中止になるというので、もうひとつ同じトロフィーを注文して大会事務局に偽物のほうを返そうと言うのだから頑固だ。

    場面としては、控室のやりとりが私の好みで面白かった。

    次のトロフィーを扱う会社の事務所の場面も、どこか抜けている社長(永山智啓)とマイペースな女事務員ミト(墨井鯨子)、ミトの上司のカワカミ(松木美路子)の三者かみ合わない会話も面白い。

    松木は風琴工房を離れてからは初めて観たが、いつもシリアスな役だったので新鮮だった。

    今回も笑わない真面目な役なのだが、だからこそ墨井とのやりとりが可笑しい。

    フリーになってから新境地を開拓するかもしれない。

    トロフィー職人のセンゴク(篠本美帆)がいい味を出している。

    弟子のイワイ(関村俊介)の退職理由が「子猫の世話」とは、昨今、どこの劇団もなぜか「猫」のネタが多くて不思議だ。

    場面転換中に「男と女の準決勝」なるデュエット歌謡曲が流れ、この間、俳優が「ただいま、場面転換中です。」の横断幕を掲げて立っているが、池田ヒロユキのとき、あきらめたような無表情さにふき出した。


  • 満足度★★★★

    徹底したゆるーい感じ
    値段といい、会場の椅子の配置といい、アンケートといい、客入りの音楽といい、パンフレットといい、とてもゆるーい感じで会場に入って一息つく頃には「来てよかったなー」と思い始めました。
    もちろん劇の内容もゆるゆるで面白かったです。というか役者さん達やってて楽しいだろうなあって感じでした。個人的には審判の役と社長の役が好きでした。いい息抜きになった感じです。

    誰かに勧めようと思ったら僕が見に行ったのが最後だったみたいです。
    感想までゆるくなってすいません 汗

  • 満足度★★★★

    気軽な内容・時間・値段。ミト理論について
    気軽に観られる内容でした。70分・2000円という時間と値段も気楽に観られる要素ですね。

    役者の皆さんも良かったですね。今回は黒岩さんと墨井さんが特に気になりました。


    ネタバレBOX

    この脚本は、虚と実、正義と悪など相対するものが重なり合って存在することにより何かが生まれることを量子力学的に説明した理論(ミト理論)に基づいて構成されている。

    具体的には、優勝トロフィーを盗んできて何があっても返さない悪い人と、それは良くない・返しなさいと指摘する普通の人が重なり合ってメインのストーリーが展開していく。
    その中で「何年ぶりに再会したか」や「盗まれたトロフィーを探しに来る」など、無意識のうちに同じことを3回繰り返す状態と、その繰り返しに呆れる状態が重なり合うことによって笑いが引き起こされる。
    また草サッカー選手の常識的な状態と、監督の無知で非常識な状態の重なりにおいては違和感から可笑しさがこみ上げてくる。
    ミト理論を巧みに応用し、机上の空論とせず舞台で実現したことは大いに評価できる。

    このミト理論は一般には知られていない(wikiには登録されていない)が、脚本家関村氏の思想や作風には大きな影響を与えていると言えよう。この作品から観て取ることが出来るし、チラシの裏の本人のメッセージからも読み取ることが出来る。






    (冗談です。観劇された方向けの内容です。)

  • 満足度★★★★

    負けてもいい戦い
    ふわふわした空気がここちよい舞台だった。

    主演の黒岩三佳のしゃべりと間と表情が特徴的でうまいなと思った。奇天烈な思考もあいまって、愛すべき良キャラに仕上がっていた。金沢涼恵も面白いキャラを魅力たっぷりに演じていて良い感じ。
    女優陣が舞台の空気を作り上げたってくらいに感じた良作品。

    キャッチコピー?「別に負けてもいい戦いが、ここにある」が、ダサかっこよく、舞台をゆるめに表現していると思った。

    ネタバレBOX

    草サッカーの優勝トロフィーを窃盗したクボが、トロフィーがないと大会が準決勝で終わっちゃうので、トロフィー職人の弟子になり、トロフィーを作成するに至る‥。ストーリーは相変わらず?明確な何かがあるわけでないような感じ。けども、そこに、独特の味わいある笑いが加わり面白い舞台が70分堪能できた。

    クロサワ(金沢)のエセ監督キャラはツボだった。あれでよく準決勝勝てたなと。
  • 満足度★★★

    アンケートに感動。
    駅前劇場って後ろの席は見づらいですね…作品的にももうちょっと舞台に近い所で見たかったなあっていう印象。サッカー場の控室のシーンが1番好みでした。あと、あのアンケート用紙は凄いですね!感動。

  • 満足度★★★★★

    いろいろと円熟
    センスの塊のようなお芝居で、
    いちいち嵌ってしまいました。

    作り手も、
    演じても、
    とても熟している印象をもちました。

    ネタバレBOX

    いろんな方がかかれているように
    物語の設定にしても
    シーンごとの仕掛けにしても
    物語の展開にしても
    観る側の予想を半歩上回るずれや踏み出しや外し方があって。

    半歩だから見るほうも許容してしまうのですが、
    それが次第に積もって
    もう抜けられなくなってしまう。

    個々のキャラクターに掛けられたバイアスのようなものにしても
    狂言回しの黒岩さんの貫き方にしても、
    ぶれがなくぶれていて、
    観る側を閉じ込めてしまう力になっていて。

    なにか、凄みすら感じたことでした。
  • 満足度★★★★★

    この雰囲気がたまらない
    あひるなんちゃらはいいですね
    間の取り方とセリフと役者の演技が、もうつぼですね。

    本当に楽しい芝居を気楽にしかも安価で見せてくれ最高です。

  • 満足度★★★★★

    ああ幸せ。
    関村俊介の描く独特のゆるい世界観に会場は始まった瞬間から笑の渦。面白いなあ。楽しいなあ。いつまでもいつまでもこの 世界に浸っていたい。世の中の嫌なことをすべて忘れさせてくれる。そんな芝居だ。

    登場してくる役者は皆名優。その名優が真剣にぼけて、真剣にゆるい演技をしている。それがすごい。

    今の時代にこんなまったりとした気分を味わえる場所は少ない。あひるなんちゃら、今こそ必要な劇団だ。

  • 満足度★★★★

    2000円
    黒岩三佳と金沢涼恵のこまったちゃんぶりがとてもいい。
    萌えという言葉を使いたくないけど、すずさんに萌える(笑)
    贅沢な役者の使い方をしているので、もっと観たい感は残る。
    あの主題歌好きだなぁ。
    駅前で2000円は価格破壊やで。

    ネタバレBOX

    今回の私的爆笑ポイントは、堀靖明の「盗んだほう返せよ!」3連発。

  • 満足度★★★

    コメディー!
    安定して、ズレタ、コメディなのがいい。
    こういうのは、誰にでも受け入れられやすいし(傷つく人がいない)、すごく普遍的だと思う。
    自覚的に面白いからいいなあ。
    黒岩三佳さんのコメディエンヌぶりがいい。

  • 満足度★★★★

    松木さん
    ここ初出演のひとに注目するのだが、はまってますなぁ

  • 満足度★★★★

    解毒作用あり
    いつものゆる~い感じに軽い笑いが連発。
    計算しつくした脚本を力のある役者陣が演じる緩さ。
    何も考えずに笑ってたら、肩の力も抜けてスッキリ。

  • 満足度★★★★★

    やっぱり、なんちゃら〜
    この困ったちゃんぶりを観て、いらつく人もいるかもしれない。
    「こんな人、リアルじゃない」とか「リアルじゃないと喜劇は成立しない」とか言う人もいると思うけれど、そういう人にはそう言わせておけばいい。
    というか、できたらちょっとだけ黙っていてほしい。

    やっぱ、面白いや、あひるなんちゃら〜!
    低体温コメディって言っちゃう。

    ネタバレBOX

    あと3時間ぐらいで、草サッカーの準決勝戦が行われるらしい。
    で、友だちたちが応援に行こうとするのだけれども、「みんなが欲しがっているのならば」と親切心のようなもので、優秀トロフィーを盗んできてしまう人がいた。
    で、みんなちょっと弱ったことになったな、となっての低体温コメディ。

    訳分からん、なことを真顔で行う人が次々と溢れ出してしまうのが、あひるなんちゃらなんだけど、今回は、本当に困ったな、な人は、クボだけだ。基本が相当間違っていて、困ってしまうことを引き起こす。
    もちろんほかにも困った人は出てくるのだが、人に迷惑をかけるわけじゃなし。

    あひるなんちゃらの面白さは、ボケ的な人とツッコミ的な人の役割が固定されていないことだ。
    両方こなせて、どちらをやらせてもうまいというところが、そういう役回り(特にボケ)を固定的にしているコメディ劇団と違う。
    そういう劇団に多いのは、お決まりのボケとか、よくある体型とか顔かたちとかをいじる系のアレである。

    あひるなんちゃらにはそれがないから、「これは脚本がいいんだろう」とか「演出もいいのかもしれない」とか「いやいや、役者もいいんだよ」なんてことが成り立ってくる。みんながそう思っているかどうかは別にして、私はそう思うのだ。
    一応言わせてもらえれば、実際、と言うか、たぷんそうであって、外部での客演とかもあったりするのだよ。

    そう言う、うまい人たちがやるんだから、面白くないわけがない。
    と、言い切れるほど、世の中は甘くないが、ここで世の中がどうこう、ということは関係ないので、横に置くとして、つまり、面白いんだ、それでいいじゃないか、ということなんだ。

    今回は、いつものペースで始まって、暗転に今回の公演用のオリジナルソングを流してたりするところが、少しだけ新しい感じ。
    やたら人が出過ぎて、みんなが訳わかんないこと言い出して、にならないし、前に駅前を使ったときのように、舞台が広すぎて、「あれれ?」ということならないように、学習をしたようで、それらは見事に克服していたし、いい感じだ。

    これならば、次回は高低差のある舞台セットを組んで、チャレンジしてほしいと思ったほどだ。…前にあったな、ちょっとそういう感じのフェリーやつで。でも、高低差のあるやつお願いしたい。

    クボを演じた黒岩三佳さんは、さすがの困ったちゃんだったし、サッカー関係の3人(池田ヒロユキさん・堀靖明さん・金沢涼恵さん)のコンビネーションがよかった。クロサワ監督を演じた金沢涼恵さんの困ったちゃんぶりもたまらない。ヨダ(根津茂尚さん)が最後に登場するときの衣装は、もうちょっとだけ、女子っぽいほうがよかったかな。

    低体温コメディって勝手に名付けたのだけれども、結構、大笑いしてしまった。
    大笑いしてしまって、ちよっとスンマセンな感じは何だろう…。

    DMの封筒持って行ったら、バッジを1つくれた。魚の絵が描いてあって、この公演との関係は不明だが、喜んで受け取った。

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