オバケなスパイ 公演情報 オバケなスパイ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-3件 / 3件中
  • 満足度★★★★★

    観終わった後、笑顔になれる素敵な作品
    この舞台を観て、唯一残念に思っていることは、
    もっと早くこのサイトに感想を載せればよかった!ということです。


    「オバケなスパイ」は、
    ワクワクして、たくさん笑って、そして心があったかくなる、
    そんな作品です。

    家族のきずな、
    仲間とのきずな、
    人を信じることの大切さ、
    あきらめない気持ち、
    夢を守ること、
    人の優しさと強さ、
    自分と向き合うことの大切さ、

    ほかにも、いろんなことを感じることのできる作品だと思います。
    もちろん、感じ方は人それぞれ。好みもそれぞれ。

    登場人物の一人一人がとても個性豊かで、作り手の愛情を感じました。

    思い切り吹き出すくらいおもしろい場面があるかと思えば、
    ちょっと心にじ~んとくる素敵な台詞もたくさんあり、
    歌やダンスの場面では思わず聴きほれ、見とれてしまい、時には一緒に歌いたくなる楽しさ!
    最後は心が温かく、自然と笑顔になっている自分に気づき……

    そうそう、開演前の会場の演出も、なかなか素敵で、
    これを観たいために、早めに会場に行ったくらいです。

    細かいところまで、
    観に来る人をとことん楽しませよう!という意気込みを感じました。
    舞台からは、彼らの一生懸命さが、気持ちいいくらいストレートに伝わってきました。

    素敵な舞台でした!

    ネタバレBOX

    (ネタばれというほどでもありませんが、ちょっとだけあらすじを……)

    町のはずれに昔から建つお化け屋敷。
    夜になると、その建物は「スナック ゴースト」に変身。

    地元に愛されるそのお化け屋敷も、すぐ近くにできた最新のレジャーランドのせいで、
    経営はあまり芳しくない日が続く。
    二人いたバイトは、就職が決まり、出て行ったばかり。


    そこにある日やって来る一人の男性。
    その名は「イタクラ ミツタカ」、元 劇団員である。ちょっとした行き違いから仕事をクビになり、
    アルバイトを探していたところに、レジャーランドの社長・山下から声がかかる。


    イタクラが依頼された仕事はなんと、スパイ。
    あのお化け屋敷にアルバイトとして潜入し、従業員たちの信頼を得、
    権利書を探し出して手に入れる、というものだった。
    社長はかなりの現金をイタクラに渡す。


    社長・山下は、なんとかしてこの古びたお化け屋敷を、自分のレジャーランドに取り込みたいと考えていた。
    そこで求人募集に応募してきたイタクラを選び、送り込もうとしたのだった。


    子供のころ、母親に連れられて一度だけ来た思い出のある、懐かしいこのお化け屋敷。
    イタクラは、気が進まないながらも、実家にいる生活の苦しい母親のことを思い、仕事を引き受ける。


    ところが、このお化け屋敷とイタクラとの間には、彼自身も知らない秘密があった。

    しかも、それを知っているのがほかでもない、社長・山下なのだ。


    イタクラは、お化け屋敷のアルバイトとして働き始め、ちょっと変わった、でも気のいい仲間たちと打ち解け、良い関係を築いていく。
    まるで家族のような温かさを感じ、彼らと時間を共にするにつれ、スパイとして働くことに少しずつ良心が痛んでくるイタクラだった。



    そして、あるとんでもない事件が起こる……


    お化け屋敷は、いったいどうなるのか?


    社長・山下のほんとうのねらいとは……?




  • 満足度★★★★

    熱演でとてもいい感じ
    コメディ・ミュージカルとのことだが、コメディについてはもう一歩、二歩。
    しかし、歌もダンスも、レベルの差はあるものの、熱演。尻上がり的に良くなっていき、ミュージカルらしい盛り上がりもあった。
    こういう若い劇団の舞台観るのはとっても楽しい。

    ネタバレBOX

    全体的な印象としては、次の点についてよく考えられていると思った。
    1.観客の入場を少人数ずつにして、舞台(つまりこの演劇の設定である「オバケ屋敷」)を通し、客席に入れる、というもの。
    2.歌がうまい者、ダンスがうまい者(あるいは、それぞれに自信のある者と言っていいかもしれない)を、それぞれのシーンに中心に配して、印象をよくする。
    3.ストレートプレイのうまい者を客演で呼んで、物語の中心に据えることで、全体を締める。
    このような戦略が考えられ、実行されていたと思う。

    それぞれについて見て行くと、まず、「観客を舞台から通して客席に入れる」というのは、舞台の上=オバケ屋敷だったはずなので、入口に、本当の受付とは別の受付を設けて、役者が案内するというところまではよかったのだが、オバケ屋敷感に乏しいのが残念だった。どの観客も舞台の上よりも、自分が舞台の上にいることに気を取られ、客席のほうばかりを見ていたからだ。
    ここは、簡単でもいいので、客席を見せない目隠しのような衝立でも立てて、学園祭のオバケ屋敷ぐらいの雰囲気を出すべきだったと思う。観客は「ああ、オバケ屋敷なんだ」と改めて思うぐらいでよいのだ。

    次の「歌やダンスのうまい者が軸になる」というものは、ソロパートなどや中心となる役者が中央にいることでアピールできていたとは思うのだが、例えば、ダンスがうまい者と、そうではない者が同じ振り付けでなくてもいいのではないかと思うのだ。中心となる役者を引き立てるようなダンスなどでよかったように思う。もちろんそうしたシーンも用意されていたのだが、舞台のサイズ的にも、全員が踊るとやや窮屈に見えてしまっていた。
    また、それぞれの曲の中でキメとなる動作ごとに、要所要所で全員が、ピシッとキマルだけで全体が締まって見えたのではないだろうか。

    さらに、「芝居の軸となる役者を客演で入れる」については、歌はあまり…だったが(1カ所のみに起用したのはいい判断だったと思う)、主人公に据えただけの意味は十分にあったと思う。だた、もっと能力を発揮できるような展開になれば言うことなしだった。他の役者たちは、自分の台詞のないときの立ち姿がイマイチの者がいて、大人数で舞台上にあるシーンが多いだけに少々気になってしまった。

    それぞれの企ての意図はわかるのだか、もう一歩のところで不発になっていたように思える。

    また、コメディとしているのだが、さほど笑えるところはなく、「すべり笑い」のようなシーンを入れていたが、あれは笑いがあって始めて意味があるので、やらないほうがよいと思う。
    ベタでいいので、90分モノならば、せめて3、4回でいいので、確実に笑いを取りに行く姿勢がほしいと思う。

    と、上から目線でいろいろ書いてきたが、「これはいいな」と思うシーンもあった。それは、ミュージカルのお約束のような、対立している2つのテーマがそれぞれの楽曲(テーマ)で合唱していくというものだ。今回は、2つの軸(オバケ屋敷側、それを取り込もうとする遊園地側)だけでなく、間に挟まれた主人公のパートまでうまく入れ込んでいて、ここだけでも観たかいがあったと感じた。

    舞台の内容とは関係ないのだが、受付の丁寧さも好印象だ。劇場を後にするときに、階段の降り際、振り返ると階段の隙間から丁度受付が見えるのだが、それに気がついた受付スタッフが、頭を下げてくれた。観に来てくれた友人たちとだけ話すのでなく、ほかの観客にも気を配る、こんなちょっとしたことだけでも、観客はいい気持ちになるのだ。

    全体的に、もう少し垢抜けて、洗練されていけば、きっと面白い劇団になっていくのではないかと思う。それには、1人でも多くの観客に観てもらい、ボコボコにされたり、踏みつけられたり、あるいは持ち上げられたり、社交辞令を言われたり、本当に褒められたりしながら、鍛えていくしかないだろうと思う。ミュージカルをやっていくのにはいろいろ障害も多いだろうが、期待したい。
    星は、盛り上がった歌のシーンと期待を込めての数である。

    ちなみに、相鉄本多劇場は、始めて行ったけど、てっきり下北の本多劇場クラスのキャパかと思っていたら、100人クラスの小劇場だった。しかし、舞台の広さとか観客席の段差とかトイレの場所とか、使い勝手は良さそう。作り付け(?)の椅子には、座布団は必要不可欠ではあるが。
  • 満足度★★★

    杮落とし観劇です
    震災の影響による自粛ムード蔓延でしょうか?
    15席ほどの座布団席で、観客もほぼ同数でした。
    入場ルートは舞台上を通っての着席でした。
    なかなか面白いトコ通らせますねー。
    舞台は昼と夜でスナックとお化け屋敷を交互にやってる、
    「ゴースト」という店にアルバイトの男女が入るところからスタート!
    店の近くまで進出してきた大型レジャー施設の圧迫ありながらも、
    従業員一致団結して店を守る、
    という王道物語にモノローグやお化け屋敷のショーでのダンスに歌と。
    アクションの入ったミュージカルでした。
    雑みは感じたが熱量はあった90分でした。

    ネタバレBOX

    開場が30分前かなーと行ったら、20分前からの入場でした。
    メインのドラキュラ役のイケメン俳優さんが棺の中に入っていて、
    舞台通って席に着く観客を驚かせる為の演出に時間かかったのかな?
    基本は素舞台で、様様な小道具などを時々に配しての状況変化・
    としていました。(同じ劇場での昼の違う公演もやってるので、その為かな)
    受け付けの方々は黒服統一で、なかなかピッシっとしてましたが、
    舞台セットの(えーっと右側は下手だったっけ)黒いドアは持ち手が無く、
    穴が開いてるだけなので、開ける前に指が見えてしまい。
    急にドアが開いて、驚かせるという手法には向いていない。
    一考が必要と思われました。
    さて物語りは就職難で、片っ端から履歴書送ってた主人公が。
    怪しい会社に誘われて、
    「ゴースト」にスパイとして入り込むところから始まります。
    暖かい人間関係の中で良心の呵責に耐えてスパイを続けますが、
    結局「ゴースト」の人達を助けます。
    主人公の父親が実は「ゴースト」の創立者で、
    地上げしようとしていたレジャーランドの社長(主人公をスパイにした張本人)
    この人も実は「ゴースト」の黄金時代に活躍した元仲間で、
    店を守ろうとするために、のっとり考えていましたという話でした。
    (うーむ古典ですねぇ)
    なので、なんとなくレトロ調の印象が抜けず雑みも感じていたのですが、
    ミュージカルですので、役者さんワイヤレスマイクつけての。
    生声で歌います・踊ります!
    メインのドラキュラさん=剣道部のクリハラ先輩さんカッコよくて、
    よく動くんですが、持ってるレイピアの刃の部分が黒っぽい上にマット加工
    してるみたいに見えて、舞台映えしないんですよー・・。
    もったいない。お化け屋敷の設定通りにブラックライト使ったとこもあり。
    蛍光塗料塗っとくとか、直刃のサーベル風にアルミの角棒で小道具作れば、
    光って目立って良かったのに(せめてアルミホイル巻くとかね)
    踊りは皆さんよく動くけど、利き足とかの動きは良いけど。
    そうでないほうの足などの動きは今ひとつに感じました。
    主人公に着せる熊男って着ぐるみってより、
    アニマル服でしたし(シューズは白で統一感無いしー・・)
    もちっと衣装も統一感出して欲しかった。
    劇中の「オドレンジャー」ショーは設定よかったけど、
    衣装が前述通りに今ひとつでしたし、ホントもったいない。
    食事のシーンなどもホントの食材食べてて、リアルにやってるのに。
    練の時間が足りなかったのが雑みの原因だったのかな?
    がんばれー!頂点はまだ先だぞって感じを受けました。

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