労働です 公演情報 労働です」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-13件 / 13件中
  • 満足度★★★★★

    楽しい2時間でした
    「東京アメリカ」がすごく面白かったのですが、23~24歳の若い演劇人が「労働」をテーマにして大丈夫なのかな? と期待半分不安半分で観にいきました。

    結果的には、観ていても楽しかったですし、なぜこのテーマにしたのかもなんとなくわかってすごく満足な観劇でした。

    評価は4ぐらいが妥当じゃないかとも思いますが、期待やファン心理的なもので+1しています。

    「東京アメリカ」が稽古場の様子を作品にしていたからか、「労働」をテーマにしたのは自分たちの作品を作る作業を見つめなおそうとしているのかなと感じました。

    もしそうなら、このテーマにしたのも、いろんな演出にも納得いく気がしました。

  • 満足度★★★★

    あるある、と思うがほんとかな
    おもしろい、イベントっぽくはあるけど。ステレオタイプの気もするが、それでよし。熊川!

  • 満足度★★★★

    初!範宙遊泳
    スーパー自由席、座布団2枚もらって観劇しました。
    美術がとにかく良い。好みです^^
    キャストの濃さも、よく考えられた演出も、どちらもが魅力。

    いろいろな点で期待を裏切られるのだけれど、心地よい「裏切り」でした。おもしろかったです。

  • 満足度★★★★

    確かに「労働です」
    イスが全くなく、一部(舞台として不可欠な部分)を除いて、どこに座ってもよいというスーパー自由席。一種の体力勝負。地球を回すことが仕事(^_^;)という会社の「横浜工場」が舞台で、そこにレポーターが取材に来ている、という設定。ありえない状況下で、相当に馬鹿な話をやっているようで、実は現実の工場とかと同じ感触の出来事が展開されるあたり、タイトル通りの芝居になってる。途中まで、熊川ふみを持ち上げておいて、エンディングで浅川千絵を使うというのは、山本卓卓の作・演出はよく考えているし、浅川の底力を見せてもらった気がする。

  • 満足度★★★★

    間違いない!
    会場に入る前の受付、、、なんと本番前のキャストが行い、開演前物販もキャストが行うといった徹底した労働にビックリ! 

    演目ももちろん労働にまつわるお話で、「ある!ある!」といった会社での一場面を見せてくれるのですが、ありきたりに終わらせず、観客もその場にいる設定とするような演出により、バラエティー番組の公開収録に居合わせてる雰囲気で、たいへん面白かった! 

    形にしばられず、労働を貫いた姿勢、良かったです☆ 

    そうそう、イカ子さんは実はあれだったのですね~

  • 満足度★★★★

    細密に空気を描く
    入場したときには
    座席の組み方からして
    とても、こんなに細密に空気が組まれていくとは
    思ってもみませんでした。

    わくわくと労働のリアリティを楽しむことができました。

    ネタバレBOX

    創り手の空気を描写するスケッチ力のようなものに感嘆しました。

    メーカーに勤めていたりするので
    現場の雰囲気ってわかるのですが、
    その匂いがそのまま場内に満ちていく感じ。

    それは、仕事の質感や個々動作にとどまらない
    働くマインドのリアリティであったりして。
    雰囲気にとどまらないもう一段深度をもった
    空気の切り取りがあるのです。

    もちろん、
    地球を回すという仕事や生産しているもの自体が
    多くの寓意に満ちているし
    実際の仕事ぶりも
    たくさんのデフォルメで形成されているのですが
    その組み合わせから滲みだしてくる
    場の色にぞくっとくるようなリアリティがある。

    前回公演でも強く感じたことですが
    作り手の描く力、
    特に目に見えるものにとどまらず
    肌や感覚を切り取り
    それを再び一つの感覚として再構築していく
    技量にふたたび目を見張る。


    役者たちも
    それぞれが素敵に地味な感覚を細かく重ねるように
    創りこんでお芝居をしていて
    それが架空の工場のなかで
    あざとくなく生きる。
    どこかそぎ落とされていても
    地に足がついている感じがあって・・・。
    また、仕事場に漂うものの緩急の切れがすごくよい
    引きずる感覚やすっと消える感情などが
    くっきりと表現されているから
    場がぼやけない。

    多分、あるものをあるものに描いたとしても
    よしんば職場そのものを見続けていても
    絵にならないものが
    ノイズなしに確実に捉えられていくのです。

    観終わって、
    奇想天外な感覚がまったくなく、
    さらには日々の暮らしから
    社会の歯車の動きや
    その集合体としての世界への見晴らしまでが
    すっと通ったような気持がして。

    初日だし、更なる精度がきっと生まれるのだろうし、
    更なる進化の余地はあるのでしょうが、
    でも、あっさりしっかりと
    彼らのファクトリーに閉じ込められてしまったことでした

  • 満足度★★★★

    目新しくも大胆に、でも労働です!
    「舞台?の設営」+「複数の天吊TVモニター&公演の撮影・放映」+「開演中の横浜駅前街頭ライブインタビュー&劇場とのコラボ」が、目新しく、実験演劇として面白かった。繊細にして大胆に!何でもありの舞台。
    <舞台設営>
    役者さんが往来する仮設路を挟んでお客さんが自由に座り、左右に演者のパフォーマンススペースを有する形、場面により、上手・下手が代わる。
    <役者さん>
    田中さんの絶妙な間の取り方は、ブラボーに値し感服です。
    高木さんも良かったですが、今回も管理職役でしたので少し残念でした。
    次回客演される場合は、少し違った役どころが観たいです。
    <痛いっす!>
    ①一部大雑把な台本(ごめんなさい)が目立たなくてすんだ様に思います。
    ・TVの突撃インタビューアーもどきの進行役(福原さん)がいなかったら・・・。
    ・職場での合コンもどきの対抗ゲームコーナー(殆どアドリブ?)
    ②熊川さん、埜本さん、個性の強い客演さんに遠慮されたのかな?
    ③舞台が下手側になった時の役者さんの小休止姿。(加藤さんだけは、手抜
    く事無く、演技を継続されてました。あっぱれ!ご苦労様でした。)

  • 満足度★★★★

    観ました。
    不思議と、観ているときはとても楽しめたのに終わってみるとなにも残らなかった。いろいろなことを皮肉っていたのはわかったのだけれど・・
    ただ、新しい試みにチャレンジしていく姿勢は評価に値すると思う。若手の劇団はこうでなくちゃ。

  • 満足度★★★

    演劇の垣根を越えて
    どんどん変化していく範宙遊泳。常に観客の持つ固定観念を打ち破ろうという企みが感じられる。自分の劇団さえ、こういう劇団というレッテルを貼られるのを嫌うように、裏切って裏切って、新たな道を切り開こうとしている。

    魅力的な役者が揃っていて、とても刺激的なシーンが続いていく。それにも関わらず、少し戸惑っている自分がいる。「労働です」というインパクトのあるタイトル。そしてくり広げられる魅力的なシーン。しかし、作者の本当の狙いが私には伝わらなかった。

    演劇という垣根さえ越えて、新たな次元に飛び出そうとしている範宙遊泳。これはひょっとしたらとてつもなく凄い芝居を観ているのかもしれないと思いながら、取り残されている自分を感じた。

  • 満足度★★

    観た
    今回の満足感はないですが、その内、楽しめるといいなー。

    熊川ふみさんは、外部で観た方が良いと確信。
    自劇団でのああいう役は、正直、気持ち悪かった。

    福原冠さんは、上手かった。安心を感じました。

  • 労働です
    ワクワク、ドキドキ、ハラハラ

    ネタバレBOX

    もう、開場した瞬間から、ワクワクした。スーパー自由席?とか言われて可笑しかった。 役者がまさに労働していた。でも私は1番端っこに座っていたのでドタバタしてるときにこっちに飛んで来ないか心配した。観客巻き込み型ならもっとまきこめたんじゃないかなと。ゲームってみてるこっちも楽しめるなぁ〜!もう作ってる物とか馬鹿馬鹿しくて笑った、あるいっしゅの宗教感が漂ってきた、でも労働ってそのことも覚悟?いや働く為にはそんなささいなことには動じないってこと?後、働いて稼ぐというお金絡みの事がなかったのはなんでだろ?

    横浜駅のインタビューは驚いた。ああいうのいいなー人ってあったかい


    労働していての人間関係って、本当もう面倒くさいし友情より凄い軽くてでも刃が誰にもあるし後ろから刃突き上げられている感じ。
    それでも楽しく働きたいなとおもった
  • 201103041400
    201103041400@STスポット

  • 労働ですニーランド
    開演前から笑いそうになった。事前に『演劇じゃないかも』みたいな噂を見聞きしていたものの、これはアトラクション性・イベント性が突出してるだけで立派に演劇でしたよ。演劇の可能性をみくびっちゃいけないですぜ。子どもや外人さんでも楽しめるんじゃないだろうか。
    そんな訳で、物語ではなく現象を追いかけていく感覚。物語スキー(物語好き)さんには物足りなかったかもしれないけれど、個人の人間性ではなく労働者のコミュニティを見る話だったからこれで良かったと思います。そう言いつつ、あえて物語だけ抽出して見るとかなりシンプルでしたね。パッケージ方法で冒険してる分、中身まで冒険したら全部が意味分かんなってたかもしれないしナイスなバランス。
    「少年少女」を観た時に「まだ色々と揃ってないな」と思えたのが、今回はかなり揃ってた。タイミングが来たんだなと思った。観てない間に身の回りで『面白くなかった』って声も聞きましたが、今は面白いんだからいいでしょ。さて、次は何をやらかすのやら。

    ネタバレBOX

    丸石さんがちゃんとインタビュー出来るかどうかの部分なんてあんなのどうあったって応援したくなるじゃないか。個人的には最初にぬいぐるみハンターでクソガキの役をやってるのを観て名前と顔が一致して、次もまたぬいぐるみハンターで猫の役で「あれ?可愛い子だったんだ」と気付いての今回。高感度ダダ上がり。
    劇団員に役者が少ないと客演次第で色が変わるから作風も変化させられる。その中でも自劇団の役者には鼻に付かない程度で美味しい思いをさせてあげて欲しいですね。贔屓じゃなくて、その人が輝く余地を広めに取っておいて欲しいって意味で。熊川さんはもう何度か観ているのもあって、個人的には観てるだけでもちょっとテンション上がります。その分、埜本さんももっと印象深く残って欲しかったかな。男性陣の中では一番薄い役柄だった気がする。勿体無い。

このページのQRコードです。

拡大