ヒールのブーツ 公演情報 ヒールのブーツ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.6
1-20件 / 28件中
  • 満足度★★★★

    青春ですな
    上野節を残しつつ、ウェットになり過ぎない演出が渋谷のギャラリーにマッチしていた。
    いつまでも観ていられる(観ていたい)芝居だった。
    屋外を頻繁に使うので窓寄りで観た方がいいのかもしれないが、実はそうでもないと思われる。

    ネタバレBOX

    渡邊安理の華は狭いギャラリーでは眩しい限り。
    対称的に地味な装いながらヒロインとして確かな輝きを放つ川村紗也。
    ふたりがぶつかり合う終盤のシーンは才能の相乗効果を感じた。
  • 満足度★★★

    観てきた!
    良かった!

  • 満足度★★

    残念!
    期待していただけに残念な内容だった。
    公演時間がとても長く感じました。
    正直合いませんでした。

    役者のテンションのみといった感じで観客置いてきぼり感が・・・。
    本公演に期待します。。

  • 満足度★★★

    感触の芝居
    とあるブティックを舞台にした群像劇。物語はいろいろあるが、基本はマコンドーらしい感触の舞台で、ロジックで説明できない/しない部分が含まれているのは、いつもの通り。この感触を楽しめるかどうかがポイントなんだろうなぁ。

  • 満足度★★★★

    センスがいい
    観客が室内にいて、ガラス越しに役者の演技を見るようなシーンがあるなど、魅せ方は創意に富んでいて面白い。

    物語自体は、ありがちな青春が素材ではあるけれど、それを役者が色濃く味付けしていて、見ごたえのある物語になっている。美男美女の集まりとは違って、土臭い素朴などこにでもいるような容姿の若者を濃くした感じの若い男たちが、良い味を出していた。

    ダサさを上手く演出して味付けしたところが一番の魅力。

  • 満足度★★★★

    とても好きです。
    劇団競泳水着の上野さんの脚本と、
    川村紗也さんが出演という事で、観に行きました。

    実は予約していたのですが、
    所用でキャンセルしてまして。。

    でも、評判がいいので、会社を定時に脱出して、
    会場へと向かいました。

    会場は普通のテナントでした。
    入るともう俳優さんが居ます。
    店長っぽい人と女性の店員さん。

    満席だったので、立ち見でした。

    物語は、一つのアパレルショップに集った人達の群像劇でした。

    とても、会話がリアルで、
    会場もアパレルショップということもあり、
    疑似体験しているかのような感覚。

    俳優さんが、お店の外に掃けても一般道路で、
    演技を続けている。
    それが凄いリアルなんですよね。

    あと、渡邊安理さんの体を張ったギャグに笑いました(笑)
    キャラメルボックスの芝居では、決して出ないであろう、
    台詞を喋ったりした渡邊安理さんに新しい顔を見ました。

    途中で、渡邊安理さんのアンリが、
    浮気を告白するシーンでの、
    カトウシンスケさんのカトウとのやり取りは、
    凄いリアル感があった。
    人って凄い事をさらりと言って、
    誤魔化すというか、そういう仕草がとても出ていた。

    川村紗也さんのアンとアンリの言い合いは印象に残った。
    アンの秘めた想いが爆発した瞬間。
    アンリが本当に大切なものに気が付いた瞬間。


    『ヒールのブーツ』に込められた想いは、
    凄いストレートで簡単な事なんだけど、
    実行するには、裸に(心が)なることで、
    凄い大変な事なんだと思った。

    「ヒールのブーツ」を脱いだアンと、
    「ヒールのブーツ」を履き続けるミユキ。
    どちらも最後に自分の意思で決めた事が、
    この物語の象徴なのかなと。

    店長役の成川知也さんの良き大人の店長ぶりが
    格好良く、彼の最後の再起を本気で願ってしまうくらい、
    感情移入出来た芝居でした。

    立ち見だったのをすっかり忘れましたよ(^_^;

  • 満足度★★★★

    前作同様に
    会場の使い方がいいですね。
    ただ、それぞれのエピソードに関連する描かれてない部分が多かったのが少し残念でした。
    でも、役者さんたちも好演でよかったです!!

  • 満足度★★★★

    身近に感じられてそれでいて劇的
    ブティック「JORDI TOKYO」を舞台にした物語、訪れた傷心気味の女子高生を癒す店長のオトナな優しさ・包容力や常連(というよりは溜り場的に使う?)客たちとの関係、そこに立つ波やちょっぴり淋しい結末など、身近に感じられてそれでいて劇的、みたいな?

    また、劇場ではなく展示スペース的な場所で通りに面した側が全面ガラス張りなのでそれを活かして外も演技スペースに使うほか「借景」的効果も上げ、さらにそこを通る(無関係な)通行人の反応までも見えて、そんなあたりにジョン・ケージの「4分33秒」の演劇版、的な印象も受ける。
    確かにソワレとマチネで大きく雰囲気が変わりそうだし、外の様子は毎回異なるもんね。

  • 満足度★★★

    話に乗りきれず
    自分の注意散漫ならぬ意識散漫が原因かも知れませんが、屋外に散りましたね。面白い演出だとは思いますが、自分にはあいませんでした。役者さんは寒い中大変だったと思います。

  • 満足度

    役者のテンションと物語の形骸化
    設定は面白く、会場も目新しく、

    役者の皆さんも力が入っており
    STAFFの方々も揃っていたのですが。。。

    結局は役者のテンション、
    気持ちばかりが全面に出てしまい、
    物語はご都合主義になってしまったのでは?

    物語が破綻しているのにがっかりした。

    役者も悪くないのだろうし(むしろ良かったとも思いますが)

    脚本も悪くはないのでしょうけど、

    正直合いませんでした。。。

    残念です。

    ネタバレBOX

    すべての出来事がブティックで起き

    ブーツが意味を持ってくる。。。

    ブーツの使い方もあまり良く無く
    バンドにしても
    女の子が友人の男と寝てしまったことを
    告白する所も
    お店が潰れる話にしても
    中途半端にリアルに演じているだけに
    ご都合主義に見えてしまいました。

    自由に演じすぎたから?

    上野さんだっただけに
    余計に残念でした。
  • 満足度★★★★

    この空間はたまりましぇん。。。
    芝居の内容は・・・ただただ甘酸っぱい。。。

    ボクも、この年齢の頃は・・・見た目はシャキっとしたつもりでも、中身は「おこちゃま」だったなー、と。

    男の子ってダメだね!笑

    それはそうと・・・

    この芝居が繰り広げられる空間が、なんともおもしろく・・・新鮮な感覚をおぼえたなー。

    ま、好き嫌いはあるでしょうが・・・ボクは好き!笑



    ネタバレBOX

    道路に面した「ガラス張りのスペース」で芝居が繰り広げられるんだけど・・・

    まさしくブティックなんだよね。。。洋服はそんなにないんだけど(笑)

    役者さん達は、道路をも「舞台」にして演じる。。。コレはなんとも不思議な感覚で、、、「おもしろいじゃん!」

    もちろん、一般の歩行者も視界に入るんだけど・・・場所柄、立ち止まる人もほとんどおらず(これが浅草や新世界なら大変なことになったであろう)、ボクは気にならなかった。

    ま、「ボクもブティックの関係者なんだ」って思い込ませてはいたんだけどさ!笑

    そう感じることができたのは・・・「アフタートーク」ならぬ「ビフォアトーク」のおかげなのかもしれない。。。

    開場から開演まで、ブティックの店員風の2人がず~っと雑談をしているのよ。。。ホント、雑談。

    「店長、沖縄に行ったことあるんすか?!」「あゆが結婚したこと今日始めて知りましたよっ!」みたいな。

    ボクは、この2人が会場であるJORDI TOKYO の従業員だと思って・・・店長と呼ばれてる男性に「カバン、預かってもらっていいですか?」って言っちゃったよ。。。

    で、預かってもらっちゃったよ。。。

    その男性・・・出演者の成川知也さんだったよ。。。

    スミマセン。。。m(__)m

    でも、そのおかげで、芝居の世界にす~っと入り込めました!!!

    それはそうと、追加公演があるほど好評とのことで、ボクももう一度観たいのですが・・・

    次は、道路から観てみたいっすね!

    ガラスに張り付くのはジャマなんで・・・観客の視界に入らない10メートルくらい離れたところで。。。

    さらに、不思議でキュートな「観劇」ができるとおもうんですが(笑)。

  • 満足度★★★★★

    良かったです
    チケプレに当選して行ってきましたが脚本、演出、そして役者さんの熱演に大満足でした。
    やっぱり上野さんの脚本は好きです。恋愛や友情など複数のエピソードを絡ませながらうまく集束させる力には感心させられます(ラストもなんか青春だなーって感じで良かったです)。劇団競泳水着ファンは観て損はないと思いますよ。
    会場の使い方も個人的には◎。ガラス張りなので中から外へはける役者さんの演技も楽しめて新鮮でした。それにこれだけの役者さんたちをこんな間近で観られるなんてすごい贅沢だと思います。

    ・・・追記・・・・
    自分は入って奥側の席だったので役者の出入りの際にそれほど寒くもなかったし、通行人の声もまったく気になりませんでした。逆に手前(窓側)の席に座る場合にはそういったことを覚悟された方がいいかもしれません。

    ネタバレBOX

    中盤~後半に訪れるある事件では川村さん、渡邊さんという2人の売れっ子女優がまさに「熱演」。修羅場特有の凍りつくような空気をしっかり表現されてました。しかしこのあたりは本番をある程度こなして初めて完成度が高まっていくような気がする。自分が観たのは3日目だったので十分でしたが初日とかはまだ固まってなかったのかも?!

    あとカトウさん、兼多さんのコンビ、いずれも初見でしたが掛け合いが絶妙で良かった。ああいう馬鹿ばっかりやってる男友達っているよなーとかほほえましく思いながら観てました。

  • 満足度★★★★

    その場所を描く、表現の卓越
    キャラクターたちの演技の強さには
    したたかに作りこまれデザインされたであろうバラツキがあって、
    それが外の景色をも取り込んだ空間にしっかりと生きる。

    時間が織り込まれたその場の質感が
    しなやかに伝わってきました。

    ネタバレBOX

    ソワレを拝見。

    客入れ時からすでに、その場というかお店のスタイリッシュな雰囲気が醸し出されていて。
    狂言回しの言葉で時間が動き
    そこに関わるキャラクターたちの
    様々なシーンが重ねられていきます。

    実は個々のキャラクターが後ろに抱えているものは
    ほとんど語られることはない。
    オーナーの過去も、訪れる客たちの出身や家族構成も
    恋人の姿さえそこにはない。
    その場にあることだけが
    伝えられていく。

    そうであっても
    個々のシーンを構成する役者たちのお芝居が
    その時間にしなやかな実存感を与えていくのです。

    客席と役者の立ち位置の距離だけで観ると、
    クオリティは十分なのですが
    それぞれの強さや色の濃淡にはばらつきがあって、
    役者の間に必ずしも調和があるわけではない。

    でも、窓の外の演技や景色に目が行き
    その場所を感じた瞬間に
    役者たちがいる空気の実存感に
    がっつりと包み込まれる。
    点描画を見るような感じ。
    役者間のお芝居の色調への違和感がすっと霧散し
    その場所と時間の
    色彩の豊かさとして観る側を惹きこんでいく・・・。

    その場所が感じられると
    今度はその場の質感で
    キャラクターたちのその場所での心情が
    さらなる立体感をもって浮かび上がってくるのです。

    ライトを消して作られる
    外からの光だけの一瞬もとても効果的。
    その場に日々が流れ
    舞台にもうひとつの軸が生まれる。
    いくつかの時間が行き来をする中で
    積もる時間が、それぞれに、しなやかに
    その場所のエピソードとしてはめ込まれる。

    終盤、
    狂言回しとしてエピソードを語り続けた女性の
    生きていく想いのリアリティに心を捉えられる。
    店の閉店の日に重ねられたキャラクターたちの手、
    どこか締まりのない結末に
    かえって失われるであろうその場所の存在が
    より深い記憶にすりかわって・・。

    自らのベクトルを貫き
    その場を作り上げた役者の秀逸に心を満たされて。
    そして、会場のみならず
    外の景色までをとりこんで
    その場所の物語を描き上げた
    作り手たちの手腕に
    改めて感心したことでした。

    ちなみに、この作品、
    お昼に観るとさらに鮮やかな印象がやってくる気がします。
    時間がなくてマチネが観れないことが
    とても残念に感じられたことでした。


  • 満足度★★

    気持ちが乗らない
    東京アシンメトリー舘の「」クローバー」という作品の舞台に似ていました。

    競泳水着のメンバーの川村さんと脚本が上野さんがからんでいたのでで観にいきました。確かに作風は競泳水着の雰囲気でしたが、どうも外の人通りが気になり集中できませんでした。

    作品は青春群像ものですが、前作の「そのとき橋には誰もいなかった」でも感じましたが、どうもこの劇団とは自分の感性とは合わないようです。

  • 満足度★★★★★

    女優はきれいですなぁ、しみじみ
    ハコの環境を生かしたところがいいです。

  • 満足度★★★★

    ありそうな物語
    まず会場に到着して、こんな場所でお芝居できるスペースあるのにビックリです。外から丸見えです(笑)
    物語は優しい物語(後半は若干そうではなかったですが)ながらも、ちょっとありそうだなと感じる物語でした。
    面白かったです。

    ネタバレBOX

    ただ、時間軸が少し掴み辛い箇所があったかな。
    また、ブティックが舞台のようでしたが、時間によってディスプレイが変わったり、もしくは小道具の展示衣装が少なかったので、ブティックらしさを感じるのが弱かったかな。お客さん役で日替わりゲストの役者がいても面白かったかも。
  • 1月17日(月)S
    なんだかいい話。
    汚れた自分を省みる。

  • 満足度★★★★

    そんな日常の
    川村紗也さん、可愛いなあ!!

    ネタバレBOX

    JORDI TOKYOが服飾の展示をするスペースということもあって、JORDI TOKYOという名のブティックで繰り広げられる日常を描いた話。

    高校時代の仲良し4人組の、トラブル、亀裂などを経ての新しい関係に乾杯。

    アンとアンリの修羅場、私の方からはアンの顔しか見えず、アンリが泣いていることは分かりませんでしたが、アンの方で良かったな!!ところで、トラブルの原因でもあるアンの彼氏について情報が全く無いので、浮気めいた話についてこちらでは判断ができません。

    ブティックで働く割には、ほとんどの人が同じスタイルだったのは残念でした。

    恐らくムカデの刺青か生まれつきの痣があって苦しんでいた女性がブーツを履くことで明るくなったのは分かります。しかし、アンがなぜ中学生のときブーツが履けなかったのかは謎でした。イジメが関係あったのならば分かります。

    しかし、カーッとなってブーツを脱ぎ捨てたときの、その心理の背景にあるブーツの存在意義は分かりませんでした。男だから分からないのでしょうか?

    それにしても、いつも綺麗な女優さんを集められるプロデュース力に感心させられました!!
  • 満足度★★★★★

    行く先
    新たに 始まる いろんなこと の 前では、

    いろいろあったっけ とか 想いが思い出されて 切なくなったり 
    でも 
    どこかへ行こうと 思える
    そんな 作品でした。

  • 満足度★★★

    とても映像的
    青春群像劇なので、とても映像的だと思いました。というか、映像向き。設定もオシャレだし、ショートムービーにしたらいいのにな。川村紗也さんは可愛い。感情移入したら、こんな私でもオトメ気分です(笑) 空間を使った演出は、私は好きです。

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