ヒーロー! 公演情報 ヒーロー!」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★★

    これからこれからっ!!!
    巨大掲示板の「戦隊モノ」スレのオフ会が舞台のコメディ。

    概要も役者さんの顔も実に良いのだが。。。

    サービス精神が強いのか、テーマが多すぎて、舞台・展開に締まりが無かったかなー。ボヤけちゃった。

    オフ会メンバーの素性がわからないのも、ツライ。

    せめて、レッドぐらいはと思いますが。。。

    でも、役者さんの舞台に対する情熱が感じられて・・・すなおに「ガンバレ!!!」と思いました。

    期待をこめて、☆ひとつ追加です。

    ネタバレBOX

    6人戦隊モノのオフ会に6人が集まるんだけど・・・好きなキャラがかぶらない。

    ボクはかぶったほうが好き。

    「私のほうが、レッドについては詳しい!」なんて喧嘩でもさせてさ。

    いや、今回の話なら、レッドのファンだけが集まったほうが良いかも。
    「ブルー男」には、「レッドの熱さの奥には・・・哀しみをかんじるんだよ」とでも言わせてさ(←このアイデア、面白くないわ・・・撤回!笑)。

    オフ会なのに「そうそう!」っていう会話が少なかったのも残念。
    オタク度を強めて欲しかった!

    ピンクのキャラは、ちと強過ぎに感じた・・・初対面でここまで晒すか?笑

    女優さんは小悪魔っぽいから(文学少女っぽくもあるが)・・・普段は大人しく、微笑みながら毒を吐くとか・・・(←ベタだね・・・撤回!笑)

    ラスト。

    これは・・・どうなんだろ?

    オフ会メンバーと偶然出会った、レッド役の俳優が、暴力組織から、いろいろと揺さぶりをかけられているのを助ける!というのがあらすじなのだが。。。

    暴力組織である敵が、実は、とあるオフ会メンバーが若頭をつとめる義侠団体の傘下の組織で・・・結局そのメンバー(若頭)が父親である組長に電話をかけて「一件落着」。

    これはない!笑

    だって、「弱きを助け強きをくじく」的なことをモットーにしてる義侠団体らしいのに、若頭(ブルー)は、オタク丸出しのレッドを、初対面にもかかわらずイビり続けてたんだもの。

    舞台途中の振る舞いも・・・仁義を重んじる任侠団体の若頭というよりも、街のインテリかぶれのチンピラみたい。

    こういう結末なら、ブルーは菅原文太っぽいキャラにしたほうがしっくりくるよ(←でも、こうするとオチがバレバレか・・・撤回!笑)


    あと。。。

    これは、この舞台に限ったことじゃないんだけど。

    最近、GID(性同一性障害)とかオカマちゃんの登場人物がよく出てくる。

    はるな愛やツバキアヤナのようなNHのみならず、ミッツやマツコのような女装も全国放送に流れる時代だからなのか。

    舞台で描かれる、彼ら(彼女ら)は、どれもこれも善い人ばっかり(ボクが観た舞台では、だけどさ)。

    でも、同じ人間なんだから。。。

    そろそろ、ひねくれた&アクドいオカマちゃんを観たいものですが。

    あと、オカマちゃんとGIDって、、、ぜんぜんタイプが違うよ・・・ねぇ。









  • 満足度★★

    おいおい、ホントにそれでいいの?!
    ヒーローは何となく草食系でしたね。

    そして、それよりも何よりも私が指摘したいのは…、

    ネタバレBOX

    毒を以て毒を制す。

    ヒーロー役の俳優が育った施設の借金の形に暴力団系プロダクションから自分のところへ移籍するように迫られているのを知り、上部団体の暴力団がその威光を傘に助け、そして俳優とオフ会のみんなは感謝して喜び合う…。

    そういう話なら、それはそれでいいのですが、このお芝居全体の雰囲気からすると、ヒーロー役の俳優の悩みを解決し、明るく楽しい大団円を迎えるというのが趣旨なのではないですか。

    やくざにいじめられたときには別のやくざに助けてもらうでは、反社会勢力を排除するという社会全体の努力が台無しになってしまいます。この結末では反社会勢力を肯定することになり、俳優は暴力団との黒い交際を持ってしまったことになります。

    ホントにこんなことでいいんですか??

    そもそも今ではテレビに出るような俳優が所属する暴力団系プロダクションて存在するのでしょうか?!テレビ局だって取引するに当たってスクリーニングをかけているでしょう。

    私にとっては後味の悪い終わり方でした!
  • 満足度★★

    熱血度が不足していたような気がした
    戦隊もののオマージュ作品のようでしたが、
    いかんせん抑揚が小さく、テレがあったように感じました。
    廉価版「7人のオタク」みたいな気がしましたが、
    いまひとつ、寝かせの足りないうどんというか、
    発酵不十分なパン生地のような印象受けました。

    ネタバレBOX

    う~ん、この程度の熱血では。
    「男球」は投げられないし、「クィーンサイダロン」も呼べないと思うなー。

    各キャラクターなどは良く出来ていたけど、
    グリーンさんは、いまひとつでした。
    逆に奥さんのブラックが良く出来ていたので、
    旦那さんをとことん無口な内気キャラにして、奥さんが声当てるとか。
    その方が面白い、楽しめて笑えるいじり方出来たと思いますが?

    レッドも無理に、がに股+ジーンズにして超合金ロボ並べずとも、
    袖まくった上着から下の赤シャツ見えて、赤いバンダナでもしてる方が、
    良いような気がした。(あとピンクはピンクハウス着てくる位して欲しかった)

    ブルーの伏線にしても、本人に言わせるよりも。
    喫茶店入る前に、声だけでも御付のパシリが。
    「若」とか呼んでる科白入れるとか。
    いろいろ工夫出来た点があったはずと御見受けします。
    (格好は良かった!)

    あと戦隊ものなら、ナレーションも多く入れて。
    いろいろな場面などの補足すれば、ギャグも入り易くなったと思う。

    最初のガキレンジャーの敵役、女幹部さん。
    チャイナドレスにバタフライアイマスクでは、ちっとらしさが無さ過ぎたかな。
    それにガキレンジャーのシーン。
    子供向けなんだから、もっとナレーションで説明入れましょうよ。

    あと映像が、今ひとつな気がしましたので。
    ニュースなんかも、無理に映像見せるより。
    観客席側にある、見えない画面見ながらの声だけの報道の方が、
    リアルさ出たと思う。

    あと暗転時にSEとかアイキャッチの音入れるとか、
    いろいろ残念なトコ多く感じました。

    暗幕もキチンと留めたり、細かいところが抜けてました。
    (観客席背にして左手上の暗幕弱く、光が見えてたし。)

    六人集まっただけで物語終結するのもいいけど。
    情報戦の現代でならば、その六人のもつ各々のネットワークを、
    六人が一つに重ねた時に、問題が解決するという団結の力を
    みせる脚本の方が、よりカッコ良さが伝わるだろうし。
    カタルシスが高くなったと思うのだが、いかがなものであろう?

    すいません、なんか思い入れ強くて。
    こーゆーの好きなんです。申し訳ないッス

    ガキレンジャーのドラマCD頑張ってください(^o^)
      
  • 満足度★★★★

    熱かった
    熱血ヒーローものにサスペンスも加味されていて、面白いお話でした。
    確かに発展途上の劇団で、シロウトでも気づく遺憾な点もいくつかありましたが、それを差し引いてもアイデアと熱い気持ち(&オタクの暑苦しさ)は十分に伝わってきました。予算不足と人材不足の向こう側から、表現者として一番大切なもののほとばしりが感じられ、これをずっと大切にしながら息の長い活動を続けて欲しいと切に感じました。

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